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6月 12, 2016の投稿を表示しています

国会閉会直後いっせい宣伝

六月一、二日の「国会閉会直後いっせい宣伝」では、全県で三百カ所以上で街頭宣伝がとりくまれ、十二日開催する志位和夫委員長を迎えた街頭演説の案内を行いました。


一日は、三宮交通センタービル前で、堀内照文衆院議員、金田峰生党国会議員団兵庫事務所長が訴えました。堀内議員は、野党が安倍内閣不信任案を提出した理由として、憲法の平和主義や民主主義の破壊、貧困と格差を広げた「アベノミクス」の責任、国民の声を無視する沖縄の基地問題を指摘。おおさか維新についても与党の立場に立っていると批判し、「野党共闘を大きく進める選挙にしていただきたい。兵庫選挙区は金田峰生さん、比例は日本共産党を大きく伸ばしてください」と訴えました。

金田氏は、安倍政権のもとで国民の命と尊厳がないがしろにされている」と強調。戦争法、原発再稼働、TPP、消費税増税などを取り上げ「憲法を守り生かし抜く」と訴え支援をよびかけました。


二人の訴えに、信号待ちの方が耳を傾け、手をふり声援送る若者も目立ちました。サラリーマンがチラシを受け取り、JCPマガジンを受け取った若者はその場で開き見ていく方もいました。

西播地区は両日で九十六カ所で宣伝行動を行いました。太子町での宣伝では、平田孝義議員らが訴えました。住宅地内の訴え中、子ども連れの若い女性が車を停め、にこやかに『頑張って』と声をかけてくれました。また訴えを聞いていた女性は、「涙が出たよ。大変だけど頑張ってね」と声をかけてくれました。

宣伝行動のなかで、「しんぶん赤旗」の購読者も生まれました。

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

「ほーっ、志位さんが来るん!」

日本共産党兵庫県委員会は六月二日から「志位委員長街頭演説成功・第二次大行動期間」にとりくみ、各地で街頭演説の案内と宣伝・対話を繰り広げています。


電話や訪問で案内すると「ほーっ、志位さんが来るん。それなら行ってみようか」「夫婦で行かせてもらいます」「関心あるから行きたい」「昔はよく行った。久しぶりに行ってみようかな」「娘と一緒に行こうと思っていた」などの声が続々と寄せられ、「志位さんが来るインパクトはすごい」の声があがっています。「小池さんの演説会には急用で参加できなかったけど志位さんのは夫婦で行くよ」という人も。


五日には演説会場となる三宮そごう前で案内宣伝。「頑張って」の声が次々と寄せられ、「消費税増税やめてほしい。『先送りでなく断念を』という共産党に期待」「志位さん行くよ」など対話が弾みました。

「政治家は誰も信用できないから選挙には行かない」と考えていた学生のAさん。先月、共産党と出会い、「JCPマガジン」などで対話。「返さなくてもいい奨学金の提案は衝撃的。学生の声をきいて一緒にやっていこうという政党があるとは知らなかった」「こういうことをまわりに発信したい。原発問題も訴えたい」「志位さんの話も楽しみ」と話し、志位委員長街頭演説には、「友だちにも声をかけて参加します」といいます。

また県内の学生有志が作ったツイッターアカウント「金田峰生応援し隊」が話題です。「民主主義ってなんだ?と街や自分自身や政治家に問いかけ続けた私たち主権者。この声を真摯に受け止めることができる政党の一つが日本共産党だと思います。その日本共産党の委員長、志位和夫さんがこの度神戸に来てくれます。ぜひ参加してください」と志位演説会の参加を呼びかけています。

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

市民にあたたかい神戸市政を〈19〉:敬老祝い金

「神戸市敬老祝い金」の存続を
兵庫県社会保障推進協議会神戸市協議会事務局 高山忠徳
神戸市は、二月に敬老祝い金を廃止する方針を発表し、「神戸市民の意見提出手続に関する条例」に基づき、四月二十五日から五月二十日の期間で「神戸市敬老祝い金に関する条例の廃止とこれからの高齢者施策について」の市民意見(パブリック・コメント)を募集しました。

老人福祉法の第二条(基本理念)では、「老人は、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ、豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとする」と定められています。

