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兵庫民報2017-04-16

  • 共謀罪法案許すな/
  • 「みなせん」が候補予定者招き集い/
  • 連帯兵庫みなせんが2区で「囲む会」/
  • 福崎町議選4月18日告示・23日投票/
  • 宍粟市議選4月23日告示・30日投票/
  • 尼崎市議選に さとう貴志氏/
  • 山下よしき副委員長きたる/
  • 県立淡路島公園でソナが事業展開/
  • 戦争する国づくりと一体の/
  • 原発の廃炉へのみちすじは?/
  • 平和委員会・安保破棄実行委員会が学習会/
  • みんぽう川柳〈三月〉「卒業」/
  • 「あさぎ」四月詠草 姫路年金者組合/
  • 観感楽学/

共謀罪法案許すな

審議入りに抗議:神戸での緊急宣伝に60人参加


「共謀罪」法案の国会審議入り強行に抗議して四月六日昼、兵庫県憲法共同センター、兵庫県憲法会議、自由法曹団兵庫支部、弁護士九条の会、国民救援会兵庫県本部、安保破棄兵庫県実行委員会、原水爆禁止兵庫県協議会は神戸大丸前で抗議緊急アピールを行い、約六十人が参加して同法案の廃案を訴えました。


兵庫県原水協の梶本修史事務局長、明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)兵庫支部の八木和也支部長、自由法曹団兵庫支部の吉田維一事務局長、兵庫労連の北島隆事務局長、日本共産党の森本真神戸市議らが、憲法で保障された思想・良心の自由、プライバシーを侵害し、監視・密告を日常化させるなどの「共謀罪」の危険性を訴え、市民や労組組合員らが兵庫県弁護士会作成のポケットティッシュチラシなどを配り、国会請願署名を呼びかけました。

戦争・原発・貧困・差別を許さない尼崎共同行動が集会


戦争・原発・貧困・差別を許さない尼崎共同行動の呼びかけで「共謀罪を許さない尼崎行動」が四月九日、JR尼崎北広場で行われ、二百五十人が参加しました。
呼びかけ人を代表して開会挨拶をした今西正行阪神医療生協前理事長は、「これ以上安倍政権を延命させない取り組みを強めよう」と訴えました。
明日の自由を守る若手弁護士の会の弘川欣絵弁護士が「共謀罪」の内容について解説。「LINEで『既読』になるだけで『合意』と見なされる」など身近な例に参加者が大きくうなずいていました。
日本共産党の堀内照文衆院議員は、「犯罪の下見と散歩との違いは何か」との質問に金田勝年法相が「目的だ」と答弁したことをあげ、「目的を探るには心の中をのぞきこむことになる。『共謀罪』の本質を示している。反対の声を大きく上げましょう」と呼びかけました。
緑の党の丸尾牧県議もパレルモ条約批准のために「共謀罪」が必要のないことなどの問題点について発言しました。
日本共産党の庄本えつこ県議、辻修・川崎としみ・松沢ちづる・まさき一子各尼崎市議、社民党の綿瀬和人市議も紹介されました。


集会後は商店街などを一周する「ピースウォーク」を行い、市民に広く訴えました。

戦争法廃止・共謀罪反対・憲法を守る―戦争させない・長田の会が発足


「戦争法廃止・共謀罪反対・憲法を守る――戦争させない・長田の会」の発足集会が四月九日、新長田勤労市民センターで開かれました。
「戦争法廃止二〇〇〇万署名実行委員会」から発展した会です。
日本共産党から平松順子兵庫二区国政委員長、新社会党、みなせん兵庫、自由党(メッセージ)から連帯の挨拶がありました。
集会では、吉江仁子弁護士と戸崎曽太郎治安維持法国賠同盟兵庫県本部会長を講師に「共謀罪」について学習を行いました。
最後に新長田の商店街をパレードしました。(森本真神戸市議のフェイスブック記事から)

