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2018年5月20日日曜日

西宮・芦屋で「憲法カフェ」

民青同盟と共産党が共催


民主青年同盟西宮芦屋地区委員会の地域班「しろごはん」は、日本共産党地区委員会青年学生部との共催で五月十二日、「憲法カフェ―憲法と私の暮らしって関係あるの?」を行いました。
民青を知らせ、増やしていくために各地でおこなわれている「つどい」を、地区でも気軽にやってみようと、二月の民青と党の懇談会で決定。四月には西宮市長選挙や市議補欠選挙がありましたが、チラシ作成(民青が原案を担当)や当日の運営、お誘いの手分けなどを三回の打ち合わせで話し合い、進めました。また、ビラ作成などの費用は、党会議でつどいの取り組みを、班員が報告し募金を訴えて、たくさん集まりました。
当日は、チラシを見て八名の方が足を運んでくださり、総勢十六人でお茶とお菓子を囲み、賑やかで和やかな「つどい」となりました。
全員の自己紹介の後、「憲法について勉強したい」という参加者の声に応える形で、アドバイザーの明日の自由を守る若手弁護士の会兵庫の田崎俊彦弁護士が、「立憲主義とは」「日本国憲法の三原則」などの話をしました(写真上)。
参加者から、サービス残業が当たり前になっている職場での悩みや、きびしい校則、生活保護バッシングなど、基本的人権が尊重されていない実態が次々と出され、話し合いました。また、改憲論争で常に注目の的となる憲法九条について、専門家の認識を知りたくて参加したという青年から、「自衛隊違憲論争」について質問がだされ、このことでも大いに議論になりました。
「憲法が私たちの暮らしにつながっていることを周りの人たちにも伝え、憲法の大切さを認識する必要がある」「国民の自衛手段として、憲法を知る必要性を感じるとともに、本来憲法を守らなければならない人たち(権力者)こそが、憲法を学んでほしい」などの感想が出されました。
*
民青同盟員の拡大にはつながらなかったものの、民青と党地区委員会は今後も定期的に懇談を持ち、「つどい」を継続して開催することを確認しました。
―野口あけみ(西宮市議)

(兵庫民報2015年5月20日付)

3千万署名22万筆に到達:安倍政権退陣へさらなる飛躍を

――憲法共同センターが拡大団体地域代表者会議

五月九日、憲法改悪ストップ兵庫県共同センターは拡大団体地域代表者会議を開催し、「〝改憲発議させない〟三千万署名成功へ、さらに積極的に持続推進しよう」と確認しました。
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会議には十一団体と六行政区センターの代表が出席。はじめに津川知久代表は「全国統一署名の目標をやりきり〝アベ九条改憲断念〟まで追い詰めよう」と題し、まず五・三憲法集会に九千人もの参加が示した「市民と野党の共闘」前進の姿を確認しました。 次いで国会情勢の分析を行い〝内憂外患・八方ふさがりの安倍首相〟や自民党・日本会議の焦りを説明、三千万署名数・千三百五十万の数倍を上回る対話数が世論を大きく変え、改憲派を追い詰めている姿に確信を持とうと強調しました。

地域で大きく広がる

事務局から「署名簿に記載されている二〇一八年五月末第三次集約に全力をあげるととともに、改憲発議を断念させ安倍政権を退陣に追い込むため、さらに運動を継続させる提起」を行いました。
この提起の理由として全国で千三百五十万筆に到達したことと兵庫県の現状がリアルに報告されました。
兵庫県では、五月八日現在二十二万二千筆に到達。各団体の自主目標に対し兵庫民医連は三二%、新婦人県本部が三一%の到達、同地域センター自主目標に対し須磨区が一位で三八%、垂水区三六%、兵庫区三四%、尼崎市三三%と続いています。
とくに四月以降、運動の規模は地域で大きくなっています。
尼崎市の東園田・立花、明石市の大久保・西明石・朝霧などで「九条の会」がさらに地域住民の賛同と参加を広げ「市民アクション」に発展しています。
また各地域センターも、地域内のお寺や教会への訪問対話、高校や大学前での対話活動、さらに時間的にも数十人ずつ数時間のロングラン宣伝の敢行など、知恵と工夫も結集し、発展しています。

人口比では遅れ

しかし五月四日の新聞報道によると愛知県が五十一万筆(人口七百五十三万)、北海道は五十九万筆(人口五百三十二万)に到達しているのに比べ、人口五百五十万の兵庫県での取り組みが遅れていることも率直にとらえ、さらなる前進が必要だと強調されました。
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これら報告をもとに参加者全員から発言がありました。
会員一人十筆・目標七万五千の新婦人県本部は一日も早くまず五割を突破させるため奮闘している県下の活動を紹介、ターミナルも無い郡部の支部が、人の集まる場所を探して道の駅やガソリンスタンド前を借り、署名で成果をあげていると発言しました。
兵商連は各民商が独自に目標を掲げて挑戦、兵庫民商では会員外の業者訪問もやって広げています。
生活と健康を守る会も生存権裁判、二十五条署名と三千万署名を結合し各支部で増やしています。
東灘区は「共同センター・市民アクション・民医連などを軸に行動五万目標にどう接近するか、そして六月以降の行動を決めたい」と発言。
長田区は「四月九日共同行動決起の以降から常に諸野党関係の方々ともスタンディング出来るようになった」、灘区は「水道筋商店街の全店・全戸に四月二十七日の事前ビラと署名簿を届けた上でパレードを成功させた」。
須磨区は「板宿商店街から妙法寺公園のパレードを何回か成功させた。全戸訪問も留守が多いので〝三人署名ハガキ〟を大量につくろうと計画している」と紹介しました。
西区は「全団体と九条の会、そして共産党の各地の後援会が手をつないで一日三時間のロングラン宣伝を行う。ある党後援会はハガキ署名を全戸に配布、六カ所の公開ポストを知らせたら署名が多く返ってきている」。
兵庫区の平野・荒田署名の会は「須磨区ニュースに学んで町内の方々の戦争体験を詳しく書いたニュースを作成、いまコツコツ集めてくれる方々が増えている」
―など豊かな活動を報告しました。
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津川代表は、「皆さんの生き生きとした活動の広がりに感動した。特に地域センターでは諸団体結集会議の回数も増やし、実体験を交流し語りあい共有する姿は今後の兵庫県各地の運動強化へ大きな財産になると思う。わが構成団体の活動をもっと強化し、幅広く保守系の皆さんとも提携し、しっかりと共同を広げるためにも三千万署名の成功に全力を尽くそう」とまとめました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

