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2015年9月27日日曜日

戦争法廃止・立憲主義取り戻そう

憲法共同センターが21日に行ったデモ(先頭中央に金田峰生氏)

戦争法(安保法制)反対の国民の運動は、法案可決後も留まることなく、「一刻も早く廃止を」と各地で取り組みが行われています。

憲法改悪ストップ兵庫県共同センターは十九日に神戸大丸前で五十人が宣伝。二十一日の昼には神戸花時計前から三宮センター街を百人でデモを行いました。

デモの出発前集会では自由法曹団兵庫県支部の松山秀樹弁護士が「これまで憲法九条の枠内に自衛隊の行動をとどめてきたのは国民の運動があったからこそ。そこに確信をもって、いま、安保法制を発動させず廃止させる運動を始めよう」と呼びかけました。日本共産党国会議員団兵庫事務所長の金田峰生氏も「戦争法廃止、立憲主義を取り戻す国民連合政府」の提唱を紹介し、実現へ全力をあげる決意を表明しました。

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明石市では、「戦争する国づくりを許さない明石市民実行委員会」と「戦争法案を今国会で成立させない明石実行委員会」が十五日以来連日、明石駅南で抗議と宣伝の活動を行ってきました。

参院特別委員会での「採決」強行に抗議した
明石駅前での宣伝(18日)

十八日夕方の宣伝では、飛び入りの市民二人も含め六十人が参加。翌、十九日も四十六人で訴えました。市民からは、「選挙で反対野党が頑張って、強行採決された戦争法を廃止するようにしてほしい」(五十代男性)などの声が寄せられました。

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西宮市では平和と民主主義を進める西宮芦屋の会が緊急学習会を開き、二百五十人が参加。デモも行いました。

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丹波市でのパレード

丹波市では丹波市九条の会連絡会と市民有志が十九日午後、同市氷上町ゆめタウンから稲継交差点まで抗議のパレードを行いました。同連絡会は、戦争法廃止めざし、今後とも行動を続けていくとしています。

日本共産党も西脇秀隆丹波市議が「強行採決許さないぞ」と三時間、宣伝カーを走らせました。「がんばって」と励ましの声が掛けられました。

加古川駅までの二市二町総がかり行動実行委員会の宣伝(19日)

日本共産党のねりき恵子県議(後列中央)、
田中こう市議(その右)、民主党の北野聡子市議(右)
らが宝塚駅前で宣伝(21日)


(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

堀内衆院議員が国会報告:「国民連合政府」を提唱


尼崎地区委員会は二十日、国会での戦争法案をめぐる激しい攻防からかけつけた堀内照文衆院議員を迎え、街頭演説と緊急国会報告会を開き百五十人が参加しました。

堀内議員は、参院特別委員会で、委員ではない議員や秘書までピケにくりだし、採決を強行した与党の暴挙や、夜通しの対応となった本会議での採決の様子を詳しく紹介。「立憲主義、平和主義、民主主義を否定する戦争法案の採決強行という暴挙を許すわけにはいかない」と糾弾しました。

そして、第四回中央委員会総会で確認された「戦争法廃止、立憲主義を取り戻す国民連合政府」の提起を説明しました。

国会前など国民運動のなかで、「賛成議員は落選させよう」「野党での共闘を」などの新たな運動が広がっていること、今国会で五回の野党党首会談を積み重ねるなど野党共闘が発展していることをふまえ、国民の声を受け止め新たな提起をしたと報告しました。

その上で、「たたかいはまさにこれから。日本の政治史上大きな局面を変える一大闘争として、この提起に応える新たな国民運動にとりくもう」と呼びかけました。

また、「国民連合政府は衝撃。実現の展望は?」「今国会で公明党の果たした役割は?」など参加者からの質問に、ていねいに答えました。

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

消費税廃止兵庫県各界連絡会総会

講演する和田氏

消費税廃止兵庫県各界連絡会は九月十八日、神戸勤労会館で二〇一五年総会を開催し、各団体・地域の会から四十八人が参加しました。岡本毅一代表幹事(年金者組合兵庫県本部委員長)が開会挨拶を行いました。

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和田進・神戸大学名誉教授が「戦争法案と消費税」と題して講演しました。空前の国民的反対運動は、戦争法案を「死に体」での採決に追い込み、これを発動するためのハードルは高くなっていると指摘。参院選で自公を過半数に追い込み「撤回法案」を展望する国民的基盤がつくりだされていると強調しました。

戦争法成立後の日本では、第一に「戦争をしない国家」から「米軍とともに地球規模で戦争をする国家」への大転換、第二に「殺し・殺される」事態の発生、第三に「戦争をしない国・日本」のイメージの崩壊、第四に東アジア情勢の緊迫化、軍事費の増大―が懸念されると指摘。日米同盟強化に伴い、更なる軍事費の増大、グローバル競争大国・「世界で一番企業が活動しやすい国」づくりのために労働力のコスト削減、法人税減税と消費税増大、社会保障費削減、原発再稼働、新たな市場拡大が狙われると述べました。

