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2015年5月31日日曜日

労働法制を考える市民集会:さまざまな労組から170人


「労働法制を考える市民集会」が5月23日、神戸市中央区の生田文化会館で開かれ、170人が参加しました。

安倍内閣の「労働者派遣法改悪法案」「残業代ゼロ制度法案」に対し、主権者国民として声をあげようと弁護士有志の会(代表呼びかけ人=丹治初彦、羽柴修、上原康夫の3弁護士)が呼びかけたものです。

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主催者挨拶で丹治弁護士は、労働法制改悪は集団的自衛権・安保法制と連動しており、軍事強化をめざす経済なのか、平和を志向する経済なのかが問われていると強調しました。

続いて龍谷大学名誉教授の萬井隆令氏が講演。安倍内閣の労働法制改悪は、これまでの雇用維持の制度を奪い取り、資本の都合のよいように流動化させることが基本方針となっていると指摘し、「雇用特区」「労働者派遣」「限定正社員」「労働時間制」などについて、法案の問題点を詳しく解説しました。

その上で、現行法で利用できる規定の活用・実現にとりくむことが悪法反対の力になると指摘し、労働組合が運動の先頭にたつことを呼びかけました。

国会での審議状況など情勢については、兵庫民法協事務局長の萩田満弁護士が報告しました。

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また、自治労県本部の森哲二執行委員が自治体職場、県医労連の堀田圭佑書記次長が医療職場、武庫川ユニオンの小西純一郎書記長が外国人労働者の現状などを報告し、労働法制改悪反対への決意を語りました。

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最後に、羽柴弁護士がまとめ、権利は不断の努力で守り続けなくてはならないと強調し、地元国会議員に労働者の現状を訴え徹底した審議を要求すること、広く知らせ反対の国民世論を広げることを呼びかけました。

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

治維法国賠同盟兵庫県本部 〝女性の会〟発足

講演する安武さん

治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部・女性の会は、5月24日に垂水勤労市民センターで、「女性は戦争する国づくりを許しません!」と題するつどいを開催し、150人が参加しました。

このつどいでは、「女性の会」の発足とあわせて、日本共産党元参議院議員の安武ひろ子さんが、記念講演として「戦後70年と私」をテーマに講演しました。
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治安維持法で、日本共産党員や支持者1,600人が検挙された3.15事件の年に生まれた安武さんは、青春時代を戦争の中で過ごし、九死に一生を得た体験を語り、平和憲法をどうしても守らなければいけない、今平和を願うすべての人が立ち上がろう、安倍内閣をなんとしても退陣させるために、力を合わせようと訴えました。
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「女性の会」発足にあたっては、「ふたたび戦争と暗黒政治を許さないために」「平和と人権が息づく社会をつくるために」活動をすすめるとした申し合わせを確認しました。
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来賓出席した日本共産党の堀内照文衆議院議員は、会の結成を祝うとともに、労働者派遣法改悪案の審議や、26日から審議入りする戦争法案の危険な内容を報告しました。また、県下各地の地方議員10人が参加し、代表して金沢はるみ神戸市会議員が挨拶しました。

2部は文化行事で、松尾春奈さんのソプラノ独唱を、阪上智代さんのピアノ演奏とともに楽しみました。 (柳原ゆき子)

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

戦争法案反対―兵庫革新懇が呼びかけ

兵庫革新懇は5月21日、「歴史的な大闘争で『戦争法案』を必ず阻止しましょう」との県民への呼びかけを発表しました。

「戦争法案反対」の一致で従来にない巨大な国民的共同をつくり、必ず阻止しようと訴え、具体的行動として―

  • 県下津々浦々の地域・職場で「戦争法案反対」の声をあげること、学習会、宣伝・署名、集会・パレードを無数に繰り広げること
  • あらゆる地域、すべての分野で「戦争法案反対」の共同を広げること
  • 国会内外のたたかいを発展させ、兵庫県弁護士会が呼びかけている6.21兵庫大集会・パレードをはじめ、「戦争法案」に反対するひとつひとつの取り組みを大きく成功させること

―を呼びかけています。
(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

新人議員の決意:朝倉えつ子神戸市議(北区)

みんなで頑張って勝ち取った複数議席


金沢はるみ市議とともに宣伝する朝倉さん(右)

