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2017年12月3日日曜日

どうなる川西病院:市長が指定管理化・移転を構想

住民署名を報告する高須さん

「どうする、どうなる! 川西病院みんなで考えよう住民の集い」が、十一月二十六日に川西市商工会館で開催されました。川西市長が、住民説明も不十分なまま、市立川西病院の指定管理化と南部への移転構想案を出しているもとで、地域医療と住民自治のあり方を考える集いとして企画されました。
日本共産党、社民党の議員が参加する市民と野党の共闘の〝病院版〟としての実行委員会方式で開催し、川西市、猪名川町、豊能町、能勢町の住民と様々な会派の議員が百人参加しました。
実行委員会を代表して、川西北部に総合病院の存続を求める会の高須賀俊之さん(写真)が、住民署名が一万二千名を超えて集まってきていることを紹介しました。
立命館大学の森裕之教授が記念講演し、地域医療にかかせない市立川西病院のありかたは、市長が一方的にきめるのではなく、住民が主役になって考えることが大事。公立病院の民営化や統廃合を進めている政府の方針に盲従するのは地方自治とは言えない。地域医療という最後のセーフネットが確保できていない地域は崩壊してしまうと指摘しました。
実行委員会事務局から今西(筆者)が、川西病院が北部の医療を支える拠点であり、北部での建て替えを計画していたのに、協立病院と統合再編し、南部へ移転する構想案を市長が一方的に出したことの非民主性と指定管理にすることの問題、巨額の財政負担になる問題などの論点整理を行いました。
市内在住の住民が様々な地域から川西病院を守ろうとリレートークで訴えました。
川西市民だけでなく、猪名川町、豊能町、能勢町から毎日四百五十七人が通院し、年間五千三百人もの住民が入院する川西病院は、いのちをまもる地域の宝、首長、議員、住民の英知を結集して守って行こうとアピールを採択しました。(今西清=兵庫の地域医療を守る会代表)


(兵庫民報2017年12月3日付)

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