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2015年2月1日日曜日

日本共産党演説会:3月6日:神戸

憲法、地方自治法が生きる地方政治へ
志位さんが語ります

3月6日(金)午後6:30開会
神戸文化ホール大ホール





(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

堀内衆院議員事務所が「要望懇談会」

国会活動への要望次つぎ


日本共産党兵庫県委員会と堀内照文衆議院議員事務所は1月22日、兵庫県民会館に県内の諸団体を招き、「要求懇談会」を開催。19団体から40人が参加しました。

各団体からの要望に耳を傾ける堀内衆院議員(中央奥)

県行政書士会会長、同政治連盟幹事長がそろって出席し、環境関係の認証制度を中小企業も利用しやすいようにすることなどを要望。他団体の発言にも耳を傾け、最後まで参加しました。

また、こういう催しには初めての参加だという聖トマス大学元教員は、学生減で経営危機に陥った同大学が米国の投資会社から資金を導入して再建を目指したものの、認可申請を文科省に却下され、昨年4月、再度の申請を断念し、教員を解雇したこと、教員が「不当解雇」としてたたかっている経緯を述べ、理解と支援を訴えました。

医労連からは、介護施設では〝この賃金では生活できない〟と男性も女性も「寿退社」―結婚を機に転職していくこと、「ボランティア」活用は万一の事故でボランティアも利用者も守れないこと、民間まかせの施策では採算性がとれず事業者が手を上げない、などの問題点が指摘されました。

保育所運動連絡会からは、「子ども・子育て新システム」導入で、いまだに保育料なども決まらないまま新年度を迎えようとしていること、ゼロ、1、2歳の子どもをもつ、就業していない親への支援がまったく抜け落ちていることなどの問題点や、貧困・虐待の広がりが語られ、「保育は消費税と切り離してほしい。消費税の動向で子どもの保育や教育が振り回されるのはおかしい」と訴えがありました。

労働法制改悪阻止、ブラック企業・ブラックバイト対策、賃上げ、最低賃金引き上げ・公契約条例などの要望が兵庫労連や民青同盟から出され、保険医協会や民医連からは入院患者の給食費値上げ、保険料値上げ、医師・看護婦不足などへの対策などの課題が、兵障協からは65歳となった障害者が介護保険優先となり介護の質や負担に大きな問題があることが語られました。

また、借り上げ住宅の継続入居、災害援護資金・災害復旧融資の返済免除などの要望、年金へのマクロスライド制導入反対などの要望など、2時間以上にわたり多種多様な要望・期待が次々と出されました。


堀内衆院議員は、「現場のみなさんの声が政治を動かす一番の力になります。お聞きしたことを国会へしっかり届けたい」と決意を述べました。

懇談会では金田峰生党国会議員団兵庫事務所長(参院兵庫選挙区予定候補)が司会を務め、県議団から、ねりき恵子団長、いそみ恵子県議、神戸市議団から森本真市議が同席。森しずか芦屋市議も参加しました。



1月20日には、兵庫県弁護士会会長が党兵庫県委員会を訪問。司法研修制度の改善などについての要請を金田峰生国会議員団兵庫事務所長が受けました。


(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

金田氏ら国会開会日宣伝

国会・地方議会で奮闘する決意


訴える(左から)金田、大前、つついの各氏

通常国会開会日の1月26日朝、日本共産党兵庫県委員会は三宮・神戸交通センタービル前で宣伝を行いました。

金田峰生党国会議員団兵庫事務所長は、総選挙結果は自民党に国民が白紙委任を与えたものではなく、日本共産党は今国会で国民の期待に応え大奮闘する決意を訴えるとともに、兵庫県でも、いっせい地方選挙で住民とともにたたかう日本共産党を伸ばせば、住民要求実現へ政治を変えられると訴えました。

大前まさひろ神戸市議予定候補(中央区)は非正規社員時代の経験も語り、安心して働け、子育て応援の神戸への決意を、つつい哲二朗県議予定候補(中央区)は、震災での家族の苦難を語り、福祉を削り大規模開発など優先のゆがんだ政治を変える決意を訴えました。