選挙中は、いろんな出会いとドラマがありました。

演説が終わり、「声が聞こえたから」と近づいて握手してくださる方、握手した掌を見るとカンパが握らされていました。憲法9条のバッヂを胸に訴える私に「たくさんの人が死んじゃうから、戦争は嫌!」と言った小学生の女の子。「ホンマに頑張ってや」と強く握った手を離さなかった高齢の男性。

1昨年の補欠選挙の後、ほぼ毎日の朝・夕の駅前宣伝に、地域支部のみなさんがのぼりを持ち、チラシを配り、私の隣で支えてくださいました。初めて選挙カーのアナウンスをした、初めて支持お願いの電話をかけた、など本当にたくさんの方たちの奮闘とはげましで勝ち取った議席です。「みんなで頑張って勝ち取った北区の複数議席」―これが私の実感です。

今どこへ行っても「ホンマに良かった!」と喜んでくださいます。

地元ひよどり台では、連合自治会関連の回覧板に「ひよどり台住民の期待を担って見事当選してくれました」と私の「ゆるキャラ(イラスト)」入りで掲載されました。

スタートラインに立ったばかり、これからがみなさんの期待に応える番です。

障がい児の学童保育に携わった経験をいかし、福祉の充実や北区の交通問題など、みなさんのくらしの願い一つ一つの実現に向けて全力で頑張ります。命を奪う戦争法案を許さないとりくみを広げます。

パワーアップした市会議員団と力合わせて、そして、これからも地域のみなさんと一緒に頑張ります。どうぞよろしくお願いします。

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

新人議員の決意:大前まさひろ神戸市議(中央区)

バリアフリーなど運動が支部を励まし勝利した選挙



中央区で当選しました大前まさひろです。ご支援いただきありがとうございました。

この4年間子どもの医療費無料化や借り上げ住宅の希望者全員の継続入居などの運動にとりくんできました。

特に取り組んだのはバリアフリー化の問題です。中央区は阪急春日野道駅、花隈駅、阪神西元町駅にはエレベータがありません。この間エレベータの設置を求める署名活動や阪急電鉄に要請に行くなど取り組んできました。そうした運動が支部を励まし、勝利した選挙だったと思います。

また、それ以外でもたくさんの人が協力してくれました。

ポートアイランドに住む日曜版読者は、何度もつどいを開き、多くの友人を紹介してくれました。その上、選挙中のスーパー前の宣伝場所にも3度も10人以上の方を集めてくれました。

選挙事務所に毎日かけつけて電話をしてくれた方もいました。父も毎日来てくれました。仕事を休んで毎日来て、着ぐるみを着て宣伝を応援してくれる人もいました。

民青同盟もおかえりなさい宣伝に遅くまで付き合ってくれたり、アナウンサー初挑戦した人もいました。

多くの方に支えられた選挙だったと思います。

今後は公約実現にがんばります。子どもの医療費の中学校卒業までの無料化や借上げ住宅の希望者全員の継続入居、駅のバリアフリー化などこれまで取り組んできた課題の実現に全力をあげます。

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

新人議員の決意:林まさひと神戸市議(西区)

住民の視点に立ち続け、一緒に力合わせ多様な要求解決へ



昨年9月に兵庫民主商工会を退職して候補者活動約半年で選挙でした。途中、総選挙の兵庫4区候補者も経験した中で、前回選挙を上回る得票で花房ふみこ議員からバトンを受け継ぐことができました。

本番は選挙事務所も地元で確保され、党員、後援会のみなさんの献身的な活動に支えられて選挙戦をたたかいぬくことができました。ご支持くださった有権者、支持者の皆様へもあわせてお礼申し上げます。

選挙戦では、住民のくらし・福祉をまもり、応援するのか、開発優先・企業呼び込み型の市政を続けていくのかを訴えました。中学校給食の改善、過密校解消の訴えでは、当の中学生からの熱い声援があり、元気づけられました。

国のあり方も争点になり、「安倍さんは危険だ」「暴走を止めて」と年配の方から握手を求められました。選挙直前は税金申告の時期で、中小業者の方から「売り上げが減っても消費税の負担が倍近いから大変」と怒りの声が寄せられ、党への期待を感じました。

西区は広く、住民要求も多くあります。選挙では、地元での仕事起こしに大きく役立つ「住宅・店舗リフォーム助成」の実現、小学校の過密・仮設校舎対策や中学校の新設、神鉄粟生線存続やコミュニティバスなど市民の「足」の確保、開発団地のさまざまな問題などを訴えました。