これに対し、社会権条項の基礎にある人間観として、憲法理念からの税の基本原則である、「最低生活非課税の原則」、「応能負担の原則」の重要性を強調しました。

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松尾俊朗事務局長(税理士)が基調報告し、来年の参院選で増税中止の候補者・政党の前進のため奮闘すること、地域からの草の根の運動を広げること、などを提起しました。

活動交流では、「尼崎」「西播」の地域各界連が、自動車パレードの実施、毎月定例の宣伝活動での反応、市民の暮らし、中小業者の実態について語られました。

金田峰生国会議員団兵庫事務所長(参院選挙区予定候補)は、戦争法案阻止の連日の活動について報告するともに、来年の参院選では憲法が争点になり、軍事費の増大や一〇%再増税中止など、次代につけを回さないため、運動の先頭にたってたたかう決意を表明しました。

兵商連からは「平和こそ商売の繁盛」と戦争法案阻止と貧困と格差を広げる再増税を許さないたたかい・運動や会内六千人のアンケート調査の結果が報告されました。回答者のうち約二五%が消費税課税業者ですが、四〇%が転嫁できていないと答え、一一%が消費税を滞納。国保料(税)、国民年金も該当者の約半数が滞納しているなど中小業者の深刻な実態が明らかになっています。

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大嶋誠氏(税理士)が新事務局長に選出され、吉岡政雄代表幹事(兵庫県保険医協会副理事長)が閉会挨拶を行い、各界連絡会の草の根からの運動の前進を確認しました。

「戦争法案」が緊迫した国会情勢の中、サンテレビの取材がありました。
(藤原紀嘉=各界連事務局次長)

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

県住家賃減免制度改悪に反対・高い家賃引き下げこそ

署名を提出する玉津県住班の人々と日本共産党県議団

西神戸生活と健康を守る会玉津県住班(神戸市西区)の代表は九月十四日、兵庫県庁内で県住宅管理課の副課長と会い、県営住宅家賃減免制度の改悪に反対する署名六百十三筆を提出しました。

ことし二月、県営住宅入居者に県から通知書が届きました。

兵庫県は、県営住宅家賃の減免制度の算定の仕方を、これまでの課税所得に基づく計算から、「非課税収入を含めた世帯の年間収入」に基づく計算に変更。四月から家賃を変更するという通知でした。

多くの世帯が値上げとなり、今年度は月額最大五千円の値上げ。五年間にわたりさらに値上げが続く世帯も出ます。

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今回提出した署名は、玉津県住班が四月から入居者や地域の人に訴えて集めてきたものです。

当日は、「生活保護基準以下で暮らしている。四千円上がった。納得できない」「公平な減免制度なら、負担増をなくし、高い家賃を引き下げよ」「県の行革での予算減らしではないか」などと切々と訴えました。

住宅管理課は、減免利用者は、四万六千世帯中一万五千世帯で、予算は二十一億円計上、減免に十九億円、二億円が今回の変更で減る、下がる世帯もあるが数はわからないと答えました。

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今回の行動では、日本共産党の入江次郎議員に労をとっていただきました。また、庄本えつこ、きだ結、ねりき恵子、いそみ恵子の議員にも同席していただきました。

玉津県住班は、引き続き署名に取り組みます。また他地域の県住の人たちとも手を携え、運動を進めていこうと考えています。
(高橋正美=西神戸生健会玉津県住班班長)

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

東灘区で「4中総報告&つどい」

戦争法廃止の国民連合政府実現へ日本共産党を大きく


訴える金田峰生氏

日本共産党東灘・灘・中央地区委員会は九月二十一日、神戸市東灘区で、金田峰生参院兵庫選挙区予定候補を迎え「四中総報告&つどい」を午前・午後の二回開き、合わせて三十二人が参加しました。

「戦争法廃止の国民連合政府」を呼びかけた志位和夫委員長の記者会見の録画を上映した後、金田氏が「国民連合政府を実現するためにも、党を強く大きくしてください」と訴えました。

参加者から「今回の呼びかけはタイムリーで、大歓迎」「立ち上がっている若い人たちやママさんらの願いに応えるものだ」「国民連合政府の実現を訴える街頭宣伝を強めていきたい」などの声があがりました。

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

伊丹平和のための戦争展

短歌集「原爆の詩・私と父母の広島」

原水爆禁止伊丹協議会が第十五回平和のための戦争展を九月十五日から二十日まで伊丹市立図書館「ことば蔵」で開催しました。

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展示は「写真展・原爆と人間」「二〇一五NPT再検討会議ニューヨーク行動・日本原水協代表団の記録」と短歌集「原爆の詩・私と父母の広島」(短歌=小泉勇次〈伊丹原爆被爆者の会会長〉、書=大塚宗〈広島大卒・元体育教師〉)。