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

民青同盟が代表者会議

生き方の模索にこたえられる学びを根本に心強く大きな民青同盟つくろう


日本民主青年同盟兵庫県委員会は1月25日、第55回代表者会議を開催しました。

上園隆県委員長は第55期県活動方針(案)の報告で――

「昨年1年間、『何とかしたい』『変えたい』と多くの青年が声をあげ、運動を進めてきた。昨年12月の総選挙でも、『どこに投票すればこの暴走を止めることができるのか』と模索していた学生に『日本共産党が伸びることが暴走ストップの確かな力になる』と支持を広げたり、初めて友達に支持を訴えるなどの努力が広がり、日本共産党の躍進に大きく貢献した」と述べ、「こうした経験を確信にし、今年はさらに青年の声と行動を広げ、生き方の模索にこたえられる学びを活動の根本にすえて、心強い大きな民青をつくり、安倍政権を倒すたたかいに立ち上がろう」――と呼びかけました。

全体討論では、安倍政権の暴走のもとで大きく変化する青年の姿や、学び、何でも話せる班が青年にとってかけがえのない場になっていることが語られました。

西芦地区の高校生同盟員は、「総選挙翌日に学校の友達に選挙特番を見ていて寝不足だというと、『自分も一緒だ』と言われ驚いた。その友達に『18歳選挙権めっちゃほしい』と言われてさらに驚いた。高校生だけど政治について興味もっている人はいる。班で『18歳選挙権を実現する兵庫の会』を結成しようと計画している」と高校生が主権者として行動する姿を紹介しました。

学生班の同盟員からは「古典教室を読む会を始めて、2巻まで読み終わった。古典を読むのは難しいけど、ものの見方を養うことが大事。生きていくうえでしっかりした見方を身につけたい、本質を何か知らないまま終わるのはいけない、古典や科学的社会主義は自分の軸をつくる学びとして大事だと思う。早く全3巻を読み切りたい」という発言や、「学校とバイトの両立で忙しくて時間が取れない。でも、もっと学習をしたい。そのためにも班会を開きたい」と学び成長しようという意欲が示されました。

昨年11月の全国大会に参加した同盟員からは、「ある県の高校生が知り合いに連れて行かれたバイト先の飲食店で、いきなり制服を着たままビール箱を運ぶなどの仕事をさせられ悔しかった経験を涙ながらに話していたことに衝撃を受けた。総選挙の時に対話した学生もコンビニバイトでおでんの買取りをさせられ、タイムカードがコンピュータ管理されて残業が付かないようにされている話を聞いた。ブラックバイトが当たり前にまかり通っているけど、不満も高まっている。そういう不満や要求を話す場が民青の班。高校生班、学生班をつくるのが大切」と切実な実態に寄りそう班を作ろうと意欲も語られました。

討論後には第55期県役員を選出。第1回県委員会では県常任委員と上園隆県委員長、垣本聖副委員長が選ばれました。

この会議には日本共産党から堀内照文衆議院議員、村上亮三県書記長が出席し挨拶をしました。

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

日本共産党丹波地区委員会「新春のつどい」

市議会議長が来賓挨拶、市長、農協組合長もメッセージ


日本共産党丹波地区委員会は1月22日夜、ハートフルかすがで、「2015年新春のつどい」を開きました。

(写真は西脇秀隆丹波市議提供)

今年は、総選挙での躍進が確信になっているもとで、地区内から党員や後援会員、読者支持者など90人を超える参加者で、会場は一杯になりました。このつどいには、比例近畿で3回目の当選を果たした宮本たけし衆議院議員も駆けつけました。

西本嘉宏丹波地区委員長は、今回の総選挙について「丹波地区でも、比例で10%を超え、大躍進に貢献できたこと」について感謝を述べ、「この躍進を力に、3中総で提起された850万、15%をめざして、もっと自力をつけよう」と呼びかけました。さらに、地区内の課題とともに、戦後70年、平和と民主主義を前進させるためにも全力を挙げることを強調しました。

来賓として丹波市議会の奥村正行議長が出席、「総選挙での躍進を心からお祝いします」「今後地域においてもご活躍を期待します」と挨拶しました。そのほか全日本年金者組合丹波支部長、丹有地域労働組合総連合議長はじめ多くの団体代表などが出席されお祝いをのべました。また、丹波市長や篠山市長はじめJA丹波ひかみとJA丹波ささやま農協組合長からの祝電、メッセージも紹介されました。

挨拶の最後に立った、宮本衆院議員は、昨夏の丹波市豪雨災害の現地調査に駆け付け、被災者や市長とも懇談したことやその要望を国会で取り上げ、激甚地指定を実現、国道橋の復旧問題など報告しました。

