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2014年10月26日日曜日

県民主人公の経済・産業へ:憲法県政の会が講演とシンポジウム

憲法が輝く兵庫県政をつくる会は10月18日、県民会館で講演&シンポジウム「県民主人公の経済・産業へ」を開催し、県下各地から70数人が参加しました。


開会挨拶で田中耕太郎代表幹事は、暮らし・福祉とともに、経済・産業・雇用についての有権者の要求が高まっており、この分野でも一点共闘を広げたいと、企画の意図を紹介しました。

講演には日本共産党自治体局の金子邦彦次長を招きました。金子氏は、政策・施策について、住民の立場から、チェックとともに、活用の観点も必要であり、そのためには知恵が求められると指摘した上で、高知県をはじめとする全国の「先進政策」を具体的に紹介。最後に、経済・産業政策を考えるにあたり、「人が安心して豊かに暮らせる地域づくり」へ総合的視点をもち、「住民が主人公」を貫き、「幅広くみんなを主体者にする」ことを強調しました。

シンポジウムでは、養父市国家戦略特区「農業特区」について藤原敏憲市議が、尼崎市での住民運動について「尼崎の会」の徳田稔市議が、県内の最低賃金の実態と運動について、「あったか神戸の会」の北島隆事務局次長が、それぞれ報告しました。


藤原氏は、「区域会議」が市長、担当大臣、企業で構成され、「上からおりてくる」形で事業などが進められようとしているなど特区指定後の実態を紹介し、地域に根ざす農家と力を合わせ、地域振興へ取り組みを強めたいと述べました。

徳田氏は、大企業の移転、中小企業・零細業者の減少がはげしく、生活保護率も4%にのぼっている尼崎市の現状を報告し、公契約条例、中小企業振興条例の必要性を訴えました。

北島氏は、中小企業と労働者の懐を温めるために、統一闘争が必要ではないかと提起しました。


(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

県議会決算特別委員会(下)

日本共産党のねりき恵子・きだ結両県議が、10月7日から21日まで開かれた県議会決算特別委員会で質問しました。(「上」は前号

豪雨災害で支援強化を/私学授業料補助の充実を


ねりき議員は、8月豪雨災害について、各部局で連続して質問しました。

生活再建支援法の適用がない地域や、半壊以下の被害に対する県の独自支援の強化を求めました。農機具・農業設備の再取得への補助を大規模化などの条件をつけずに行うことや、中小業者の生業再建のための補助制度創設なども求めました。県は、中小業者への支援について、補助制度をつくった京都府の例について「勉強する」などと答弁しました。

土砂災害対策に関し、砂防堰堤などを今後5カ年で480カ所整備する県の計画について、完了後も要対策箇所に対する整備率は3割程度だと指摘。県が「行革」により5年間で土木関連の職員数を983名から825名に減らした問題を追及し、人的体制の充実を求めました。また、宅地開発規制や、危険箇所の既設住宅への対策強化を求めました。

*

高校授業料の問題について、私立高校生への国の就学支援金が増額されたのに県の授業料補助が削減され、充実になっていないと指摘。国の通知や国会答弁の趣旨にも反するとして改善を求めました。

また、県立高校の学校予算が、行革で削減され続け、5年前に比べ、ある全日制高等学校のケースで生徒1人当たり3万8000円、特別支援学校のケースで11万8000円も減っていると指摘。「実験実習費が年度途中でなくなってしまい、生徒から実習費を徴収」「図書を何年も購入できない」など教育条件に影響が出ているとして、実態調査を迫りました。

借上げ住宅退去強要許せない/急傾斜地対策の住民負担軽減を


きだ議員は、UR借り上げ復興県営住宅の入居者に退去を迫っている問題を追及しました。

住み替え困難な入居者には一定の条件のもとで継続入居を認めるとしたものの、県が災害の教訓として強調しているコミュニティや社会関係性は75歳未満の入居者については「特別な事情」に明記せず、継続入居可能な高齢者や体調のすぐれない人にも無差別に住み替えあっせんの資料を送りつけていると批判。

