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3月 22, 2015の投稿を表示しています

29日付を臨時発行

兵庫民報は月4回発行ですが、いっせい地方選挙直前ですので、次週29日付を臨時に発行します。月ぎめ購読料は通常月と同じです。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

金田、つつい、大前氏らストライキを激励:賃上げは待ったなし/派遣法大改悪許すな(1)

通信産業労働組合は3月12日、月額3万円以上、時給250円の賃上げと特別手当の増額を求め、全国81事業所で1時間の時限ストライキを決行。神戸市中央区・大丸の南にあるNTT新神戸ビル前では組合員やOBらが「ストライキ決行中」の横断幕を掲げ、ビラを配布し、出勤してきた労働者や市民に訴えました。


郵政産業労働者ユニオンは16日、正社員月額2万円、時給制契約社員時給200円の賃上げ、正社員化などを求め全国24職場でストライキ。県内では神戸中央と垂水の2局で行い、支援者とともに訴えました。


日本共産党の金田峰生国会議員団兵庫事務所長(参院予定候補)は2労組のストを激励。またそれぞれ、郵便局で非正規職員・アルバイトとして働いた大前まさひろ神戸市議予定候補、つつい哲二朗県議予定候補が郵政ユニオンのストを激励しました。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

志位質問について懇談:兵庫労連と党県委員会:賃上げは待ったなし/派遣法大改悪許すな(2)

日本共産党兵庫県委員会は3月16日、雇用問題の核心をついた志位和夫委員長の衆議院予算委員会基本的質疑(2月20日)の内容で兵庫労連と懇談しました。


この懇談には、兵庫労連からは津川知久議長、北川伸1副議長、北島隆事務局長、土井直樹事務局次長、党からは松田隆彦県委員長、村上亮3県書記長、森勇治副委員長、金田峰生国会議員団兵庫事務所長、小林明男県労働部長が参加しました。

初めに村上書記長が内容を説明。そのあと、諸団体への申し入れや志位質問を紹介するリーフによる1斉宣伝など、今後の計画も報告して懇談しました。

兵庫労連側からは、志位質問について、「衆議院の質問時間が伸び日本共産党の躍進を実感する」「質問を見たが安倍の答弁はひどい」「最賃引き上げのための中小企業の社会保険料減免などの具体的提案がいい」などの感想が語られました。

また、「15春闘は今日も郵政ユニオンなど各労組がストライキも含めたたかっている」「貧困と格差の広がり、労働者や家族の生活には賃上げは待ったなしだ、人間の尊厳をかけたたたかいになっている」「昨年は14春闘で〝景気回復には賃上げが必要だ〟を世論にするたたかいをやり、総選挙で共産党も躍進した」「いま、中小企業まで賃上げの流れが広がるかどうかが焦点、たたかいはさらに広がっている」など取り組みの報告や意見も語られました。

労働法制改悪反対などで共同を広げる努力を労連も党も探求することも語り合うなど、さらなるたたかいの発展に役立つ懇談となりました。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

臨時教職員「空白の1日」「適切な運用を」―総務相答弁

堀内衆院議員の予算委員会質問に
堀内照文衆院議員は3月10日、衆院予算委員会の第2分科会で、臨時教職員の配置多数にともない生じる「教員に穴が開く」問題、臨時教職員の任用について起こっている「空白の1日」の問題をとりあげ、正規任用促進と処遇改善を政府にもとめました。

堀内氏は、全国で起こっている教職員の代替未配置の実例を示しながら、「子どもの学習権を脅かす事態だ」と指摘しました。

文部科学省の中岡司官房審議官は、「正規教員への配置改善が進むよう、各県への助言をおこなう」と答弁。

また堀内氏は、臨時教員の再任用にあたって空白期間を設けることで、社会保険や諸手当、有給休暇などの不利益を受けていることを告発し、解消をもとめました。

高市早苗総務大臣は、「恒久的な業務について臨時的任用を行うことは不適切」「(空白期間については)個別に相談があれば適切な運用がなされるよう助言する」と答えました。


堀内質問を力に兵庫でも改善迫りたい 兵高教組書記次長 梅林真道
学校現場で正規職員と同じ職責を背負い、授業や部活動で生徒と1生懸命に向き合いながら、採用をめざして頑張っている臨時の先生方にとって、本当に心強い質問だったと思います。

