スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

8月 21, 2016の投稿を表示しています

新しい段階での「戦争法廃止・改憲阻止」の運動考えるシンポ

野党共闘花開かせ、憲法を活用してたたかおう

パネルディスカッション「あたらしい段階での『戦争法廃止・改憲阻止』の運動を考えるために」が八月十一日、憲法改悪ストップ兵庫県共同センターと憲法改悪阻止兵庫県各界連絡会議の共催で開かれました。会場の兵高教組会館会議室に主催者の予測を上回る六十八人が参加。総決起を確認する集会となりました。パネリストは、関西大学法学部教授の木下智史氏、弁護士で明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)兵庫支部の八木和也氏、高校社会科教諭の福田秀志氏、憲法共同センター事務局長の和田邦夫氏の四人。コーディネーターと司会は同センター代表の津川知久氏が務めました。

最初に津川代表が、「戦争法廃止・立憲主義守る二千万署名に全力で取り組み、全国千三百五十万・兵庫五十万を集約するとともに、県弁護士会との共同、総がかり行動実行委員会結成など大いに共同をひろげ、結節点として参院選も大奮闘した」と報告した上で、「今日は参院選の結果生まれた新しい情勢をどうとらえるか、今後のたたかいをどう展望するか大いに議論し深めよう」と提起しました。

憲法審査会を監視し、声をあげよう
木下教授は冒頭、参議院選挙の結果、衆参両院で「改憲勢力が三分の二」となったことについて、「もともと民進党(旧民主党)内には改憲派議員も多く、参院選前から実質三分の二を超えていた。それがこの間の経過のなかで護憲派となった」と指摘しました。

今後の改憲にむけての動きを整理したうえで、憲法審査会の議論を監視し、それでいいのかと声をあげることが大切になると提起。また、当面考えられる改憲テーマも整理しながら、安倍政権が一番変えたいのは九条であり、九条を守れの世論を広げることが大切であること、また、緊急事態条項は立憲主義の枠組みを取り払うことを可能にし安倍首相にとっては優先度が高い、とその危険性を強調しました。

さらに、安倍政権の本当の狙いは、自衛隊を合憲化し、米国とともに世界中で武力を行使できるよう、戦争法制の憲法化・フルスペック化だと指摘しました。

暮らしと結び付けレベル上げる運動を
八木弁護士は、参院選結果について、二十八の選挙区で野党候補に政党比例区票より多い票が投じられた一方で、無党派の四割が「改憲」政党へ投票したと報道されていることをあげ、その要因として、安倍首相が全く憲法、立憲主義当の理念問題に…

安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫ピースアクション

「ヒバクシャ国際署名」呼びかけも

安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫は八月九日、正午から一時間、神戸三宮マルイ前でピースアクションを行いました。

「七十一年前の八月九日、長崎に原爆が投下されました。〝これまで私たちは何を学んできたのだろう〟〝何を未来に残したいのだろう〟答えがすぐに出るわけじゃないけど、一緒に考えたい」と企画。「青い空は」などを歌いながら、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」やメッセージカードへの記入を訴えました。

「青い空は」を歌うのも、核兵器廃絶署名を呼びかけるのも初めてのメンバーがほとんどでしたが、通りがかったエチオピアのニモムサさんが「核兵器を次の世代に残してはいけない」と署名、「Save the children!」とカードにも記してくれる(写真)など、十七筆を集めました。メッセージは同会のフェイスブックページで公開されています。


(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

兵庫県第3次「行革」:これからも県民犠牲つづけるのか

3年目の総点検「課題と検討方向」を発表
県民犠牲の「行革」をすすめる兵庫県は八月一日、新たな「行革」プランの策定にむけて、「第三次行革プラン──三年目の総点検における課題と検討方向」を発表し、県議会にも説明しました。その特徴を見てみました。

目標年度の平成三十年(二〇一八年)にむけた総点検に加えて、以前の総点検にはなかった「平成三十一年度以降の行財政構造改革について」という項目が入っています。というのも、今回の総点検はそれ以降の「行革」の「検討のはじまり」という側面もあるためです。

その内容は、「社会経済環境の変化」、例えば、人口減少、少子高齢化、多様な人材の活躍、消費税の引き上げ延期、グローバル化、EU離脱、地方分権…。結論として、このような「社会経済環境の変化などが、本県の行財政に新たな影響を及ぼすことを考慮しつつ、今後も収支均衡を継続できる行財政構造としなければならない」「今後の行財政構造改革の取り組みについて…方針を検討」とあります。