劇団あすわか有志が危険性を訴え:秘密保護法に反対する三田市民の会


秘密保護法に反対する三田市民の会は四月九日、キッピーモールで劇団あすわか有志による新作「共謀罪であなたも狙い撃ち!?」の上演と講演の集いを開催し、五十数人が参加しました。
三十分の劇と吉田維一弁護士による一時間の講演で、参加者らは「憲法が保障する国民の『知る権利』を守り、監視社会へとならないよう、共謀罪法案を廃止させるために頑張ろうとの思いを新たにしました。(長谷川よしき三田市議のブログ記事をもとにしました)

特定秘密保護法・安保法制廃止に加え「共謀罪」阻止も


「特定秘密保護法・安保法制廃止」を掲げ毎月行われてきた憲法改悪ストップ兵庫県共同センターなど8団体主催・兵庫県弁護士会協賛の昼休みパレード。4月11日から、「共謀罪阻止」もスローガンに加わりました。

兵庫県弁護士会が4月29日に街頭パレード

兵庫県弁護士会は「いわゆる共謀罪法案に反対する街頭パレード」を4月29日(土)に行います。13時に神戸・東遊園地に集合。三宮センター街を通って元町までパレードします。
「どなたでも自由に参加できます。アピールパレードの趣旨に合致するノボリ、横断幕、ボードなどの持ち込みは自由ですが、趣旨を逸脱する政治的主張や政党名の表示はご遠慮ください」とのこと。

「みなせん」が候補予定者招き集い

ミナセン篠山・丹波:村岡みねおさんと語る集い


ミナセン篠山・丹波主催の「村岡みねおさんと語る市民の集い」が四月八日、丹波の森公苑で開催され、日本共産党、新社会党、緑の党の関係者を含め四十人を越える市民が参加しました。
村岡みねお氏は衆議院兵庫五区(但馬・丹波・三田・猪名川)の予定候補者として活動しています。十九歳で農水省の労働組合活動の中で共産党に入り、三十歳から豊岡市議を九期務めていると自己紹介した後、日本共産党の政策を紹介しました。とくに、戦争する国づくりは許さないとりくみ、野党と市民の共闘について強調しました。
参加者からは、野党共闘の進め方、共謀罪法案、五区の課題、高額の供託金などについての質問が出され、村岡氏がていねいに答えました。
(西脇秀隆=丹波市議)

連帯兵庫みなせんが2区で「囲む会」

連帯兵庫みなせんが「兵庫二区候補予定者を囲む会」を四月八日、新長田勤労市民センターで開き、午前に民主党のふなかわ治郎氏から、午後に日本共産党の平松順子氏から、それぞれの人となりや政策を聞きました。
平松氏は、長田区尻池に生まれ、兵庫中学、兵庫高校から、働きながら神戸大学に進んだこと―若くして婦人運動の専従者となったこと―五十歳で日本共産党の参院選候補者となり、今度で七度目の立候補となる―と自己紹介し、安保法制や森友学園問題、共謀罪法案など、安倍政治のモラルハザードを食い止めなければならないと訴えました。
とくに自らの強い政治信条として平和の実現をあげ、ヒバクシャ国際署名の推進・核兵器禁止条約の制定への思いを語るとともに、非核「神戸方式」がいかに世界に大きな影響をあたえているか、その意義を強調しました。
また、実行委員会の一人として取り組んできた東日本救援バザーや、福島県への直接訪問などの経験も語りました。
参加者からは、「日本共産党が政党助成金を受け取らないのはなぜか」などの質問や、「話はわかるが、人の心をつかむ工夫を」などの助言が出されました。
(山本こうじ)

