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2018年5月13日日曜日

武庫川9条の会:安武さんが体験から訴え

尼崎市の武庫川九条の会は第四回平和と文化のつどいを四月二十九日、同市大庄公民館で開催。元日本共産党参院議員の安武ひろ子さんの講演、同会世話人の井上潔さんの報告「『アウシュビッツ』を訪ねて」、ピアニストの広瀬一葉さんによるショパン作品コンサートが行われました。
安武さん
安武さんは、治安維持法による「三・一五」弾圧事件が起こされた一九二八年に生まれ、空気のように軍国主義に染められ、食糧の配給、金属供出など国民生活が犠牲にされるなか育ったことや、神戸空襲の体験などを語りました。
犠牲になったのは日本人だけではなく、私たちは加害者でもあると指摘。高等女学校卒業後、疎開先の役場に務め、「赤紙」(召集令状)を配っていたと明かし、自分の意志ではなかったけれどそんな仕事をしていたことを長く隠し、最近まで話せなかったことを悔いていると話しました。
安武さん自身の婚約者も敗戦が必至だと知りながら特攻隊員として出撃し、帰らなかったことも述べ、戦争を二度と起こさせないためにいま、三千万署名運動を成し遂げ、安倍政権を退陣させ、改憲を止めようと訴えました。

井上さん

(兵庫民報2018年5月13日付)

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