さらに、県議会で条例までつくった県「行革」の実施期間(平成三十年度末)の「延長」を検討すると書かれています。言いかえると、〝「行革」の目標はだいたい達成されそうだけど、今後もいろいろと、たいへんそうだから、これまでのサービスカットは継続し、新たな「行革」もはじめる〟ということでしょうか。

兵庫県は、現行の「行革」について「収支不足」「財政悪化」が直接の原因として始めましたが、県民的に納得してもらおうと使われたのが「震災での多額の起債」でした。

今回、その「震災での起債」の影響が、「行革」期間内にほぼ度外視できるまでに縮小(理由づけにならなくなった)したため、新たな理由づけがなければ、「行革」は期間満了・終了します。兵庫県とすれば、「延長するには、県民に納得してもらう材料がいる」状態になっているのです。〝県がどのような理屈で県民にこれまでや今後の我慢を押しつけようとしているか〟という観点でみていくことも大事ではないでしょうか。

また、「新たな施策展開で考慮する項目」として、「地域創生戦略」「兵庫県政百五十周年の節目」などで、「県政は新たなステージに入った」としています。こちらは、〝県民に希望や夢も必要だろう〟という感じです。来年は知事選挙です。

「地域創生」「健康で安心」「兵庫の強み」「県政百五十周年」などは、県民にとってど…

阪急春日野道駅バリアフリー化:堀内衆院議員と大前神戸市議ら利用者と懇談

堀内照文衆議院議員は八月十日、神戸市中央区の阪急春日野道駅のエレベータの設置などのバリアフリー化を求める「阪急春日野道駅利用者の会」の人びとと懇談しました。大前まさひろ神戸市議も参加しました。

*
中央区では「利用者の会」や中央区革新懇を中心に、阪急春日野道駅、阪急花隈駅、阪神西元町駅、加納町三丁目陸橋のバリアフリー化を求める運動に取り組んできました。阪急電鉄・阪神電鉄・兵庫県に対する要請行動、神戸市に対する陳情、署名活動などを行ってきました。その結果、阪急花隈駅についてはバリアフリー化が予算化されましたが、阪急春日野道駅については「ホームがあまりに狭すぎる」という理由でバリアフリー化がすすんでいません。

そこで「利用者の会」は国会議員にも現状を訴えようと堀内議員との懇談が実現しました。

*
懇談で利用者の会から、「あまりにホームが狭すぎて事故も起こっている危険な駅です。ホームドアの設置と共にバリアフリー化を実現してほしい」「近くに産婦人科もあり、乳母車を抱えたお母さんが階段を上り下りしていて大変。産婦人科にお願いした署名はすぐに集まった。非常に要求が強い」ことなどが訴えられました。

*
懇談後、参加した利用者の会会員は、「兵庫県に共産党の国会議員がいてよかった。話を聞いてもらって非常にうれしい。ぜひバリアフリー化を実現したい」と感想を語っていました。

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

パンフ『くらしから見る、考える、神戸市の政治』

日本共産党神戸市会議員団はこのたび、市政パンフレット『くらしから見る、考える 神戸市の政治』を発行しました(B5判二十ページ)。

安倍内閣の三年半、大企業は史上最高の利益を上げても、もうけは富裕層や東京に吸い上げられ、神戸のはたらくものの仕事と賃金は減る一方です。さらに、消費税の八%への増税で神戸市民の暮らしと地域は一気に冷え込みました。

そうしたなか、久元喜造神戸市長は、安倍内閣の経済政策に追随し、都心・三宮再開発や大阪湾岸道路西伸など数千億円規模の大型開発に熱中しています。

その一方、敬老祝い金制度の廃止や公立幼稚園の廃園を、市民の意見を無視して強行するなど、市民不在の姿勢がより一層強まっています。

地域からは、学校園や会館、市営住宅など公立施設がどんどん減らされ、久元市長自身も「三宮のことばっかりやっていると言われている(議会答弁)」と認めるくらい、地域の切り捨てと三宮一極集中が強まっています。

市政パンフでは、神戸市の予算のつかいみちを変えれば、格差と貧困の広がりを食い止め、神戸をもっと住みよい街にするための政策・財源提案(予算組み替え提案)を紹介。
また「地域に根付いた商店街・中小企業の発展」や「安心してくらせる公共交通の充実」「ニュータウンの活性化」など九つの行政区それぞれで、住民に身近な地域要求を切り口に、地域とみなさんと一緒に課題解決に取り組む日本共産党議員団の活動を紹介しています。

