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2016年4月10日日曜日

どんな人?/こんな人!/金田峰生さん〈上〉

語る金田峰生さん
―野党合意後の有権者の反応はどうでしょうか

「共産党は野党共闘をよく決断してくれた」「今まで嫌いやったけど、見直した」「兵庫はあんたが勝たなあかん」なんて、声をかけてもらえました。懇談の場でも話題になります。ちょっと誤解している方もいるけれど、説明すると納得してもらえます。

―金田さんはどんな子どもでしたか/社会的な関心のきっかけは

母や祖母に戦争の話を聞かされ、「戦争は怖い、嫌だ」と今でも思っています。ずっと小児ぜんそくだったので、公害問題にも関心が向きました。

勉強は嫌いでした。特に「とにかく覚えろ」といわれると苦痛でした。できない癖に「点取り虫にはなりたくない」とかいって。勉強をしない言い訳ですね。今になって後悔しています。日本の教育は記憶力に偏重していて、それは良くないと私は考えていますが、しかし私自身は、記憶力のなさがつくづく情けないと、身に染みて思っています。

―日本福祉大学を選んだ理由は何ですか

高校の部活で「社会福祉同好会」というのを立ち上げたのですが、「実践派」と「理屈派」に分かれて、私は後者でした。自分は「福祉の心」がない人間だと自覚していて、人の社会で生きていくのに「ちょっとまずいかな」と。それで「福祉とは何か」を「理屈」で知っておくくらいは必要かと考えて。それに学費も、偏差値も、ここならなんとかなるかなと。

あんな事故が二度とおこらないよう、本気で社会構造変えなあかんと入党


犀川スキーバス事故を報じる『赤旗』紙面(1985年1月30日付)

―そして、在学中に犀川スキーバス事故(八五年一月二十八日)がおこりました

学生たちは、まじめで、「人の役に立ちたい」とか、すごく純粋で志(こころざし)が高くて。それが志半ばにして、理不尽にも命を断ち切られた。「何でやねん」と。

私だけではなく、「こんな事故が二度と起きないようにしたい」「彼ら彼女の分まで生きよう」…大学全体がそんな雰囲気になりました。

ベテラン運転手がなぜ単純な事故を起こしたのか。そこが問題でした。ずさんな労務管理が明らかになりました。五十人もの命を預かる運転手さんを、そんな働かせ方をしてええんかと。たぶん、その会社の社長さんも「人の命は、地球より重い」とか言うと思いますが、実際は、人の命よりも儲けが優先。どこでゆがむのか。資本主義という社会構造に原因がある。だから「あんな事故が二度と起きないようにする」には、社会構造を変えないとあかん。そうしないと、また同じような事故が起こる。なんだか究極の選択みたいに聞こえるかもしれませんが、実際にそうですよね。

亡くなった学友の分まで生きるというのは、寿命を延ばすことは無理ですから、「あんな事故が二度とおこらないようにする」ために、自分なりに考えたことをやる。そういう人生を生きることかなと。

本気で社会構造を変革しようと、しかも科学的に「それはできる」ということも解明して実践しているのが日本共産党でした。他にはないでしょう。知ってしもたらしゃあない。だから共産党員になりました。

―今年また、長野県でスキーバス事故が発生しましたが

学生が亡くなりましたね。辛いし悔しいね。

犀川バス転落事故が起こった年の夏に日航機墜落事故もありました。〇五年にはJR福知山線脱線事故がありました。

具体的な原因はそれぞれ違うけど、構造は利潤優先という共通点があります。しかも今回の事故は、国が「規制緩和」で利潤最優先を助長していた訳で、新自由主義政治は、ほんまに罪深いと思います。