高市総務大臣から「そもそも臨時的任用というのは、その都度業務の必要性を判断して任用するものであって、その必要のない恒久的な業務について漫然と臨時的任用を行うことは不適切である。総務省通知の内容を周知して適切な運用を求めたい」との明確な答弁を引き出してくれました。

兵庫県は「事実上の使用関係が中断することなく存続しているとは考えない」という立場で総務省通知の趣旨を真っ向から否定し、臨時の先生方の不利益を解消しようという全国の流れに背を向けています。

堀内質問を力強い武器として、さらに改善を迫っていきたいと思います。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

15年連続の予算組替え提案:日本共産党県議団

暮らし・中小企業支援強め内需型の地域経済を
日本共産党兵庫県会議員団は、13日に開かれた兵庫県議会予算特別委員会で、15年連続となる予算組み替え提案を行いました。

宮田しずのり県議が提案説明に立ち、「消費税増税や物価高、社会保障の切り下げで、生活はますます苦しくなっている。県民のくらし、中小企業支援を強め、内需型の地域経済を」と主張。「県行革」で削減された福祉の回復や子育て支援の強化、教育予算の増額などの組み替え(表)を提案しました。

これに対し与党は「当局からの的確な予算が提案されている」(自民)、「産業立地補助金の削除は賛同できない」(公明)、「土木費や企業立地補助の削減には疑問」(維新)などとして否決しました。


組み替えの内容 (単位は億円、△は減額)

①子育て支援強化・教育予算増額

こども医療費(中学まで無料):63億円35人学級を小学校5年まで:6.3億円給食推進事業の復活:0.1億円

②社会保障削減、「県行革」削減をもとに戻す

難病医療費非課税者無料を継続:0.4億円老人・ひとり親家庭医療費助成:6.9億円私学授業料軽減補助(県単分):1億円老人クラブ補助単価:0.14億円

③防災、再生エネ、地域経済の振興

住宅・保育所の耐震化:0.85億円住宅用太陽光発電補助の復活:1億円住宅リフォーム、バリアフリー:0.9億円

④不要・不急、問題のある事業を見直す

企業立地補助金:△17億円農地中間管理機構:△6.5億円こども病院人工島移転:△126億円空港:△9億円ダム:△21億円道路関連:△100億円林道・農道:△5億円関西広域連合分担金:△2.6億円


(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

エコパークあぼし爆発事故判決尊重を

姫路市議会:大脇市議が反対討論で迫る
姫路市のごみ焼却・再資源化施設「エコパークあぼし」で2010年3月に起きた爆発事故をめぐり、市と設計・施工業者2社が過失の所在を争った民事訴訟の判決が2月23日、神戸地裁姫路支部であり、事故による損害金の負担割合について、市には業者の請求額の8割、「神崎組」には市の請求額の2割を支払うよう命じました。市はこの判決を不服とし、議会に控訴の提起を議案として上程しました。

日本共産党の大脇和代議員は、3月5日の本会議質問で市の対応を批判し判決の尊重を求めた上で反対討論を行いました。

反対の第1の理由は、判決の指摘通り、姫路市は中核市として高度の行政能力を有し、なおかつ事業用地の取得に際し県と協議を重ね、ニッテクリサーチ等に土質調査を実施させたことなどにより事業用地の性状を把握し、高濃度ガス発生の可能性を認識しており、市民の安全安心を守る立場で、建設用地の安全を確保する責務があること。

第2の理由は、市の土質調査結果を事業者に公表していれば事故は防げたと考えられること。大脇市議が、計画段階の2003年と08年に議会で埋立地の土壌調査と情報公開を求めたとき、「県の管理型埋立地だから調査は必要なし」と答弁しながら、1方で土質調査を実施しており、調査の「未公表」は建設反対の動きを封じる意図とも考えられる。

第3の理由は、市は事故関連の裁判に既に約5,000万円を使っており、これ以上裁判に市民の税金を使うべきではないこと。

以上をあげ、大脇議員は、姫路市に対し、判決を尊重するとともに、教訓を再発防止に生かし、被害者に謝罪することを求めました。

市長は答弁で、「市民の大切な税金を執行する立場であり、今回の判決は不十分な点も多い。司法の最終的な判断が下るまで総括は控えたい」と責任を回避しました。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