*
自治体の仕事の第一は、市民のくらし・福祉の向上です。神戸市長選挙を一年後に控え、市民の願いがかなう神戸市政への転換を求める声はたかまっています。
市政パンフで、日本共産党神戸市会議員団は、「市民の皆さんとの共同を何よりも大切にがんばります」「あなたの願いがかなう政治に変えましょう」と呼びかけています。
問い合わせは議員団事務局☎ 078‐322‐5847へ

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

海外代表4人が神戸を訪問・交流:原水爆禁止世界大会

非核「神戸方式」など市民のたたかいに共感

原水爆禁止二〇一六年世界大会に参加した海外代表四人が八月十日、神戸市を訪れ、神戸港を視察、兵庫県の平和運動関係者と懇談、交流しました。

IPB(国際平和ビューロー/スペイン)のジョルディ・ルファンへス氏、アメリカのピース・アクションのポール・マーティン氏、韓国の研究者イ・ジュンキュ氏は、平和委員会の大森幹雄事務局次長、AALA連帯委員会の井村弘子事務局長らの案内で神戸港を見学。船上で、戦後の神戸港が米軍基地であった時代の基地撤去のたたかい、非核「神戸方式」誕生の経過、自衛隊潜水艦の建造拠点としての現在の神戸港の役割などの説明を受けました。眼前に展開する四隻の潜水艦に驚きの声をあげ、神戸市民の平和のたたかいへの共感の思いを語りました。

*
同夜、非核フィリピン連合事務局長のコラソン・ファブロスさんが加わり、海外代表四人を囲んだ交流会が行われ、県下各地から約四十人が参加しました。

IPB/スペインのルファンへス氏は、核兵器・軍需産業を支える銀行からの投資の規制の重要性などを報告しました。

アメリカのマーティン氏は、十五万人会員、百地域組織を持つピース・アクションが米政府に核兵器廃絶を迫るたたかいを繰り広げている活動を報告しました。

韓国のイ氏は、「数万の核兵器を持つ米ロは『脅威』と騒がず、数発しか持たない北朝鮮を『脅威』と騒ぐのはなぜか?」と問いかけ、北朝鮮の現状、日米韓の対応などの具体的資料を示し、外交力の重要性を強調しました。

フィリピンのファブロスさんは、新しい大統領、同国への米軍の進出、中国との海洋紛争などについて述べ、フィリピンでも非核「神戸方式」を実施する取り組みを進めていると紹介しました。
(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

ナガサキデー集会に参加して:原水爆禁止世界大会

肌で感じた世界の動きと希望
庄本えつこ(兵庫県議)

毎年参加している原水爆禁止世界大会。今年は公務等で日程が合わず、広島へは行けず、何とかナガサキデー集会に参加できました。今年どうしても行きたかった理由は、核兵器廃絶にむけて世界で新たな動きが生まれており、それを肌で感じたかったからです。

昨年の第七十回国連総会で、核兵器禁止条約の交渉開始を求める決議を採択、「具体的で効果的な法的措置」を議論する国連核軍縮作業部会の設置を決めました。作業部会は、核兵器禁止条約の内容や二〇一七年に条約交渉の会議開催なども提案しています。世界大会「国際会議宣言」では、今年の国連総会に具体的な勧告をおこなうことを要請しています。「宣言」は「しんぶん赤旗」で読んでいましたが、長崎の地で大会実行委員会議長団の安斎育郎氏からあらためて報告を受けると、感動もひとしおです。

この「国際会議宣言」がジュネーブで開催中の作業部会に世界大会実行委員会の手紙を添えて送られ、作業部会議長に直接手渡されたこと。各国代表団にも配布されたことが土田弥生日本原水協事務局次長から「うれしいこと」として報告されました。会場中が一緒に喜びあいました。

被爆者の谷口稜曄さんの来賓あいさつ、特別企画「被爆七十一年、被爆者の願い」の深堀悟さんをはじめとする被爆者の訴え、次いで山口仙二さんの生涯を描く合唱と朗読、厳粛な気持ちになります。九州各県の運動の報告は連帯感であふれます。