福祉は「共感すること」が大事やと学びました


―「福祉の心が必要」と入学したという話でしたが、「福祉の心」とは

そのときは、「困っている人を助ける」とか、「思いやり」とか、そういうイメージでした。でも「弱い人を助ける」とか、何か偉そうで、「そんな優しい人間ちゃうわ」と。

大学でも落ちこぼれでしたが、福祉は「共感すること」が大事やというのは学びました。

誰もが安心して暮らせるようにする。よりよく生きられるようにする。政治は、社会保障を中心に据えるべきだと思います。

政治家なら、「世のため人のため」ということを、曲がりなりにも考えると思うのですが、安倍首相はそうじゃないですよね。祖父がやりたかったこと、自分がやりたいことをやる。世のため人のためやなくて、自分中心。自分が絶対。あんな人は政治家になったらあかん。ましてや首相なんてやらしたらあかん。私でもそう思いますね。

(三回連載・次号に続く)

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

2千万署名達成、プレ集会、「5・3憲法集会」成功めざし交流会議


兵庫県憲法共同センターは四月二日、二千万署名達成、5・3憲法集会成功に向けて神戸市内行政区の交流会議を開きました。

はじめに三月二十七日に市民連合が開いた「全国市民意見交換会」に、兵庫県共同センターから参加した津川兵庫労連議長が報告。津川氏は、「戦争法案反対のたたかいで市民が主権者として立ち上がり、可決後には、戦争法廃止へ市民連合をつくり、選挙も政党まかせでなく市民も関わってたたかう新しい選挙となっている。政策も明確にして一致点を広げ、一人区を軸に共同を探求し、戦争法廃止へ自公を打ち破り一人でも多くの議員を通すための努力が交流された」と報告しました。

交流会議では、二千万署名の目標達成へ、▽決起集会を開催、パレードで訴え、署名を知らせるために週五日宣伝カーを運行(長田区)▽区民集会を開催した(兵庫区)▽ラストスパート集会を開く(灘区)などの各区共同センターのとりくみが紹介されました。

また、五野党合意以後、署名がどこでも集まるようになったこと、▽六十三筆中十筆が若者でびっくり(長田)▽呼びかけたら高校生が署名してくれる(西区)朝宣伝で「署名はしてないんですか」と若者から聞かれた(須磨区)など若者の反応が高まっていることや、草の根での署名の担い手を増やしている経験も交流しました。

人口の一割突破の長田区、目標の四三%到達の兵庫区でも、「目標達成には地域ローラー作戦」だと、各地で全戸訪問が日本共産党・後援会を軸に計画されていることも紹介されました。


〝共同センターTシャツ〟も活用



できあがったばかりの「共同センターTシャツ」もさっそく使い、二千万署名運動をやり遂げながら、目前に迫った四月八日の「プレ集会」と五月三日の「5・3憲法集会」成功に向けて頑張ろうと決意を固め合いました。

「共同センターTシャツ」は、背中に金子兜太氏揮き毫ごうの「アベ政治は許さない」を大きく印刷したもの。上着の上からも着られるようにサイズは大きめ(XL・L)。色は青。一着千円。共同センター参加の各団体で取り扱っています。

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

九条の会.ひがしなだ10周年記念講演会:小林節氏・内田樹氏

対談する内田樹氏(左)と小林節氏(右)

「九条の会.ひがしなだ」は二日、年次総会に続く十周年記念講演会を、神戸市内で開催し、会場あふれんばかりの約六百人が集いました。

小林節・慶応大名誉教授が記念講演し、「立憲主義と議会制民主主義を取り戻そう」と強調。若い力の台頭と市民、政党の共同の前進を背景にアベ政治ノー、政権交代への展望を熱く語りました。

小林氏はまた、安倍政権は「日本を取り戻す」というが、実は「日本を無防備に売り渡す」として、TPPによる医療、農業などの破壊や「アメリカの二軍として自衛隊を差し出す」愚挙を強く批判。さらに、災害対策を口実に、緊急事態条項を憲法に盛り込む〝お試し改憲〟の手口を「独裁への道」と断じました。

内田樹・神戸女学院大名誉教授との対談も、政権交代が大きなテーマになりました。日米関係、北朝鮮・中国脅威論のウソなど多岐にわたる率直な対談に、共感の輪が広がりました。

*
講演の冒頭に、明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)、自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs)、安保関連法に反対するママと有志の会@兵庫(ママの会)のメンバーがスピーチし、「一人一人が考え、一緒に頑張ろう」と呼びかけました。