退去期限があることを県が募集パンフレットや入居許可証などに書かず入居者に知らせていなかった責任を棚上げし退去を強要することは許されないと希望者の全員継続入居を強く迫りました。

*

防災については、県内で最多の2,175カ所の土砂災害警戒区域をもつ神戸市で、遅れている急傾斜地対策について、事業費の2割程度の住民負担が大きな壁になっているとして、負担を軽減するよう求めました。

県立こども病院の移転について、防災上の危険等を心配する関係者の声を聞かずに進めたことを批判。こども病院連絡会のアンケートについて、いまだに移転計画自体を知らないという患者がいることをどう思うのかとただしました。病院局は、「アンケートの調査をむだにしないよう努める」と答えました。

市街地でのイノシシ被害対策の強化や、特別支援学校の過密解消なども求めました。

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

尼崎:〝国・県に言うことをいうひろせさんに期待〟

徳田市議らとJR尼崎駅頭で朝立ちするひろせ氏

尼崎市長選挙は11月9日告示。尼崎民主市政の会顧問の、ひろせ幸夫氏と同氏を推薦する民主市政の会と日本共産党が駅頭宣伝や地域でのつどいなどを繰り広げています。21日には中小企業センターで決起集会を開催。26日には事務所びらきの予定です。

19日朝、JR尼崎駅頭での宣伝では、南部に事業所をもつ企業の幹部が「パナソニック撤退でバスも少なくなり、通勤などに不便を感じている。国・県にも言うことをいう、ひろせさんに期待している」と「尼崎民報」を数部持っていきました。

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

8議席以上の日本共産党県議団へ:ふじたに香恵子さん

8年ぶりの議席奪還必ず:神戸市垂水区(定数3)


朝、JR塩屋駅前で宣伝する、ふじたにさん

県会候補として7月初めから活動を開始し、来春の一斉地方選挙投票日まで6カ月を切りました。昨年の参議院選挙で開始された日本共産党の躍進の流れを確かなものにするために、定数3の垂水区県議会選挙でなんとしても勝利したいと、早朝・夕刻・街角・住宅地での宣伝に、訪問対話にと連日活動しています。


暑かった夏、汗との戦いを終え、やっと秋らしくなったと喜んでいたら、朝夕の駅宣伝では、もう寒さを感じるようになりました。春の地方選挙は、「寒さとの戦いでもある」と聞いていましたが、いよいよだと身の引き締まる思いです。

朝夕の駅宣伝では、若いサラリーマンがビラを受け取るなど変化が出てきています。先日、垂水新婦人内後援会のみなさんと、夕刻に天の下郵便局前で行ったハンドマイク宣伝では、あっというまに100枚のビラがなくなり、同世代の女性から「がんばって」と激励が相次ぎました。


訪問はまだ2千軒を超えたばかりですが、訪問先では――
「消費税が8%になって売り上げが激減。今年いっぱいで店を閉める」
「年金が下がって、消費税は上がり、病院に行けない」
―など、切実な声をお聞きします。

消費税の増税が中小業者を廃業に追い込み、庶民の暮らしを直撃していることが明らかです。

国民生活を破壊する安倍政権は許せません。

「1日も早く退陣させたい。国や県の悪政と対決し、憲法を生かし暮しを守る県政に変えたい」の思いがいっそう強くなります。


「自民党はもうあかん。共産党さん、絶対勝ってください」と期待の声に励まされ、街に貼りだされた自分のポスターに励まされ、約10万世帯の垂水区内に8万枚近くビラを配布してくださった党と後援会のみなさんのご奮闘に励まされ、8年ぶりの県会の議席奪還めざし全力をあげています。

無駄な開発を見直し、県行革による福祉医療の削減をやめ、拡充すること、子ども・子育て支援の拡充、中小企業応援の「住宅リフォーム助成制度」の創設、「高速道路よりも安心して歩ける生活道路の整備」など、住民のみなさんの願いを大切に、要求運動をつよめ、激戦を勝ち抜く決意です。