そして被爆二、三世を含む若い世代の決意、国際青年リレー平和行進に参加した青年たちの言葉に、この運動が確実に引き継がれ世界に広がっていることを実感しました。

国連や世界の政府代表、平和団体代表・個人が集まり「核兵器廃絶」を議論・提案し、運動を交流・学びあう世界大会は、国連以外では一番大きな会議です。被爆者を先頭に核兵器廃絶の情勢を切り開いてきた原水爆禁止世界大会は、私にとって希望の場でもあり、来年も参加したいと強く思いました。

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

ヒロシマデー集会に参加して:原水爆禁止世界大会

岩国基地米国いいなりを見た 河盛えい子(姫路市在住)
今日も暑い。あの日、街は人々は原爆という兵器があるのを知らない。それが一瞬で思い知った。放射線と熱風と爆風と黒い雨と、建物からもでる放射線で壊れてしまった。影まで燃え尽きた人。身も心もめちゃくちゃにされ、家族を失った人。やっとの思いで生き延びてきた人は被爆者という人生を歩まねばならなかった。

なんでこんなことが許されてしまったのか。戦争は絶対許してはならない。僅か百年前の科学の発見からそれを使う者によってこの奇跡の星を人類が壊していいのか。

*
そしてアメリカが行っていることは、かつての日本が他国を植民地化しようと侵略したことと同じで、防衛の名の下、沖縄をはじめとする基地の利用を許してきた歴代の日本政府も共犯だ。平和で友好対等平等の関係こそをと実感した。

*
岩国基地見学の分科会に参加する機会を得ることができた。

基地は遠くからしか見えないので、音もしないし、実感はなかったけれど、一九九八年まで爆撃機に核兵器をつけるための装置を製造していた倉庫があったり、現在も滑走路を海に拡張したり、海と陸地を大いに利用できる米軍にとって役割高い基地であることがわかった。日本が不沈空母とされている実態は、まだある。

岩国では今、愛宕山のグリーンをはがし、コンクリートで固め、米軍の宿舎やスポーツ広場を建設し、現存のごみ焼却炉はこんな所にはいらないと移転する予定らしい。山へ渡す五十㍍の橋を八億円で建設。戦車も通せる頑丈なものでみんな思いやり予算らしい。

*
国は米軍に言われるまま、やりたい放題なのだけれど、地域自治会では反対運動が立ち上がり、家々にのぼりがたっていた。「狭い日本の国を取らんでー!」「山削らんでー!」「環境壊さんでー!」「低空飛行許さーん!」の声が聞こえてきた気がした。

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

「語りつごう戦争」展の会―平和のつどい

国家緊急権は戦争することと一体

「兵庫の『語りつごう戦争』展の会」が毎年、終戦記念の日にひらいている「平和のつどい」を八月十五日、神戸市兵庫区の妙法華院本堂で開催、六十人近くが参加しました。
今年は、安倍内閣が改憲の入り口にしようと狙っている「緊急事態条項」について、それが憲法に必要かをテーマに、日弁連災害復興支援委員会前委員長の永井幸寿弁護士が講演しました。

永井氏はまず、国家緊急権は国家の存立を維持するために立憲的な憲法秩序(基本的人権と権力分立)を停止するものであり、国民のための制度ではなく、近代憲法と相容れないと強調しました。

さらに、現在の日本では災害対策は法律が整備されており、放置自動車や瓦礫の撤去など財産権の制限や医療従事者の罰則付き動員ができること、さらには最も迅速で効果的な対応ができるのは現場の市町村であり、福島原発事故での避難のように国の画一的な指令はかえって被害を拡大したこともあげ、緊急事態条項は不要だと解明しました。また、テロ対策でも国民保護法など法律は整備されているだけでなく、自然災害とことなり政策でテロを未然に回避することの方が効果的であると指摘しました。

さらに、国家緊急権の典型は戦争で国民の命を制限することであり、戦争することと国家緊急権は一体だとその本質的性質を告発しました。

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

「部落差別固定化法」(案)反対学習会9月3日開催

「部落差別固定化法」(案)に反対する学習会が九月三日、兵庫高教組会館で開かれます。

「部落差別の解消の推進に関する法律案」は先の通常国会終盤の五月十九日、自民・公明・民進の共同提案で突然、提案されました。五月二十五日の衆院法務委員会での日本共産党の清水忠史議員の質疑で、「部落差別だとだれかが主観的に認定すれば、際限ない乱用を生み出しかねない」など部落差別を固定化する危険な内容が明らかにされ、継続審議となりましたが、秋の臨時国会で再び大きな問題になる見込みです。