「家三軒すっぽり入る大穴に鉤で死体を投げ込む兵士」

「わが父の原爆体験結論は心の底から戦争呪う」

この短歌集は小泉さんが自分の体験と父、兄弟から聞いた話から詠んだ短歌二十首を書家の大塚氏が揮毫したものです。

「原爆写真展」と合わせて展示したこの「短歌集」は多くの参加者の心を打ったようです。じっと見入る人、ノートに写す人。「戦争は絶対にやってはいけない」「核兵器はなくさないと」といった感想が次々に聞かれます。

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十七日にはヒロシマ、ナガサキ原水爆禁止世界大会報告集会を開催し大会に参加した三人の方の報告がありました。現在の核兵器廃絶運動の到達点、若い力の台頭がよくわかる報告でした。

基調報告は兵庫原水協の梶本修史事務局長。NPT再検討会議の到達点、世界大会の大きな発展に加え、核兵器の偶発的な爆発の危険性やロシアが実際に使用を検討しNATO諸国がその対策まで考えていたとの生々しい話がありました。

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増山麗奈さんと小泉勇次さん

十九日には「増山麗奈講演会」を開催。六十名以上の人が参加され、熱心に増山さんのお話に聞き入りました。増山監督の『サダコの鶴~地球をつなぐ』はヒロシマ、フクシマ、沖縄、ファルージャ、そして現在の戦争法反対運動をつなぐ、壮大なテーマの映画ですがこの話を中心にこれから戦争法廃止のためにどうたたかうかという展望が語られました。
(中島隆夫)

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

原発賠償ひょうご訴訟第三次始まる

報告集会であいさつする橋本洋一原告団長

東京電力福島第一原発事故で福島県から兵庫県に避難している被災者が国と東電に賠償を求めている「原発賠償ひょうご訴訟」で、ことし三月に提訴した第三次訴訟・五世帯九人の初めての弁論が九月十七日、神戸地裁第二民事部(東亜由美裁判長)で行われました。第一次訴訟(二〇一三年九月)十八世帯五十四人、第二次訴訟(一四年三月)十一世帯二十九人と合わせて三十四世帯九十二人の裁判が行われています。

十七日の弁論は同地裁一○一法廷で行われ、第三次原告のAさんが意見陳述をしました。

Aさんは、事故当時福島市内で妻と四歳の子どもと暮らしていました。妻と子どもを妻の実家の岩手に避難させ、自身は仕事を続けるため福島市にとどまり、二重生活をすることになり、休日に妻子に会いに行くための交通費もかかり、孤独感にもさいなまれたこと、家族そろって暮らすため兵庫県に避難してきたものの、やりがいや信頼、安定した収入も得られていた仕事をやめることになったことのつらさ、福島に残してきた両親への申し訳なさなど精神的・経済的苦痛を切々と語るとともに、東電と国の責任を明らかにし、子どもや孫の代になっても未来に希望をもてる社会であってほしいと訴えました。

傍聴席を埋めた原告や支援者(ぽかぽか★サポートチーム)から自然に共感と励ましの拍手が起こりました。

ひきつづいて楠公会館で開かれた報告集会では、京都原告団、関西原告団からの報告もありました。

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ひょうご訴訟の次回弁論は十一月十九日午前十一時、神戸地裁一○一法廷で行われます。

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

三木清没後70年:4日に追悼・顕彰のつどい

三木清
九月二十六日は現在のたつの市出身の哲学者・三木清の没後七十年にあたります。

日本はポツダム宣言を受諾して降伏したのですが、当時の政府は戦後の革命勢力の台頭を恐れ、治安維持法の廃止や特高警察の解体は全く考えないで、政治犯は牢獄につないだままでした。

GHQが「政治犯の釈放と弾圧法規の廃止」を求める通牒を発したのは十月四日で、政治犯が釈放されたのは十月十日のことでした。

三木清は、敗戦の年の六月十二日に高倉テルをかくまったとして治安維持法違反で逮捕され、敗戦後の九月二十六日に栄養失調からくる病で絶命しました。降伏後直ちに釈放されていたら三木清は死ななくて済んだのでした。

治安維持法は一九二五年四月から敗戦まで二十年と六カ月、日本国民の言論・出版の自由また思想・良心の自由を奪ってきました。治安維持法下の日本は「暗黒社会」「恐怖政治」そのものでした。

安倍総理の「戦争する国」への暴走は、「暗黒社会」の再来をも危惧させるものです。

このとき「三木清追悼・顕彰のつどい」が治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟兵庫県本部主催で開催されます(行事案内欄参照)。自由と民主主義の先駆者を顕彰することは、運動を発展させる教訓になるものです。
(戸崎曽太郎)