福崎町議選4月18日告示・23日投票

憲法を暮らしに活かし、国政でも町政でも住民利益第一

小林ひろし氏
いしの光市氏

福崎町議選(定数十四)は四月十八日告示・二十三日投票で行われます。日本共産党はともに現職の小林ひろし氏(74)、いしの光市氏(61)をたて、現有二議席確保をめざします。選挙戦は十五人(現職十、元職二、新人三)の立候補で一人はみ出しの激戦となる見込みです。
小林氏、いしの氏は安部自公政権の憲法破壊の暴走政治のもとで、「憲法を守り憲法を暮らしに活かす福崎町政を」と、国政でも福崎町でも住民利益第一に活動する日本共産党議員の役割を訴えています。
小林氏、いしの氏がすべての定例議会で一般質問に立ち、住民の願いを町政に届け実現する役割を果たしている一方で、前回町議選で当選した後、県議選・町長選出馬のために議員辞職した二人の元職が立候補し、「宣伝自粛」を申し合わせ、候補者カーを用意しない候補者が三人になるなど、真面目な政策論争を避ける動きに町民からも「何を考えているのか」「不真面目だ」との批判の声が出ています。
日本共産党福崎支部は①安心・安全で活力ある住みよい町づくり、②行き届いた教育と子育て支援の充実、③福祉・医療の充実、④農業・地元商工業、自然と歴史を生かした観光の発展、⑤公正な町政とそれを守る開かれた議会へ―の五つの重点政策をかかげ、二議席確保めざし、奮闘しています。

宍粟市議選4月23日告示・30日投票

予算の優先順位を暮らし・福祉重点に

山下ゆみ氏

宍粟市議選(定数十六)は四月二十三日告示・三十日投票で行われます。日本共産党から現職の山下ゆみ(56)氏が四期目をめざします。
山下氏は、①国保税一世帯一万円引き下げ、介護保険料・利用料減免②こども医療費を高校卒業まで無料に③学校給食無料化、就学援助制度の改善・充実④使いやすい「宍粟市公共交通」に⑤引きこもり相談支援の充実⑥年金収入で入所できる高齢者施設増設⑦市立幼稚園・保育所の廃止ノー―に直ちに取り組み、実現をめざしたいと訴えています。財源については財政調整基金三十一億円の活用などをあげています。
宍粟市は第三次「行革」として昨年度から五年間で三億五千万円の支出削減を目標にしています。合併特例措置の終了(二〇一一年)で収入が減っており、二一年には収支がマイナスに転じるとの試算によるもの。削減項目には福祉制度の見直し、ゴミ収集や水道業務の民間委託、給食センターの機能集約、下水道施設統合、各種補助金見直しなどがあげられ、市民サービス低下・料金値上げなどが懸念されます。
山下氏は、収入源対策は必要だが、予算の優先順位を市民の暮らし・福祉を重点にして、自治体が本来の役割を果たせるように切り替えていくことを強く求めていきたいとしています。

尼崎市議選に さとう貴志氏

松村市議と交代

日本共産党尼崎地区委員会は、尼崎市議選(五月二十八日告示・六月四日投票)に立候補を予定していた松村ヤス子市議(73)に代わって、党尼崎地区社会保障・中小企業対策責任者の、さとう貴志氏(53)を擁立することを四月十日、発表しました。
松村市議から「体調がすぐれず、議員活動は難しい」との申し出があり、地区委員会で検討し、交代に至ったものです。