近畿で育ちました。アベノミクスとの論戦に燃えています。

参議院議員 大門みきし
参議院議員の大門みきしです。いままでは東日本を活動地域としてきましたが、元々、生まれは京都で、本家は大阪の造り酒屋、大学(中退)は神戸大学と、近畿で育った人間です。演劇をこころざして上京しましたが挫折、その後、日本共産党に入党し、建設労働運動にたずさわったあと、2001年、参議院議員になりました。

国会では経済問題を中心に取り組んでまいりました。小泉内閣の時は、「構造改革」をかかげた竹中平蔵氏と激しくたたかいました。そして今、くらしを破壊するアベノミクスとの論戦に燃えています。

近畿は市田忠義副委員長が活動されてきた地域であり、全国で最も党勢の強い地域です。市田さんの足元にも及びませんが、精一杯努力して、現場の要求にこたえられるようになりたいと思っています。お力添えよろしくお願いいたします。




来年の参議院選挙比例候補7氏のひとり、近畿を活動地域にすることになった大門みきし参院議員が3月14日、兵庫県委員会を訪問しました。(写真は右から大門参院議員、松田隆彦県委員長、金田峰生参院兵庫選挙区予定候補)


(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

3・13重税反対統一行動

暴走政治ストップ/消費税増税中止/県民の暮らしと営業守れ

今年の「3・13重税反対統1行動」は、暴走する安倍内閣に対し、国民の怒りと不安がうずまく中、県下24カ所で取り組まれ7,000人が参加しました。

消費税増税など重税・負担増に怒り、不安を募らせる多くの県民に、暮らしと営業、命と健康、それらの土台となる日本の平和を守る共同の行動を呼びかける絶好の機会となりました。「戦争する国づくり反対」「原発再稼働反対」「被災者・被災地本位の復興を」も各地で大きくアピールされました。

「3・13」県実行委員会は2月20日、兵庫県知事に対し、消費税増税に反対することなど要請していましたが、知事は、「社会保障の安定財源の確保と財政の健全化を同時に達成することを目指す観点から、消費税・地方消費税率の引上げは不可欠」と回答。そして、「国に対し、2017年4月に確実に増税を実行できる環境を整えるよう求めている」と述べています。そこには、知事として、消費税増税による県民生活、地域経済への打撃を考慮すべき姿勢はありません。

「3・13」県実行委員会」は、統一行動の成功を確信に、「暴走政治ストップ」「消費税増税中止」「県民の暮らしと営業守れ」の声を労働者、中小業者、農漁民、年金生活者、女性、青年など、多くの力を結集する運動へ広げていくことを呼びかけています。
(田中邦夫=兵商連事務局次長)
(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

女性後援会が総会・決起のつどい

日本共産党兵庫県女性後援会は3月14日、神戸市内で「2015年度総会と決起のつどい」を行いました。


開会挨拶で岸本友代会長は「安倍政権の暴走が海外で戦争する国づくりと経済、暮らしの両面で進んでいる。総選挙での躍進の流れをいっせい地方選挙でも。心ひとつに頑張っていきましょう」と呼びかけました。

続いて松吉由美子事務局長が2014年の活動報告と2015年の活動方針を提案。総選挙がつくった大きな変化を確信にいっせい地方選の躍進に実らせ、安倍政権の暴走に対する審判を下すため、女性の力をおおいに発揮しようと強調しました。

活動交流では、▽垂水新婦人内後援会「昨年6月垂水で救援バザーを行う中で、垂水区女性後援会を再開。県議選での、ふじたに香恵子さん、市議選での赤田かつのり市議・今井まさこさん、3人必勝へ頑張る」▽明石新婦人内後援会「総選挙では宣伝を頑張ろうと取り組んできた。いま、新町みちよさんをなんとしても再び県議会にと、つどいに取り組み、どの会場も30人くらいが参加。ワンコインカンパも集めている」▽尼崎女性後援会「昨年は市長選挙、総選挙でおおいに頑張ってきた。いよいよいっせい選挙。県議2人当選のためには8,000票以上多く獲得しないとだめ。女性後援会も全力をあげる」▽宝塚女性後援会「総選挙では1位が自民、2位は民主、3位が維新だった。県議選定数3で、ねりき恵子さん当選のためには、あと4,000票上乗せしないといけない。15日には午後1時からロングラン宣伝を行う。なんとしても必勝へ頑張る」などの発言があり参加者を励ましました。