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

藤本佳代舞踊研究所第38回発表会:18日、神戸文化ホール

東北の地震と津波と原発事故でなくなった数限りない命たちへの思い


前回第37回発表会(2013年)の舞台から(中野良彦氏撮影)

モダンダンスの藤本佳代舞踊研究所の第38回発表会が10月18日、神戸文化ホール大ホールで開かれます(。

プログラムは「届ける―東北の地震と津波と原発事故でなくなった数限りない命たちへ」「雨の名前みつけました」「おかえり るーらちゃん」。「雨の…」は月ごとの雨の名前を踊りにしました。「おかえり…」は津波で流された人形の話です。

招待券は同研究所に申し込みを。


藤田佳代舞踊研究所モダンダンス公演第38回発表会/10月18日(日)16時30分開場/神戸文化ホール大ホール/無料(招待券):申し込み☎&Fax 078‐822‐2066、http://www2s.biglobe.ne.jp/~fkmds/

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

横山晴朗さんの連載「兵庫の山」が書籍に

『はりま低山ハイキング』


横山晴朗さん(西神戸山の会所属)が二十年にわたり兵庫民報に連載してきた「兵庫の山」の後半十年分から播磨地域の手軽なハイキングコースを重点にしながら、やや難しいコースも加え、再調査し、修正・加筆したものが、このたび神戸新聞総合出版センターから刊行されました。

鉄道・バスなどで行ける十八カ所・二十九コースを紹介しています。

A5判、百二十ページ。全ページカラー。定価千五百円+税。

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

第一四七回クリスタル短歌の会から

安武ひろ子選

国民が願いし平和守らねば歩み来りし自分史が泣く
大西千鶴子

戦争と平和の月の八月に生れし私悔いなく生きよう
岡本征子

初盆の夫よ戦争ダメのデモに赤き鉢巻き姿で来ずや
広瀬弘子

百万人のひとりとならん久々にマイク握りて安倍許すなと
長谷川一枝

頼もしき若きらと共にパレードす「九条守れ」の掛け合いコール
三浦良子

戦争をさせてはならぬ悲しみを怒りにかえて又デモに行く
平野万里子

「電車がきた」と跳び上がり嬉ぶ孫四歳戦争なんかにとられてたまるか
森ひろ美

上海港に沈没船見つゝ出航の命待ちし戦時を義兄は語れり
宮川菊代

山歩き絶景草花さりながら急坂登れる我が身をぞこそ
西嶋節子

カレンダーひまわりの絵からりんどうへ替れば早くも秋雨到来
島田国子

蓮池にシオカラトンボ群れ交いて遠慮しがちに赤トンボ一匹
清水淑子

台風でダイヤ乱れて電車来ず待ちくたびれて熱中症に
塩野菜美

夏休み終りて帰りし娘と孫ら疲れて眠れば夢に出て来る
正津房子

透析の夫と神経ブロックのまひのわれが老々介護
植松千鶴

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

銃口にピース缶

段 重喜

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

熊さんはっさんの縁台話「安倍七十年談話」から▼ピンからキリまで癪に障る。隣の国のおばちゃんおっさんにあいさつする言葉まで指図する気かい。「子や孫に謝罪を続けさせない」だと。そんな偉そうに言えた義理か。憲法を捻じ曲げて集団的自衛権などとぬかして、子や孫をアメリカ軍に差し出さないことだ▼卑怯なやっちゃな。イギリスやアメリカがインドや香港、フィリピンをわがものにしたから、台湾を占領したり、朝鮮半島をぶんどったりしたんだと言いたいのか。日露戦争が植民地の若い衆を励ましたんだと? それで満州国をでっちあげたとでも言うのか。あきれてものも言えない▼気に食わないな。俺のおじさんはニューギニアで食うものもなく死んで、おばあちゃんには骨さえ返さなかったのに、自衛隊の若いもんに鉄砲もって外国へ行って来いって! アメリカに原爆をやめろと言わないで広島長崎にどの面下げて行くのかい▼談話とやらは胸くそ悪いが今年はいいことがあった。沖縄県の知事さんが辺野古アカンとがんばってる。岩手では知事さんが戦争法アカンと当選した。俺とこでも弁護士さんたちもデモをやっている。俺たちも安倍相手に駒を並べるか。 (A)

(2015年9月27日付「兵庫民報」掲載)

2015年9月20日日曜日

西宮市が借り上げ住宅「明け渡し通知」

西宮市は、借り上げ住宅市営住宅について、URからの借り上げ期間二十年の満了をもって、入居者に退去を強硬に迫っています。

市内でもっとも早く「期間満了」となる「シティハイツ西宮北口」について西宮市は、九月末までに住宅を明け渡さななければ損害賠償を求めて法的手続きをとるとした通知書を八日付内容証明郵便で、同住宅入居者に送りつけました。

これに対し、同住宅入居者のうち七人の代理人となっている借上復興住宅弁護団は十日、「退去通知を撤回し、入居継続のためURとの交渉を行うことを求める」声明を発表し、同日、市長あてに提出しました。