「行きたい!行きます!」志位演説会(5月26日)に期待


日本共産党兵庫県委員会は、五月二十六日(土)午後二時から神戸文化ホールで演説会を開催します。
一人でも多くの人に志位和夫委員長の話を聞いて欲しいと、団体への案内、街頭での宣伝を強めています。
村上亮三県書記長と金田峰生国会議員団兵庫事務所長が医師会や弁護士会、連合系労組の事務所も訪ね案内状を手渡しながら主旨を話すと、「役員が何人か行くと言っていました」「役員会で宣伝しますよ」など、嬉しい対応がありました。また、あわせて要求・課題についての情報交換や情勢について懇談になることも。
街頭宣伝でも志位委員長の顔写真が載った大きなプラスターを使って案内していると、「えっ。志位さんが来るのか。聞きに行きたい」「二十六日ですね。行きますよ」などの声が掛かっています。
モリ・カケ問題をはじめ、安倍政権への不信と怒りが強まる中、「共産党の考えをもう少し詳しく知りたい」「どんな政権をめざしているのか教えて欲しい」など、期待と関心が高まっています。

(兵庫民報2015年5月20日付)

借上住宅裁判:地裁・高裁あいつぎ和解を提案

神戸市と西宮市がURとの契約期限を理由に借り上げ復興市営住宅の入居者に明け渡しを迫り、継続入居を求める被災者を訴えた裁判で、裁判所があいついで和解を提案。入居者と借上弁護団は、「継続入居を前提」に和解協議に応じる意向を表明しており、神戸市と西宮市の態度が問われています。
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シティハイツ西宮北口入居者を西宮市が訴えた裁判では、四月の西宮市長選後初めての弁論が五月九日、神戸地裁尼崎支部で行われました。
この裁判では昨年、和解協議が打ち切られていましたが、この日、河田充規裁判長が和解協議を再提案しました。

神戸市・西宮市への働きかけを強化:借り上げ住宅継続入居へ弁護団・支援者

四月十五日に西宮市長に就任した石井登志郎氏は、市長選に向け借上弁護団やひょうご借り上げ住宅協議会が行ったアンケートに対し、「しかるべき立場に立った際、西宮市がこれまでしてきた主張や背景をしっかり咀嚼し」などとも述べていますが、「裁判の取り下げを視野に対応することを基本と考える」「継続入居を認めていく方向で考えるべき」「被災入居者の居室のみを借りる『戸別借り』の手法など……のご意見もお聞きした上で、諸課題の精査を行い、前向きに対処していきたい」と答えていました。
五月九日の裁判で市側代理人は「持ち帰って検討する」と答えていました。
これに対し、借上弁護団は石井市長あてに「継続入居による早期解決を求めます」とのFaxを送り、六月議会へ向け五月中に要請・激励を強めようと提起しています。詳しくは同弁護団☎078・382・0121(神戸あじさい法律事務所)へ。
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神戸市兵庫区のキャナルタウン・ウエストのNさんを神戸市が訴えた裁判の控訴審の第二回弁論が五月十四日、大阪高裁で行われました。
山田陽三裁判長は、入居者・神戸市、双方にすれ違いはあるものの主張は尽くされたとして借上弁護団が求めた証人調べなどを認めず、結審を宣言しました。しかし、「判決によらない解決があり得るかどうか双方から意見を聞きたい」と和解協議を提案し、弁論後、三者で短時間の話し合いが行われました。
その後の報告集会で、借上弁護団の佐伯雄三団長は、弁護団としては「継続入居を前提」に協議に応じることを表明したが、神戸市側は話し合いの余地はないとの頑なな態度を示したこと、七月に再度、協議を行うことになったことを報告しました。
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同弁護団は、五月二十三日(水)に「被災者追い出し反対キャラバン」を神戸市役所前(十時)、西宮市役所前(十一時)で行い、継続入居による借り上げ復興住宅問題の早期解決を訴えます。
また、五月二十六日(土)には日本住居福祉学会との共催でシンポジウムを開催し、裁判の論点を確認しながら、被災者の救済と「居住の権利」を求める取り組みについて討論します。

借上復興住宅弁護団&日本居住福祉学会シンポジウム:「被災者追い出し裁判」を考える

5月26日(土)14時~16時、TKP神戸三宮カンファレンスセンター(中央区御幸通6丁目)/「借上復興住宅の実態」市川英恵&借り上げ復興住宅入居者、「これまでの各事件の経緯」吉田維一(弁護団事務局長)、「民法(借地借家法)からの考察」吉田邦彦(学会理事・北海道大学教授)、「公営住宅法からの考察」水野吉章(学会会員・関西大学准教授)/参加費無料/問い合わせ☎078‐382‐0121(弁護団)


(兵庫民報2015年5月20日付)

第62回兵庫県母親大会in明石:雨をついて760人参加

貧困や孤立生まない社会への思い共有


第六十二回兵庫県母親大会を五月十三日、明石市で行いました。
予報に反して朝からの雨、出足が危ぶまれましたが、明石市民会館と勤労福祉会館は開会前から傘の列が続き、いすの足りない分科会もでる状況でした。
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健康、平和、教育、幼い子ども、憲法カフェ、女性、医療の七つの分科会では、助言者の提起に促されて、様々な経験や意見が交流されました。「作って遊ぼう」の分科会では、子どもも大人も、「風をつかまえる」をテーマにした実験やおもちゃ作りを楽しみました。講座「介護保険の落とし穴」は、切実な問題だけに熱心にメモをとる姿が見られました。
明石城、明石公園・人丸神社、魚の棚の三つの見学分科会も、傘を差して出発。それぞれの歴史を学び、今の姿を楽しみました。
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午後の全体会は、神戸医療生協のメンバーによるよさこいソーランの元気な踊りで幕が開きました。
運動交流では、尼崎市が今年度から行う小学一年生からの学力テスト「あまっこステップアップ調査事業」の問題点、加古川市での学校訪問の取り組みの報告があり、新日本婦人の会の「三千万人署名」への思いを込めた寸劇も披露され、それぞれに共感と励ましの拍手が送られました。
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NHK名古屋放送局の板垣淑子さんが「経済大国日本の貧しさ―無縁社会から結縁社会へ―」と題し記念講演をしました。ドキュメントを作成する中で、切実に感じた様々な貧困に焦点を当て、要所で映像を流しながら、講演しました。
少ない年金は老後破産を引き起こし、つながりの貧困も生んでしまうこと、子どもがいても老後破産のリスクを抱えていること、団塊の世代が「親を介護する最後の世代であり、介護をしてもらえない最初の世代」といわれる理由が明らかにされ、貧困や孤立を生まない社会保障のあり方を要求するとともに、先進的な取り組みに学びながら身近でできることは何かを広げていく運動にも取り組まねばとの思いを参加者は共有しました。
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最後に大会アピールを採択して、七百六十人が参加した県母親大会を終えました。
―中村治子(兵庫県母親大会連絡会)

(兵庫民報2015年5月20日付)