さとう(佐藤)貴志(53)新


神戸大学農学部卒。元神戸大学新聞会編集長、元有機栽培八百屋ポパイ経営。現在、尼崎民主商工会理事、党尼崎地区常任委員。

山下よしき副委員長きたる


日本共産党街頭演説

  • 4月23日(日)14時
  • JR尼崎駅北=キューズモール前
日本共産党尼崎地区委員会☎06・6411・6633

県立淡路島公園でソナが事業展開

自然や地元経済への影響に懸念


日本共産党の入江次郎県議、かまづか聡淡路市議らは四月七日、地元住民と人材派遣最大手パソナグループが「ニジゲンノモリプロジェクト」と称し、事業を展開しようとしている県立淡路島公園内を視察しました。
パソナグループの事業計画の概要は、日没から午後十時までの間、公園内にある森林スペースを利用し先進技術のプロジェクションマッピングを用いて光と音で演出するコンテンツや、一棟あたり二人~四人宿泊可能な「グランピング」施設を二十~三十棟整備する等というものです。
県立淡路島公園にはカワセミなど複数の野鳥が生息し、多種類の草花が植樹され、遊具や芝生広場なども整備されており自然観察や憩いの場として市民に親しまれています。
この日同行した地元の人々からは、「日没から開催されるプロジェクションマッピングによる光と音で野鳥の生息できない公園になるのではないか」「高速道路内で宿泊、食事が完結してしまい地域の観光産業、飲食業は大打撃を受けるのではないか」「県立公園の設置目的から外れるのではないか」など不安の声が広がっていることが語られました。
また事業の概要が地元自治会に説明があったのが今年の二月、工事着工が五月、七月にはオープンするという計画だということもあり、「あまりにも知らされていない」「広い説明会を要請している」との意見も寄せられました。
写真:プロジェクションマッピングが計画されている森林を歩きながら地元の人々から事情を聞く、かまづか市議(左)と入江県議(右)

戦争する国づくりと一体のえん罪・弾圧許さない

倉敷民商弾圧事件「兵庫の会」が総会


「『戦争する国づくり』と一体となった『えん罪』『弾圧』許さない」と、「倉敷民商弾圧事件・無罪を勝ちとる兵庫の会」は四月七日、第三回総会を開き百五十三人が参加しました。
同事件は、広島国税局が倉敷民商会員の法人税法違反を口実に、事件とは関係のない同民商の三人の事務局員を法人税法違反、税理士法違反で逮捕・起訴した権力による弾圧。現在、不当判決に対し、最高裁と広島高裁でたたかわれています。
岡山地裁は、三月三日、無実の禰屋町子事務局員に対し、懲役二年、執行猶予四年の不当判決を下しました。判決は、申告納税権は「憲法上保障されているものでないことは明らか」と暴論を展開するとともに、検察側証拠の国税局査察官報告書を「鑑定書」として採用する前代未聞の訴訟指揮を行いました。さらに、判決言い渡し直後、「不当判決」と抗議の声が噴出する中、江見健一裁判長は、岡山県警の警察官数十人を法廷に導入し、傍聴者を威圧するという暴挙も行いました。
東京から講演にかけつけた鶴見祐策弁護士は「前代未聞の人権侵害の長期拘留により迅速な裁判を受ける権利を侵害した。検察側の証人・証拠のみを採用する訴訟指揮により憲法三七条『公正な裁判を受ける権利』を踏みにじった。査察官報告書の「鑑定書」採用によって刑事訴訟法の基本にそむいた。傍聴に対する様々な規制によって公開裁判を否定した」と岡山地裁の訴訟指揮と判決をきびしく指弾しました。
倉敷民商の禰屋町子事務局員は「私が四百二十八日もの人権侵害の長期拘留からの保釈後、最初に訴えにきたのが二年前の『兵庫の会』結成総会でした。私は、自分と民商が間違っていないことを証明するために、無罪を勝ち取るまでたたかいます」と支援を訴えました。
「会」会長の松山秀樹弁護士は、「禰屋裁判の地裁裁判は、最初から被告や弁護団の主張に聞く耳をもたない予断にもとづくもの。攻撃に負けずに運動を広げよう」と呼びかけました。討論では、民商・救援会の三人がたたかう決意を表明し、当面の活動として、署名運動、財政支援、裁判傍聴運動、学習活動などが呼びかけられました。
(田中邦夫=兵商連事務局次長)

原発の廃炉へのみちすじは?