これからも絶えず住民の視点に立ち続け、皆さんと一緒になって要求解決に向かってまいります。

なお、新人議員ながら6月議会後半の7月2日に一般質問をさせていただきます。ぜひ傍聴にお越しください。

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

新人議員の決意:今井まさこ神戸市議(垂水区)

「戦争する国にさせない」「神戸に福祉の心を取り戻そう」と訴えて


憲法守れと訴える今井さん(右)

垂水区から神戸市会議員に送りだしていただいた今井まさこです。

垂水区では、県会・冨士谷香恵子さん、市会では3期目を目指す赤田かつのりさん、2議席目をめざした私、3人トリオ当選を目指し、激しい選挙戦をたたかいぬきました。県会は残念な結果となり、垂水区の定数3の中に入ることの難しさを実感しました。市会では8年ぶりに市会2議席を勝ち取ることができ、多くの方々から「2人当選うれしい」「今度は絶対当選させたかった」「よう頑張った。良かった、良かった」と声をかけて頂き、我がことのように喜んでいただきました。

私にとって、垂水区でのたたかいは国政を入れると5回目です。選挙中、「今度こそやで」「何べん入れさせるんや」とおしかりを受けたり、それでも力強い声援を受け、楽しい選挙をたたかわせていただきました。

選挙の中で「戦争する国にさせない」「子どもから高齢者まで安心して住み続けられる神戸を」「神戸に福祉の心を取り戻そう」と訴えてきました。12人全員当選を果たした神戸市議団の一員として、公約実現のため全力でがんばる決意です。

選挙が終わってから1カ月半、この間も、全国の支援で橋下市長の「大阪都構想」の野望を食い止めることができました。今度は安倍政権が進める「戦争法案」をストップさせなければなりません。「憲法9条」を守ることこそが、真の平和を実現する力です。

どんな大きな問題でも、あきらめなければ、必ず実現できると信じて、仲間とともに頑張っていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

兵商連定期総会:平和でこそ商売繁栄の道、増税と改憲を拡大で反撃


「平和でこそ商売繁栄の道 増税と改憲を拡大で反撃しよう」をスローガンに、5月24日、神戸市内で兵商連第63回定期総会が開催されました。

挨拶に立った磯谷吉夫会長は「民商・全商連は、一貫して『平和でこそ商売繁栄の道』を信条としてきた。地球上のあらゆる地域で戦争に参加する仕組みをつくろうとする安倍政権の暴走を国民と中小業者の幅広い運動で阻止しよう」と力強く呼びかけました。

運動方針の提案で、那須由美子事務局長は「消費税8%への増税から1年。日本経済の6割を占める家計消費は過去最大の落ち込みとなった。しかし、安倍政権は、景気の如何にかかわらず、2017年4月から10%に引き上げようとしている。『戦争する国づくり、消費税増税許さず、暴走政治ストップへ、強く大きな民商・兵商連を』の運動が今ほど強く求められている時はない。同時に、地域再生、地域循環型経済社会をどうすすめていくか、今年9月、神戸で開催される『第19回中小商工業全国交流・研究集会』に大きな期待が寄せられている。成功に全力を尽くそう。仲間を増やすことが暴走政治への最大の反撃。30民商の団結と連帯をいっそう強め、強く大きな民商・兵商連の建設へ全力を」などと強調しました。 

また、総会では、津川知久兵庫労連議長、池内春樹兵庫県保険医協会理事長、堀内照文日本共産党衆院議員が来賓挨拶し、和田進神戸大学名誉教授が「戦後70年・日本国憲法の岐路‐戦争立法を斬る」と題して講演を行いました。
(田中邦夫=兵商連事務局次長)

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

NPT兵庫県代表団報告会


NPT再検討会議に参加した兵庫県代表団(団長・津川知久兵庫労連議長)の報告会が5月24日、神戸市内で行われ、県下各地・団体から69人が参加しました。

日本原水協の土田弥生事務局次長(国際部責任者)が、「核兵器のない世界へみんなで行動を―NPTから世界大会」へと題し記念講演を行いました。(写真)