こうした事態に、兵庫県労働組合総連合、兵庫県高等学校教職員組合、兵庫教職員組合、兵庫県商工団体連合会、国民救援会兵庫県本部、兵庫県地域人権運動連合、兵庫人権問題研究所は「『部落差別固定化法』の廃案を求める兵庫県連絡会」を結成、学習会で反対運動を加速しようとしています。

学習会は、①先の通常国会衆院法務委員会での清水忠史衆議院議員の質疑の録画を視聴、②新井直樹氏(全国地域人権運動総連合事務局長)の講演「法案の危険な問題点、これまでの取り組みと国会での情勢」、③前田武氏(兵庫人権連事務局長)の提起「廃案に向けての今後の取り組み」、④質疑・意見など―の内容で行われます。

「部落差別固定化法」(案)に反対する学習会 9月3日(土)13時30分~16時/兵庫高教組会館/内容は記事参照/参加費(資料代)500円/問い合わせ先:同会事務局=兵庫人権連☎078‐577‐6121


(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

カンキン第215回

愛媛県伊方原発の再稼動を、多くの人たちの反対の声を押し切って強行した8月12日金曜日、215回目の関電神戸支社前抗議行動には約50人が参加しました。

フリーライターで篠山市原子力災害対策検討委員会委員でもある守田敏也さんも参加。「地域防災の観点から、原発については保守的な人たちとも話し合ってきた。消防団の人たちからも『川内原発をあの地震で止めないというのはおかしいよね』という声がよせられた。世論を広げる上でも毎週続けられているこうした取り組みが大事」と発言しました。

また、福島県からの原発避難者訴訟にかかわり、原発避難者支援ソング「あなたへ」の作詞をした村嶋由紀子さん(写真右から2人目)と、作曲をした檀美知生さん(右端)からも歌の披露がありました。

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

「あさぎ」八月詠草:姫路年金者組合

夫作るなすも胡瓜もつややかで友は土産に笑顔あふるる
くの字形エス字になりし胡瓜たちわれに残りし大事な野菜
藤原信子

七日程留守にし山に帰りくる合歓の花咲きすっかりと夏
「平和行進歩いているよ」と夫のメールに「水分補給を」子からのメール
山下直子

埋め立てのゴミの中から甦り核の悲劇を語る「福竜丸」
女郎花・カンナ・鬼百合・蔓バラの囲う久保山愛吉さんの碑
衣川有賀子

子が押しぬ手押し車に身をゆだね花火大会手をたたき見る
闇かざる花火の色彩みごとなりおさむつ苑に拍手のこだま
江藤雅江

キッチンのゴーヤの簾の間より蟬の声きき枝を見上げる
応聖寺塀よりこぼれし利休梅真白な花を初めて愛でる
常田洋子

診断がついていないがたぶん癌筋萎縮ある故薬を探すと
月水金土と検査の予定入り説明書四枚もらって帰る
田渕茂美

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん〈580〉

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

「豪州の潜水艦が海上自衛隊阪神基地隊に寄港している。非核証明書は提出されたのか」―マスコミ関係者からの連絡に驚いた。神戸市は豪州大使館から非核証明書を得ていたが、五月の連休直前のこと▼安倍政権は防衛装備庁を発足させ、武器輸出をアベノミクスの柱にすえた。三菱重工が豪州に潜水艦を売り込み有利とされていた。神戸港への豪州潜水艦の寄港が通知されたのはその頃だった▼総事業費約四兆二千億円といわれる「商戦勝利」の「凱旋パレード」を潜水艦を建造する神戸港で行うつもりだったか。寄港通知の直後に仏の受注が決定したが、神戸港は軍需産業の活動の場となり、日米豪軍事同盟体制強化の場になろうとしている▼今年の原水爆禁止世界大会では、「核戦力の維持・開発をふくむ軍事費の大幅な削減による国民のための予算創出」「武器輸出と軍事産業の規制」が強調された。多くの海外代表も三菱・川崎などの名をあげ、軍需産業への銀行資本の投資を規制することを訴えた▼「軍事費を削って生活・福祉にまわせ」は、参院選でも重要な争点のひとつとなったが、武器輸出を促進するアベノミクスが国際的にも指弾されている。 (K)

(2016年8月21日付「兵庫民報」掲載)