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

総がかり行動明石が講演会

今、声をあげ、行動するとき、要求運動をプラスしてたたかおう



「安保法制(戦争法)廃止・総がかり行動明石」主催の「今、声をあげ、行動するとき! 4・2講演会」が四月二日、明石市立産業交流センターで行われ、百八十人が参加しました。

明石市民九条の会の小山英二氏が開会挨拶。音楽グループ「コスモス」がミュージックベルで、「さくらさくら」「大きな古時計」「赤いスイートピー」などを演奏しました。

その後、二宮厚美神戸大学名誉教授が、「戦争法廃止から安倍政権打倒へ――国民総がかり運動の発展」と題して講演しました。

二宮氏は―「安倍政権は戦争法を成立させたが、国民の運動で追い詰められている。参議院での野党共闘の進展や参議院選挙の情勢から判断して、外国の学者を呼んできて消費税増税見送りの姿勢を示し、国民を油断させる一方で、衆議院での野党共闘の足並みが揃わないのを見て、最後の突破口として衆参同日選挙にかけようとしている。これは一歩前進二歩後退のずる賢い戦術だ」

―「この戦術に対抗するには、総がかり運動の生みだした平和主義(戦争法廃止)と民主主義(立憲主義の回復)の一点での共同のたたかいを進めること。それを全国的地域的に広げること。この運動に『脱原発、原発再稼働反対』『TPP反対』『消費税増税ストップ』『辺野古新基地阻止』など各地域、部門の独自の要求運動をプラスして、いっしょにたたかっていくことが大事。次の選挙が天下分け目のたたかいとなる」と強調しました。

明石市の永井俊作市議(市民クラブ)、辻本達也市議(日本共産党)が挨拶し、狩郷明石人権平和センター議長が閉会挨拶をしました。
(日本共産党「明石市党ニュース」より)

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

市民にあたたかい神戸市政を〈11〉

神戸・市民要求を実現する会神戸市との交渉(下)


神戸・市民要求を実現する会事務局長 岡崎史典

(前号から続く)午前中の子ども子育て問題に引き続き、午後からは、産業、労働、平和の問題について交渉しました。



中小企業問題では、神戸市内経済で中小企業の果たす役割の重要性と震災を乗り越えてきた現状を説明し、神戸経済の中での位置づけを明確にするためにも「中小企業振興基本計画」を策定すべきだと示しました。

*

働くものの問題では、市内就労者の非正規率は四〇%に達し、二〇一二年に比べ一ポイント増加していること、兵庫労連が実施している自治体アンケートで神戸市職員でも非正規率が増加していることを指摘しました。

また、神戸市が委託している電話での労働相談について、夜間の時間帯の必要性を訴えました。過労死については十一月の啓発月間だけではなく通年で取り組み、神戸市が率先して働くものの環境改善に取り組むように要望しました。

*

三宮再整備については、現在は将来ビジョンとしての段階であり具体的な構想については示せるものはないが、JR三ノ宮駅の東側に新たに中・長距離のバスターミナルを集約する施設を考えていると担当者から説明がありました。参加者からは神戸市は一方的な再開発を押し付けることなく周辺住民や利用者意見を聞くことが重要だと指摘し、神戸市の担当者も意見を無視して進めることはないと述べました、また、駅北側の二宮商店街の現状を示し大型開発の問題点を指摘しました。

*

非核「神戸方式」の問題は、集団的自衛権に係る問題で「国には国の、地方には地方の役割がある」との文書回答がありましたが、戦争法発動中にアメリカ艦船が寄港を求め、非核証明書を示さなかった場合、市は入港の否を国に求めるのか―との質問に対して担当者は明確な回答は示せず、個別的な事項についての検討は行われていない現状を示しました。



産業・雇用の問題については市民目線での検討は行われていない現状が見て取れました。

平和と非核「神戸方式」の問題については、戦争法が国政問題であると同時に、神戸市の平和の問題だと広く市民に訴え、アメリカ艦船の入港については明確に拒否することが必要だと感じました。

