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2014年4月13日日曜日

暴走政治ストップ! 4・6兵庫県民集会に800人


今こそ国民世論で安倍暴走政治をストップさせようと四月六日、兵庫労連や兵商連、兵庫民医連、保険医協会などでつくる実行委員会が神戸・三宮の東遊園地で兵庫県民集会を開催し、八百人が結集しました。

秘密保護法、消費税、年金、雇用、医療、原発、介護・福祉、生活保護、教育について「怒りのアピール」が行われ、各分野の実態やたたかいが語られました。

集会は「安倍政権による国民生活と憲法と民主主義の破壊は暴走そのもの」「悪政に対し力を合わせ共同を広げよう」とのアピールを採択し、二コースに分かれデモも行い市民に訴えました。

開会に先立ってJAL不当解雇原告団から五月十五日と六月五日に高裁判決を迎え、高裁要請署名など支援の訴えがありました。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

新入生を祝う宣伝各地で好評

園田学園女子大入学式会場前での宣伝
四月に入って大学で入学式が始まり、県内各地で新入生を祝う宣伝が取り組まれています。

一日には園田学園女子大学の入学式が行われ、民青同盟尼崎地区委員会と共産党尼崎地区委員会が入学式宣伝に取り組みました。宣伝には地元地域の市議や党地区委員、地域支部などから計十三人が参加して、「入学おめでとうございます」「ボランティア募集しています」など呼びかけながらカラー刷りの赤旗学生版と民青新歓ビラを配りました。ほとんどの新入生がビラを受け取り、一時間で四百枚のビラがなくなりました。参加者は「一時間でこんなにビラが配れる宣伝はない。またやろう」と元気になっています。

また、関西学院大学や神戸学院大学、神戸芸工大でも民青学生班と共産党地区委員会が協力して入学式宣伝に取り組みました。関西学院大学ではビラを受け取って立ち止まった経済学部の新三回生とも対話になり、「いま消費税上げるのは個人的には反対。国の税収が下がるんじゃないか」と増税への不満が出されました。新入生からはボランティアへの興味や就職への不安も語られました。この宣伝では、はじめて宣伝に取り組む新一回生の同盟員も元気に対話に挑戦しています。

19日には新歓企画「なんでもフェスタ」


民青同盟県委員会は、政治や社会への不満や不安を持った多くの新入生の思いにこたえようと、新歓企画として四月十九日に「なんでもフェスタ2014」を開催します。石川康宏・神戸女学院大学教授に『大学生活でどう学ぶのか』を語ってもらい、就活や消費税、震災ボランティアなどの新入生の関心にこたえる多彩な分科会も予定しています。

なんでもフェスタ20
14/4月19日(土)10時~17時/コミスタこうべ(春日野道駅から西へ徒歩10分)

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

民青SD班が「消費税学習会 feat. たこパ」


民青同盟SD班は四月からの消費税増税を前にした三月二十八日、新歓企画として神戸大学名誉教授の二宮厚美氏を講師に「消費税学習会feat.たこパ」を開催しました。

二月、三月と取り組んできた入試や入学手続きでの新歓宣伝でも消費税増税への関心が高く、当日は企画案内のビラを見たり入試宣伝で対話した新入生も参加しました。

二宮氏は『総論と各論からみた消費税増税の問題点』として、消費税が弱者に厳しい税金というそもそも論から、四月の増税以降は消費税が一番多い税収になり戦後の税収の仕組みが変わってしまうと指摘。消費税と社会保障拡充は両立せず、安倍内閣が進める税と社会保障の一体改革は、社会保障を憲法から切り離し、これまでの憲法に基づく『人権としての社会保障』から『共助(助け合い)の社会保障』へと理念が変わってしまうと説明しました。最後に「若者の貧困な生活基盤・精神を打破するためにみんなで学んで立ち上がってほしい」と学生への期待を語りました。

講義を聞いた学生からは、「消費税増税は自分のこととしてあまり考えていなかったけど、これから自分にもかかわってくることだと分かった。自分は大学で福祉について学んでいるから、消費税が社会保障のためとだまされている人、しょうがないと思ってる人にも伝えていきたい」という感想が出されました。

また、参加した新入生が民青同盟に加盟しました。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

新人議員紹介:近藤昭文(洲本市議)