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

神戸市議会決算特別委員会:赤田議員が総括質疑

既存の中小企業支援こそ:企業誘致偏重を批判



10月14日に開かれた神戸市議会決算特別委員会で、日本共産党議員団の赤田かつのり議員が総括質疑に立ち、中小企業支援策、三宮開発、財源の使い方、過密校解消対策などを取り上げました。

神戸市は、経済対策として誘致企業に対する優遇策を拡充しています。三宮開発に関連しても同様。誘致企業には税の減免制度など、他都市と比べてもトップクラスの優遇措置を講じるとしています。財界主導による三宮開発は、大型ビルやJR、阪急の駅ビル建て替えなどで地元商店に大きな影響が出ることが予想されます。ミント神戸がオープンしただけでも「人の流れが変わり、売り上げも減少した」という声が出されています。しかし、神戸市は影響調査もしていないことがあきらかになっています。

赤田議員は、こうした地元商店などの声を紹介しながら、企業誘致では市内既存中小企業に波及しないと指摘し、「特定企業だけが恩恵を受けるようなインセンティブ策はやめるべき」とただしました。

三宮開発は地元業者に悪影響―全業者調査の実施を


また、三宮開発について、何の調査もせず「都市間競争に勝つ」ということだけで進めようとしていることを批判。三宮周辺地域を支えてきた業者を置き去りにするようなやり方ではなく、全事業者対象の調査をすべきだと求めました。

神戸市の2002年度からの3年間、一般会計の黒字総額は約110億円。黒字になった原因は、市民福祉の削減、市職員の削減などです。神戸市はこの黒字分を財政調整基金に積み立てるとしています。

赤田議員は、市民に負担を押し付けた結果、生まれた黒字であることを指摘、来年度予算で、中学校卒業までの医療費の無料化、深刻な過密校対策などに活用するよう求めました。

質問に対し久元喜造市長らは「(企業誘致)都市間競争に打ち勝つために、市税優遇策の拡充、都心オフィス立地促進事業などを創設した」「(三宮開発)ミント神戸は駅の整備、バスターミナルの必要性などから、利便性も向上した。3層構造で地下でもつながっている。来街者の増加に寄与している」「(黒字)今後も、収支見通しも不透明。少子高齢化などで財源も必要になる。財政調整基金に積み立て、臨時的財源として使う」「財政調整基金がゼロなら、予期せぬことがおこれば大変だ。福祉向上にはつとめている」などと答えました。

赤田議員は、これらの答弁に対し、神戸市工業統計でも中小企業が減少し続けて融資についても「融資予定額」が減少していることなどを指摘、直接支援がないことなど既存中小企業にたいする支援策が不10分だと指摘しました。

三宮開発について、具体的な調査もすることなく推進しているということ、開発によって三宮一極集中となり、他の区の商店も営業が苦しくなることなどを指摘、市民の暮らし増進にはつながらないと批判しました。

子どもの教育条件の改善こそ


また、黒字となった3年間で神戸市は、保育所民営化、福祉パスの改悪、子育て世代の増税などが進められています。他方、医療産業都市、神戸空港などには多額の資金を使っています。また久元市長はブログで、あたかもプレハブ校舎が過去の問題かのように書いています。

赤田議員はこうしたことを指摘し、今なお、市内30校でプレハブ校舎での授業が行われていることなどをあげ、子どもの教育環境の改善などにこそ財源を使うべきだと批判、福祉施策を後退させてきた路線の転換を求めました。

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

川西市議選:日本共産党3議席確保

川西市議選は定数26に32人が立候補する激戦となりましたが、10月19日、投開票の結果、住田由之輔氏(67)、黒田みち氏(56)、北野のり子氏(51)の3現職が当選し、日本共産党は現有3議席を確保しました。新人の吉岡けんじ氏(45)は及びませんでした。