開港十周年を迎える神戸空港については担当部局が出席しなかったことに残念であると伝え、具体的交渉は行いませんでしたが、三月十六日付の地方新聞に四ページもの広告を出す経費の使い方についての問題提起をしました。

久元市政は、表面上は市民の暮らしを考えているように見えますが、トップダウンで行う事業の多くは住民無視で行われることが多く、特に子育ての問題は周辺自治体と比べても大きく遅れています。

神戸・市民要求を実現する会では今後も、市民の要求を取りまとめ、横断的な活動を続け、神戸市と交渉していきます。

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

憲法が輝く兵庫県政へ[24]:障害者

憲法に基づく障害者の基本的人権の行使を支援する県政を

兵庫障害者連絡協議会事務局長 井上義治

人口減のもと、増え続ける障害者


二〇一四年度末現在、兵庫県における身体・知的・精神等の障害者手帳所持者は三十二万六千四百九十六人となっている。兵庫県の人口は二〇〇五年以降減少しているが、障害者手帳所持者は増え続け、特に精神疾患による手帳所持者はこの一〇年で二・二倍と急増している。改正障害者基本法により障害者の範はん疇ちゆうとなった難病患者三万九千人(一四年度末現在)を加えると実に県民十五人に一人の割合で障害者が兵庫県で暮らしていることになる(表1)。

今後も障害者は増え続けると予想され、今や障害者問題はひとごとではない。

表1 障害者手帳所持者数
年度身体障害者手帳療育手帳精神保健福祉手帳合計所持者率障害者1人当たり県民数
2005年3月末211,098人27,757人16,554人255,409人4.60%21.9人
2015年3月末245,476人44,455人36,565人326,496人5.90%17.0人
10年間の増加率1.16倍1.60倍2.21倍1.28倍

「すまい」は福祉の基盤


障害のある人が必要に応じて各種制度を利用し、どこでどのように暮らすかの「自己決定」の基盤は、「すまい」の保障が必須である。

県は第三期兵庫県障害福祉計画(二〇一〇年度~一四年度)の五年間でグループホーム・ケアホームの設置目標を二千八百五十人分としていたが、実績は二千五百四人分であり、もともと目標設定が低いにもかかわらず八七・九%の達成率にとどまっている(表2)。

県は、自ら設定した目標がなぜ達成することができなかったのかを検証し、グループホームの建設や当該職員の劣悪すぎる処遇を改善するための県独自の助成制度を創設する必要がある。

表2 グループホーム・ケアホームの目標と実績
2010年度2011年度2012年度2013年度2014年度
目標1,959人分2,795人分2,256人分2,363人分2,850人分
実績1,586人分1,771人分2,283人分2,299人分2,504人分
達成率81.00%62.40%101.20%97.30%87.90%

自立生活・社会参加の第一歩は移動の保障


障害のある人が普通に地域で暮らし、余暇活動を含め社会参加をするためには移動を可能とする制度保障が必要である。

その一つとしての移動支援は、障害者総合支援法(以下、支援法)の地域生活支援事業に位置付けられ、市町が独自にさまざまな条件を設定し実施されている。そのために市町間の格差が生まれている。

例えば、移動支援の利用時間の上限の設定のないのは十三市町、通所・通勤・通学も利用可としているのは三市町であり、事業単価も身体介護ありで三十分あたり八百二十円から四千円、身体介護なしで五百五十七円から一千九百六十円となっている。

これだけの格差があれば、サービス提供事業者の参入やサービス提供体制づくりに困難さが生じ、障害者自身の移動支援に影響が出てきている。

県は、県内どの市町に暮らしていても、必要な時に必要な移動支援が気兼ねなく利用できるようガイドラインを策定し、必要な財政支援も行うべきである。

医療費助成制度は障害者・子どものいのちづな


障害者は障害があるがゆえに、一般の医療はもちろん、専門的な医療やリハビリと生涯縁が切れない。

井戸県政は、「行財政改革」の名のもとに二〇〇四年に一部負担金の導入、〇九年に所得制限の引き下げと負担金の増額、一一年には「世帯構成員相互に支え合う」として所得判定単位を「同一世帯の最上位者」から「世帯合算」へと、連続して改悪し、全国一厳しい重度障害者医療費助成制度にしてしまった。