弁護団は記者会見を行い、市が退去の根拠としている改正公営住宅法の施行(九六年八月)以前の入居であり、借地借家法が適用され、退去を求めるには「正当理由」が必要だと批判。仮に公営住宅法が適用されるとしても、同法で義務とされる、期限についての「事前通告」を行っていなかったことは市も認めており、やはり退去の必要はないと指摘しました。

さらに、市が訴訟を起こせば受けてたち、入居者の正当な立場を主張し、勝利する決意を表明しました。




ひょうご借り上げ住宅協議会も十一日、同住宅の入居者とともに西宮市役所秘書課を訪ね、市長あてに抗議文を提出しました。

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

兵庫労連第50回定期大会:安倍暴走政治ストップ

兵庫県労働組合総連合(兵庫労連)は第五十回定期大会を九月十二日、神戸市勤労会館で開催しました。

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津川知久議長が開会挨拶。冒頭に東日本豪雨災害被災者にお見舞いを述べ、国の果たす役割が問われているが、首相をはじめ政権は災害対策より戦争法案成立に努力を集中していると厳しく批判しました。

その上で、今大会は国会会期末へ戦争法案阻止へ緊迫した中での開催となり、組織をあげてたたかう決意を固め、戦争法案の行方がどうなろうとも新しいステージで憲法をいかす政治をつくることが求められる――この勢力・運動を大きくする方針を決定する今大会の意義を、全労連結成の行動綱領に触れて強調しました。

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北島隆事務局長は活動報告と方針提起で、この間に広がった戦争法案阻止のたたかいで果たした役割を強調。戦争する国づくりと労働者使い捨てをすすめる安倍暴走政治ストップへの秋季年末闘争へ全力をあげようと呼びかけました。

さらに、全労働者の賃上げをめざす社会的賃金闘争を展開、全自治体対象に地域経済活性化の懇談を広げるなど'16年春闘の前進への方針と組織拡大への努力を提起しました。

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討論では、戦争法案反対のたたかい、学習を大切にした運営の努力、各職場、産別のたたかい、地域経済活性化方針への共感など提起にこたえた活発な討議が行われました。JAL争議団、大阪市役所労組など支援も訴えました。

また、津川知久議長、北島隆事務局長、十人の副議長など新役員を選出しました。

大会終了後、参加者はポートライナー三宮駅前で戦争法案反対の宣伝を元気よく行いました。

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この大会に日本共産党からは、堀内照文衆議院議員、金田峰生党国会議員団兵庫県事務所長、小林明男党県労働部長が来賓として出席しました。

挨拶に立った堀内議員は、東日本豪雨災害で政府の対策を急ぐことを求めていること、戦争法案でも派遣法でも国民の声と運動が政治を動かしていること、二十回以上の質問を行い、兵庫の声を国会に届けたことを報告し、戦争法案阻止へ最後まで全力をつくす決意を述べました。

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

大阪高裁判決:NHK地域スタッフの労働者性を否定

大阪高裁第三民事部(江口とし子裁判長)は九月十一日、NHK地域スタッフの労働契約法上の労働者を否定する判決を下しました。

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NHK地域スタッフは、NHK受信料の契約収納業務に従事し、いわゆる「個人請負型労働」で働いています。この裁判は、全日本放送受信料労働組合(全受労)神戸支部の福島強司委員長が、NHKから契約期間内に解約されたことを不当として提訴したものです。

神戸地裁は昨年六月、NHK地域スタッフを労働契約法上の労働者と認め、福島委員長を解約したことは不当とする判決を下しましたが、NHKが控訴し、大阪高裁で争われていました。

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原告側は、ナビタンという携帯端末で常に稼働時間を管理されている実態や、月初めに提出を求められる業務計画書いわゆる勤務シフト表、ノルマの実態(目標数の一方的な指定)、業務場所の一方的指定、コアタイムを中心とする稼働時間の指示など細かな資料の積み重ねで、地域スタッフがNHKの指揮監督のもと業務に従事している実態を示しました。

また、労働法学者の意見書を提出し労働契約法の趣旨・目的に照らしてNHK地域スタッフは労働者にあたることを主張してきました。

しかし、今回の大阪高裁判決はこれらの事実をまったく無視し、「個人請負型労働者」の働く権利を奪う不当な内容となっています。

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判決後の報告会で原告の福島委員長は、「地域スタッフの働き方を、まともに見ていない腹立たしい判決で怒りを覚えます。この判決をこのまま受け入れる事は出来ません。今後も頑張ってまいりますのでよろしくお願いします」と決意を述べました。

(岡﨑史典=全受労神戸支部書記長)

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:9/9

がん術後は「医療の必要性なし」?