また、国会では21人の党議員の力を一つにして、安倍政権の暴走をストップさせ国民の願いを実現させるために奮闘する決意を語りました。

第2部の「懇親会」では、参加者それぞれ思いを込めたスピーチが続きました。「スクーターにスピーカーをつけ宣伝した。地域では『何事』とびっくり」、「何べんやっても伸びない、長年の苦労が実り、うれしかった」「総選挙の躍進は久しぶり、もっと党議員団を大きくしたい」など感動的なスピーチで盛り上がりました。

(西本嘉宏)

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

文化後援会が臨時総会

情勢の変化に対応し活動強め


挨拶する段野太一会長

新しい情勢に対応するために日本共産党兵庫県文化後援会は1月25日、県民会館で臨時総会をひらきました。

総会のはじめに、党県委員会の小林明男常任委員が総選挙の結果といっせい地方選をめぐる情勢、課題などについて報告しました。

小林氏は総選挙では日本共産党が8議席から21議席に躍進、沖縄の小選挙区で完勝、兵庫県で国会の議席を回復したことで、情勢が大きく変わり始めているとして、県下各分野の業界や諸団体と共産党との関係がさらに密になってきていることを多くの事例で紹介しました。

法曹界や農漁業団体、労働者、青年のなかで、堀内衆議院議員の誕生が歓迎され、期待が寄せられていることに出席者は大いに励まされました。

臨時総会はこうした情勢に文化の分野で対応するために、後援会活動を分かりやすくする規約を制定し、広く県下の文化運動を反映させるための役員の補充をおこないました。またいっせい地方選挙への活動を強めていくためにニュース『風を起す』の発行や学習決起集会を開催(3月14日)することなどを確認しました。

参加者からは、「文化活動の身近なところでも〝良かった〟の声があり、安倍内閣に対する不安や批判の声は広がっている。ニュースを届けたり対話などでさらに頑張っていきたい」などの感想が寄せられました。

(堤隆二)

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

業者後援会「総選挙報告会」

いっせい地方選挙でも地域に根ざす業者の力発揮を


石川教授の記念講演

日本共産党兵庫県業者後援会は1月23日夜、「総選挙躍進を確信に、いっせい地方選挙でも勝利を」と、「総選挙報告会」を開催しました。挨拶に立った磯谷吉夫後援会代表世話人は、「兵庫県から10年ぶりの共産党議員を送り出すことができた。消費税増税、原材料高騰で死活のふちにある中小業者の苦難を打開するため、いっせい地方選挙でも地域に根ざす中小業者の力を発揮しよう」と訴えました。

そして、県下の各業者後援会に、「地域経済を支える中小業者への支援策を強く求めていくためにも、日本共産党の議席を大きく伸ばし、中小業者の声を議会に届けよう」と呼びかけ、①すべての後援会が早急に対話目標、支持拡大目標を決めること②全構成員に県業者後援会の話し合い資料、候補者リーフなどの資料を届け、対話活動を旺盛に取り組むこと、などの行動を提起しました。3月24日夜に県下3カ所でいっせいブロック別決起集会を開催することも決めています。

この後、石川康宏神戸女学院大学教授が「総選挙結果と今後のたたかい」と題して講演。安倍政権の暴走を止めるため、「消費税増税」「アベノミクス」「憲法改悪」「原発再稼働」「沖縄新基地」などの対決点を、有権者にわかりやすく訴えていく言葉の力をつけていくこと、SNSの活用にも習熟し個人の発信力を鍛えていくことなどをよびかけました。また、日本共産党から宮田しずのり県議が挨拶しました。

(田中邦夫)

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

10議席以上の日本共産党県議団へ:庄本えつこさん

県政を変える新しい決断:尼崎市(定数7)


松村ヤス子尼崎市議(後ろ)とともに宣伝する庄本さん

昨年12月の総選挙では、市民のみなさんのご支援のもと、元気にたたかうことができました。

私は、安倍自公政権の暴走ストップの選挙にしたいと思って、政治の五つの転換、「消費税増税は、先送りではなくキッパリ中止!」「アベノミクスストップでくらし第一」「集団的自衛権行使容認の閣議決定は撤回、憲法9条を生かした平和外交を」「原発ゼロ」「新基地建設中止!平和で豊かな沖縄をご一緒に」とともに日本共産党の値打ち―共産党の躍進こそ政治を変える確かな力―であることを訴えました。

日本共産党は21議席に大躍進。比例近畿ブロックで兵庫の堀内照文さんを含み4人の当選。兵庫では10年ぶりの国会議員です。本当にうれしいです。どこに行っても、誰に会っても「よかったですね。うれしいですね」と言われます。