障害当事者の障害や疾病等に関する医療ニーズを何ら考慮することなく、家族に責任を押し付け、医療費助成制度に所得制限を課すこと自体問題である。そして、乳幼児等・こども医療費助成制度にも「世帯合算」による所得制限を導入し、多くの乳幼児・子ども、障害者をこの制度から排除してしまった。

憲法・障害者権利条約を一人ひとりの障害者に


我が国は、国連・障害者権利条約(以下、権利条約)を二〇一四年一月に批准し、二月に発効した。権利条約は障害者に新たな権利を保障しようとするものでなく、障害のある個人が人間として普通の生活を送ることができるようにするために、国(政府)にそれを実現する責務を課したものである。

国(政府)も地方自治体も、憲法と権利条約に基づき障害者の権利保障の実現に向け、それぞれの役割を果たさねばならない。県行政としては、国の制度による悪影響を取り除き、県内の障害のある個人一人ひとりの尊厳を最大限確保するための施策の拡充に努めることが求められる。例えば、医療費助成制度に所得制限として導入した家族責任とする「世帯合算」は直ちにやめるべきである。

障害のある人の問題は、生命が母胎に宿った時から墓場までの全ライフステージにおいて、それぞれに課題がある。私たちは障害のある人たちが希望をもって普通の暮らしができるよう、多くのみなさんと力を合わせたい。障害のある人が安心して暮らせる社会はすべての人々が幸せに暮らせる社会であると考えている。

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

ろう者・手話関係者の党後援会:戦争法廃止の学習会

差別・危険にさらされた戦争を繰り返させない


夜明けの会(ろう者・手話関係者日本共産党後援会)は、三月二十七日「戦争法廃止」の学習会を開きました

春とはいえ、肌寒さが残る日曜日、兵庫勤労市民センターに参院兵庫選挙区予定候補の金田峰生氏を招いて、「戦争法廃止」「憲法九条守ろう!」をテーマに一緒に勉強しました。

あの忌まわしい第二次世界大戦では、聞こえない人の多くは聞こえないが故に差別を受けたり白い目で見られたり、情報不通で生命の危険にさらされたり、と苦しい体験をされており、安倍政権が推し進める「戦争法」に大きな危惧を持っています。

前回二〇一五年十一月十五日の集まりでは衆議院議員に当選したばかりの堀内照文さんに来ていただいているので、今回七月の参院選で金田さんが当選を果たすと、続けて衆・参両院の国会議員さんを招いたことになりとても嬉しいです。

絶対勝利! みんなで応援しょう!―と会場は大変盛り上がりました。

聞こえない県民の願いを国政に届ける金田峰生さんに勝利を!
(T・N=夜明けの会)

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

日本共産党と民青同盟が関学入学式宣伝

学費値下げ、給付型奨学金、戦争法廃止18歳選挙権行使していっしょに社会を変えよう



日本共産党西宮芦屋地区委員会は四月二日、民青同盟兵庫県委員会と一緒に、関西学院大学の入学式が行われる上ヶ原キャンパス前で、新入生を歓迎する宣伝を行いました。

庄本けんじ西宮芦屋地区委員長(西宮市議、写真右)、佐藤みち子、まつお正秀西宮市議、平野貞雄芦屋市議と支部のメンバーなど、十三人が取り組みました。

庄本地区委員長、同大学卒業生でもある平野芦屋市議・上園隆民青同盟兵庫県委員長らが、次々とマイクを握り、「おめでとうございます。皆さんの新たな門出を応援します」「高すぎる学費の値下げ、給付制奨学金の実現をめざします」「安保法制の具体化は許しません。若者を戦争に送る安保法制を廃止し、憲法九条を守ります」「今度の選挙から十八歳選挙権が行使できます。いっしょに社会を変えましょう」と呼びかけました。