副島圀義

九月九日の大阪地裁。五人の原告のうちYさんについて崔信義弁護士が陳述しました。

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Yさんは七歳の時に長崎で被爆。爆心地から真南に四㌔㍍あまり、海洋気象台の近く、途中遮る物もない場所ですから直接の被曝量もかなりのものでしょう。翌日か翌々日、「米軍が上陸するらしい」との話を聞いて家族は、市北部の知人宅に避難に向かい、爆心地近くを徒歩で通過します。結局、知人宅に避難するのをやめ同じ道を通って自宅に帰りました。この往復で相当な残留放射線、二次放射線にさらされ、内部被曝したであろうことは容易にわかります。

四十歳を過ぎたころから、甲状腺腫瘍、食道がんなどを次々発症し入退院を繰り返します。食道がんの手術をうけ、抗がん剤治療を続けてきました。

食道がんについての原爆症の認定申請が却下され、昨年五月に提訴に踏み切りましたが、年末ごろから病状が悪化し、三月に死去。国の冷たい仕打ちが、どれほど生きる力を奪ったことでしょうか。

*
弁護士さんなどのお話を聞くと、国側がYさんの食道がんを「原爆症」と認めないリクツは――①被爆距離は四㌔㍍以上である、②翌日か翌々日に爆心地近くに入った(入市)証明がない、③だから食道がんになるほどの放射線を浴びていない。(国の「基準」で固形がんを原爆症と認めるのは三・五㌔㍍以内か、百時間以内に二㌔㍍以内に入った人、などです)、④食道がんは手術で治癒しており「医療を必要とする」状態ではない――ということのようですが、「手術したらあとは医療の必要がない」なんて、厚労大臣の代理人は、そこまで無知(無恥?)か、とあきれてしまいました。


このグループについての次回弁論は十二月十一日午前十一時です。

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

なまの舞台をごいっしょに:東京芸術座『蟹工船』

神戸演劇鑑賞会10月例会



「蟹工船」とは、カムサッカ沖で捕獲した蟹を、すぐ船上で缶詰に加工する船のこと。言い換えれば船がそのまま工場である。

昭和三年(一九二八年)四月、函館港。蟹工船・博光丸がエンジンを響かせ、出港を待っている。船の周辺は、かり集められた漁夫、雑夫、見送りの人たちでごった返している。

やがて、博光丸はドラの合図と共に、静かに港を離れた。しかし、出向前の長閑な風景とはまったく違ったのが、船の中の、劣悪な環境と、浅川監督の上長にたいし絶対服従せよ、との激しい檄だった。

一幕は、この劣悪な環境の中での激しい労働に、弱り始める労働者たちの姿を、細部漏れなく描いている。やがて、雑夫宮口が姿を消す。が、見つけられ、ウインチに宙吊りにされて、労働者たちの前で、ぶらんぶらんゆれている。

この出来事のあと、日を追うごとに労働は厳しくなる。病人、怪我人も容赦なく労働に追い立てられ、彼等は、息も絶え絶えになっていた。しかし、船頭頭たちは、労動者たちを殴りつけ、蹴り上げ、ますます労働強化に拍車をかけた。

やがて、労働者たちは、力を合わせることを考えだし、権力者たちに立ち向かって行く。現代の言葉だと〝団結〟である。しかし、労働者の前に立ちはだかった権力の壁は揺るがなかった。その前にたち、彼等は歌う「ソーラン節」を。泣きながら。その歌声の底には、明日への、現代の私たちへの、希望が託されている。 (小谷博子)

 * 

東京芸術座公演 村山知義演出による『蟹工船』/原作=小林多喜二、脚色=大垣肇、演出=印南貞人・川池丈司、出演=北村耕太郎・井上鉄夫ほか/①10月4日(日)13時30分②5日(月)18時30分/神戸文化ホール中ホール/会員制(入会時に入会金千円と月会費2カ月前納)、月会費3千5百円(大学生2千円、中高生千円)/☎078・222・8651、FAX 078・222・8653

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

「あさぎ」九月詠草:姫路年金者組合

安倍首相「戦争法案」皆いかる戦地に行くは先頭でどうぞ
明るくて元気なデモが記事になり百田は沖縄の新聞つぶせと
藤原信子

「戦争の芽を摘む」とゆう皇后のおことば編みし女性週刊誌
占領を進駐と言い敗戦を終戦と言う偽装恥ずかし
衣川有賀子

この暑さ熱中症の死亡記事毎日毎日報ぜられいる
この暑さ今までになき猛暑なり電気しまつし命を落とすと
江藤雅江

秋たつ日つくつく法師鳴き初め夕餉とりつつ娘らと語らう
原爆忌平和への想い述べる児ら永久に語れる日本でありたい
常田洋子

風あれて道にはみだすトマトの木踊りいるがに激しく揺れる
猛暑にて家にこもれば友人が我家のトマトを届けてくれる
田渕茂美

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(562)