日本共産党の得票合計は6,605票、得票率10.74%。前回(8,297票)の8割にとどまりました。昨年の参院比例選挙(6,699票)とはほぼ同数です。

投票率は48.15%(前回55.50%)。

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

秘密保護法・集団的自衛権問題などにとりくむ大学生と日本共産党県委員会が懇談

青年・学生に高まるエネルギー:「未来を託せる党」の立ち現れ実感

党県委員会書記長・青年学生部長 村上亮三

兵庫県委員会は10月17日、秘密保護法や集団的自衛権問題について、学習やデモにとりくむ県内の大学に通うAさん(男性)、Bさん(女性)、Cさん(女性)と懇談しました。懇談には、私と堀内照文副委員長、力重智之青年・学生委員、上園隆民青県委員長が参加しました。はじめに、「党創立92周年記念講演」のパンフを示し、日本共産党が、安倍政権を打倒するための共同をよびかけていると説明し、ぜひみんなの思いを聞かせてほしいと言うと、「緊張します」と言いながら、笑顔で語ってくれました。

学生たちと懇談する(左から)堀内、村上、上園の各氏

Aさんは、3.11の経験を通して、日本の政治のあり方について「これはやばいんじゃないか」と思ったと。自民党政権が復活して、さらに危機感が深まり、若者が希望が持てず、ニヒリズムに陥りがちになるのではと、危うさを感じたと言います。また、沖縄で、平和や基地問題を考える企画に参加する機会があり、米軍基地の歴史や実態を知り、この問題にも関心をもっていました。

Aさんと同じ高校の後輩のBさんは、高校時代の友人が、東京でデモにとりくむSASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)で活動していたのが、デモに参加したきっかけだったと言います。
当初は、「反対しなきゃ」と言うより「私の大事な人が声をあげている。だから私も」という感じでしたが、そこでの出会いから、秘密保護法についても詳しく知ることができ、デモのために東京まで行くこともまったく苦には思わなかったそうです。

Cさんは、高校時代に原発事故が起こり、「これっておかしいな」と友達と話し合っていました。大学生になり、意見を表明する場は選挙しかない、選挙権がない自分には何ができるのかと考えていたときに、大阪の関電前のデモを知り、当初は、「デモに参加しよう」というところまではいかないで、「まずはみんなでデモを見に行こう」という企画を立ち上げたと言います。

その後、Cさんは、東京のデモでBさんと知り合い、沖縄での企画でAさんと出会い、3人がつながりました。

そして、BさんがSASPLで活動している友人から、「関西と関東、同時多発で学習会をやろう」と声をかけられたことから、AさんとCさんに声をかけ、協力して開催したのが、7月の集団的自衛権問題の学習会でした。3人は、学習会が、予想を大きく超えた参加で、資料の準備が大変だったと笑います。

Aさんは、「学内には、政治や社会のことを自由に話せる雰囲気がなく、話すと『活動家』みたいに言われたりする」「何でも話せる場がほしいし必要だと思った。過去にはあったと思うけど、今は本当に求められてると思って」と振り返ります。右翼的な人たちのなかで、「反理性的」な傾向が強くなっていて、説明抜きに感情的に攻撃してくる。自分たちは、「なぜ集団的自衛権に反対か」「なぜ沖縄の新基地建設に反対か」を、しっかり理性的に話せるようになることが大事だと熱く語ります。

これに対し、説明抜きに多数の国民の反対を押し切って悪政をすすめる安倍政権のやり方や、政党が目の前の選挙で勝てるかだけを追求して離合集散するような、理性が失われた政治に対して、日本共産党が、国民の要求から出発して、政策課題で一歩一歩共同をすすめていく努力をしていることを私たちが説明すると、3人は大きくうなずいてくれました。