今回廃止しようとする敬老祝い金に関する条例第一条(目的)でも、「この条例は、多年にわたり社会の進展に寄与した老人の長寿を祝し、 敬老祝い金を支給することにより、 老人の福祉の向上を図ることを目的とする」と、いずれも格調高く規定されています。

神戸市は、財政難のたびに、敬老祝い金の制度を改悪してきました(表参照)。「祝い金」制度が次々と縮小されてきたこと自体も容認できませんが、条例そのものを廃止しようとするに至っては驚くばかりです。


深刻化する「老々介護」「単身高齢者」の増加、後期高齢者医療保険料をはじめ、国保料、介護保険料などの負担は増え続け、電気・ガスなどの公共料金をはじめあいつぐ諸物価値上げの一方、わずかな年金は特例水準解消につづき、マクロ経済スライドの導入により大幅に減額されるなど、高齢者をとりまく状況は大変厳しくなっています。

今回の条例廃止はそれに追い打ちをかける冷たい仕打ちです。

戦後日本の復興と今日の発展を支えてきた高齢者の長寿を祝って行われる素晴らしい制度を全廃するのは、上記の理念や目的からも認められません。存続を強く求めます。

またパブリックコメントを募集した「これからの高齢者施策」で実施するという「住民主体でおこなう新たな介護保険総合事業」は、介護保険費用の抑制を目的に、介護保険給付から安上がりの地域支援事業に移行させるものであり、介護サービスの質の低下や、介護職員の処遇の後退が危惧される事業です。

また、条例廃止とそのためのパブリックコメントを実施する手続きにも大いに疑問があります。パブリックコメントは最終決定の前になされるものですが、すでに市長は廃止の方針を表明、そのパブリックコメン…

借り上げ住宅入居者ら西宮市長あて署名運動開始

市民の声で裁判止めさせ継続入居を

西宮市が、借り上げ復興住宅シティハイツ西宮北口入居者に住宅の明け渡しを求め、提訴したことに対し、入居継続を求める西宮市長あての署名運動が始まっています。

六月一日には、借上復興住宅弁護団、西宮UR借り上げ市営住宅連絡会、西宮借り上げ公営住宅入居者を励まし、支援する会などが第一回街頭署名を西宮北口アクタ回廊で行いました。

二十年の期限を入居時には知らさず、三年前になって突然、明け渡しを求め、高齢などで転居が困難な入居者を裁判で被告席に立たせる今村岳司市長の姿勢の冷たさなどを訴え、署名を呼びかけました。


この宣伝には、日本共産党から西宮市議団、いそみ恵子県議、神戸市議団も参加しました。

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

明石市の日本共産党と後援会が決起集会

大門みきし参院議員が訴え

明石市の日本共産党と後援会は六月四日、魚住市民センターで参院選へ向けての決起集会を開催。百六十人が参加しました。

*
日本共産党明石後援会の中嶋正治副会長のあいさつ、辻本達也市議団長の決意表明があり、大門みきし参院議員(比例代表予定候補)が国会情勢と選挙の争点について話しました。

―安倍首相は今までの首相とはまったく異質です。経済は方便にしか過ぎず、祖父岸信介の改憲して自衛隊を軍隊にし戦争できる国にしたいという野望を受け継いで、それを実現することのみに執念を燃やしている特別に危険な政治家です。

―アベノミクスは結局大企業と中小企業、大金持ちと庶民の間の格差を一層広げたに過ぎず、今や国民はその本質を肌で感じるまでになった。景気を良くするには国民の暮らしを温めて国民の消費を増やすしかない。

―戦争法は日本を守るものではなくアメリカの下働きをさせられる法です。日本共産党は戦争法成立直後からその廃止のために国民連合政府の提案と野党共闘のために奮闘してきました。 

―野党共闘の勝利とともに、共産党が伸びることが大事です。共産党が伸びなければ原発でも消費税でもTPPでも本当に国民本意の政治は実現しない。勝てば良い方向に向くことになり、野党共闘の中身が変わってくる――

など、大門氏は分かりやすくユーモアたっぷりに語りました。

そして「兵庫は五党が激突する全国の縮図。兵庫のがんばりいかんが全国のゆくえを左右すると言っても過言ではありません。兵庫選挙区での金田さんの勝利と比例代表で共産党の躍進のために頑張りましょう」と訴えました。