兵庫県原水協理事会で大平前衆院議員が講演

核兵器のない世界へ市民運動の出番

兵庫県原水協は五月十二日、二〇一八年度第一回理事会(総会)を開催しました。
午前は、津川知久県原水協筆頭代表理事からの開会挨拶のあと、日本原水協常任理事で日本共産党前衆院議員の大平喜信氏が「核兵器のない世界の実現へ―ヒロシマ出身の議員として、被爆者とともに歩み胸に刻んだ決意―」と題して記念講演をしました。
大平氏

大平氏はヒロシマで生まれ育ち核兵器のおそろしさと非人道性を追体験するなかで、民青と日本共産党、原水爆禁止世界大会に出会い、市民の声と運動で社会は変えられると希望を見出し、二〇一四年末の衆議院選挙でヒロシマから初めて議席を得たと自己紹介。
核兵器禁止条約の国連会議に日本共産党の代表団として参加し、被爆者の訴えへの世界の国々からの賛辞、市民社会の奮闘と、一項一項について予定時間を大幅にこえてまで熱心に議論する世界の民主主義の到達点に感動したことを報告。この条約が発効すれば、核兵器廃絶に大きな力になることを詳しく解明しました。
こうした流れに逆行する安倍政権を批判し、いま、原水協をはじめ、市民運動の出番であり、一刻も早く安倍政権を退陣させようと訴えました。
午後は和田進代表理事(神戸大学名誉教授)の挨拶から総会議事を再開。梶本修史事務局長が二〇一七年度の運動の経過と十八年度の課題と運動計画案を提案。核兵器禁止条約を採択した力が草の根の運動にあることが討論を通じて共通の確信になりました。
梶本事務局長は結語で、平和行進が兵庫県に入ってくる七月七日は核兵器禁止条約採択一周年であり、記念集会を川西市で行うことを提起。また、被爆者とともに闘ってきた原水爆禁止運動の到達に確信をもってさらに前進することを訴えました。
財政決算・予算もふくめて、二〇一八年の運動計画案・新役員の提案(祝教充事務局次長提案)を拍手で採択。最後に岡本毅一代表理事(年金者組合)が閉会挨拶をしました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

科学者会議が市民フォーラム:兵庫百年の災害復興

日本科学者会議兵庫支部は五月十二日、神戸市勤労会館で総会に続いて市民フォーラム「兵庫、この百年の災害と復興の歴史」を開催し、会員の他にも市民らが参加しました。
フォーラムでは室崎益輝氏(兵庫県立大学減災復興政策研究科長)の講演と質疑・討論を行いました。
室崎氏は、関東大震災(一九二三年)から九州北部豪雨(二〇一七年)に至る日本と兵庫の災害年表を示した上で、特に①北但馬地震(一九二五年)②阪神大水害(一九三八年)③神戸空襲(一九四五年)について被害状況と復興過程をたどり、積極面と問題点を指摘しました。
北但馬地震の後、城崎では全町民の合意形成をはかり、木造の美しい街並みを残しながら防災にも配慮して温泉復興と教育復興に力を注いだこと、戦後復興では民主化の中で優れた理念に基づく計画があったが十分には生かされず、その後の都市計画や災害復興にも受け継がれなかった問題など示唆に富んだ報告でした。
講演後も六甲山のはげ山化と植樹の歩み、自治体の規模(平成の大合併)などについて、活発な討論が行われました。
―廣森勝久(科学者会議兵庫支部事務局長)

(兵庫民報2015年5月20日付)

保険医協会が種子法問題で学習会

主要農産物の種子生産これからも県が担えるよう条例化


兵庫県保険医協会の環境・公害対策部会主催の市民学習会が五月十二日、同協会会議室で行われました。
多国籍企業から食料主権を守る中南米でのたたかいを記録したドキュメンタリー映画『種子』が上映されたあと、兵庫県農民連の芦田淺巳会長が、「主要農産物種子法」廃止によって種子の価格高騰や品質低下などが懸念されるなどその問題点を指摘しました。
続いて、県農林水産局農産園芸課の澤田和也副課長が三月に制定した主要農産物種子生産条例について説明。種子法の下で県が担っていた県の役割(①奨励品種の指定②その原原種・原種の生産③種子生産圃場の指定④生産された種子の審査⑤種子生産者への助言・指導)を引き続き行えるよう条例を制定したと解説しました。
質疑応答では、安倍政権が種子法廃止の理由に「民間ノウハウの活用」を挙げていたのに、同法でも県条例でも民間参入を排除していないなど、法廃止の道理のなさも浮かびあがりました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:2015-05-10

内部被ばくや急性症状について、懇切丁寧に証言

副島圀義

五月十日の大阪地裁は、原告・苑田朔爾さんご自身と、郷地秀夫先生の証言。

長崎の、爆心地から四キロメートル余の高台の家で被爆。十五日に北へ十七キロメートルほどの祖父宅に避難しますが、途中、爆心地近くの浦上川で水浴び。よく下痢をしていたと、祖父母から聞いています。
原爆症の申請疾病は前立腺がんですが、甲状腺機能低下症、脳腫瘍など次々と…。
国は「直爆距離が四キロメートル余、爆心地近くを通ったのが六日後。発病するほどの放射線は浴びていない」と主張しています。

郷地先生は――初期放射線量は低かっただろうが放射性降下物、残留放射線、誘導放射線などによって相当な内部被ばくをしたと考えられる。
―四キロメートルというのは、幅二十キロメートルの「きのこ雲」からの降下物がいちばん多い所となる。
―「黒い雨」に打たれなくても、放射能汚染された水や野菜などを摂取することで内部被ばくする。
―被爆者に下痢の症状があった場合、急性症状を疑うのが当然。爆心地近くではプルトニウムやウランなどの微粒子が飛散しており、水を飲んだりして腸管に付着し急性症状を起こしたと考えられる。
―摂取された放射性核種が、その部位をずっと被ばくさせることによってがんを発症させる。特定の臓器だけに起こるのではない。
―高齢化も含めて、発病には他の原因もあるだろうが、その場合も放射線被ばくの起因性は大きい。――等々、懇切丁寧に被爆者の発病の仕組みを解説しました。

郷地先生は「安倍首相は、原爆の日の記念日の挨拶で、いつも高齢化している被爆者に優しい言葉をかけている。その演説がうそでないなら、官僚が勝手に忖度して、こんな裁判をいつまでもしているということなのか?」と、手厳しい批判で証言を終えました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

