スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

8月 23, 2015の投稿を表示しています

発言:馬渡英樹さん(明日の自由を守る若手弁護士の会・弁護士)

戦争繰り返させないため行動を

明日の自由を守る若手弁護士の会の一員として市民の方と一緒に「憲法カフェ」「憲法茶話会」を開催するなどの活動をしています。なぜ憲法ができたのかを紙芝居を使ったりして、なるべく分かりやすく説明できるように心がけています。ママさんも、パパさんも、日本と子どもの将来を心配し、憲法について耳を傾けてくれますし、思いを熱心に語ってくれます。

私たち弁護士は、司法試験を受験するときに、憲法を学びます。その憲法の意味を、内閣総理大臣である安倍首相が全く理解していないことに驚いています。私自身、政治に対して特に意見を持っている人間ではありませんでした。でも、戦争を経験した人たちが守ってきた憲法を破壊することには、声をあげて反対していかなければならないと考えています。憲法を学んだ弁護士の使命といってもいいかもしれません。

今、集団的自衛権を容認するための安保法案が成立しようとしています。安保法案は、憲法9条に反するものであり、時の権力者の解釈によって、戦争を起こすことが容易になるものです。廃案にするしかないと思っています。

よく議論になるのが、集団的自衛権の〝抑止力〟です。本当に、集団的自衛権には、抑止力があるのでしょうか。最も軍事力のあるアメリカは、常に戦争をしています。抑止力があれば、戦争をしていないはずです。特に、自分の命を犠牲にすることをいとわないテロリストに対して、抑止力の効果はありません。むしろ、〝後方支援〟という名目の下に、戦争に参加することによって、日本がテロリストの標的になる可能性が高くなるでしょう。

また、日本に対する脅威はあるのでしょうか。たとえば、中国はたびたび日本を挑発するような行動に出ます。しかし、中国が日本に対して軍事的行動に出るような事態にはなく、すぐに安保法制を構築しなければならないほどの脅威はありません。

このような話をすると、安保法案賛成の方々からは、「平和ボケ」していると言われます。しかし、安保法案を可決し、アメリカの戦争に参加する行為こそ、日本が戦争に巻き込まれ、日本人が命を落とす可能性が高まることを無視してはいけません。

ヒトラーの下、ドイツ軍の空軍総司令官であったヘルマン・ゲーリングは、次のように語りました。「一般市民は戦争を望んでいない。しかし、国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。自分たちが外国か…

SEALDs KANSAI街宣アピール元町駅前に700人

SEALDs KANSAIが神戸で初めてとなる街宣アピールを8月7日、JR元町駅東口前で行いました。聴衆は、開始前からどんどん膨れ上がり700人となりました。

はじめに主催者を代表して関西学院大3年の大野至さんが呼びかけ―「なぜ安保法案に反対するか、それは議会制民主主義と立憲主義を否定しているから。一緒に声をあげようと今日は初めて神戸で行っています」と訴えました。

続いて学生や学者らが次つぎとマイクを握りました。

神戸大学の緊急集会を主催した岩佐卓也准教授は、「神戸大学で集会をやれたのは、SEALDsのみなさんのおかげ。みなさんの取り組みをみていて恥ずかしくなり、神戸大学で声があがらないのなら自分があげればいいんだと集会を呼びかけ、短期間で成功させることができました。各大学で声をあげましょう」と呼びかけました。

学生のスピーチでは―

「戦後教育は戦争に反対する力をはぐくむために行われたはず。間違いというなら、それは『戦争に行きたくないと言うのは利己主義だ』という武藤議員のような思想を生んだことだ」(神戸大院生)
「原爆死没者慰霊碑には『過ちは繰返しませぬから』と刻まれていますが、繰り返してはいけないのは戦争の過ちだけじゃない。戦争中に『戦争反対』といえる空気はなかった。この言論弾圧による過ちも歴史から学んだ」(関西学院大生)―などの訴えがありました。

SEALDs KANSAIの神戸での街宣アピール次回は8月28日19時から(場所は未発表)と予定されています。

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

堀内・金田氏が終戦記念日宣伝

8月15日・戦後70年目の終戦記念日、堀内照文衆院議員と金田峰生参院兵庫選挙区予定候補は甲子園前、JR六甲道駅北側、元町大丸前の3カ所で地元市会議員とともに街頭演説を行いました。


