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2018年5月13日日曜日

日高病院眼科センター移転なら30床稼働危機に

日本共産党あおぞら豊岡市議団市政報告会


日本共産党あおぞら豊岡市議員団の市政報告会が四月二十二日、豊岡市の日高文化体育館で開催されました。上田とも子議員が司会、奥村忠俊議員が敬老会補助金廃止や市民会館とひぼこホールの統廃合など市政の問題点を報告しました。
村岡峰男議員が日高病院をめぐる病院組合の動きを報告しました。日高病院は改築に合わせて入院病床廃止の動きがあり、地域医療をまもる但馬の会が二万の住民署名を集めて、三十床に規模を縮小するものの入院機能は存続するとしていました。ところが、眼科医師が一人退職し三名体制になるため、眼科センターを豊岡病院に移転することを検討する。当直医師体制が後退し、三十床の入院機能は維持されても稼働できない可能性もあることが明らかにされました。
二〇一八年度は、本館Bの耐震工事と療養棟への外来一部と検査室などを移転するための整備工事だけが行われますが、本館増築等の工事は眼科の方針が決定されてから着手時期を判断するとされていることが報告されました。
豊岡病院が急性期、日高病院は回復期を担いながら、透析治療や眼科入院治療の特色ある医療を提供しています。医師不足のため、日高病院は百五十床ありましたが、現在は六十三床の稼働になって、内科医と眼科医が当直を担当しています。眼科センターが豊岡病院に移転されると当直医の確保が課題になります。
二〇一七年病院組合議会では、眼科センターは継続、三十床は残す、地域包括ケアの拠点として整備すると報告されていました。参加者からは、当局が一方的にきめるのではなく、住民や議会への説明と合意が必要だ、日高病院の眼科センターの整備で眼科医を集めることこそ当局責任だと意見が出され、村岡議員は三十床守るのは住民との約束であり、これを守らせるためみんなで声をあげようと呼びかけました。
―今西清(兵庫の地域医療を守る会)

(兵庫民報2018年5月13日付)

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