*
その後、衣川、大久保、二見、魚住、女性後援会の各代表から決意表明がなされました。そして新町市委員長から参院選の方針・行動提起があり、最後に業者後援会の芝本さんの音頭でガンバローを三唱しました。参院選に何としても勝利するという熱気あふれる集会となりました。

なお一時からは各後援会によるバザーが行われ、売り切れも出るという盛況でした。
(隅信=日本共産党明石市委員会)

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

最賃早期引き上げ求め座り込み

国への意見書採択求め県議会あて請願も

兵庫労連は、最低賃金引き上げを求め、六月二日、兵庫労働局前で座り込み行動を行いました。のべ五十数人が午前十一時三十分から午後五時三十分まで座り込み、リレートークなどで市民にも訴えました。


また、今年はじめて、兵庫県議会あての請願署名も同日提出しました。

請願項目は①最低賃金を早期に千円以上に引き上げること②中小企業の負担軽減への直接支援として社会保険料負担や税の減免制度を実現すること③雇用創出・安定に資する施策を実施すること―を国に要求する意見書の採択を求めています。
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堀内照文衆院議員も駆けつけ激励しました。

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

全国総がかり大行動:明石・淡路・姫路

「明日を決めるのは私たち――政治を変えよう!6・5全国総がかり大行動」(実行委員会主催)が六月五日、兵庫県内でも取り組まれました。

明 石

明石公園では「総がかり行動明石」主催の集会が開かれ二百五十人が参加しました。

門脇潤二郎代表世話人の開会あいさつの後、民進党の水岡俊一参院議員、日本共産党の金田峰生氏、二人の参院兵庫選挙区予定候補からの激励メッセージが読み上げられました。野村俊三事務局長が情勢報告をし、集会決議案を「憲法を生かす会明石」の岡崎さんが読み上げ、全員で採択しました。

パレードでは「戦争反対!憲法守れ!」「憲法壊すな!9条を守れ!」「野党は共闘!選挙に行こう!」「アベ政治を許さない!」「選挙に勝とう!」など、公園から繁華街を一周してシュプレヒコールを響かせました。


パレード後、公園入口で参加者が各団体の作成した横断幕やのぼりを持って勢ぞろいし、市民に「戦争法廃止」「憲法を守れ」「野党は共闘」「安倍内閣退陣」をアピールをしました。
(隅信=党明石市委員会)

淡 路

「戦争法廃止・安倍政権の暴走を許さない淡路集会」は、洲本市市民広場を会場に百二十人の参加で開催されました。淡路で島内の労働組合と市民団体が共同して開いた集会は昨年から数え四回目となりました。

集会では、齋藤貢元五色町長と、三根一乗医師からのメッセージがはじめに紹介されました。続いて、坂本知可弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会)が、安倍首相の危険な憲法改悪の動きについてわかりやすく報告しました。

消費税引き上げを先送りし、争点をごまかして強行した秘密保護法や戦争法。そして今度も先送りのあとに、首相に権限を集中させる緊急事態条項の創設をねらっている。野党共闘が実現した七月の参議院選挙で、こうした改憲の動きをストップさせようと、力強い訴えがありました。


参加者からは、淡路キリスト教連合会会長の堂山興治さんらが、それぞれの立場から戦争法は絶対に許されないと決意を述べました。

集会の後、洲本市街地を「戦争法は廃止」「安倍政権の暴走止めよう」「戦争したがる総理はいらない」などコールしながら行進しました。
(間森和生=洲本市議)

姫 路

「全国総がかり大行動inひめじ」はピオレ姫路前で行いました。

この日の行動を呼びかけた、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める姫路市民の会」(略称=平和を願う姫路市…

JCPマガジンで提案を知らせるのが大事

青年・学生後援会が宣伝で実感

日本共産党兵庫青年・学生後援会は五日夕、三宮センター街東口で宣伝を行いました。

参院選に向けたシールアンケート「あなたの一票が社会を変える」で対話し、「参院選の投票に行きますか?」「あなたの一票で実現したい願いは何ですか?」を聞いて、JCPマガジンを配布しました。シールアンケートには一時間で四十人の青年が足を止めています。