原発なくす会電力兵庫の会「考える学習会」開く

「原発なくす会・兵庫」と「電力兵庫の会」共催の学習会が四月八日、あすてっぷKOBEで開催されました。
福島事故後、あらゆる世論調査は「原発やめよ」が圧倒的です。しかし「どのように廃止していくのか」は市民にあまり知らされていません。一般的に老朽化した建造物を解体するのにダイナマイトで爆破する映像が報道されます。しかし原発はそんなことは絶対出来ません。
電力問題プロジェクトチームを代表して速水二郎さんは十六枚の画像に整理し、人々のくらしに全く被害をもたらさない「廃炉工程」になっていくため、留意すべき様々な側面を説明しました。
いま日本では、建設された五十四基のうち二〇一六年末現在十四基が廃炉工程へ向かっています。しかし建設時のように「地元住民・自治体等との合意」などはなく、数十年を要し、数百億円規模が必要な工事が進められています。危険な使用済み核燃料の、長期にわたる処理・処分方法なども国民に知らされないままです。特に原発を建設してきた利益共同体が、そのまま「廃炉ビジネス」で再び〝もうけ本位〟へ突き進んでいる実態に対し、市民や関係自治体はもっと声を上げようと強調しました。
参加者から多くの意見も出され、「もっと解りやすくし、パンフにしてほしい」との要望も出されました。
まとめで速水さんは「この三月末、電力自由化でちょうど一年経ち、関西電力管内では約七十二万軒が関電を離脱、その内三十二万軒は大阪ガス系に移った。その差四十万軒の方々のほとんどは原発ではなく、再生可能エネ発電が多い新電力を選択されたと考える。こうした方々と広く共同する運動となれば、エネ問題でも日本は大きく変革できるはず」と述べました。

平和委員会・安保破棄実行委員会が学習会

岩国が極東最大の危険な航空基地に

兵庫県平和委員会と安保廃棄兵庫県実行委員会の共催で、学習会「日米同盟強化の実態―岩国はいま」が四月七日、神戸市総合福祉センターで行われました。
講演したのは山口県平和委員会会長・原水爆禁止岩国協議会理事長・九条の会岩国世話人の吉岡光則氏。
吉岡氏は冒頭、岩国基地は、二つの「殴り込み部隊」(第三海兵遠征軍第一海兵航空団第十二海兵航空群と海軍第七艦隊第五空母打撃群第五空母航空団)が融合、沖縄と直結し、極東最大の危険な航空基地に再編強化されようとしている現状を報告。「際限のない増強で、嘉手納基地を上回る機能を擁するとんでもない危険な航空基地になる」と告発しました。
愛宕山の将校住宅建設など新たな米軍基地建設に八千億円もの莫大な血税を投入、集団的自衛権行使容認で重要性を増す海上自衛隊の実態、爆音被害や墜落事故、犯罪・事故など岩国基地と国家主権・国民主権などの実態に話を進めました。
特に兵庫県にかかわる問題として、低空飛行訓練ブラウンルートに言及。防衛政務官が説明にきて「運用・訓練は従来機と同程度。低空飛行についても、米軍は住民の安全に十分配慮するはず」と発言したことについて、「F35戦闘機で訓練をやるよということであり、重大問題だ」と強調しました。
最後に、日本国憲法を正面に掲げながら、「平和委員会としても、東アジア平和共同体をの声を上げていきましょう」と講演を締めくくりました。
参加者からは、「岩国基地に関わる事件や事故の実態、市民の反応は」「基地強化を進めている市長に対する市民の反応は」「『ざ思いやり』映画を見て岩国の実態のひどさを知ったが、国の思いやり予算について地元ではどう思っているか」など質問が出され、吉岡さんは一つひとつていねいに答えました。
この学習会では、憲法県政の会の津川ともひさ氏(知事予定候補)も挨拶。日本共産党の平松順子氏(衆院兵庫二区予定候補)も参加しました。