*

垂水区市議予定候補の今井まさこさんと、北区県議予定候補の平松順子さんが駆けつけ挨拶。堀内照文衆院議員が国会報告をしました。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

阪神・淡路大震災『あの時』と『これから』を考えるつどい

班があり、仲間がいたから
当時の民青同盟のとりくみ、姫井元県委員長が語る

民青同盟兵庫県委員会は15日、阪神・淡路大震災から20年となり、当時の経験を学び今にいかそうと、党中央委員会・国民運動委員会事務局次長で、当時民青県委員長だった姫井二郎さんを講師に招いて「『あの時』と『これから』を考えるつどい」を開きました。

姫井さんは講演の冒頭に、「当時は神戸大学の近くに住み、被災した直後から近所の人の救援活動に取り組んだ。救い出せない人もいて、無力感もあったが民青の仲間がいたことで頑張れた。当時の経験が民青県委員会、民青中央委員会、党中央で社会を良くしていこうと活動する原点です」と述べました。

阪神・淡路大震災当時は、高すぎる学費のために安い文化住宅に下宿していた学生が多かったため20~24歳の若い世代で多くの犠牲が出たこと、民青は「1人ぼっちの青年を残さない」を合言葉に全国ボランティアセンターや青年ホットラインを開設して、不眠不休の救援活動に全力で取り組んだことを当時のチラシなども示しながら報告しました。


救援活動に取り組む中で、「個人の努力では限界がある。政治や行政に働きかける活動にも取り組んだ」と、神戸大学や関西学院大学に学費免除や入試支援などを要請し、県や国など行政を動かしてきたことも紹介しました。

個人補償を認めない政府や自治体の冷たい対応に対して、以前から地震の危険があると警告されていたのに対策を怠ってきた政治に責任があることを学び、「地震は天災だが、震災は人災」と個人補償を求めるたたかいを広げていったことも語りました。

さらに、民青同盟員自身が被災しながらも救援活動に取り組む力になったのが、班が地域・学園・職場にあり、仲間がいたからだ、と当時の「班ニュース」から班会の様子を紹介しました。また、民青は科学的社会主義と日本共産党を学ぶことが土台にあり、政治にしっかり責任果たさせよう、社会は変わるし、変えられる、社会を変える原動力は国民の力だと学んでいたことが力になったと述べました。

最後に姫井さんは、「阪神・淡路大震災から20年たった今、原発再稼働、集団的自衛権、憲法問題などで多くの国民が行動しはじめていて、その人たちに日本共産党がたたかいのパートナーとして信頼されている。正面から青年の要求をかかげ、実直にたたかう民青の主張は若者をとらえる力を持っている」「未…

3・11こうべからの祈り:阪神・淡路から東日本へ追悼と連帯の思いおくる

3月11日、阪神・淡路大震災から20年の神戸から、東日本大震災から4年の東北へ追悼と連帯の思いをおくろうと「3・11こうべからの祈り」が神戸三宮センター街東口でおこなわれました。昨年福島にボランティアに行った青年からの報告、吟遊詩人、芸術家などによるパフォーマンスやピアノ演奏などで思いを交流し、キャンドルに火を灯しました。

約50人が足をとめ、被災地へのメッセージも次々と集まりました。集まったメッセージはゴールデンウィークに行くボランティアで被災地へ届けられます。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

兵庫自治体問題研究所が震災20年でシンポ

求められるのは「人間復興」
兵庫県自治体問題研究所は3月14日、「阪神・淡路大震災20年と『創造的復興』シンポジウム」を神戸市の生田文化会館で開催しました。

報告は、池田清神戸松蔭女子学院大学教授、加藤擁一兵庫県保険医協会副理事長、田結庄良昭神戸大学名誉教授、増田紘兵庫研副理事長の4名が行ないました。

池田氏は基調報告で、同日から仙台市で開かれる第3回国連防災世界会議が、国際防災の枠組みを決める重要なものであるものの、福島原発事故がメインテーマになっていないことや、兵庫県が提起する「創造的復興」が国際的な防災指針になるのか、などについて批判しました。

シンポで、池田氏は、「創造的復興」の経験と教訓を明らかにして憲法を被災者の暮らしの再建と被災地の再生に生かす「人間復興」こそが、国際防災に求められることを強調しました。特に兵庫県や神戸市が進めた復興は、多国籍企業の誘致やグロバール都市づくりを目標に「医療産業都市」や神戸空港、高規格港湾、大規模再開発事業などを優先して進めた結果、被災自治体の税収減や被災者の暮らしの再建につながらなかったことを示し検証しました。