でも、安倍政権は、数とお金の力で国民の要求をねじ伏せようとしています。「消費税が上がって買い物に行くのが怖い。食料品は割引シールが張られてからしか行かないことに決めた」「奨学金を返し始めて9年以上になるけど、まだ100万円以上残っていてシンドイ」「医療費が高くて、病院に行けない」「正社員なんて夢のまた夢」など、これが国民の声です。

こんな時、地方自治体は「住民のくらし第一」で仕事をしなければならないはずです。しかし自民、民主、公明、維新など日本共産党以外のオール与党の兵庫県政は、安倍暴走政権に対決するどころか福祉を削る「行革」で弱いものいじめばかり。

私は、そんな兵庫県政を変えたいと思い、来る県会議員選挙に立候補するという新しい決断をしました。

訪問などでお会いした方々から「もう共産党しかない。県議はもっと増えてほしい。必ず当選してや」と励まされます。市民のいのち・くらしを守るために宮田しずのり県会議員とともに尼崎から2人の県会議員を勝ち取るためにがんばります。ぜひ、みなさまのお力を貸して下さい。よろしくお願いします。

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

兵庫の漁業を訪ねて

日本共産党県農林漁民部長 金田峰生

金田峰生氏
昨年末、「相生の牡蠣が不漁?」というニュースを聞き、〝年末の忙しい時に!〟と言われるのを承知で、岩崎修市議と現地を訪ねました。

生育が1カ月くらい遅いようですが、漁協や県水産技術センターによると、夏の台風で餌になる植物プランクトンが一時期激減したからで、1月には従来の大きさに育ち、2月の「かきまつり」が待ち遠しくなっています。

年が明けてからは毎年恒例になった明石の海苔漁訪問。朝2時に新町みちよ前県議、辻本達也市議と待ち合わせ、漁港へ。

金田氏とともに海苔加工場を訪問した
辻本市議(左)と新町みちよ前県議(右)

今年も今のところは色落ちもなく、「まずまずやな」という事でした。

ただ、単価低迷は続いているので、海苔漁を廃業する漁師は後を絶ちません。

「燃油は少し落ち着いたが高止まり。消費税増税、保険料値上げ…やめて欲しい」と切実な声。

日本海ではカニ漁が真っ盛り。しかし今季は悪天候で漁に出られない日が多く、高値になっているようです。谷口眞二香美町議と共に漁協を訪ねると、開口一番、「共産党の大きくなった力で天気を回復させてくれ」と言われました。

荒れる日本海
不況の中の高値は、お客さんが遠のき、予め値を決めている場合もあるので、卸業者が持ち出しになるなど、喜んでばかりはいられません。

「去年の躍進で安住せんと、もっと大きくなってもらわんとあかんで!」と思わぬ激励をもらいました。

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

選挙活動の自由を:憲法違反の公選法とのたたかい〈上〉

濱嶋隆昌(日本国民救援会兵庫県本部事務局次長)

表現活動は原則禁止


日本の選挙制度は〝ベカラズ選挙〟といわれるように選挙運動の自由が大幅に制限されています。そんななかでも昨年の総選挙では日本共産党が大躍進しました。しかし、選挙運動が自由化され、市民の声がもっと政治に反映されれば、さらに大きな議席変動が起きるでしょう。

庶民が参加したとたん規制始まる


明治維新後、自由民権運動がまきおこり、参政権を求める国民の声が無視できなくなって、1889(明治22)年、衆議院議員選挙法が公布されました。このときの選挙は高額納税者だけが参加する制限選挙で、選挙運動は自由でした。ところが1925(大正14)年、納税額に関係なく参加できる男子普通選挙と同時に選挙運動に規制が設けられました。

つまり、お金持ちだけの選挙は自由だったのに、庶民が参加したとたん始まったのが選挙運動の規制なのです。

戦後、占領下で20歳以上の男女が参加する普通選挙法が施行され選挙運動が原則自由化されると、革新政党が大躍進します(1949年には少し前まで非合法だった日本共産党も35議席)。すると国会では、文書や演説を規制する特例法が急ごしらえでつくられ、それが1950年に公職選挙法に一本化されます。その後、戸別訪問の禁止や立会演説会の廃止、文書や拡声機の規制強化や選挙期間の短縮など、候補者の声も有権者の声も聞こえない方向で改悪が重ねられてきました。

あたりまえの活動を規制


公選法は表現活動を原則的に禁止した上で限定的に許可する構造になっています。

信じがたいかもしれませんが、例えば公選法第141条の3は、「選挙運動のために使用される自動車の上においては選挙運動をすることができない」と書かれており、その上で、ただし書きを設けて「連呼」などを許しています。