兵庫障害者センター連続講座:障害者権利条約を暮らしに活かす

講演する井上氏

兵庫障害者センターが連続講座「障害者権利条約を暮らしに活かす」を開講しました。
二〇一四年一月、日本は同条約を締結し、政府は同条約を守る責務が生まれました。同センターでは、政府に責務の履行を求めながら、権利条約を自分の日々の暮らしにどう活かせばいいのか、みんなで考え、発信していこうと企画しました。
その第一回が五月十二日、神戸市障害者福祉センターで開かれました。
京都在住でWebマガジン・福祉広場編集長の井上吉郎さんが「障害は迷惑、か?」と題して講演しました。
京都市長選に出馬するなど活躍していた井上さんは二〇〇六年、六十一歳の誕生日直前に脳幹梗塞に倒れ、右半身がマヒし車いすを利用。加えて、嚥下障害などがあり、食事は口からできず、胃ろうで栄養をとっています。
井上さんはこうした状況をユーモアも交え説明し、「胃ろうが周りに迷惑をかけますか? 不便なのは私です」「手話通訳者がいる病院は少ない。聴覚障害者は大きな迷惑を被っています」と述べ、相模原事件のような「障害者は社会の迷惑だ」という考え方を批判。
また、秘密保護法反対以来、プラカードを掲げる「無言宣伝」にも取り組んでいることを紹介し、障害者を排除しない社会をつくるため力をあわせようと訴えました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

日本共産党文化後援会「文化を語る会」

ユーモア川柳と社会派川柳

講演する吉田氏

日本共産党兵庫県文化後援会は五月十二日、「文化を語る会」を開催。今回は川柳の吉田利秋さんを講師に「ユーモア川柳と社会派川柳」をテーマに開きました。
段野太一文化後援会会長は開会挨拶で「後援会は文化の各分野の専門家に語ってもらう会を開きながら交流を広げてきた。今や安倍政権のひどさは誰でもわかる事態になっている。自民党政治の転換へ日本共産党の躍進を文化の分野からも波を起こそう」と呼びかけました。
講師の吉田氏は、阪神・淡路大震災の翌年、川柳作家時実新子氏の講演会で川柳と出会って衝撃を受け、時実氏に師事し、勉強してきたと自己紹介。川柳の一部を空欄にしたレジメを配り、「さて何がはいるか」と参加者に問いかけると、各参加者から次々と手があがり、珍回答に沸く場面もありました。
さらに、吉田氏は、平和行進への参加、被災地福島での体験、平和美術展出品作も紹介しながら川柳の魅力を語り、参加者の質問にも答えました。
講演に先立って、東海林繁さんのフルート演奏も行われ、日本共産党兵庫県委員会の小林明男常任委員も挨拶しました。

(兵庫民報2015年5月20日付)

クリスタル短歌の会から

安武ひろ子選

集金に行けばわれに理容師は世相語りて雄弁になる
 広瀬弘子

関電前抗議活動三百回節目の時だけの参加を恥じて
 塩野菜美

公僕の自死無駄にすなと大門議員静まりかえる自民党席
 岡本征子

十人の署名届けてくれし友しばし語ろう春の日うらら
 平野万里子

今日もまた新たな文書発覚し会う人ごとにモリカケ話題に
 長谷川一枝

衣がえついでにベッドの向き変える空の広ごり心も替えんと
 清水淑子

貧しければ南京虫を潰すのも慣れてしまいぬ小学時代
 三浦良子

楠は色づき芽ぶけば待ちいしと古き葉落す春陽の中に
 島田国子

寒暖の差のはげしければあちこちの桜の盛り独り楽しむ
 正津房子

壮大なるジグソーパズル黙々と土器復元する地下室の人
 西嶋節子

足もとに春はムクムク踊りだす夕べの湿りに草花歓喜し
 宮川菊代

(兵庫民報2015年5月20日付)

ひなたぽっころりん〈619〉

(兵庫民報2015年5月20日付)

観感楽学

韓国映画『タクシー運転手』は、軍事独裁政権が戒厳令支配に抗議する市民百数十人を虐殺・鎮圧した事件を告発したものだ。実話に基づいたものだが娯楽作品としても秀逸で話題を集めている。一九八〇年五月の「光州事件」は、きびしい報道管制下であったが、日本で支援・連帯の闘いが広がったという印象はない。それほど昔の出来事ではない▼七〇年のパリを舞台にした映画『ぜんぶ、フィデロのせい』。チリのアジェンデ政権誕生の支援活動にかかわった両親が「共産主義」になったために少女の生活が激変する。クーデターで倒されるチリ民主連合政権に、遠く離れたパリでの国際連帯の闘いにかかわる九歳の少女の心の機微がユーモラスに描かれた。この時期、日本では学園民主化闘争とともにベトナム戦争反対の闘いが広がった。日本からのインドシナ人民支援船が十二回にわたり神戸港から出港した。神戸港の労働者はベトナム人民支援・連帯をストライキでたたかった▼今、東アジアの平和情勢が激動し、核兵器大国の妨害を越えて核兵器禁止条約を誕生させた。世界の動きを敏感に反映した国際連帯の日本映画が登場しないか心待ちにしている。(K)


(兵庫民報2015年5月20日付)

2018年5月19日土曜日

淡路九条の会「憲法学習会」

九条に自衛隊書き込む危なさを伝えよう


淡路九条の会は五月十三日、洲本市内で憲法学習会を開き、雨の中百五十人が参加しました。
学習会では、淡路島に来るのが九年ぶり二度目となる小森陽一さん(東京大学大学院教授・九条の会事務局長)が講演しました。
小森さんは、森友・加計疑惑で支持率が大幅に下がっている中でも、安倍首相は九条改悪に執念を燃やしており、改憲発議を許さない市民の運動を、三千万人署名の取り組みを広げながら取り組んでいこうと訴えました。
自民党の改憲案について小森さんは――九条に自衛隊を書き込むことの問題点をどれだけ幅広く周りの人にわかりやすく伝えるかが重要。二〇一五年に安保法制が成立するまでの自衛隊は、海外でアメリカ軍と一緒に軍事行動をすることは憲法違反というのが前提だった。ところが、安保法制が強行され、「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動」の言葉が入ったことで、自衛隊がアメリカ軍と一緒に海外で自由に軍事行動ができるようになった。そのため、憲法に「自衛隊」を書き込むだけで、自衛隊は戦争ができる組織に変わる。
―と述べるとともに、南北朝鮮の平和的解決の動きや、市民と野党の共闘の優れた取り組みなども紹介しながら、安倍改憲を許さない大運動の意義を訴えました。
―まもり和生(洲本市議)

(兵庫民報2015年5月20日付)