金田候補は、自らの母親から聞いた戦争体験を紹介し、2度と戦争を繰り返させない決意を語り、堀内議員は、甲子園では戦争に参加させられた球児、プロ野球選手の無念を紹介、前日に発表された安倍首相談話を批判し、戦争法案の廃案をもとめました。

「何かあったら誰が守るんや」と聞いてきた通りがかりの男性に運動員が「実力に実力で応じれば泥沼になるだけ。6カ国協議という枠組みもある。東南アジア諸国のように、話し合いで解決するテーブルにつかせる外交努力こそ日本が行うべきではないでしょうか」と話すと、「そうやな」と納得してくれました。

年配の夫婦は最後まで訴えを聞き、議員とも握手し、「がんばってや」と激励してくれました。元町大丸前では、若者が何人もチラシを受けとり、署名もしていきました。

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

再度の強行採決許さない:川西市でレッドアクション

「戦争にいくな!川西連絡会」が呼びかけた『8.16強行採決忘れへんレッドアクション』が8月16日、アステ川西2階広場で開かれ、120名が集会・パレードを行いました。

集会では、歌声・ギターで盛り上がるなか、参加者が次つぎリレートーク。日本共産党国会議員団からの連帯メッセージは猪名川町の下坊辰雄町議が紹介しました。

参加者から「川西で市民集会をと願っていて、参加でき嬉しかった」「集会に参加し元気をもらいました」「これから戦争法廃案へ市民世論をさらに広げたい」などの感想が寄せられています。

ブログを見て参加した20代の男性は「リレートークは緊張するので出来ませんが思いは同じ」と語っていました。
(吉岡健次)
(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

上ヶ原後援会が長岡関学教授招き学習会

西宮の日本共産党上ヶ原後援会と支部が「70年目の終戦記念日に平和を考える」学習会を8月15日、甲東公民館で開きました。

講師に招かれた関西学院大学法学部の長岡徹教授は、「安全保障関連法案」の内容を紹介し、「戦争法」あるいは「戦争参加法」に他ならないと批判しました。

また、日本はこれまで、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争などアメリカの戦争に巻き込まれてきたものの1人の戦死者も出さず、自衛隊は1人の人も殺してはいないが、それは日米安保があったからではなく、憲法9条とそれを支持する国民世論があったからだと指摘し、いまこそ国民の頑張り時であり、戦争法案を廃案にしようと訴えました。

参加者からは、関学のキャンパスが軍需工場に接収されていたこと、空襲の記憶など、戦争体験が語られたり、「家でも話は聞いていたが詳しく聞きたいと参加した」という19歳の女性の発言もありました。

(Web版のみ)

神戸西区革新懇が終戦記念日宣伝

神戸西区革新懇は、8月15日昨年に引き続き終戦記念日宣伝行動を取りくみました。30人の会員が行動に参加しました。

宣伝行動に先がけ、NPT会議と原水爆禁止世界大会に参加された西区原水協竹中登事務局長の報告を聞きました。

次いで3週間前の7月27日深夜に放送された毎日放送の「映像'15 よみがえる最前線~神戸と核と日米同盟」を視聴し、地元神戸の動きを学習しました。

参加者からは、「見ていて涙がでてきた」「非核神戸方式が危ない」「医療産業都市建設にあたって神戸市が米企業に1億円もの破格のコンサルタント料を払っているのを初めて知った」「戦争法が通れば神戸が兵站の基地となる」「周りの人にもぜひ見てもらいたい」などの感想が寄せられました。

11時から地下鉄西神中央駅前で「きょうは終戦記念日です。戦争で再び犠牲者を出さないため戦争法に反対しましょう」と喪章リボンを着用しビラを配布しました。

12時に参加者全員が1か所に集まり戦争で犠牲となられた国内外の人々を偲び黙とうをしました。
(西区革新懇事務局員・新谷良春)
(Web版のみ)

西ひめじ:地域からも「戦争法案NO!」

地域からも「憲法違反の『戦争法案』NO!」の声をあげようと、西ひめじ住民集会実行委員会の呼びかけに、7月26日、姫路市網干区の狭間公園に「アベ政権は許さない」と、老若男女130人が集いました。