選挙で政治的なアピールをしたり投票依頼をするというのは当たり前なのですが、それを全面的に禁止した上で、演説会の回数、ビラやポスターのサイズ・枚数、宣伝カーの台数など、条件つきで許可する仕組みになっており、条件を満たさなければ新聞報道もできません。後援会活動や法定ビラの配布、証紙を貼ったポスターの掲示、電話による投票依頼は、こうした規制のなかでできる限られた活動です。

しかし本来、選挙は自由でなければならず公選法は憲法違反です。そこで、次号では自由を求める市民のたたかいがこうした公選法を追いつめていることを紹介します。

救援会明石支部総会で講演する筆者(14年12月)
(続く)

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

憲法改悪ストップ兵庫県共同センターが総会


憲法改悪ストップ兵庫県共同センターの第11回総会が1月21日に開かれ、5地域、10団体、個人が参加しました。

和田邦夫事務局長が情勢報告―「弁護士9条の会が呼びかけ、憲法6団体が昨年10月に全県63カ所で共同宣伝を実施。以来、兵庫県弁護士会も協賛して秘密保護法・集団的自衛権反対のデモ・宣伝が毎月神戸で行われ、姫路地域でも継続した共同行動が行われるなど共同が広がっている。高教組が高校生対象の集団的自衛権ビラを作成・配布するなど創意も生まれている。一方で、改憲団体の日本会議兵庫が成人式でビラを配布するなど、せめぎあいが強まっている」―と県内の状況を報告しました。

神戸での共同行動(1月13日)

さらに、「2015年度は、改憲阻止へ全行政区でたたかいを強化し、各分野の共同行動を進める」「憲法集会に向け地域で共同アピールを」など取り組みの方向を提起し、当面2月7日の「地域から憲法を守り活かすとりくみ強化会議」成功へ取り組もうと呼びかけました。

「憲法情勢、第3次安倍政権と壊憲動向」をテーマに和田進神戸大学名誉教授が講演し、総選挙結果について①憲法上の疑義②戦後最低の投票率③次世代の党の惨敗、共産党の躍進④沖縄4選挙区の勝利の4点から語りました。安倍政権は格差拡大や暮らしの破壊も狙っており、憲法9条と25条を核とした憲法擁護の国民的共同の実現が可能であり、必要。今までの枠組みでない保革を越えた共同をすすめるならこの暴走は打ち破れると語りました。

最後に津川知久代表委員が、西明石の憲法をまもる地域アピールなど、地域から運動も多彩に始まっている。政権の暴走に対し緊急行動も提起できる運動体制もつくり、分野・地域で共同を広げようと訴え閉会しました。

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

関西電力料金大幅値上げ:原発停止を理由には許せない

速水二郎(電力兵庫の会)

今年4月の大幅電気料金値上げ実施を申請している関西電力と関西の消費者団体が1月23日、大阪の難波市民学習センターで意見交換しました。兵庫県からは電力兵庫の会から2名参加し、発言しまた。

関電本店の森本孝執行役員らは、全原発の停止で火力発電燃料費が増加し、2015(平成27)年度に3,240億円不足するので、一般家庭などは10.23%、大口などは13.93%値上げしたいと説明しました。「原発を停止したから値上げする」「高浜再稼働しなければさらに値上げが必要」というものでした。

この申請が認可されると、関電の電気料金は、日本一高い料金となります。

全大阪消費者団体連絡会が事前質問していた各項目にも回答しましたが、そのうち、火力発電所の燃料費を、原油安や為替レート激動にもかかわらず、2013年値上げ時の1ドル78.9円、原油1バレル105.9㌦のまま算定している点については、「もし、1ドル120円、原油1バレル53ドルとなったら、一般家庭の場合は月744円上げる予定を561円引き下げる」と説明しました。

これらの説明に対し関西各地から参加した消費者団体や市民ら10名が質問や意見として「3,240億円不足というが、この間、過酷事故対策で改良している原発費用、再稼働するために投資している費用の明細を明らかにすべきだ」「全く発電していないが黒字の日本原電になぜ赤字の関電が分担金を払うのか」「こんな事態にした重役の報酬に年収1,800万円も払うのは許せない」「経営効率化に全力というが、大阪中之島等に林立している関電本社や神戸支店の超豪華ビルなどを見ると、明らかに埋蔵金があると庶民なら思う」などと指摘しました。