土田さんは、核兵器の禁止・廃絶に向け圧倒的多数の廃絶勢力と一握りの国の抵抗との激しい攻防が行われた様子を各国の発言や国連の動きなどを紹介し、報告しました。

会議の合意が成立しなくても、国連・政府の努力とともに、630万余の署名提出などの運動が核兵器廃絶の流れを不動のものとしたこと、核兵器保有国と「核の傘」依存国での世論の構築と運動が決定的であること、妨害的な日本政府の態度を変えさせるたたかいの重要性などを強調しました。そして、NPT再検討会議後、世界の政府代表、市民運動が結集する唯一の機会が原水爆禁止世界大会であり、その成功を呼びかけました。

また、NPT代表団として活動した青年、各地の代表が次々と発言しました。「署名が力になるか不信を持っていたが、国連代表から署名の意義を直接聞けて確信が持てた」「パレードした時に訪米した安倍首相が戦争法をアメリカに約束したように日本政府の悪い役割が許せない」「帰国後、各所で報告を行い、戦争法案阻止のたたかいにいかされている」など代表団活動の苦労話や報告活動の決意が語られました。

梶本修史事務局長は、49人の代表の奮闘ぶりを精力的に報告し、国民平和大行進や原水爆禁止世界大会の代表派遣に活かすことを訴えました。

代表団が製作したニューヨーク行動の映像DVDも上映されました。このDVDは希望者に販売されます。問い合わせは県原水協☎078-341-2818)。
(梶本修史=県原水協)

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

衆院厚生労働委員会(5月15日)での堀内議員の質問を見て

質問でとりあげられた派遣労働者Sさん

国会での答弁をじっくり試聴するのは初めてだったのですが、感じたことが2点あります。

1つは、堀内議員の質問に対して全くまともな答えが返答されないこと。

堀内議員がかなり熱心にこと細かくこの法案の矛盾点・改悪点を追及して質問を投げかけているのに、厚生労働大臣並びに政府からの返答は、この法案は「成立・施行」がすでに決まっていることだから…の聞く耳を持たない一点張りの姿勢を貫いていることにガッカリ。

また、大臣が話している時の画面左側で答弁中退屈そうにずっと「大あくび」を繰り返す女性議員の姿には憤りを感じた。

2つ目は、私のことを堀内議員が派遣労働者の過酷な実態として大きく採りあげていただいたこと。答弁中に2回も。

人材派遣会社の正社員として無期雇用で安定はしているが、派遣先からどんどん課せられる過度な作業量・激務に耐え続けて「過労死寸前」まで陥った派遣労働者の労働実態を切実に訴えてくれました。自分の直面した労働問題は、国会の場でこうやって紹介されるくらいの大きなことだったのか?と驚きました。

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

学生たちの「標的の村」上映会:150人が沖縄の現実考える

映画「標的の村」上映会が5月20日、関西学院大学内で行われました。


主催したのは「関学標的の村上映会実行委員会」。ネットなどでも呼びかけ、同大学の学生だけでなく、神戸大や神戸女学院大など県内の学生、同志社大、立命館大、阪大など近隣の大学の学生、大学教員、社会人、主婦、さらには和歌山からは高校生がクラスごと駆けつけるなど、幅広い層の150人が参加しました。

上映会のきっかけは、今年2月、沖縄・辺野古への新基地建設を強行しようとする政府に対して、「自由と民主主義を掲げる国としておかしい」と感じた関学生が座り込み行動に参加したことです。その取り組みに参加した学生が、「基地問題は沖縄の問題というよりも、むしろ沖縄に負担を強いている他の都道府県の問題だ」と考え、他の学生に呼びかけ、実行委員会を結成して、準備しました。

当日は、実行委員会の学生が主催者挨拶をおこない、「映画」を上映、最後に学生が沖縄での活動を報告しました。辺野古・高江に行った学生からの報告では、「沖縄のみなさんは、選挙や県民大会で明確な答えを出しているし、できる限りのことをしてたたかってきている。この問題の当事者はむしろ僕たち、沖縄以外の46都道府県の人間だ。僕たちができることをやっていかなくてはいけない」と実感をこめて訴えました。

上映会に参加した学生らは、「映画は涙が止まりませんでした。もっともっと沢山の人に知ってほしいし、自分も知らせなくてはと思いました。実際に行かれた方の声は、響き方が違い、あらためて自分自身に問いかけるものでした」(関学・人間福祉学部・1年)、「座り込みをしているところや反対の声をあげているなか、オスプレイが飛んでいくのは見ていてつらかった。もっとたくさんの学生に知ってほしい気持ちが伝わってきました」(神戸女学院大・文学部・3年)など、多数の感想が寄せられました。