集会は河野太通龍門寺住職の連帯メッセージの紹介に始まり、青年・学生、戦争体験者、元自衛隊員、労働者、「9条の会西ひめじ」代表のトーク、「若者9条の会」の紙芝居が披露されました。実行委員会では、与野党の国会・県会・市会議員に案内を出し、出席した入江県会議員があいさつしました。

千人針を縫った悲しみを語り、「あやまちは繰り返させぬ原爆碑」と読んだ川柳作家が「若い人の元気な姿に勇気を得た」という集会になりました。

集会後は60人が参加してパレード、青年たちのリズムに乗ったリードで元気よくシュプレヒコールして網干の人々にアピールしました。
(安積弘允)

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

9条の会かわにしが大型看板

9条の会かわにしはこのほど、「海外で戦争する国にさせない!~憲法9条を守り活かそう」と書かれた大型看板を設置し、話題になっています。

場所は、国道173 号線市立川西病院交差点信号西入すぐ右手、奥山鉄工所(西畦野3丁目6番)の壁面。縦1.8m、横9mの大きさです。奥山鉄工所の奥山敏也さんから「今の安倍政権の暴走は恐い。何としても憲法を守り抜きたい。良かったらうちの広告看板スペースを使ってください」と申し出があり、会が制作しました。

同会の世話人会では「費用面から考え半分のスペースにしては」などの意見も出ましたが、「安倍暴走を食い止めるために思い切ってフルスペースでつくり、市民にアピールしよう」「結成10周年の記念にもなる」と決断しました。費用は10年間の会費とカンパの積立金を充当しました。


看板を見た人から、「良く目立っている」「思い切ったことをしたね」「グッドタイミング。安保=戦争法案廃案へ励みになる」などの声が寄せられています。(竹村明)

(Web版のみ)

「駅前文化祭」中止問題で西播労連が姫路市相手に提訴

西播労連などが姫路駅北にぎわい交流広場で7月24日に開いた「駅前文化祭」を姫路市が出演者の安倍政権批判を理由に途中で中止させた件で、西播労連は8月11日、神戸地裁姫路支部に損害賠償の訴訟を起こし記者会見を行いました。

*
西播労連の出田馨事務局長は――

「今回の件は、姫路市が使用許可した集会を内容が政権批判であることを問題に途中で中止命令を出すという、憲法21条が保障した集会の自由を侵害し、地方自治法244条に反するもので許すわけにはいかない」「同時に何が何でも訴訟で決着をつける意向ではない。しかし、事件報道後に姫路市が謝罪する噂も聞いたが、謝罪したとする市長会見の後に、私たちに謝罪したいと連絡するという対応や、姫路市側から〝中止は主催者が決めた、駅前広場を管理する委託業者と連携が不10分だった〟など市の責任をあいまいにする説明が流されるなど極めて不誠実であり、形式的謝罪で終わらせるわけにいかない」「戦争法案が国民の世論によって廃案にできるか否か極めて緊迫した情勢の中で、責任の所在をなおざりに解決をすることで、戦争法案反対の世論に委縮効果を残したままにしておくことは、全国各地で戦争法案反対の声を上げている人たちに申し開きができないとの思いから、姫路市に慰謝料等の賠償を求める訴訟を神戸地裁姫路支部に提訴した」
―と説明しました。

また、提訴に先立ち、姫路市に対し

①本件中止命令が憲法違反であることを認めた上での謝罪、②姫路市及び委託業者職員らに対して憲法教育等の再発防止策を講じること、③姫路駅前文化祭を無料でやり直しさせることを求める「申し入れ」書を提出し、要求に真摯に応えてもらえるのであれば、訴訟を取り下げ、金銭請求も放棄することも通知した
ことも説明しました。

*
会見に同席した姫路綜合法律事務所の吉田竜一弁護士も――

「委託業者は姫路市とは別に判断をしたとは考えられず、市の参事も政権批判を問題にしたことを明確に認めており責任は明らか」「申請内容と実際に行われた内容が異なると言うが、政権批判がどの規定に反するのか、憲法違反の理解がない。今後〝規約等の見直し〟など、集会内容により途中で市が中止させられる危険な方向も言い出しており黙過できない」