(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

戦争法案の成立を見越した戦争計画を自衛隊が先走って作成していたことが次々と発覚した▼二〇一二年日米合同指揮所訓練(ヤマサクラ61)では演習計画が米国防総省から流出。中国、北朝鮮を想起させる連合軍が西日本の分離・支配と大阪占領をめざし上陸。侵攻阻止の防御戦闘を実施する陸自中部方面隊と米軍が〝侵略軍〟を打破するというもの▼YS37(二〇〇〇年)では米軍ホームページで演習シナリオが流出。下関に上陸した敵軍団に自衛隊は応戦するが後退、岡山付近で米軍の支援でやっと殲滅というもの。陸自の抗議で削除されたが、週刊誌が取り上げたため、トイレや売店の分かる駐屯地絵図まで姿を消した▼こうしたトラウマのせいかYS51(二〇〇七年)では中部方面隊ホームページ以外の写真禁止、米兵外出制限のための駐屯地内コンビニの開店、地元自治体への協力や説明なしなど徹底した秘密主義をとった▼この時、図上演習配置図などを示すメモリーの紛失事件が起きたが米にも伝えず公表もされなかった。国民の目が届かない所で文民統制されず、軍事組織が好き放題に戦争計画を作ることが放置されていることほど恐ろしいことはない。 (K)

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

2015年9月17日木曜日

檄:いま、わたしたちの行動で、戦争法案を止めよう

津川知久氏ら7氏が9月17日午後、「いま、わたしたちの行動で、戦争法案を止めよう」との「激」を発表しました。

県下で日々奮闘されているみなさん

憲法をこわし、日本を再び戦争する国にするのかどうか、国会の審議が大詰めを迎えています。

95日という異常に長い会期延長にもかかわらず、安全保障関連法案=戦争法案が成立しないのは、主権者である私たち国民の意思に反したものであるからです。


県下で日々奮闘されているみなさん

政府・与党は昨日中にも、参議院特別委員会での採決強行を狙っていました。しかし国会をとりまいて、また全国、県下各地で展開されている「戦争法案ゼッタイ反対」の数万、数十万、数百万の声と行動によって、17日正午現在採択を許していません。

国会内の野党議員の背中を、私たちの取り組みがしっかり押しているのです。


県下で日々奮闘されているみなさん

この数十時間、憲法と平和と民主主義を守り抜くため、私たちの行動が決定的に大事になっています。

「私は後悔して、声を押し殺して泣くようなことはしたくない」、シールズの女子学生は訴えています。

この思いを、わが思いとして、たたかいぬきましょう。

2015年9月17日

【行動予定】:

県下各地で9/17以降企画されている行動を成功させ、採決の可否にかかわらず連休中もたたかいましょう。

本日提起します神戸での行動日程は以下の通りです、多くのご参加を。

  • 9月17日(木)17時半~:
    • 神戸大丸前宣伝行動
      • 主催:兵庫憲法共同センターなど8団体
  • 9月18日(金)17時~
    • JR神戸駅北側宣伝行動
      • 主催:兵庫県革新懇など
  • 9月19日(土)12時~
    • 神戸大丸前宣伝行動
      • 主催:兵庫憲法共同センターなど8団体
  • 9月21日(月・祝)12時~
    • 三宮花時計前集合➔パレード
      • 主催:兵庫憲法共同センターなど


津川知久:兵庫労連議長(兵庫憲法共同センター代表)
和田 進:神戸大学名誉教授(兵庫県憲法会議代表幹事)
石川康宏:神戸女学院大学教授(憲法が輝く兵庫県政をつくる会代表)
磯谷吉夫:兵庫県商工団体連合会会長
岸本友代:新日本婦人の会兵庫県本部会長
合田泰幸:兵庫県民主医療機関連合会会長
松田隆彦:日本共産党兵庫県委員会委員長

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

発言:羽田尚子さん(安保関連法案に反対するママと有志の会@兵庫)

自分の言葉で発信していく


羽田尚子さん

七月四日に京都の女性が発起して全国の「ママの会」が立ち上がり、その情報をキャッチして、フェイスブックに「いいね」と押したりしました。

そこでの呼びかけが「ここに入ってください」というのではなく、「賛同する人は自分たちの場所で、立ち上がってください」のような呼びかけで、その後、「大阪がつくった」「どこどこでつくった」と立ち上がるなか、「兵庫でもつくりたい!」と、七月十七日、娘に聞きながら、「ママの会@兵庫」のフェイスブックページをつくりました。次々反応があって、今では運営するグループに四十人以上います。実際の活動も二十人くらいが中心になってやっています。

イラク戦争のときは、「おかしい」と思いましたが、デモに参加することもなく、当時勤めていた大学生協の書店で「非戦」というフェアをしたりした程度でした。

第一次安倍内閣の時は、「この人危険」と「思っていても言えない」「政治の話はタブー」みたいな空気があり、その壁をうちやぶることができませんでした。まさかいまのような法案が出てくるなんて思わなかったし、小心者でした。