現場へ足運び、土木技術者の経験もいかして


(左から)間森和生、近藤昭文の2新議員と片岡格議員

皆さんこんにちは。私は、三月九日投票で行われた洲本市会議員選挙で当選した新人議員の近藤昭文です。

兵庫県職員の土木技術職として四十年以上つとめて昨年末に退職。この間、道路・河川行政に携わり、主に県道の維持・補修・管理として、事故が起こらないよう、事故につながらないよう、歩道設置、舗装補修や排水対策、県道沿いの防災対策に手掛けてきました。また、労働組合運動に関わり、賃金や職場環境を良くして、健康で働き続きられる職場を一緒につくるため、真面目に働く者が幸せになるよう政治や社会を変えるために、仲間の皆さんと頑張ってきました。

選挙戦では、市民の皆さんから出された多くの要望を受けて、国保税の引き下げ、中学卒業まで医療費の無料化、住宅リフォーム助成制度創設などを公約に掲げ、三名の当選を勝ち取りました。また、地元ではスマートインターチェンジの建設が動き出しています。私の議員活動の基本は、「市民の暮らし・福祉を守り、市民の声や要望を市政に届ける。現場へ足を運び、調査を行い、市民の立場で要求実現へ、土木技術者の経験も生かして頑張る」ことです。また、市民の目線で気軽に声を掛け合い、合唱を趣味として歌い続けながら、明るく笑顔で動き回りたいと思っています。

市民の皆さんのご支援、ご協力をよろしくお願いします。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

新人議員紹介:間森和生(洲本市議)

子どもたちはにぎやかに、お年寄りも安心できるまちに



兵庫民報読者のみなさん、こんにちは。

三月九日投票で行われた洲本市議会議員選挙で議会に送り出していただいた間森和生です。

私は、長年尼崎で、小学校の教員をしながら、教職員組合運動や平和運動に携わってきました。この四月で五十六歳で早期退職し、洲本市五色町に越してきてから七年目を迎えます。

淡路に来てからは、花と緑のNPO法人の活動や、あわじオープンガーデンなどの活動などに参加しながら、市内の小学校での臨時教員や家庭児童相談員などの仕事にかかわってきました。

また、平和団体の事務局長として、核兵器廃絶や原発NOの運動など、島内のみなさんといっしょに取り組んできました。

同じ五色町鳥飼から日本共産党議員として三期十年間、地域住民の代弁者として活動してこられた小坂まさかず議員のあとつぎとして、今回バトンを引き継ぐことになりました。

消費税の増税は、地域のくらしを直撃します。また、TPPへの参加は、地域の農業や漁業に、大きなダメージを与えることは明らかです。

安倍政権の暴走政治にストップをかけるとともに、地域のくらし・福祉、営業や農漁業を守ることが地方自治体の大きな役割になってきています。

「国保税の一世帯一万円引き下げ」「中学三年までの医療費無料化」「農漁業への思い切った支援」「コミュニティバスの運行」などの公約を掲げ訴えてきましたが、多くの市民から共感の声が届けられました。

子どもたちのにぎやかな声が聞こえる地域、お年寄りが安心して住み続けられるまちづくりをめざし、地域の声を議会に届け、住民要求実現の先頭に立って頑張ってまいります。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

佐用町議選22日告示・27日投票

暮らし守るため本気で仕事する日本共産党の4議席を


ささだ鈴香氏
なべしま裕文氏
平岡きぬえ氏
金谷英志氏
佐用町議選は四月二十二日告示・二十七日投開票で行われます。定数は前回より四減の十四。日本共産党は現職の、ささだ鈴香(67)、なべしま裕文(65)、平岡きぬえ(59)、金谷英志(56)の四人が全員当選をめざします。

佐用町は、県選管が発表した昨年十二月から三月までの有権者数増減で、県下でもっとも減少率が高いなど、過疎が急速にすすんでいます。昨年十月の町長選挙で山田兼三さんがかかげた「子育て世代支援・定住促進で元気な佐用町を」の政策は、今回の町議選挙でも問われています。

また消費税増税と年金、医療、福祉の負担増が町民生活に重くのしかかるなか、佐用町は昨年十二月に上下水道料金を値上げ、この四月からは国保税を六%値上げするなど、政府と一体となって、町民に容赦のない負担増を押しつけています。

相生市や鳥取県の若桜町、日南町など近隣の自治体が、子育て支援強化で過疎対策に力を入れ始める中で、佐用町は県下で一番ため込んだ豊かな町財政を町民のくらし応援に使おうとしない冷たい町政を続けています。

これに対し、共産党の四人以外の議員は、町長提案に何でも賛成し、三月議会では給食費の無料化を求める町民の請願を不採択にし、相生の給食費無料に対して「いつか破綻する」などの悪罵まで投げつけています。