―と批判。集会の内容に自治体は介入できないし、姫路市自身も田母神氏の改憲講演会について市民から批判が出た時には、「集会の内容判断…

若者9条の会たけのこ:手柄山で戦争と憲法について学ぶ

若者9条の会たけのこは姫路の若者を中心に、小学生から楽しめるイベントを通して、憲法9条について学ぶ活動をしています。

8月9日は学習会と手柄山の太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔・姫路市平和資料館見学を行いました。

最初に、9条や自衛隊・日米安保について知ることができる、「9条すごろく」をしました。良い出来事があったマスに止まり進むと歓声、悪い出来事があったマスに止まり戻ると悲鳴が聞かれました。クイズが出題されるマスもあり、正解すると景品がもらえ、間違えると1回休みになります。正解が意外なものだと感心した様子で聞いてもらえて、手間と時間をかけて準備をしてきて良かったと思いました。

次に「戦争のつくりかた」を紙芝居で鑑賞しました。これは未来を予言する形で、日本が再び戦争ができる国になるまでを描かれた絵本です。


それから、慰霊塔を見学しました。周りに建つ側柱のうち113本に、各都市が空襲を受けた回数や死者数・被災者数が刻まれています。全国の大きな街のほとんどが空襲で焼かれたことを実感します。また、市長など復興の責任者の名前も書いてあり、街の再建への強い思いが伝わってきます。

最後に平和資料館に行き、戦争、特に空襲を受けたときの様子を詳しく知ることができました。

容易ではなさそうですが、何としても平和な世の中をこれからも守っていきたいと改めて感じました。
(平和をあいするイワティ)
(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

武庫川灯ろう流し:平和祈願して49回目

8月16日に阪神武庫川駅北の武庫川河川敷公園で「平和祈願武庫川灯ろう流しの夕べ」が行われ、天候が心配されるなか約50人が参加しました。

「戦後70年」に当たる今年は「灯ろう流しの夕べ」も49回目です。

集会に先だって、尼崎の原爆被害者らがつくったDVD『忘れてはならない夏がある』を上映しました。

「夕べ」では、菅村哲仁実行委員長から、核兵器廃絶をめざすNPT会議の状況が報告され、戦争法を許さないたたかいの重要性が訴えられました。庄本えつこ県議は、国連NPT会議に参加した内容を報告し、尼崎原爆被害者の会の山下喜吉会長、杉山たかのり西宮市議、辻おさむ尼崎市議が挨拶しました。

西宮・海清寺の僧侶の読経のなか武庫川に灯籠を浮かべました。



(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

原水爆禁止世界大会に参加した学生Aさんの思い

被爆者のメッセージ引き継ぐのが私たちの世代の使命

被爆70周年原水爆禁止世界大会長崎に初めて参加させていただき、被爆地長崎に実際に訪れないと分からない、感じること、学べることが多くあり、とても貴重な経験をさせていただきました。有難うございました。

この大会で一番印象的だったことは、青年のひろばでの参加で被爆者の方の話を聞くことが出来たことです。

話をしてくだったのは山中さん(70歳)でした。山中さんは生後8カ月の時に被爆し、母親が原爆についてあまり話をしたことがなかったため、原爆手帳をもらう中学1年生までは被爆についてあまり意識をされなかったそうです。しかし、40代になってから病気になることが多くなり、医師に原爆症ではないかと診断されたことがきっかけで原爆について強く意識するようになり、4年前から、原爆症の認定を求め山中さんは国を相手に裁判でたたかっています。

原爆の被害は過去のこととして捉えていた私は、被爆者が今もなお原爆症に苦しめられていること、子どもへの影響が続くのではないかと不安を抱えていること、裁判で原爆当時の辛い記憶を掘り起こされながらも原爆症の認定を求めたたかい続けていることを知りませんでした。

被爆者の肉声を聞くことが出来る時間も長くはなく、自分たちの世代が最後です。この大会を通して、被爆者のメッセージを次の世代に伝えていくことが私たちの世代の使命であることを強く感じました。また、原発再稼働や戦争法案を必ず止めなければならないと強く思いました。

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

【訂正】

8月9日付2面の堀内照文衆院議員のアスベスト被害にかかわる国会質問記事の一部に編集上の誤りがありました。お詫びし、以下のように訂正します。

誤「1971年に輸入石綿を解禁し、石綿の人体への危険性を認識していたにもかかわらず」正「1972年時点で、がんの原因になるという危険性が国際的にも指摘されながら」