支部から参加したメンバーが青年向けのチラシを配布すると、新入生や父母が次々と手に取っていきました。なかには並べているプラスターを見ながら「学費値下げだって」と話しながら行く新入生もいました。

入学式宣伝は、党地区委員会の青年学生部で計画し、地区委員会として取り組みました。

地区委員会は、四月十六日に計画している日本共産党党演説会に関西学院大学生も誘おうと、引き続き門前宣伝を計画しています。

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

西宮革新懇が活動再開

西宮革新懇は長期間活動休止をしていましたが現下の情勢に突き動かされ再起動しました。三月二十六日、西宮市勤労会館で、およそ二十五年ぶりとなる第二回臨時総会を開催。当面の活動方針を決め三十一人の新世話人を選出しました。

*
総会後「戦争法廃止と政治革新の展望」と題して冨田宏治関西学院法学部教授が講演しました。


冨田氏は、「一番危険な時代は去りました。危険な時代はポピュリズム的政治手法の小泉首相時代でした。自民党から離れた棄権層が約二千万人いる。この人たちに対面で対話していくことが必勝の決め手です」―と強調しました。

参加者からは「新しい風を吹かせるために多くの力が必要。西宮は投票率が低いので気になります。無関心層、迷っている人たちに声をかけ広げるチャンスだと思う。活気ある西宮にしよう」「風が止まった危機は去った、とのお話を聞き、ほっとしました。転落中だと思い気が重かった。頑張る気が起こりました」などの発言がありました。

終了後には会場を出てJR西宮駅前までパレード。同駅前で宣伝署名活動に取り組みました。
(阿波角孝治)

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

アスベスト尼崎の会が総会:労災型訴訟は5月26日に高裁判決

企業責任明確にさせ救済を


いわゆる「クボタショック」から十一年を迎え、深刻なアスベスト被害が今なお続いている中、「アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会」(船越正信会長)は四月二日、尼崎市立小田公民館で第十一回総会を開催、六十人が参加しました。

労災型の尼崎アスベスト訴訟控訴審は、二月十五日に結審し、大阪高裁で五月二十六日に判決が言い渡されます。総会では、「尼崎アスベスト訴訟の到達点と今後の展望・課題」について弁護団の和田信也事務局長と菊田大介事務局次長が講演。船越会長が「非常に長いたたかいが続いている。加害企業の責任を明確にしない限り、真の救済はない。労災型の高裁判決が深刻な被害に向き合ったものとなるよう期待している。被害者は増え続けており、さらなるたたかいの継続が重要」と挨拶しました。

日本共産党の堀内照文衆議院議員が「この間、国会でも国の責任で被害者救済制度の充実を求めてきた。塩崎恭久厚労大臣から『救済法でカバーしきれない被害者が残っている現実もよく分かった。健康問題は厚労省の責任なので環境省と連携したい』との答弁を引き出した。今後とも皆さんと連携して頑張りたい」と来賓挨拶しました。

昨年三月から今年二月までの活動のまとめと今後一年間の活動方針、次期役員体制を粕川實則事務局長が提案し、確認されました。
(粕川實則)

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

無名塾『おれたちは天使じゃない』

神戸演劇鑑賞会4月例会



三人の囚人が、なぜか人を助けることになる。海辺の街で繰り広げられる人情味豊かなコメディです。

ここは南米の明るい海辺の町。実は犯罪者の流刑地である。クリスマスのイヴの日、雑貨屋を営む夫婦が、屋根の修理をするために、殺人罪などで収監中の三人の囚人を雇う。ジョゼフ(四十代)、ジュール(四十代)、アルフレッド(二十代)である。三人は屋根の修理をしている時に、この雑貨屋の窮状を知ることになる。

それは、急にこの店のオーナーが視察に来ることに。慌てたのは店の経営者。店の帳簿は出で鱈たら目め。在庫品の数は合わない。ツケの回収はできていない。慌てふためく夫婦の姿を見た三人はそれぞれの特技を生かし、手を貸すことに。