「選挙? 興味ないッス」と話した大学生は、「もし投票に行くとして実現したいことは?」との問いに「貧困と格差をなくしたい」にシールを貼りました。「日本のように恵まれた国はいいけど、世界には貧困な国がたくさんある」と話します。対話した後援会員が、「日本にも食事もとれず餓死してしまう事件や、生活保護を受けたくても受けられず生活が苦しい人もいるよ」と紹介すると、「そんなことがあるんですか」と驚きました。JCPマガジンで日本共産党がルールある経済社会で格差と貧困をなくすことを提案していると紹介すると、「話聞いて少し興味でてきました。このマガジンも読んどきます」と変化しています。

「ブラックバイトをなくしたい」にシールを貼った別の学生は、「バイト先で四時間も休憩させられた。忙しいときだけ働かされて、休憩の時間は給料も出ない」と話しました。JCPマガジンを開いてブラック企業規制法の提案を紹介すると、「これは実現してほしいです」と共感が広がっています。

宣伝に取り組んだ後援会員は、「投票に行くと行かないは半々だった。行くという人も投票先を決めていない人が多かった。学費やブラックバイトの問題に関心高いからこそ、JCPマガジンで共産党の提案を知ってもらうのが大事だと思った」と話しています。

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

学生有志が沖縄報告会

春休みに沖縄へ行った学生有志が六月五日、西宮市内で報告会と映画「戦さ場ぬ止み」上映会を行い、約三十人が参加しました。

報告では写真や映像を交えて、現地で見聞きしてきた沖縄戦の体験談、基地被害の実態、緊急で行われた米兵による女性暴行事件への抗議集会に参加した様子などを報告しました。

今回初めて沖縄へ行ったという学生は「行く前は基地の問題はどこか他人事だったが、行って沖縄の人たちのリアルな言葉を聞いて、基地は絶対にいらないと思った」「誰かの犠牲によって成り立っているというところでは原発と同じだなと思った」など報告しました。

報告会のあと映画「戦さ場ぬ止み」を上映しました。
(上園隆=民青同盟県委員長)

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

文化後援会の講演会で佐々木氏が強調

財界が支配する政治を国民の手で変えていこう

日本共産党兵庫県文化後援会は六月五日、前衆議院議員の佐々木憲昭氏を講師に招き、県立中央労働センターで講演会を開催しました。

参院選の日程が決まりいよいよ選挙という雰囲気のなか、日本共産党の金田峰生・参院兵庫選挙区予定候補が今度こその必勝の決意を込めたあいさつをし、引き続きオープニングのギター演奏がありました。

開会時から百名を越える参加者があり、「選挙への弾みにしたい」、という段野太一文化後援会会長のあいさつに続き、佐々木憲昭氏が「財界が支配する日本の政治」をテーマに講演しました。

佐々木氏は、はじめに安倍自公政権が固執するアベノミクス政策について、日本の経済も国民の生活も行き詰まっていることを明らかにし、これをごまかそうとするマイナス金利政策がさらに事態を悪化させている実態を指摘しました。

つづいて佐々木氏は、こうした無謀な経済政策をとる背景に日本の財界の政治支配があるとして、安倍政府が取っている大企業優遇策を批判。強大化し多国籍企業化している企業の実態、外資の支配、経団連と軍事産業、戦争法強行の背景などを詳しく解明しました。

最後に佐々木氏は、財界が実質支配している今の政治をどうしても国民の手で変えていく必要がり、民主主義、立憲主義を取りもどそうと訴えました。

図表など豊富な資料をつかった講演に「大変わかりやすかった」などの感想が多数寄せられました。
(堤隆二)

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

郷里但馬で大橋豊氏「レッド・パージ」を語る

曽我一作
大橋豊氏が「大きく遅れて、参加者には大変ご迷惑をおかけしました」と恐縮されていたが、また、「大変感激して、寝られませんでした」と、地元に帰って、思いを伝えられる喜びにあふれていた。六十ページにもなるレジュメを用意され、それに基づき、若々しく、しっかりと話された。一時間の約束では――八十五年の人生を語るのだから――足らないが、不当性はもちろん、今日的課題としてのレッド・パージの中身について、よく分かった。