西宮革新懇が総会

市民と野党の共同支え奮闘



平和、民主、革新の日本をめざす西宮の会(西宮革新懇)は五月十二日西宮勤労会館で第四回総会を開催し、八十三人が参加しました。
常任世話人の冨田宏治・関西学院大学法学部教授は「五月三日に三千万署名が千三百五十万に到達。改憲派が四年かかって一千万集めたが、わずか半年でそれを上回る数を集めた。安倍政権打倒へ三千万署名をやり遂げるため、頑張りましょう」と開会挨拶しました。
来賓として、安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクション世話人の魚谷直生さん、憲法生かす阪神連絡会の奥山篤さん、芦屋革新懇世話人の吉澤弘さんが挨拶。兵庫革新懇、東灘革新懇から連帯のメッセージが寄せられました。
上脇博之神戸学院大学教授が「安倍政治の実相と三千万署名の重要性―『市民と野党の共闘』の発展で、まともな政治の実現を―」と題して記念講演しました(写真右下)。
上脇氏は、安倍政権の前と後では自衛隊の位置付けが違う。憲法に書き込もうとしている自衛隊は戦争法で戦争が出来る自衛隊だと危険性を指摘。安倍九条改憲NO!三千万署名の意義を強調しました。
議事では樫村庸一事務室長が二〇一七年度活動報告と二〇一八年度活動方針を説明。衆院選で日本共産党の上田さち子さんを野党統一候補として押し上げていった経過で西宮革新懇が果たした役割について、特に「野党は共闘!西宮芦屋市民の会」を立ち上げ、粘り強く宣伝行動を行い、市民と野党の共同集会の開催、選挙戦における弁士の配置、車上垂れ幕の準備に至る事務的作業など詳しく説明しました。
活動方針では、現在の最大課題「安倍内閣退陣要求運動、三千万署名達成活動」について、「安倍九条改憲NO!西宮芦屋市民アクション」を立ち上げ市民と野党の共同活動を粘り強く進め、当面、第二弾の「市民集会とパレード」(五月十九日十三時三十分から西宮市役所六堪寺町公園)を成功させようと強調しました。
―阿波角孝治

(兵庫民報2015年5月20日付)

2018年5月13日日曜日

5・3兵庫憲法集会:9千人声あげる


戦争をさせない1000人委員会・ひょうご、憲法改悪ストップ兵庫県共同センター、9条の心ネットワークの呼びかけで「戦争させない、9条壊すな! 5・3兵庫憲法集会」が憲法記念日の五月三日、神戸・東遊園地で開かれ、九千人が参加しました。

高石ともやさん
神田香織さん

高石ともやさんが、自分が受けた『あたらしい憲法のはなし』の授業も紹介しながら「あの日の授業」(作・笠木透)などのフォークソングで日本国憲法の大切さを訴え、講談師の神田香織さんが、福島原発事故による避難指示のため津波生存者を救出できなかった消防団員の無念さを描く講談を語り、原発再稼働をすすめる安倍政権への怒りを表しました。
兵庫出身の衆議院議員として立憲民主党の桜井周氏が挨拶したほか、借り上げ復興住宅、核兵器禁止条約、障害者などの問題についての訴えもありました。
集会は、当たり前のように過ごしている平和がある日突然、戦争によって奪われることのないよう、自衛隊を書き込むことによって憲法九条を壊そうとする安倍内閣の退陣を要求するとのアピールを確認し、三コースに分かれてのデモで広く市民に訴えました。

(兵庫民報2018年5月13日付)

憲法フェスタ:阪神間の幅広い結集で

5・4憲法集会実行委員会主催の「憲法フェスタ」がいたみホールで開催され、七百五十人が参加しました。
安倍政権はボロボロになりながらも憲法九条改憲を執念深く狙っています。そういう中で「憲法を守りたい」という思いを幅広く結集しようと計画された集会でした。
午前中は映画「米軍が最も恐れた男、その名はカメジロー」を上映し午後は集会でした。
国会報告は六区から野党統一候補としてたたかった桜井周衆院議員、記念講演とトークセッションは山尾志桜里衆院議員、司会はミナセン尼崎の弘川欣絵弁護士でした。
憲法九条を守ることはそのほかの憲法条文も守ることになる。憲法を変えるのではなく憲法を実現することこそ必要だ、ということが山尾議員とママさんたちのトークセッション「子供の未来と、憲法が輝く社会の実現へ」で明らかとなりました。
木村真豊中市議が「将棋でいえば完全に詰んでいるのが『森友問題』。開き直る安倍政権を追い詰めよう。大阪では松井知事もやめさせるために頑張る!」と力強い決意を語りました。
最後に羽柴修弁護士から「三千万署名」の訴えを行い閉会しました。
―服部好廣(日本共産党伊丹市議団)

(兵庫民報2018年5月13日付)

憲法を守るはりま集会:ずっと、ずっと憲法守って40回

(撮影:小松原大輔氏)

実行委員会主催の「憲法を守るはりま集会」が五月五日、姫路市市民会館大ホールで開かれ、八百人を超える市民が集いました。同集会は一九七八年から毎年開かれ今回が第四十回。記念講演だけでなく、映画、落語、合唱、スライドなど多様な表現で憲法を守れとアピールし続けてきました。

合唱団「希望」
スライド「お母さんの木」
中山さん

今回も、平和を歌う合唱団「希望」が憲法を歌い、スライド「お母さんの木」(作・大川悦生、挿絵・岩田健三郎、朗読・麦わら帽子、BGM・澤崎美恵子)で戦争で犠牲になった母子の思いを伝えました。また、作家・元俳優・元参院議員の中山千夏さんが「ずっと、ずっと、非武装・非戦」と題して講演しました。

(兵庫民報2018年5月13日付)

連帯兵庫みなせんが街頭アピール:市民と野党7党がせいぞろい


連帯兵庫みなせんが「アベ即時退陣、内閣総辞職を求める」市民と野党の共同アピール集会を四月二十八日午後、神戸・三宮センター街東口で行い、市民と野党七党の十人が、「隠蔽・改竄・捏造など民主主義を破壊し、平和でも、経済でも、この国を壊している安倍政権を続けさせるわけにはいかない。国民の声をさらに広げ、野党と共闘し、未来に希望のもてる政治に切り替えよう」と訴えました。
アピールしたのは登壇順に、ママと有志の会・ミナセン尼崎の阪本直さん、脱原発はりまアクションの宮嵜やゆみさん、日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員、立憲民主党の桜井周県連代表・衆院議員、民進党の向山好一県連代表・兵庫県議、社民党の梶川美佐男県連委員長・宝塚市議、新社会党の粟原富夫県本部委員長・神戸市議、緑の党(県本部)の丸尾牧県議、自由党の大谷啓大阪府連幹事長・元衆院議員、連帯兵庫みなせんの松本誠代表世話人・事務局長。
*
日本共産党の山下副委員長が聴衆に「南北首脳会談、良かったですね」と呼びかけると大きな拍手が起こりました。山下氏はさらに「憲法九条の力が立証された」「民主主義の力が歴史的一歩を実現した」と指摘し、日本でも市民と野党の共同で新しい政治を実現させようと訴えました。

(兵庫民報2018年5月13日付)