せっかくですから共産党に何か聞きたいことはありますかと尋ねると、Cさんは、「いっぱいあります」「日本共産党も共産主義をめざしているのですか」と、Aさんは、「労働組合は大事だと思いますが、共産党はどう考えていますか」と質問します。それぞれ、ていねいにこたえると、「完璧にわかりました」と、2人ともわかってくれました。

懇談を終わって、私たちは本当にさわやかな気分でした。そして、全国どこでも青年・学生が「社会を変えたい」「デモに参加したい」というエネルギーを強め、日本共産党が、「未来を託せる党」として立ち現われているということを文字通り体感する機会となりました。若者の声に耳を傾け、若者と結びつき、若者のなかで強く大きな党をつくるために、力をつくす決意です。

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

芦屋で非核平和祈念のつどい

「芦屋非核平和祈念のつどい」が10月18日、開かれ、市内外から130人が集いました。主催は同実行委員会。芦屋市議会が1985年10月15日に「非核平和都市宣言」を行ったことにちなみ、毎年開かれています。

「絶対悪である核兵器廃絶に向け取り組んでまいります」との市長メッセージの紹介に続き、西宮さくらんぼ合唱団によるミニコンサート。

メインプログラムでは芦屋市原爆被害者の会の千葉孝子会長の「被爆と被曝」と題したお話と、兵庫県原水協の梶本修史事務局長の「NPT再検討会議に向けて」と題した報告がありました。

千葉さんは、被爆直後のこととともに、「結婚してよかったのか」「こどもを生んでよかったのか」など人生のさまざまな場面につきまとう「被爆への不安」を語りました。また「そもそも戦争がなければ原爆もなかった。空襲の被害者にも国はきちんと償うべきだ」と強調しました。

梶本さんは、「『核は必要』という時代を乗り越え、今や『核兵器禁止条約の交渉開始』決議が核保有国を含む133カ国の賛成で採択されるところまできた。来年のNPT再検討会議を明確な転換点とするような行動を」と訴えました。

参加者からは「夫もその弟も被爆者でがんで亡くなった。核はぜったいいや。夫の代わりにがんばる」「福島事故から避難してきている方のためにも、何かしなければ、と思った」など発言が続きました。 
副島圀義

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

長田区9条の会連絡会落語で憲法を学ぶ


八法亭みややっこさんが熱演長田区9条の会連絡会の第11回「長田区9条の会のつどい」を10月12日に開催しました。

JR新長田駅近くの大正筋商店街にあるダンスボックスシアターが会場でしたが、開会の1時間前くらいから次つぎと市民が集まり、始まる前に会場があふれるような状態になりました。安倍暴走政治に対する危機感と面白い憲法の話を聞きたいという要求の強さを感じました。

講師は、落語家の「八法亭みややっこ」こと弁護士の飯田美弥子さんでした。

みややっこさんは通しで90分間を熱演。明治憲法と自民党の新憲法草案の類似点を風刺を利かせて指摘するとともに、現行の日本国憲法の世界に誇るべき内容、とくに9条とともに13条の「すべて国民は、個人として尊重される」という条文について感動的に語りました。

感想は「90分間があっという間に過ぎた」「面白かった」「よかった」というのが圧倒的多数。参加者は「これからももっともっと憲法について語り、安倍内閣を追い詰めて行きたい」との決意を新たにしていました。
堀之内照子=同連絡会)

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

加印地区2市2町「平和と文化のつどい」

講演するジェームス三木氏

加印地区2市2町の9条の会が共同して9回目の「平和と文化のつどい」を10月12日、加古川市民会館で開催し、500人が参加しました。

毎年多くの地域の人たちに名刺広告やワンコインカンパを訴えて、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町とそれぞれの教育委員会、神戸新聞などから後援を得て、ポスター張り、地域ビラ配布、町内会長訪問など地域ぐるみでとりくみました。また新たに、映画上映を取り組むなど活動を始めている退職教職員9条の会も加わりました。

司会は加古川市出身で大阪芸大3回生の大濱千壽さん。高橋逸実行委員長が開会挨拶。文化事業として大上結歌さんのショパン作曲「革命」など5曲のピアノ演奏を楽しみました。