加藤氏は、神戸の「医療産業都市」が、震災復興事業であるにもかかわらず、国家戦略特区指定で「混合診療」「自由診療」で世界の大富豪を呼び込むことをめざすなど、社会保障から営利目的へ医療を変質することや、医療資源が実験医療に使われ地域医療にしわ寄せされかねないことなどを指摘しました。

田結庄氏は、県立こども病院(移設中)や中央市民病院が立地するポートアイランドは南海トラフ巨大地震からの津波や液状化の心配が懸念され、兵庫県の津波高想定が津波高の1.5倍になる遡上高を想定していない点を明らかにしました。

増田氏は、新長田駅南再開発事業が、被災地経済を無視した呼びこみ型の開発となったことを批判。高い管理料など被災商業者の営業実態を報告し、支援を求めました。

コーディネーターの岡田章宏理事長からは、阪神・淡路大震災から二十年の現実をふまえ「人間復興」として提言をさらに深めていこうと呼びかけました。

(小田桐功=同研究所事務局長)
(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

復興支援・原発NO! 淡路市民行動:毎月続け30回

東日本大震災・福島原発事故から4年がたった3月11日、「復興支援・原発NO! 淡路市民行動」が、洲本市内で開催され、45人が参加しました。

最初に東日本大震災で亡くなられた人々に黙もく禱とうをささげました。「花は咲く」の合唱、田中修次実行委員長のあいさつ、各地域・団体からのメッセージの後、「万重の紫陽花」の詩吟が披露されました。

「震災からの復興!原発はいらない!再稼働反対!直ちに自然再生エネルギーへの転換を!原発再稼働に突き進む安倍政権は、許さない!」との集会アピールを採択した後、願いを短冊にしたためた提灯を掲げ、「原発いらない!」などのコールをしながら市内をパレードしました。


「原発NO!淡路市民行動」は毎月定期的に行なっていますが、今回で30回を迎えました。

(岡田教夫)
(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:'15-3-10,11

被爆者の命をかけたたたかいが続く副島圀義
3月10、11日と大阪地裁での審理が続きました。いずれも、新たに提訴した方の陳述(お1人は代理人)でした。

【10日、Wさん】

1歳で被爆。お母さんに抱かれておっぱいを飲んでいる時で、母子ともに家の下敷きになった。ガラスの破片が全身に刺さり今でもその傷跡が残る。子どもの時から下痢、発熱、鼻血、化膿がしばしばで小学校の体育はいつも見学。

お母さんが「被爆者は差別されるから、被爆したことはぜったい外で話してはだめ」といい、家族みんなが被爆者健康手帳をとらなかった。

高卒で就職したが体調不良の原因を話せず、「よく休む」と言われて15回も転職。医療費負担も大きいのでなかなか医者にかかれなかった。

お母さんが亡くなったあと、32歳になってようやく手帳をとったが、すでに高血圧・腎炎などにかかり、以後、慢性腎不全、胃かいよう、十二指腸かいよう、食道バレット腺がんと、多くの病気に苦しめられてきた。しかし国は慢性腎不全についての原爆症認定申請を却下…

【11日、Oさん】

2歳で被爆。下痢や鼻血が小学生の頃まで続いた。父はビルマで戦死(遺骨もない。太ももに貫通銃創を負い、放置されたと聞くが、どこかで生きているのでは、と思ったりする)。

母再婚後の義父からの暴力、住み込みで働きながら定時制高校に通ったことへの同僚のねたみ、等々、30歳ごろまでの極貧生活は思い出すのもいやだ。

ようやく生活が安定したと思ったが50歳で心筋梗塞を発症。冠動脈形成やバイパス手術をうけ投薬治療を続けている。

原爆症認定申請を厚労大臣は却下したが、私の心筋梗塞が原爆放射線と無関係と断言するなら、同じ体験をしてみよ、と言いたい…



9日には同じ原告グループのYさんが亡くなりました。高齢で病気に苦しむ被爆者の、文字どおり、命がけのたたかいが続きます。

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

日中友好協会加古川支部歴史講座「古代日中文化交流史」

中国からの技術・文物伝来と日本的特徴への発展

日中友好協会加古川支部が、来村多加史阪南大学教授を講師に、通算18回目の「歴史講座」シリーズ(古代日中文化交流史)を3月1日、加古川駅南まちづくりセンターで開催し、30人が参加しました。