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

関西電力は値上げに関する質問・苦情や意見を次の無料ダイヤルで受け付けています。
一般家庭:

  • ☎0800‐123‐0303
  • Fax0800-123-0304

大きな商店・工場・ビルなど高圧利用者:

  • ☎0120‐929‐406

受付時間:平日9:00~17:00

 

なまの舞台をごいっしょに:『パルレ~洗濯~』

神戸演劇鑑賞会2月例会



『パルレ』は韓国で生まれたミュージカル。作・演出も韓国人の手によるもの。むろん演じる俳優たちも韓国の人たち。初演から大反響で、数々の賞に輝き、2005年よりロングランを続けている。

今回は、日本人の演出。日本人の俳優で演じられ、一人が複数の役を担う。

シンプルな物語に、ジャズ、バラード等さまざまな種類の音楽が、舞台を華やかにいろどり、変化をつけている。

ここは、ソウルの路地裏。書店で働くナヨン(女性)。モンゴルからやって来たソロンゴ(男性)。大家さん、ヒジョンちゃんママ、パンとあだ名の書店の社長等、雑多な人たちが暮らしている。

家賃を何か月も溜め、大家さんの催促を上手く交わす智恵を持ち、貧乏を楽に受け止めながら、人情には熱い。彼らは、底抜けに明るく、力強く、躍動感にみなぎって生きている。その姿は、かっての日本人の姿を重なってみえる。

〝パルレ(빨래)〟は韓国語で〝洗濯〟の意味。昨日の垢あかを洗い流し、まっさらな心で明日へ向かおう、の意味で、この作品の主軸になっている。

小谷博子

ピュアーマリー公演 韓国オリジナルミュージカル『パルレ~洗濯~』/作・演出=チュ・ミンジュ/音楽=ミン・チァンホン/上演台本・訳詞=保坂磨理子/共同演出=鈴木孝宏/出演=三波豊和、川島なお美―ほか/①2月15日(日)15時30分②16日(月)18時30分③17日(火)13時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金1,000円と月会費2カ月前納)、月会費310,005,100円(大学生21,000円、中高生1,000円)/☎078・222・8651、Fax078・222・8653

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

兵庫山河の会「山河」50号より

おめでとう、躍進、頑張る、賀状より歓喜の文字は踊り溢るる
安武ひろ子

積み上げて積み上げて来し六百六万票更に積み上げ四月に勝利を
山下 勇

歓喜湧くこの選挙たたかいの手応えは平和を望む大きなうねり
西澤 愼

この一票戦を知らぬ若者に意識糺せる政治を望み
本田千恵子

元旦に親子三人街宣す白き息ふき声涸らしおり
岸本 守

「思いやり」額を報じる紙面には越年無料相談の記事
塩谷 凉子

きょうもあすもあさってもまたそのあすも九条まもるなかまふやさむ
古賀 哲夫

総選挙対決軸が浮き上がりいよいよますます時代は深みに
大中 肇

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(547)



(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

神戸電鉄の「栄」駅で降り、道路を横断して西に進むと、辺り一面に田園地帯が広がる。その田園地帯をまっすぐ20分ほど歩いて橋をわたったところが近江寺(きんこうじ)に通じる細い山道である▼そこから約30分。この小さな山の上に立つ真言宗のお寺「近江寺」は、646(大化2)年開祖という古刹で、毎年2月11日に「鬼やらい」が行われる。普段は近郷の人が訪れるだけの静かな山上のお寺だが、この時ばかりは子どもたちの賑やかな歓声に包まれる。神鉄の駅からゆっくり歩いても50分程度の距離だから年配者でも安心して登れる▼この日、本堂前の庭では「たき火」がたかれ、ほんの少しだけ露店がならぶ。鐘楼の横では甘酒が振る舞われる。お寺の赤鬼と青鬼は火のついた松明を振りながら、20~30人もの小さな子鬼たちと一緒に本堂を巡り踊る。鬼たちがひとしきり踊った後、本堂の上から大量の餅が撒かれる。おばちゃんたちは風呂敷を広げ、「こっちこっち」と叫ぶ。のどかな毎年の風物詩になっている。地元の春はこうしてやってくる▼ところで、海の向こうでは「イスラム国」なるテロ組織が、日本人を誘拐し、要求が入れられないと命を奪うと宣言した。節分の鬼は悪魔をはらい、邪気を退散させるというが、テロ集団は、平然と人の命を奪う。これぞまさしく「鬼」である。 (D)

(2015年2月1日付「兵庫民報」掲載)

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