記念講演は東京・港区の9条の会会長もされている脚本家のジェームス三木氏が行いました。

「憲法は政府がとんでもないことをしないように、国民が政府を縛る縄」「縄をはずせと言うのはおかしい」と切り出しました。「コスタリカは480万人の小さな国だが軍隊を持たない憲法を制定してまわりの国は攻められないと安心して仲良くなっている」「世界の流れは文化交流が進み、わかり合える条件が出来てきている、1つの通貨がEUで使用され、国籍問題も国境が薄れてきている」「しかし、このまま行けば人類が破滅してしまう。国家は時代遅れになってきている、人類にとってどうか考える事が大切」「1つの憲法で結ばれるとすばらしい」と話しました。

閉会挨拶は播磨町9条の会会長で実行委員会副委員長の林田薫風さんが行い、参加者は、〝解釈改憲許さず、海外で戦争する国づくりはさせない〟との決意を固めあいました。
(立花俊治)

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

NO NUKES 10/17:KOBE 120th


「核兵器Zero! 原発Zero! ZEROこねっと」は10月17日、120回目となる関西電力神戸支店前での脱原発行動を行い、50人が参加しました。

参加者からは、「政府の学術会議が廃棄物の管理をしない再稼働はありえないと言っている。使用済み核燃料の問題を声あげていこう!」などの思いが語られました。

また、事務局メンバーに、「いつもコールをしてくれて頼りにしている。どんな人なのか教えてほしい」と質問も飛び出しました。

関電前行動後は三宮マルイ前までのパレードも行い、沿道から一緒にコールしてくれる人もいました。

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

兵庫山河の会「山河」47号より

色づきし実のたわわなる柿の枝今日も小鳥の訪れのあり
塩谷凉子

振り向けば遠景あわく風そよぐ幾100本のコスモスの花
山下洋美

新しき市長になりて旗日には駅舎前にも日の丸の立つ
鵜尾和代

夏かけて準備してきたシンポジウム憲法守れの思い集める
大中 肇

候補者と連れ立ちたずねる坂の道語らいの間にも木犀香る
山下 勇

安保にて除名されつつなお党を愛しつづけし友遂に往く
古賀哲夫

軍事費を5兆円も要求しこれが積極的平和というや
西澤 愼

感動の冷めぬ手にもつコーヒーを静かに飲みゆく安曇野の午後
安武ひろ子


(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

女性閣僚は何のため?


段 重喜

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

太平洋戦争末期の全国の中学校・女学校生徒の「勤労動員」の実態はほとんど知られていない。昭和20年5月14日、県立豊岡中生徒6人が薪炭作業の帰途に円山川城崎駅裏の今津渡しで渡船転覆「殉職」した。別に同日県立豊岡高女の生徒が勤労動員中の郡是工場で死亡している(いずれも教務日誌)▼豊岡中の校葬は同年5月20日市内寺院で行われた。豊岡高女の校葬の記録はない。県視学は生徒遭難の「不祥事」を警察署を通じて報告を求めている。豊岡中も豊岡高女も連日の薪炭作業を中断していない▼豊岡中生徒6人死亡という大事件だが、同年5月17日付神戸新聞は2面に15行のベタ記事のみ。豊岡高女生徒死亡の記事はない。同日1面トップ記事は「那覇近郊で我が斬込み隊」「南方洋上の敵機動部隊に特攻機猛攻」、悲壮な沖縄戦記事で埋まっている▼遭難した豊岡中同期生らによる慰霊行事や慰霊碑の建立が行われているが高齢に達し継続困難である。「せめて遭難生徒の慰霊を豊岡中、豊岡高女を引き継いだ高校同窓会でやりたい」との声が会員から起きている。「生徒の遺体は下り貨物列車で帰宅」(教務日誌)の真実を引き継がねば。(A)

(2014年10月26日付「兵庫民報」掲載)

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