そんななか昨年の七月一日、「集団的自衛権行使を容認します」との閣議決定で、本当に危ないと思ったのです。しゃべる場がないからといって口をつぐんでいたらだめだと思いました。

それで自分なりにデモにも行き始めたのですが、組織だったようなデモはなにか居心地がよくなくて、誰もが入りやすい場をつくりたいと思ったのです。

反対か賛成かもわからないけど「考えたい」という人、もんもんとしている人が一歩ふみだせるような場がほしいなと思い、七月十六日に衆院で強行採決され、全国でも次々とママの会がつくられているなかで、兵庫の会を立ち上げたのです。

私は、「ママの会」という言葉に、ママになりたくてもなれない人などもいるのではと抵抗もありましたが、結局、自分の子どもだけじゃなく「だれの子どももころさせない」というところに共感して、みなさん入ってくれているのだと思います。

「ママと有志の会@兵庫」は、フェイスブックを中心にメンバーを広げてきました。最初のとりくみとして八月十五日、三宮でピーススタンディングを行いました。

第二弾は、「あすわか」の弁護士さんを迎えた憲法カフェを行いました。もし仮に強行されても、「違憲だから無効だ」という運動を起こし、安倍政権が安保法案の先に考えている明文改憲を許さないとりくみが重要になってくるとのお話は大切だと思いました。

この間は、「法案の採決をするな」と、市議会に意見書の陳情を要請に行ったり、鴻池祥肇参院特別委員会委員長の地元事務所に要請に行ったりしています。

鴻池事務所は、「押しかけられてもたいへんだから二人だけにしてほしい」というので、二人で行きました。全国で集められたメッセージの冊子をもって見せながら、「採決しないでほしい」と訴えました。ただ、事務所の人は、反対の声は「組織だったところしか来ていない」とおっしゃるなど、市民から反対の声があがっているという認識がないのは、ひどいと思いました。

先日、七月に亡くなられた鶴見俊介さんの番組をみていて、こうした運動をするうえでも、自分の生活と結びついた自分の言葉を磨かないといけないなと感じています。SEALDsの皆さんを見ていて、とくにそう思いました。流されるのではなく、自分の頭で考えて自分の言葉で発信していく、そんなとりくみを今後もすすめていきたいと思っています。 」
(談)

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

戦争法は許さない:火曜全力行動――昼デモ


兵庫県憲法共同センターの「安倍政権を孤立させるための兵庫県緊急行動」の呼びかけに応え県内各地で連日、宣伝・集会・デモなどが繰り広げられています。九月十五日には共同センターなど八団体が「戦争法案を許さない9.15火曜全力行動」を実施。三宮での昼デモ、元町大丸前での夕方宣伝にとりくみ、「戦争法案廃案を」の声を広げました。

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

若者たちの「関西大行動」2万人がデモ、スピーチ

デモをしながらスピーチで訴える兵庫からの参加者

「戦争法案に反対する関西大行動」が九月十三日、大阪市の靱公園を出発点にとりくまれ、約二万人が参加しました。

SEALDs KANSAIやSADLに加え、近畿二府四県の各地でデモに取り組んできた十一の若者グループが主催。兵庫県からは戦争法案に反対する神戸デモ実行委員会が参加しました。

*
デモでひときわ盛り上がったのが、参加者によるスピーチです。

「おじいちゃんから戦争体験を聞いた。最終的には身体が丈夫でない人まで徴兵されたと言っていた。現代で徴兵制はありえないと言うが、経済的徴兵制とでも言うような事態が起こりかねないと危惧している」

「イラクの子どもたちを取材して書かれた本を読んだ。そこでは劣化ウラン弾によって放射能の被害を受けた子どもたちのことが書かれていた。この法案が通れば、自衛隊がこうした武器を運ぶことになる。こんなことさせてはいけません」

「憲法違反と分かっていて説明ができないから、時間いっぱいまで空回りな答弁ばかりして、無理やり法案を押し通す。おかしいじゃないですか! 首相の思い通りにするために強行採決だなんて民主主義国家として間違っています」

「この法案が抑止力になるという人がいます。しかし抑止力は相手を思い通りにしたい、コントロールしたいという傲慢さではないでしょうか。本当に国際社会に必要なのは相手の歴史や文化を知り、互いに違いを知りながらそれを尊重することだと私は思います」

―など九人が発言しました。

それぞれのスピーチには、ドラムをたたく音や「そうだ!」という歓声が沸き起こりました。

また、スピーチのあいまには「戦争したがる総理はいらない」「戦争法案絶対廃案」「憲法守れ」「安倍は辞めろ」などコールして御堂筋を歩きました。

*
デモに初めて参加した二十二歳の女性は「戦争法案を止めるために声をあげたいと思って参加したけど、とにかく楽しかった」と話します。

(2015年9月20日付「兵庫民報」掲載)

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