選挙戦は共産党の四現職を含む十二人の現職と七人の新人が立候補を予定。共産党四人の地元で新人が立候補するなど、共産党シフトもひかれる大激戦となっています。

共産党の四人は、「子育て支援・定住促進で元気な佐用町を」「いまこそ町民の暮らしを守るため本気で仕事をする議員を」と全員当選めざし猛奮闘しています。



(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

たつの市議選20日告示・27日投票

暮らしと福祉第一の市政へ日本共産党の堀氏が再選めざす


堀ゆずる氏
たつの市議選(定数二減の二十二)は、四月二十日告示・二十七日投票で行われます。日本共産党からは現職の堀ゆずる氏(63)が再選を目指します。

堀氏はこの間、暮らしと福祉を第一に、すべての議会で一般質問を行い、市民の願いを市政に届け、中学三年生までの医療費無料を実現。また、学童保育の拡充やいじめ対策、中学校給食の実施など、子育て・教育の充実や国保税・介護保険料の負担軽減に尽力。災害発生時の要援護者対策徹底を求めるなど、奮闘してきました。

今回の市議選にあたって堀氏は、①すべての小学校で自校方式による給食と中学校給食の完全実施②若者定住促進へ家賃補助の創設③国民健康保険税・介護保険料の負担軽減④住宅リフォーム助成で市内業者の仕事起こし⑤地産地消の推進と就農支援で地域農漁業の振興⑥太陽光発電など自然・再生エネルギーの普及支援―などの政策を掲げています。

選挙戦は、定数二十二に二十六人が立候補を表明。前回(定数二十四・立候補三十五人)に比べ当選ラインが大幅に上がる激戦となる見込みです。

堀氏は、消費税増税が強行されたなか、「暮らしと福祉第一の市政を」と全力で訴えています。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

三木市で公契約条例制定

三木市で公契約条例が制定されました。三月二十八日、三月定例会で賛成十六、反対一で可決されました。

公契約条例とは市の公共事業で受注した業者に市が決めた最低限度額以上の賃金を労働者に支払うよう義務付けるものです。

三木市では、二〇〇六年ごろから日本共産党の大眉均議員が毎年議会の本会議や委員会で公契約法・公契約条例の必要性について取り上げてきました。二〇〇九年一二月には陳情書をもとに公契約法の制定を推進することを求めた意見書が全会一致で可決されました。

そのようななか昨年三月議会で、市長が公契約条例の提案を一年後にすることを表明しました。

議案に先立ちパブリックコメントが今年一月十七日から二月十七日までの一カ月間募集されました。実施結果は百五十二人から百七十件の意見が寄せられ、そのうち百四十八件が「目的に賛同し、早期制定を望む」という前向きなものでした。

三木市では予定価格五千万円以上の請負契約、一千万円以上の業務委託契約が対象となり、労働報酬下限額は請負契約で兵庫県の設計労務単価の九割、業務委託契約は三木市の正規職員高卒初任給を時給換算にした金額の九割(八百二十円)としています。また、労働者の範囲は、下請け事業者、一人親方、指定管理者にも適応されます。

公契約条例は尼崎市議会で議員提案されましたが二〇〇九年五月に否決されてしまいました。その後、千葉県野田市で初めて定められ、予定通り七月に施行されると全国で十番目、関西で初の条例となります。
(板東しょうご=三木市議)

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

3月議会:日本共産党議員(団)の奮闘

三月議会では、日本共産党議員(団)が「対決」「対案」「共同」の政治姿勢で、住民の利益に立って予算案などをチェックするとともに、要求実現へ奮闘しました。寄せられたいくつかの「議会報告」にも、住民要求の前進が記されています。

中学卒業までの医療費無料化は、県民世論と日本共産党県議団などの奮闘で県の助成制度が拡大されるもとで、今回、あらたに宝塚市、高砂市、篠山市、南あわじ市で無料化が実現しました。県内四十一市町のうち二十四市町と過半数を超えることになりました。(民報編集委員会調べ)。このほか各地で、子どもの医療費助成が拡充されました。

日本共産党は、二〇〇六年から民主団体と力をあわせ「こども署名」などにとりくんできましたが、無料化自治体は、二〇一一年のいっせい地方選挙時(六市町)から大きく増えました。

また、姫路市で中学校給食がデリバリー給食からセンター方式に改められるなど、住民要求にこたえた成果が生まれました。三木市では関西初の公契約条例が成立しました(上の記事参照)。西宮市では、住宅リフォーム助成制度が本格実施されることになりました。

消費税増税をはじめ各種料金の値上げが住民の暮らしと営業を脅かしていますが、いくつかの自治体で上下水道の引き下げが実現します。宍粟市は「上下水道合計で一般家庭では月額百円から二千二百円程度の引き下げに」、西宮市は「水道、下水道料金、月十立方㍍未満引き下げへ」、多可町は「月額数百円は安く」なります。