今回のテーマは「古代日本にもたらされた中国製品」。とくに「銅鏡、甲冑、玻璃、螺鈿」を中心に詳しく説明しました。

来村氏は、弥生時代以降に日本から漢王朝に朝貢を競っていた時代に、大陸の文物が日本にもたらされ、当初は本来の意味を解らずに使用していたことを、『漢書』や発掘史料を示して説明しました。

古墳時代以降には、中国系渡来人が多数、移住し、方面の技術を進歩させ、日本的特徴を持つように発展していったことを、さらに奈良時代になると、唐3彩と奈良3彩のように、伝来の技術だけでなく、中国モデルと用途を踏襲しながら日本独自のものを生み出していることを、スライドで見せながら詳しく説明しました。

参加者からのアンケートでは、「カラーなので玻璃、螺鈿は特に色彩も鮮明。説明も具体的でわかり易かった」「日中ともに細かな技術の高さに感心した」「時代とともに発展していることが理解できた」など感想と次回への期待が寄せられました。
(前田清)
(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

なまの舞台をごいっしょに:劇団昴『親の顔が見たい』

神戸演劇鑑賞会4月例会

冬の日の午後7時頃。女子中学校の会議室に保護者8人が集められた。この女子中学校は都内のカトリック系の有名私立学校である。保護者たちは集められた原因にまったく見当が付かない。あたりさわりのない会話を交わしている。

やがて、校長の中野渡が学年主任の原田を伴ってやって来た。校長は、保護者に着席をすすめ、原田に、既にテレビや夕刊等で報道されている事件の説明を促した。

2年3組の井上道子が〝いじめ〟が原因で今朝、教室で自殺を遂げ、遺書が残されていた。そこに5人の生徒、志乃、翠、のどか、麗良、愛理の名前が書かれていた。集められた保護者はこの5人の生徒の親たちだった。思いも寄らない報告に親たちは、戸惑うばかり。

舞台は、この親たちの〝思いも寄らない〟心の動きを推理劇のように詰めてゆく。しかも、テンポよく。いじめを通して浮き上がって来たのは、生徒たちの顔でなく、親たちの顔、顔、だった。

作者は現役の高校の教師。主に青森を拠点に、旺盛な演劇活動を続けている。「毒のある題材だが、正義が揺らぐ瞬間を描きたかった」と述べている。
 (小谷博子)

劇団昴公演『親の顔が見たい』/作=畑澤聖悟(渡辺源四郎商店)/演出=黒岩亮(青年座)/出演=小沢寿美恵、宮本充ほか/①4月5日(日)15時30分②6日(月)18時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金1,000円と月会費2カ月前納)、月会費3,500円(大学生2,000円、中高生1,000円)/☎078・222・8651、Fax 078・222・8653

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

節分過ぎの一夜、丹波高原の民宿で、丹波但馬の日本共産党市町議員OB懇親会が有志発起で開かれた。大方は合併で退任した人たちだ。介護サービスを仕切る女性、自宅を市委員会事務所にした男性、農業利水ダム管理人、観光案内人もいる20人ほどの自己紹介は壮観だった▼「丹波高原は懐かしい」と小山薫槻元日高町議(83)。敗戦2カ月前、氏は国民学校高等科卒13歳で、氷上町新郷(現丹波市)で行われた「兵庫県青少年戦時航空特別訓練」に参加したのだった。高度5m程度のグライダー滑空にすぎなかったが、本土決戦を少年に覚悟させる狂気の訓練だった▼戦後、農家の子小山少年は八鹿農蚕(現八鹿高校)に進み、仲良しの医師の息子の手引きで日刊「アカハタ」を知り、反戦平和の党を発見、高卒18歳で入党。郡連合青年団社会部長を引き受け「5大政党演説会」を開催、この演説会に当時党唯一の参院議員須藤五郎を招いた▼「この会までに1部は増やして土産にと苦労したのだが」と小山氏が会場を笑わせた。それは出席した「地の塩」たちの日常でもある。「次は但馬で」と声が上がった。なお国民と党を愛してやまない者たちに幸あれ。 (A)

(2015年3月22日付「兵庫民報」掲載)