五月十九日、但馬年金者組合の誕生会の行事として、大橋氏を招いたが、三十三名の参加者は「不当に黙らない。権力に負けない」姿に圧倒されながら、拍手を送った。

*
レッド・パージがGHQの命令で実施されたように、受け止めているが、正しいだろうか。国や経営者、民同系労組役員等の責任は問われていないが、彼らがGHQを利用して、彼らにとって都合の悪い人を排除したのではないか。

また、レッド・パージを「超法規的」だとして、是認する最高裁の判例は、立憲主義の中で許してよいのか。この判例を強いた当時の最高裁長官・田中耕太郎の悪事については、砂川事件をめぐり暴露されているが、これらとの関係についてなど、多くの疑点を残している。

それだけでなく、レッド・パージは、今日的課題だと私は思っている。

①いまなお、思想信条の自由を脅かす、解雇・昇進・賃金差別事案は多く発生している。

②労働者にとって、解雇問題は重大であり、特に、指名解雇・即日解雇は、権力者の意に沿わせる手法となるため、整理解雇四要件が確定している。この観点でも、重要である。

③年金空白の問題は、当組合にとって聞き捨てにできない問題である。

④「戦争のできる国」に突っ走る安倍政治の行き着く先は、人権無視の手法になる。基本的人権を擁護する取り組みを、平和を守る運動としても、高めて行きたい。

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

みんぽう川柳〈五月〉「憲法」 選者 島村美津子

特 選
憲法は津波のあとの一本松
神戸市 松尾美恵子

【評】何もかものみこんでしまった大津波、奇跡のように残された一本の松はどれほど人々の心に生きる希望を持たせてくれたことか。永久の戦争の放棄を誓った平和憲法は、家を焼かれ飢え、肉親や親友との別れなど悲惨な戦争を体験した十五歳の少女にとって飛び跳ねたいほど輝いてみえました。揚句は(下六)の体言止めが気にならないほどすばらしい比喩でした。

入 選
憲法がデンと居座る肚の中
明石市 小西正剛

憲法記念日祝いつづけて青い空
神戸市 山元三恵子

憲法で築いた平和民主主義
神戸市 川上俊智

孫のため憲法守る老夫婦
明石市 門脇かつ子

喜寿迎え感謝したいよ平和憲法
明石市 門脇潤二郎

五月の空こぶしつきあげ憲法守れ
尼崎市 富田明美

わが命生きるすべてが憲法だ
明石市 川路政行

九条を守り守ってきた平和
神戸市 藤田幸子

頼もしい憲法邪魔とほえる奴
神戸市 加茂勝治

憲法の誓い踏みにじるアベ許さない
神戸市 兵頭和子

憲法をアベに渡すな民のもの
神戸市 梶山洋枝

九条のブローチつけてデモに行く
明石市 大西照美

二十五条どの矢も来ない低賃金
神戸市 玉山歳子

壊憲へ次の矢は何探るアベ
神戸市 古賀哲夫

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん〈576〉

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

「三千円で月内なんとかやっていかないと」ある女子大生のつぶやきです。「彼女が月内って言ったのは、十五日くらいの話ですよ。大学生のみなさんの暮らしを変えるために力を合わせましょう」地元の駅で訴えると、JCPマガジンの受け取りがよくなりました▼学生の置かれている実態に改めて心を寄せ、参院選をたたかいたい。日本の高等教育予算はGDP比でわずか〇・五%。先進国最低クラスです。一方、大学授業料は世界最高レベル(国立五十三万円、私立八十六万円)。歴代の自民党政府は、無利子だった奨学金を〝学生ローン〟に変質させ、卒業と同時に数百万円の「負債」を抱えて社会人となる▼こうした状況に置かれている大学生たちが、立ち上がり、政治を変えようと頑張っています。目前に迫った参議院選挙は、日本共産党と民青同盟が戦前から実現を求めていた「十八歳選挙権」が実施されるはじめての選挙です。新たに選挙権を得る十八・十九歳は、六〇%が「選挙に行く」と答え、「今の政治が変わってほしい」と八八%が願っています(NHK調査)。若い世代との共感を大切に、未来を切り開くため、一日一日悔いなく頑張りたい。(あ)

(2016年6月12日付「兵庫民報」掲載)