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2018年2月13日火曜日

高校生の神鉄通学定期へ助成を

「粟生線の会」が神戸市長に要請


神戸市北区と西区の「粟生線の会」(*)は一月二十九日、神戸市長に「神戸電鉄利用の高校通学定期への助成を求める要請書」を提出しました。約一カ月の取り組みで集めた七百九十七人の署名を添えて担当の住宅都市局交通政策部公共交通課に提出、懇談も行いました。
神戸電鉄は、急勾配の地形などもあり、他の鉄道に比べて運賃が割高で、高等学校へ通学する生徒の通学定期も割高となっています。さらに、兵庫県で通学学区の変更が行われ遠方の高校への通学が増えています。
「粟生線の会」では昨年秋に敬老パスの神戸電鉄への適用と、神鉄利用の促進のためのシニア層対象の企画乗車券(神鉄シーパスワン、神鉄シーパスワンplus)の本格実施や改善、高校生の通学定期への補助制度を要求しましたが、通学定期への助成を求めたことに驚くほど大きな反応があり、改めて神戸市長に補助制度実現を求めて要請することにしました。
対応した公共交通課の担当者は、神鉄だけでなく山陽や他の鉄道利用の方とのバランスがあり、難しいことが多いと答えました。しかし、通学に神戸電鉄を利用している高校生がどの程度なのか実態は十分つかめていないとのことでした。
「粟生線の会」では、神戸電鉄の利用を促進するためには、高齢者の運賃の低廉化と、高校生など子どもたちの運賃への支援が必要と訴えました。実際に北区藤原台の高校生のお家では、年、十万円近くの負担になり、高校に二人通学したり、専門学校に通う子と合わせると大変な交通費が必要となっています。このことも神戸市に伝えて通学定期への助成を求めました。
さらに、この署名を集める際に、神戸電鉄だけでなく、兵庫県下全域で高校通学定期の低廉化を求める声が会に寄せられました。「粟生線の会」では引き続き実現にむけて行動を強めることにしています。
松本勝雄(同会)

*「みんなで乗って残そう神鉄粟生線北区連絡会」と「公共交通神戸電鉄粟生線/沿線住民の足を守る会」

(「兵庫民報」2018年2月11日付)

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