ひなたぽっころりん〈594〉



みんぽう川柳〈三月〉「卒業」

選者 島村美津子

特 選

繰り上げの卒業式はもうごめん
 神戸市 塩谷凉子

【評】所謂、旧制中学校と女学校は普通なら五年で卒業のところを繰り上げ卒業という名目で一年早く卒業させて若い命を戦場へと駆り立てて行った。そういう事を知っている人も少なくなった昨今、二度と繰り返してはならないと改めて思いました。

今回は初めての人のため添削を試みました。
原作 いつの世も 嬉しく淋しい 卒業式
添削 卒業式嬉し淋しいいつの世も
五・七・五と空けずに書く。「中七」を守る。重いものは頭に持ってくる。

入 選

卒業式蕾大きな花となれ
 神戸市 山元三恵子

何処行った卒業証書震度七
 神戸市 山本尚代

あらぬ事情越えて卒業定時制
 神戸市 玉山歳子

卒業式先生と泣いた夜間生
 芦屋市 梶原嘉代子

別れの日せんせい泣いた声そろえ
 吹田市 喜田啓之

頑張りや廃校巣立つ児にエール
 神戸市 長沼幸正

タンポポの種はフワフワ卒業式
 明石市 小西正剛

まだまだよ桜咲いても卒業はなし
 尼崎市 富田明美

白寿まで元気に生きて人生卒業
 神戸市 高馬士郎

大卒も高卒もなく高齢者
 明石市 門脇かつ子

離婚じゃなくて卒婚だとか言うらしい
 神戸市 水田裕子

人生の卒業準備四苦八苦
 神戸市 梶山洋枝

介護はずし無理に卒業させられる
 神戸市 松尾美恵子

闘いに卒業はなし選挙戦
 神戸市 古賀哲夫

「あさぎ」四月詠草 姫路年金者組合

やわらかき春の日浴びて蝶々のひとひら舞いてしばし魅せらる
歌友の抗癌イレッサ効きめなく医師の言葉にいよよ気落ちす
  藤原信子

土手道に空色群れていぬふぐり行きつ戻りつ春は近くに
薪の火に飽かず眺むる手をかざし昔の人の営み近し
 山本直子

冷静に安倍内閣の本質を追い求めたき森友問題
「象徴は狼煙の煙」目に見えぬ気配流るる安倍首相陣
 衣川有賀子

姫路では見られぬ程の雪景色雪の厚みに圧倒される
雪の朝送迎バスが遅れたり「心配するな」声は胸打つ
 江藤雅江

岩手にて食みにし生芋コンニャク味忘られず道の駅めぐり
夕暮れにいつもと違う集金人二月は忙しとあたふた帰る
 常田洋子

裂傷の痛みに耐えかね医師に告ぐ入院治療勧められおり
認知症老人病室へ入れられて寝言うめき声響きてやまず
 田渕茂美

観感楽学

核兵器禁止条約国連会議(第一会期)の様子を志位委員長が詳細に報告した。志位報告は、国際政治における市民社会(NGO)の存在感の大きさを生き生きと語った。核兵器を議題とする国連会議が各国政府と市民社会の構成で行われたのは初めてのことだ▼この前史がある。二〇〇〇年五月、国連は世界一千以上のNGO代表を招請し、「二十一世紀の国際社会のあり方」についての新しい方針を諮問。「最終宣言」では、「強化・民主化された国連と活気ある市民社会」の共同が提言された▼国連事務総長は、「ピープルパワー」の力を評価し、「固く団結した強い声で、グローバル化が世界中の人々のために機能するように力をかしてほしい。連帯のグローバル化を実施するために働いてほしい」と表明した▼この方針を受けて、原水爆禁止世界大会では〇一年から政府代表が参加、〇八年から国連代表も参加しはじめた。原水協などが核兵器署名を国連に届け続けたことが核兵器廃絶の課題で国連・各国政府と市民社会の共同を重ねさせた▼国連会議で発言した志位委員長が「今日の世界の希望ある姿」を語る嬉しさに満ちた表情を中継映像で見ていただきたい。(K)

(「兵庫民報」掲載)