県議会では、十四回目となる予算の組み替え提案をおこない、「行革プラン」から県民の暮らしを守る建設的提案をおこないました。

神戸市では、新市長が提案した大型開発・企業誘致偏重の予算にたいし、地元中小業者支援、市民生活優先への組み替えを提案し、奮闘しました。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

借り上げ住宅入居者相談会

神戸市の強引なやりかたに困惑する住民励ます



ひょうご震災復興借り上げ住宅協議会が相談会に取り組んでいます。

四月六日には、神戸市兵庫区のキャナルタウンで開催。同タウンの一・二・三号館は、神戸市とURとの借り上げ契約期限二十年が、二〇一六年一月に到達。市の転居強要にどう対処すればいいのか悩み続けている居住者を対象に行いました。

キャナルタウンの借り上げ住宅には現在八十二世帯が入居しています。うち、神戸市の線引きで、残れる世帯が二十数世帯、神戸市の説明会を受けてすでに転居に合意した約二十世帯、自主的に転居する世帯を除いて、残り三十世帯あまりが「変わりたくない」「検討中」と市に回答しています。

六日の相談会には、雨も強く降るなか十一人が来訪。自由法曹団の三人の弁護士と、大かわら鈴子、森本真市議らが一人あたり二十~三十分かけて相談に応じました。

入居者からは神戸市の対応の強引さなどがこもごも語られました。

▽職員二人が一組になって訪問し、「とにかく四月一七日までに(希望の転居先を)一箇所でもいいから決めてくれ。申請しないと大変な事になる」としつこく粘る。一人は強引で、もう一人は優しい声で対処する。まるで警察の取り調べのよう。

▽本人や家族が病気だと言っても、「私も仕事だから」といってなかなか帰らない。「娘がお産で帝王切開をするので、いま家のことなど、話をする気持ちになれない」と言っても帰らない。

▽精神疾患を持つ子どもがいるが、継続入居の条件に該当しないため転居を迫られ困っている。

▽神戸市に電話や訪問でしつこくされたらどうすればいいか。

▽生活保護を受けているがケースワーカーからも転居をすすめられた。

相談に訪れた一人暮らしのAさん(52歳女性)は「十年ぐらい前からの途中入居ですが、契約書には期限が書いてなかった。四年前に亡くした夫との思い出もあるし、かかりつけの病院も近いから変わりたくない。市の職員には一時間四十分も玄関先で粘られました」といいます。

Bさん(68歳女性)も「相談しにきてよかった。議員さんから『困ったら電話して』と名刺ももらった。安心した」とほっとした様子で帰っていきました。


借り上げ住宅協議会は十三日にも二回目の相談会を開きます(朝十時から十二時まで、キャナルタウン二号棟集会所)。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

「秘密保護法廃止」伊丹連絡会が学習会


「秘密保護法廃止」を求める伊丹連絡会は、二月に伊丹革新懇が中心となり発足し、この間、「国に対し『特定秘密保護法に関する法律』を改めて慎重に審議することを求める」請願書を伊丹市議会に提出するなどの活動を行ってきました。

三月三十日には、「かけはし法律事務所」の杉野直子弁護士をお招きして学習会を開催。悪天候にもかかわらず七十人の参加で満席となりました。

杉野弁護士は詳しい資料をもとに、秘密保護法の持つ危険性を述べ、この悪法を施行させないためのたたかいにも言及され、参加者の質問にも実に丁寧に答えられました。学習会終了後は、駅前宣伝をしました。二十人が参加し、四人がリレートーク。三百枚用意したチラシは五十分でなくなるという勢いのある宣伝行動になりました。

中島隆夫=伊丹革新懇事務局)

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

川内村被災者を訪ねて:東日本ボランティアレポート

朝倉えつ子(党北区くらし・福祉相談室長)

仮設住宅を訪問し、話を聞く朝倉さん(中央)

四月三日~五日の日程で、神戸から私を含め四人が福島へ支援活動に参加しました。

四日、党被災者支援センターと郡山市労連のみなさんと、郡山市富田町若宮前の仮設住宅に避難されている川内村の被災者をお訪ねしました。午前中七グループ、午後は五グループに分かれて、百二十世帯を訪問することが出来ました。

川内村は避難地域市町村でいち早く「帰村宣言」した村ですが、東電はそれを理由に昨年八月に旧緊急避難準備区域(原発二十㌔㍍圏外)の賠償を打ち切り、政府も国保料、介護保険料、医療費一部負担金の減免を区域により対象外にするなど、同じ村内でも賠償・支援に格差が持ち込まれました。