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

兵庫県の最低賃金794円、たった18円の引き上げ

こんな額では生活できない!:兵庫労連が労働局前集会

8月5日、兵庫地方最低賃金審議会は兵庫労働局長に794円を答申しました(引き上げ額18円)。この額は中央最賃審議会が目安として答申した額そのままです。兵庫では今年初めて審議委員の前で口頭陳述が出来たにもかかわらず、低調な額であったことは、審議会がどこまで議論したのか疑問を残すものです。これでは人間らしい生活は到底営むことができません。

兵庫労連は答申されたこの日、労働局前で緊急集会を開催し、約70名が参加しました。情勢報告を行った中村伸治事務局次長は、「この間、署名を約4,700筆提出(監督署提出含む)するなど大幅引き上げを迫ってきた。雇用戦略対話(政労使合意)の“20年までに1,000円”を達成するためには毎年約50円上げなくてならない。労働局は本気で合意を守る気があるのか。答申に対する異議申し立てを行う」と今後もたたかう姿勢を示しました。

参加者からは、介護職場の低処遇を告発(福祉保育労)、労基署に署名を提出し、全国一律制についても要請した(尼崎労連)、フレックスタイム制は残業代ゼロにつながる(県国公)とそれぞれのたたかいが語られました。

また、兵庫県商工団体連合会(兵商連)の村上健次副会長も駆けつけ、地域経済のためにも共に頑張ろうと連帯のあいさつを受けました。

労働局前に集まった仲間は労働局に向かって元気にシュプレヒコール。大幅引き上げを求める集会決議も採択しました。

兵庫労連は今後も粘り強く最賃の引き上げを求めてたたかいを続けます。
(土井直樹=兵庫労連事務局次長)

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

借上弁護団が神戸市に反論:借地借家法による権利は剥奪されない

キャナルタウンウェスト1~3号棟

借上復興住宅弁護団は8月17日、入居が1996年の改正公営住宅法施行による「借上公営住宅」制度発足以前だった神戸市兵庫区のキャナルタウンウェスト1~3号棟についても、他の借上公営住宅同様、「借り上げ期間満了」を根拠に明け渡しを求めることができるとする神戸市の解釈(6月26日の市議会都市防災委員会での住宅担当局長答弁)に反論する声明を発表しました。

弁護団は、①改正公営住宅法施行前には借地借家法が適用されるため、明け渡しを求めるには「借上期間満了」以外に「正当事由」が必要であり、借地借家法により生じた入居者の地位・権利は不利益に変更・剥奪されることは許されない②改正公営住宅法で借上公営住宅は、「事前通知制度」(借り上げ期間満了時に明け渡さなければならないことを入居前に通知すること)を前提として制度化されているが、96年当時、同棟入居者にたいし事前通知を行っていないことを無視している神戸市の考え方は失当である―と主張しています。

さらに、改正公営住宅法を審議では衆院でも参院でも、期限満了時の扱いについて入居者にきちんと知らせた上で募集・運用しなければならないと政府答弁があったことも指摘。神戸市長らの考え方は、健康で文化的な生活を営むに足る住宅を整備し、低所得者に廉価な家賃で提供し、福祉の増進に寄与するとの公営住宅法の趣旨を理解していない皮相なものだと強く批判しています。

また、シティハイツ西宮北口に続いてキャナルタウンウェストでも借上弁護団が3人の入居者の代理人となり、神戸市との折衝にあたることも発表しました。

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

なまの舞台をごいっしょに:俳優座『春、忍び難きを』

神戸演劇鑑賞会9月例会

2幕の舞台に登場人物が13人。この人物たち、ひとり、ひとりに変化する時代を背負わせて舞台は進行する。

敗戦の年、1945(昭和20)年から1年間。信州・松本近郊の庄屋一家が、敗戦をどの様に受け止めたのか。混乱の時代をどの様に生き抜いたのか。作者・斎藤憐が、自身の体験も踏まえた時代を深く見つめ。また、その時代を生き抜いた人たちを慈しみ、限りない愛情を注いでいる。

幕開きは、トメ、サヨ、よし江の3人の女たちが、日常の会話を交わして居るところから。望月家は土地の名士。庄屋であり、村長でもある。トメは当主多聞の妻。サヨは、一度嫁いだが、今はこの家にもどってきている。よし江は、この家を継ぐ次男の嫁で、帰還の知らせは未だにない。