西明石市民アクション:9日連続「憲法カフェ」


明石市では、「市民アクション明石」と各地域アクションで三千万署名を広げる運動をすすめています。
「西明石市民アクション」では、ゴールデンウイークにかけ、四月二十七日(金)から五月五日(土)まで九条にちなみ「九日間ゴールデンナイン」と銘打って「憲法カフェ」をとりくみました。
会場は日本共産党の新町・くすもと合同事務所で、時間は午後一時から四時までの三時間。連日二つ三つのプログラムを組みました。
小沢秀造弁護士は「憲法のはなし」で、九条を変えればどうなるかを従属的な日米地位協定から憲法を解き明かしました。
田中耕太郎元明石民商事務局長は「税金のはなし」で、近代民主主義の根本が税金だと強調。戦前との対比と現在の大金持ちや大企業に有利な不公平税制を批判しました。
津川知久憲法県政の会代表幹事は「働き方のはなし」で、労働相談の多くはパワハラやセクハラ、解雇や賃金未払いなどであり、「働き方改革」の本質は低賃金で都合よく働かせようとするものだと批判しました。
「どうなる介護」を肥塚俊一神戸医療生協常務理事が、「生活保護は今」を下田和男明石生活と健康を守る会会長代理が語りました。
「戦争体験を語る」では、明石空襲、旧満州や北朝鮮からの引き揚げ、戦後の苦しい生活などについて佐伯圭一さん、鈴木幸紀さん、山口和昭さん、山下登美子さんがそれぞれ語りました。
また、日本キリスト教団明石教会の筒井昌司牧師は、旭川で三浦綾子氏の夫・三浦光世氏らと「九条の会」を立ち上げたことなどを語りました。
文化的な催しとしては、東播センター合唱団の西本好道団長の「平和の歌・九条の歌」、ピースバンドの「ミニコンサート」、中川陽子さんの「絵本の読み聞かせ」、鈴木幸紀さんの「腹話術」が行われ、「ミュージックベル」の演奏を山下登美子さんの指導で楽しみました。
連日ミニバザーや野菜の販売もあり、参加者はのべ百六十六人。地域にもアピールでき、憲法を学びなおす九日間でした。
―新町みちよ

(兵庫民報2018年5月13日付)

オール灘区の会:55人が40分間のパレード


「暮らし・平和・民主主義をまもる灘区の会」(略称オール灘区の会)は「安倍さん辞めて」「内閣総辞職」を求めて四月二十七日夕、阪急王子公園南の公園に集まり、JR六甲道駅に向けてパレードしました。参加者は五十五人。
前もって水道筋商店街などパレードの沿道のお宅には「安倍改憲NO!三千万署名」と返信用封筒を配布。そのかいあって、水道筋商店街では「安倍さん辞めさせて」「がんばって」などの声をかけていただいたり、商店主の方や買い物客までお店の中から出てきてくれたり、元気いっぱいのパレードになりました。
「安倍政権は今すぐ退陣」「改竄、隠蔽、セクハラ許すな」などみんなで一緒にシュプレヒコールを繰り返しながらJR六甲道駅まで四十分。


戦争か平和か、改憲か護憲かが厳しく問われている中で、世界に誇る「憲法九条」を守りたい、立憲主義を取り戻したい、その願いを込めて自主的に参加した市民が一歩一歩着実に歩いた四十分。参加者からは「元気をもらった」「安倍さんも麻生さんもやめてもらわなあかん」「また参加したい」などの感想が出されていました。五月三日の憲法集会、三千万署名の達成、さらに安倍政権を退陣に追い込むまで頑張るオール灘区の会です。
―近藤秀子(オール灘区の会)

(兵庫民報2018年5月13日付)

武庫川9条の会:安武さんが体験から訴え

尼崎市の武庫川九条の会は第四回平和と文化のつどいを四月二十九日、同市大庄公民館で開催。元日本共産党参院議員の安武ひろ子さんの講演、同会世話人の井上潔さんの報告「『アウシュビッツ』を訪ねて」、ピアニストの広瀬一葉さんによるショパン作品コンサートが行われました。
安武さん
安武さんは、治安維持法による「三・一五」弾圧事件が起こされた一九二八年に生まれ、空気のように軍国主義に染められ、食糧の配給、金属供出など国民生活が犠牲にされるなか育ったことや、神戸空襲の体験などを語りました。
犠牲になったのは日本人だけではなく、私たちは加害者でもあると指摘。高等女学校卒業後、疎開先の役場に務め、「赤紙」(召集令状)を配っていたと明かし、自分の意志ではなかったけれどそんな仕事をしていたことを長く隠し、最近まで話せなかったことを悔いていると話しました。
安武さん自身の婚約者も敗戦が必至だと知りながら特攻隊員として出撃し、帰らなかったことも述べ、戦争を二度と起こさせないためにいま、三千万署名運動を成し遂げ、安倍政権を退陣させ、改憲を止めようと訴えました。

井上さん

(兵庫民報2018年5月13日付)

3千万署名・須磨:香山さん、署名の意義強調

講演する香山さん

香山リカさんを招き「私の憲法九条」のおはなしを聞くつどいを四月二十七日、神戸市・新長田ピフレで行い、三百三十人が参加しました。
はじめに主催者団体として「みなせん須磨垂水」「憲法を生かす須磨区の会」、地域で活動している八つの「九条の会」が一言リレートークで訴え、新日本婦人の会はコーラスで会場を和ませました。
香山さんは、午後の診察を切り上げ駆けつけてくれました。精神科医の立場から、現実が苦しくてもしっかり受け入れる人間には底力があると述べ、聞くものを励まし、いま取り組んでいる三千万署名の一筆一筆が状況を変える大きな力になると、この署名運動の意義を大いに語りました。
賛同者の一人でもある木下智史関西大学大学院教授(憲法学)からも署名の呼びかけがあり、「三千万署名・須磨」からも署名運動をもう一回り広げましょうと訴えました。
―三好正子(「三千万署名・須磨」事務局長)

(兵庫民報2018年5月13日付)

米軍ヘリ部品落下被害保育園園長が講演

講演する神谷園長

「私たちの上を飛ばないでください」と題し、講師に米軍ヘリの部品が落下した宜野湾市緑が丘保育園園長・牧師の神谷武宏氏を迎えた集会を、国際ツーリストビューロー・安保破棄兵庫県実行委員会・兵庫革新懇・兵庫労連が四月三十日、神戸市内で開きました。
神谷氏は、同保育園の歴史や一人ひとりの子どもを大切にした保育内容を紹介した上で、昨年十二月七日の事故以来の経緯を報告しました。
ヘリ部品が落ちたのは、子どもの遊ぶ園庭からわずか五十センチの屋根の上。米軍はそれがヘリで使用するものと認めたが、その後、園と教会に「自作自演」などの誹謗中傷が集中したことを明らかにしました。
父母たちは①事故の真相究明②原因究明までの飛行停止③米軍ヘリの保育園上空飛行禁止を求める―を求める署名運動を展開。十四万筆近く集め市・市議会・県・国、政党、領事館に要請したことを紹介しました。
上映された父母会がとりくみをまとめたムービーも「私たちは諦めない」と結ばれています。
神谷氏は「軍用機が空を飛ばなければ落ちてこない。この問題は沖縄の問題でなく日本全体の問題であり、連帯したとりくみを」と呼びかけました。