さらに、店の経営者の純情娘の所に届いた一通の手紙。それには、恋人の心変わりが書かれていた。ショックのあまり失神、取り乱す彼女。これ以上傷つく娘を見ることは忍びない、と三人は、ある策略を企てる。そして…。

人間の中にある善や悪、さらに毒まで盛り込んだ、因業オーナー、雑貨屋の夫婦、娘と、三人の囚人たちが繰り広げる心温まる物語。結末の事態は思わぬ方向へ。

ブロードウェーで大ヒットをなす。神戸演劇鑑賞会でも過去二回ミュージカルとして例会になり、会員の大きな支持を得ました。今回は、演劇としての登場です。ご期待を。
(小谷博子)



無名塾公演『おれたちは天使じゃない』/作=アルベール・ユッソン、脚色=サム&ベッラ・スピーワック、演出=丹野郁弓、出演=仲代達矢、松崎謙二ほか/①4月21日(木)18時30分②22日(金)13時30分③23日(土)13時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金千円と月会費2カ月前納)、月会費3千5百円(大学生2千円、中高生千円)/☎078・222・8651、Fax078・222・8653
]

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

みんぽう川柳〈三月〉「震災忌」

選者 島村美津子

特 選


震災ニュース海は黙って光ってる
神戸市 山元三恵子

【評】悲しみや怒りを超えて静せい謐ひつささえ漂ってくる一句、次の句の山空海も涙するにも呼応して、まして大震災ことに原発事故は大人災でもありました。五年が経つ現在も溶け落ちた核燃料の状態も分からないまま、それでも原発再稼動という政治、増え続ける黒袋、野生動物が我が物顔で横行するかつて人間の温かい営みのあった町、投句の数々は訴え続ける。

入 選


震災忌 山 空 海も涙する
神戸市 誠 かおる

犠牲者の話に泣いた震災忌
神戸市 高馬士郎

震災忌入学告げるランドセル
明石市 植木多佳子

雨もりや床カビきしむ仮設の五年
神戸市 松尾美恵子

忘れたらあかん無念の震災忌
明石市 片山厚子

竹灯篭涙を照らす震災忌
明石市 川路政行

東遊園地叔母の名前をそっとなで
神戸市 山本尚代

爪跡にも春の花咲く震災忌
神戸市 熊谷敏子

街角の小さな碑にも花献ぐ
明石市 小西正剛

ウリ坊が我物顔の震災忌
明石市 門脇潤二郎

震災忌ジワリと増える黒袋
神戸市 長沼幸正

再稼働みんなで止めた震災忌
明石市 門脇かつ子

再稼働政治の狂気震災忌
神戸市 古賀哲夫

震災忌しんしんと時きざむ音
神戸市 妹尾 凛

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん〈573〉



(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

「これは最近作った文書ですか?」日本共産党綱領学習会での若い世代の感想です▼一月に党の一員となった彼が注目したのは綱領のこの一節。「軍事面でも、日本政府は、アメリカの戦争計画の一翼を担いながら、自衛隊の海外派兵の範囲と水準を一歩一歩拡大し、海外派兵を既成事実化するとともに、それをテコに有事立法や集団的自衛権行使への踏み込み、憲法改悪など、軍国主義復活の動きを推進する方向に立っている」▼「戦争法」を止めようと各地の集会やパレードに参加し続け、「今度の参院選はファシストとのたたかい」と入党を決意した若い世代のみずみずしい感性に刺激を受けました▼安倍政権の「戦争する国づくり」への暴走は急速です。防衛予算は戦後初めて五兆円を超え過去最高。また、「平和目的に限る」と軍事利用を制限していた宇宙政策を転換、米国防衛のための宇宙利用計画も推進▼神戸市は暴走に追随し、「航空・宇宙分野」を基幹産業とする目標を「神戸2020ビジョン」に明記しました。非核「神戸方式」を誇る平和の街と軍需産業は相いれません。国と自治体の「戦争」への暴走ストップへ、若い世代と力を合わせたい。(あ)

(2016年4月10日付「兵庫民報」掲載)

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