沖縄県外の人が反対世論を作っていかないと変わらない

実行委員 寺田ともかさん

沖縄には4回行きました。そのつど米軍基地の長大なフェンスの異様さ、辺野古の海に行ったときに、「こんなきれいな海が汚されるのか」など感じてきました。今回、選挙では、基地建設反対派が勝利したのに、新基地建設を暴力的に進めようとしていることにふれ、「ここで何もしなかったら、基地建設に加担しているのと同じだ」と思い2週間半の座り込みに参加しました。

現地に行って感じるのは、沖縄の方たちは、ここまで非暴力で基地建設をとめてきた、選挙でもその民意を示してきた、なのに政府は、民主主義のルールを無視して、基地建設を強行にすすめようとしている。沖縄の方は、ギリギリのところでがんばっている。基地建設を食い止めるには、沖縄県外の人間が反対の世論を作っていかないと変わらないと思い、今回の企画を準備しました。

でも大学生が政治的な問題を発言するというのも勇気がいります。今回この企画に賛同していただける方に、ネットの「クラウドファンディングサービス」を使ってカンパをよびかけると3日で必要な資金が集まり、かなり勇気づけられました。学内では、ゼミやチャペルの時間などでも宣伝をさせてもらいました。

学生のなかには、沖縄問題もそんなに正しい情報が伝わってなくて、なかなか意見が持てないような感じがしました。だからこそ、みんなに沖縄の真実をもっと知ってほしいと思いました。企画をやってよかったと思います。

今後は、沖縄の問題とともに、安保法制の問題も声をあげていきたいと思っています。安保法制は、「国際紛争を解決する手段として、武力行使を認める」ということ。つまり憲法違反、立憲主義の立場から見てもルール違反だと。私は、命の問題として、あたりまえのこととして「憲法違反の安保法制は反対」と訴えていきたい。(関西学院大学人間福祉学部4年)

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

兵庫山河の会「山河」54号より

戦争を語り残すがわが使命と今朝も出で行く靴を磨きて
安武ひろ子

海守れサンゴを守れ命ぬち守れ海人の声辺野古にとどろく
古賀哲夫

美しき珊瑚をつぶして埋め立てるこの愚かなる行為ぞ悲し
西澤 愼

老いた今やらねばならないことがある戦の無い国子や孫達へ
小林誉穂

咲く花の下をくぐりて選挙戦気がつかぬまに葉桜になり
山下 勇

病院に続く歩道の両脇に桜開花し明るい一兆し
鵜尾和代

桜紀行一目千本吉野山低空飛行のカメラが撮す
古賀悦子

早朝に鶯親子呼び合って空気ひんやり新緑の道
高木庸子

北野坂若き等ととも精巧なトリックアートの仕掛け楽しむ
塩谷凉子

おはようと追い越しざまに声かける子らにつられて我も応える
新井 幸

春なれば原風景と思い出ず れんげ 菜の花 たんぽぽの畔
山下洋美

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

亡霊の復活許すな―戦争法案反対

段 重喜

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

オスプレイが51機も日本の空を飛び回る? 沖縄配備の24機に加え、米軍横田基地にへの10機配備が公表され、自衛隊は17機導入する計画を公表している▼米軍岩国基地には戦闘機57機に加え、横須賀米軍基地から空母艦載機57機、普天間基地から空中給油機12機が移駐する計画だ。中四国地方で米軍機の低空飛行訓練が激増しているが、但馬地域にも拡大することは必至だ▼但馬地域には米軍機の低空飛行訓練空域が存在する。ブラウンルートと名付けられている。今年1月にもジェット戦闘機2機の長低空飛行がスキー客らを驚かせた▼ここは公立豊岡病院を拠点とするドクターヘリの飛行空域とすっぽり重なる。「低空飛行訓練を許さない但馬の会」も結成された。兵庫県は低空飛行の中止を要求するどころか県の防災訓練に米軍を参加させ、オスプレイの参加まで要請した▼昨年10月、県地域防災計画が在日米軍からの支援受け入れを盛り込んだものに改定された。今年、伊丹市の陸上自衛隊中部方面隊で日米共同指揮所演習(ヤマサクラ)が行われる。自治体の戦争協力も強制する戦争法案が出されている時に、兵庫県を舞台とした戦争準備に注目してほしい。(K)

(2015年5月31日付「兵庫民報」掲載)

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