(兵庫民報2018年5月13日付)

昨年上回る建設ラッシュ:岩国基地

フレンドシップ・デーに平和委員会・安保破棄実委が調査

オスプレイの前でPEACEの旗を広げる参加者(中央が筆者)

兵庫県平和委員会と安保破棄兵庫県実行委員会の共催の基地調査――今年度は「トランプ・安倍で強化される在日米軍と自衛隊」をテーマに、岩国(五月)、六甲山・神戸港(八月)、米軍低空飛行訓練(九月)、伊丹・姫路駐屯地(十月)の調査を行います。
アメリカ海兵隊岩国基地(山口県)については、海兵隊と海上自衛隊の共催で五月五日に開かれた「フレンドシップ・デー」を利用して基地内に入りました。四日には広島県呉市で海上自衛隊関連の施設などを調査しました。
フレンドシップ・デーは、通常、岩国駅から基地ゲートまで徒歩で三十分ほどのところ、一時間四十分かかる混雑ぶり。来場者は二十万人を超えているとのこと。
身分証明書を自衛隊員に見せ、米兵による手荷物検査を受けゲートを通過すると、通路には移動式監視ボックスが配置され、銃の引き金に指を掛けた男女の米兵が〝笑顔〟で警備していました。

監視ボックス

基地内は昨年を上回る建設ラッシュで、新築のマンション、駐車場、多目的ホールが林立。思いやり予算がこれでもかとあきれる程でした。


さらに歩くこと三十分、いちばん奥に展示されているオスプレイに乗り込みました。手を上げるとむき出しの配管に手が当たります。機内は狭いし暗い。昨年は見られた操縦席を今年は公開していません。

オスプレイ機内

轟音を響かせ上空をオスプレイが旋回を繰り返し、F35はステルス性能を強調しながら曲技飛行を行っていました。
昼下がりに全員集合し、オスプレイの前でPEACEの旗を広げて写真を撮り帰途につきました。
夕方食事をしながら、「音にビックリ。基地の大きさにビックリ」「安保を廃棄して基地をなくそう」などの感想を出し合いました。
―大森幹雄(兵庫県平和委員会事務局次長)

(兵庫民報2018年5月13日付)

日高病院眼科センター移転なら30床稼働危機に

日本共産党あおぞら豊岡市議団市政報告会


日本共産党あおぞら豊岡市議員団の市政報告会が四月二十二日、豊岡市の日高文化体育館で開催されました。上田とも子議員が司会、奥村忠俊議員が敬老会補助金廃止や市民会館とひぼこホールの統廃合など市政の問題点を報告しました。
村岡峰男議員が日高病院をめぐる病院組合の動きを報告しました。日高病院は改築に合わせて入院病床廃止の動きがあり、地域医療をまもる但馬の会が二万の住民署名を集めて、三十床に規模を縮小するものの入院機能は存続するとしていました。ところが、眼科医師が一人退職し三名体制になるため、眼科センターを豊岡病院に移転することを検討する。当直医師体制が後退し、三十床の入院機能は維持されても稼働できない可能性もあることが明らかにされました。
二〇一八年度は、本館Bの耐震工事と療養棟への外来一部と検査室などを移転するための整備工事だけが行われますが、本館増築等の工事は眼科の方針が決定されてから着手時期を判断するとされていることが報告されました。
豊岡病院が急性期、日高病院は回復期を担いながら、透析治療や眼科入院治療の特色ある医療を提供しています。医師不足のため、日高病院は百五十床ありましたが、現在は六十三床の稼働になって、内科医と眼科医が当直を担当しています。眼科センターが豊岡病院に移転されると当直医の確保が課題になります。
二〇一七年病院組合議会では、眼科センターは継続、三十床は残す、地域包括ケアの拠点として整備すると報告されていました。参加者からは、当局が一方的にきめるのではなく、住民や議会への説明と合意が必要だ、日高病院の眼科センターの整備で眼科医を集めることこそ当局責任だと意見が出され、村岡議員は三十床守るのは住民との約束であり、これを守らせるためみんなで声をあげようと呼びかけました。
―今西清(兵庫の地域医療を守る会)

(兵庫民報2018年5月13日付)

『子どもの元気育てる宝塚の学校給食』

より良い学校給食を願うすべての人々に


四月に『子どもの元気育てる宝塚の学校給食おいしいレシピ&ストーリー』という書籍が発売されました。
宝塚市は小中全ての学校で直営自校方式の給食があり、二〇一〇年からは自校炊飯も導入し、現在三十七校中三十四校まで広がっています。この本では、給食のレシピに加え、調理員による食育劇、給食試食会、クックパッドの活用、手間を惜しまない調理員の努力など学校給食に関する取り組みなど、市長のインタビューも交えて紹介しています。
中川智子市長が、「子どもたちのためにやらなければならないことはやる」と学校給食を守り、充実させてきた思いも語られています。
私も掲載されているレシピをみて作ってみました。子どもたちは、やはり「めっちゃおいしい!」との感想。学校の給食について話しながらの楽しい夕食となりました。写真は、郷土料理として紹介されている沖縄料理①ししジューシー(下:炊きこみごはん)、②ふイリチー(上:炒め物)、③アーサー汁(右)の三品です。


―となき正勝(宝塚市議)

日本機関紙出版センター刊
本体1,200円+税

(兵庫民報2018年5月13日付)

映画「マルクス・エンゲルス」を鑑賞する人のために(3)

平野喜一郎

© AGAT FILMS & CIE ‐ VELVET FILM ‐ ROHFILM ‐ ARTEMIS PRODUCTIONS ‐ FRANCE 3 CINEMA ‐ JOUROR ‐ 2016

この作品の魅力

二十代の二人は人柄においても学問においてもまだ未熟であり、後年の確信に満ちた理論家・革命家ではない。映画では、マルクスは貧困に苦しみ「金も気力もない」とぐちをこぼしている。エンゲルスは社会主義者としての自分と工場の経営者である存在との矛盾に苦しんでいる。しかしマルクスにはイェニーという妻がいるしエンゲルスにはメアリーという同伴者がいる。二人の素晴らしい女性の協力によって、彼らの仕事は実現したのである。
マルクスとエンゲルスという人物についてフィクションをまじえながら、いかにもそんなことがあっただろうなと思わせる場面が続く。脚本のうまさであろう。マルクスとエンゲルスのテーマが現在の世界中の問題に通じるという監督の問題意識、二人の若さと思想の革命を描きたいという監督の意図がみごとに実現されている。
もうひとつの見どころは画像のすばらしさである。二人の活躍する場面がよく映されている。ドイツの深く暗い森、イギリスの工場街、パリの明るい活気のある通り、雪のブリュッセルと、いかにもここが、二人が暮らしそして闘った場所なのだ、と思うと感慨深いものがある。(終わり)
〔三重大学名誉教授〕

