記事を検索

2017年12月3日日曜日

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:2017-11-17,20

国の態度を改めさせる熱意を

副島圀義

十一月十七日には大阪地裁第七民事部、二十日には同第二民事部での弁論がそれぞれ行われました。
と言っても、両日ともに、双方からの書面や証拠提出や次回期日の確認などの手続きだけ。以前にも書いたことがありますが「公開原則」の形骸化では?との疑問を感じます。
弁護士会館での報告集会では、弁護団の藤原団長や尾藤事務局長の挨拶が印象的でした。
―七十二年前の原爆被害がまだ続いている。政府はその責任をいまだにとらないどころか被爆者と対立している。
―安倍首相は「認定審査を急ぐ」というが「認定のあり方を改める」とは言わない。国が敗訴しないと救済しないとの態度だ。
―訴訟の場には大人数の国側代理人を送り込んでくる。
―こうした状況を打ち破るために、弁護団も集団訴訟の原点にたちかえって緊張感をもって臨みたい。
裁判を支援する立場としても「毎回、一人でも多くの方に傍聴に来ていただき、国にも裁判所にも、支援者の熱意を示す努力を」と受け止めました。
来年一月には四回の日程が決まっています。『兵庫民報』読者のみなさんにも、ぜひ大阪の裁判所に足を運んでいただきたいと願っています。
十六日(火)午前十一時、二〇二号大法廷で高裁判決。原告六人のうちお二人は死去され、ご遺族が継承。午前十時より事前集会。
二十二日(月)午後二時~五時、一〇〇七号法廷で地裁第二民事部の証人尋問。
二十三日(火)午後一時十分、八〇六号法廷で地裁第七民事部。宮本義光さんについて判決。
二十五日(木)午前十一時~、八〇六号法定で地裁第七民事部の弁論。


(兵庫民報2017年12月3日付)

日付順目次