この年は、敗戦による食料難と、半世紀に一度の大凶作。都会から子どもたちが帰ってきたりで、望月家は大所帯に成っていた。やがて、農地改革がしかれ、一日、一日と時代の変化が見え始めてきた。男たちは変化に怯える。しかし、女たちは、黙々と農作業に精を出していた。やがて…。

戦後70年の節目の年。そして、時代の変化のただ中に生きている私たちに、生きる原点を考えるヒントを示している舞台です。 (小谷博子)


俳優座公演『春、忍び難きを』/作=斎藤憐、演出=佐藤信・眞鍋卓嗣/出演=小笠原良知・川口敦子ほか/①9月3日(木)18時30分②4日(金)18時30分③5日(土)13時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金1000円と月会費2カ月前納)、月会費3500(大学生2000円、中高生1000円)/☎078-222-8651、Fax078-222-8653

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

「あさぎ」8月詠草:姫路年金者組合

田植機がシャボシャポシャポと五列植えつばくろそいて低く飛びいる
田植静かになりし早苗田をゆらして青い風の過ぎゆく
藤原信子

70年経てナチスドイツの隊員に禁錮四年の審判下る
「尖閣」は船乗りたちの道しるべ国境線は無くてよきもの
衣笠有賀子

暑い中おどりのけいこをする子供喜々としており笑みはじかせて
おみくじの大吉を引きあてるぞと孫がはりきり声をあげたり
江藤雅江

女学生凌霄花の絨毯を踏むまいとして夏日をあびる
建売の五軒並びのマイホームそばの豪邸白壁まぶし
常田洋子

子や孫に戦争させないと老いの身も戦争法案反対にたつ
国民の意志を無視する安倍総理戦争法案を強行採決
田渕茂美

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

第48回兵庫県平和美術展:平和への熱い思い共有

第48回兵庫県平和美術展が7月23日から5日間にわたり兵庫県民会館アートギャラリーで開催されました。

今年はとくに「戦争法案」を許さない意志が多くの作品にあふれ、日常の何気ない生活の中に平和を見出した作品とあいまって表現豊かな空間を作り出していました。

出品者は105人、作品数は282点、入場者数は858人といずれもここ数年で最多となりました。

また、初めて出品した人が28人を数え、20代の若い作者が昨年の2人から5人に増えました。最高齢102歳の方の書もありました。はり絵、押し花、アップリケ、クッションなど新しいジャンルも登場しました。

鑑賞後に寄せられたアンケートは133人分。うち初めての参加という人が35%にのぼりました。主催した兵庫県平和美術協会がホームページを開設したこともあり、それを見て、観に来たという人もありました。

アンケートには「自分の思いを書や絵ほか様々な手段で表現できるのだとわかりました。『日本国憲法』と筆で大書してみたいと思いました」「高齢の方の出品に励まされました」「平和の大切さをじっくり考える時間を持てました。毎日仕事に追われる私ですが、ありがとうございました」などの感想が寄せられました。

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(560)

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

原水爆禁止世界大会に参加した海外代表2人が兵庫県を訪れた。1人はアメリカのジョセフ・ガーソン氏。NPT再検討会議での国際共同行動の共同代表だ。阪神・淡路大震災直後、被爆者などのお見舞い、激励に来県してくれたこともある▼米大使などが非核「神戸方式」に干渉した際、サミット(沖縄県・2000年7月)に合わせて1600人以上の募金で意見広告を「沖縄タイムス」に掲載した。沖縄からの米軍基地撤去と合わせて「米日政府が神戸の非核政策を尊重することを要求する」というものだった▼もう1人はイギリスCND(核軍縮キャンペーン)のデイブ・ウェブ議長。1957年創立の平和団体で、英国の核兵器全廃とともにトライデント原潜の廃止を主張。非核の海洋を求めて非核「神戸方式」と連帯してきた▼スコットランド独立の住民投票が実施されたが焦点は原潜基地がそこにしかないため、英国の核兵器全廃に直結する可能性があったということ。独立は成就しなかったが直後の総選挙で独立派が議席を独占、核兵器廃絶が引き続き英国政治の中心に座ることに▼非核「神戸方式」は注目すべき国際連帯を広げている。 (K)

(2015年8月23日付「兵庫民報」掲載)