第1回第2回

映画「マルクス・エンゲルス」

ラウル・ペック監督作品/2017年、フランス・ドイツ・ベルギー合作、118分/カール・マルクス生誕200年記念作品/公開予定:5月12日(土)~=シネ・リーブル梅田☎06‐6440‐5930、6月9日(土)~=シネ・リーブル神戸☎ 078‐334‐2126

公式サイト:http://www.hark3.com/marx/


(兵庫民報2018年5月13日付)

みんぽう川柳〈四月〉「温暖化」

選者 島村美津子

特 選

温暖化フェイクニュースであればなあ
 尼崎市 中内眞佐子

【評】北極の氷河がどどっと崩れ落ちる映像に思わず身震い、入選句に見られるように、住処や食料が消えて餓死する白熊、海水温の上昇、海に埋没してしまう島、やがてやがてと現実を直視するときフェイクであればと何度思ったことか。
今ならまだ間に合う、人間の知恵や力を出し合って戦争のない平和な地球の実現を願わずにはいられない。

入 選

この厚手着ていた冬があったのに
 神戸市 田原菊代

温暖化冷却水が足りません
 明石市 小西正剛

入学式葉桜になる温暖化
 神戸市 玉山歳子

白熊も哺乳類だよ温暖化
 神戸市 松尾美恵子

白くま君のんびり散歩狭くなり
 芦屋市 梶原嘉代子

かたつむり「はりままいまい」何処へ行った
 神戸市 亀井洋示

絶滅危惧種それは人間 温暖化
 神戸市 小林尚子

温暖化富士山残し海の中
 神戸市 梶山洋枝

モルディブは五〇年後は海の中
 明石市 大西照美

温暖化桜も慌て開花する
 神戸市 奥藤 勲

狂い咲きだけでは済まぬ温暖化
 神戸市 山本尚代

温暖化早く早くと花急かす
 神戸市 塩谷凉子

温暖化進めば地球壊れちゃう
 神戸市 高馬士郎

温暖化人が地球をいじめてる
 神戸市 古賀哲夫

(兵庫民報2018年5月13日付)

大門みきし「イムジン河は」

連載エッセイ27
先日、大阪梅田でおこなわれたケイ・シュガーさんのライブを聞きにいきました。心に染み入る歌がつづくなかで、思わず涙があふれてきたのが名曲「イムジン河」でした。ケイさんの清んだ歌声に、忘れていた遠い昔の思い出がよみがえってきたからです。
私が生まれた京都には在日コリアンの方がたくさん住んでいました。日本の子どもたちはよく朝鮮の子をいじめましたが、野球などをして一緒に遊ぶこともありました。
小学五年生の時、ミョンソンという賢くて可愛い女の子を好きになりました。日本の男の子には内緒で、よくミョンソンの家に遊びにいきました。
ある時、白いあごひげをはやしたミョンソンのハラポジ(おじいさん)が、「なんでおまえらは朝鮮の子をいじめる。日本人の祖先は大陸から渡ってきた。もとをただせば、みんな兄弟やないか」といいました。
ミョンソンのお兄さんは立命館の大学生で、いつもギターをひきながら「北の大地から南の空へ、飛びゆく鳥よ、自由の使者よ」と朝鮮語をまじえて「イムジン河」を歌っていました。チング(友だち)という朝鮮語はそのお兄さんに教えてもらいました。
その後ミョンソンは朝鮮中学校に進み、手紙を出しても、私と会ってくれなくなりました。
あれから半世紀。今までとはちがう親密な南北首脳会談がおこなわれました。南と北、だけでなく、朝鮮と日本。「みんな兄弟やないか」―大らかなハラポジの言葉に未来を託したいとおもいます。
(日本共産党参院議員)

(兵庫民報2018年5月13日付)

観感楽学

神戸のポートアイランドに水素を燃料とするガスタービン発電設備が建設され、近隣施設へ電気を供給しているとの記事を読みました。試験設備ですが二〇三〇年ごろの商用化を目標に進めているとか▼灘区には二基の石炭火力発電所が稼働していますが、新たに二基の建設を計画しており全部で四基にしようとしています。最新技術の設備であっても石炭を燃やすからにはCO2は排出され空気は汚れます▼水素も自然界に存在しないので何らかの方法で製造する必要があり製造過程でCO2が排出される可能性があるそうです▼数十年前、原子力発電所で使用するシステム開発に携わったことがあります。その時に技術者の一人が「原子炉が制御できない状態になると、とにかく冷やしコンクリートで固めて放置し放射能が自然になくなるまで待つしかない」「人体への影響も詳しくはわからない」と言っていたのを思い出します▼福島の原発事故が起こりました。真剣にエネルギー政策を考え直す時だと思います。なぜCO2削減へ努力している世界と逆行するような物を造ろうとするのでしょうか▼太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーにもっと力を入れて欲しいです。(ふ)


(兵庫民報2018年5月13日付)

2018年5月8日火曜日

女性後援会が「こどもの日宣伝」

五月五日・こどもの日に、県女性後援会が宣伝ラリーを行いました。
王子動物園前から元町大丸前、須磨水族園前、JR垂水駅西口の四か所で街頭宣伝。
王子動物園前:(左から)味口神戸市議、庄本えつこ県議
神戸大丸前:(左から)大野さん、大前神戸市議
垂水駅前:赤田神戸市議

王子動物園前には庄本えつこ県議、味口としゆき市議、元町大丸前には庄本県議・中央区の大野さとみ県議予定候補・大前まさひろ市議、水族園前では赤田かつのり市議・保育後援会、垂水では赤田市議と新婦人内後援会が、たくさんの親子連れに訴えました。
モリカケなど国内問題や朝鮮半島の非核化などの国際問題について日本共産党の活動や見解を紹介するとともに参議院選挙・一斉地方選挙での日本共産党への支援と、二十六日の志位委員長を迎えての演説会への参加を訴えました。
女性後援会から約二十人が参加し、三千万署名を二十五筆、二十六日の演説会の案内チラシを二百枚配布しました。
元町では中高年の男性がよってきて、「安倍政権はいつやめるの?」と言いながら署名。垂水駅前では女性が署名したあと、「しんぶん赤旗」と「女性のひろば」の宣伝紙誌を読んでみたいと受け取って行きました。
(兵庫民報Web版のみ)

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