私が今回訪ねたお宅も、区域も世代もそれぞれでした。居住制限区域の方は、その制限が解除されるめどもわからない中「今さらまた別の場所へは行きたくない。移るなら自宅へ帰りたい」と言います。しかし、小さいお子さん抱えた娘さんは「川内村には帰りたくないと言っている」と繰り返し語られました。

「川内村に帰っても、通院できる病院が無い。一人では出かけられない」
「自分で作ったお米を食べたい」
「川内村の水(井戸水)はおいしい。ここのは(水道水)うまくない。お金もかかる」
「キノコ狩りが毎年楽しみだった。去年は放射線量が四十倍。初めて食べずに捨てた」

これまでのあたり前の暮らしを奪われた皆さんの想いは、はかりしれません。

「こうして来てうちらの話し聞いてくれるのは共産党だけや」と私の手を強く握る女性。「頑張ってほしい」と手作りのストラップをくださったAさん。励ましに行ったはずの私の方が逆に励まされました。

一緒に行動した地元の方が「最初はこんな風に暖かく受け入れてもらえなかった」と。支援センターや地元のみなさんがコツコツと支援に取り組まれてきた活動にあらためて敬意を表します。

被災者のみなさんからは「次の世代のために頑張って欲しい」と言われました。ご家族が除染の仕事をされている方が少なくありません。私は、震災後初めて福島を訪ねることができましたが、復興もこれから、原発事故の収束もしていないというのが現実です。

訪問日の夜、支援センター内に事務所がある郡山合唱団のみなさんが交流の場を設けてくださいました。福島で作られた曲を教えていただきましたが、団長さんの「震災支援の曲はあるが、希望はまだ咲かない」という言葉が、さらに私の胸に刺さります。再稼働に走る安倍首相にこそ、この声を届けなければいけません。声を上げられない方の分まで。

同行したSさんは「震災の映像に胸がつぶれる思いだった。ここに来て逆に皆さんに励まされた。ていねいに話を聞くことが大切」と感想を語られました。これまでボランティアに数回参加されているMさん、そしてKさんが交替で往復二十時間以上の道のりを運転していただき参加することが出来ました。本当に感謝します。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

兵庫年金者組合が創立25周年


年金引下げ、消費税増税という情勢の中、高齢者の暮らしを守る先頭に頑張っている兵庫年金者組合の創立二十五周年記念祝賀会が三月三十日午後、神戸市内のホテルで開催されました。

会場には、中央本部田中書記長をはじめ、近畿各県の年金者組合代表、兵庫労連、県社保協など労組・民主団体の代表に県下各支部の組合員の皆さん、総勢百六十人の参加があり盛大に開かれました。

祝賀会は西宮さくらんぼ合唱団太鼓集団「なかま」の力強い太鼓でオープニング。岡本毅一県委員長の挨拶に続いて、貫名初子さんの発声で乾杯。スライドを使って二十周年以降の活動記録が上映されました。

渡辺泰彦作詞、勝功雄作曲の「兵庫年金者組合の歌」の披露があり、参加者全員で歌唱指導を受けました。支部からも謡曲に仕舞、新舞踊の踊りが披露されました。参加者のスピーチもあり楽しい祝賀会でした。

記念事業として発行された記念誌『風雪4』も参加者に配られました。

参加者一同、新たな闘いのスタートを決意し合いました。

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

代表を辞めただけではすまない

段 重喜

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

春風が気持ちよく感じる季節、一人のフィギュアスケーターの演技に引き込まれました。ソチ五輪で金メダルを獲得し、その一カ月後の世界選手権で、金メダルに輝いた羽生結弦選手の演技です▼フリープログラムで演じた「ロミオとジュリエット」には、彼の特別の思い入れがあります。地元仙台で東日本大震災を経験したシーズンに演じていた演目です。彼自身、被災後は自宅に住めず、家族と避難所生活を経験し、練習場所を求めて各地を転々としました。言葉に出来ないほどの無力感の中、スケートをあきらめかけた彼の心を動かしたのは、同じ被災地である神戸でのチャリティーショーでの観客の声援だったと言います▼難易度の高いジャンプや技術はもちろんですが、彼が様々な場所で口にしている「自分のスケートを通して一生懸命な姿を見てもらい、それが少しでも多くの人に勇気を与えられるものになれば」という思いがスケートに表れ、観衆の胸をうっています▼また、色々な国の選手が全力で演技をし、心からの声援を送るスポーツを通して、国の隔たりなく感動し、つながる素晴らしさに、未来を切り開く力を感じました。(Y)

(2014年4月13日付「兵庫民報」掲載)

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