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2018年2月13日火曜日

ひょうご25条集会:権利としての社会保障

国の責任で制度拡充を―「25条署名」運動スタート


兵庫県社保協の主催で「ひょうご二十五条集会」を二月三日、神戸市勤労会館で開催し、九十名が集まりました。
二宮厚美神戸大学名誉教授が講演「憲法にもとづく権利としての社会保障」を行いました。
二宮氏は、二〇一九年の消費税増税が前提の「社会保障と税の一体改革」など、生活保護をはじめ憲法二十五条に基づく社会保障を総なめする改悪が進行するなか、節分の日に「鬼は外、安倍は外」と集会をもつことは意義深いと述べました。
憲法二十五条と九条は一体のものであり、セットにして守っていかないといけないと強調。二十五条第一項「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」は、日本国憲法の審議過程で、日本社会党の森戸辰男議員がワイマール憲法を参考に提案、若干の修正をへて現行の規定となったこと、いっぽうアメリカはこの二十五条・九条を持っていない国であることにもふれました。
県社保協から、「国の責任で社会保障制度の拡充を求める請願署名」(「25条署名」)運動を提起し、「十万筆の署名目標で取り組みましょう」と呼びかけました。
リレートークでは①子どもの医療費無料化・就学援助制度充実について②業者の実態と国保の都道府県単位化③憲法二十五条と保険医協会における「歯科医療改善運動」④介護ウエーブ・介護保険制度の状況と運動⑤高齢者の生活と兵庫年金裁判⑥兵庫生存権裁判⑦障害のある人を取り巻く問題は何か?―について実態と運動を交流しました。
北村美幸(県社保協事務局長)

(「兵庫民報」2018年2月11日付)

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