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2014年9月28日日曜日

沖縄だけの問題じゃない:「学生沖縄フィールドワーク」

オスプレイが並ぶ普天間基地に見入る学生たち

日本民主青年同盟兵庫県委員会は9月16~18日、沖縄戦や戦後の沖縄のたたかい、いま焦点となっている沖縄新基地建設反対のたたかいを学ぼうと「学生沖縄フィールドワーク」を行いました。神戸大、甲南大学、関西学院大学、神戸女子大学、神戸芸術工科大学などから8人が参加しました。

沖縄戦、戦後の沖縄・県民のたたかい――古堅実吉さんから学ぶ


熱意込め学生たちに語り伝える古堅氏(中央)

1日目(16日)は、元衆議院議員の古堅実吉さんに「沖縄戦をふりかえって、戦後の沖縄と県民のたたかい」を話していただきました。

はじめに古堅さんは「15歳のときに鉄血勤皇隊として動員された沖縄戦の生き残りです」と自己紹介したあと、「満州事変から始まった15年にわたる侵略戦争の帰結が沖縄戦だった」と沖縄戦の歴史的な位置づけや、沖縄戦の始まりから終結まで、戦後の沖縄のたたかいを時系列で詳しく話しました。

古堅さんは、首里城地下にある発電機の冷却用の水を外から汲んでくる作業中、那覇沖がアメリカ海軍の軍艦で海面が見えないほど埋め尽くされているのを目にし、「悲壮感があふれ、逃げ場がないと覚悟をした」と当時の思いを語りました。

一緒に作業していた友人が艦砲射撃によって次々亡くなっていったつらい経験や、鉄血勤皇隊に解散命令が出て一緒に逃げていた先輩が米兵に銃を突きつけられ捕虜になった経験を紹介。沖縄戦を「本土決戦の捨て石作戦だった。犠牲覚悟の長期化作戦で、そのために20万人もの人が亡くなった」と振り返りました。

戦後には沖縄が日本から切り離され、米軍が好き放題できるようになったことが今までの苦痛につながっていると指摘。日本国憲法が沖縄に適用されなかった中でポツダム宣言の実施を求めたたかう沖縄人民党が結成されたことには大きな意味があることや、サンフランシスコ講和条約が結ばれた1952年4月28日は日本全体をアメリカ従属に縛り付けた〝民族屈辱の日〟であり、当時の吉田首相の演説には今でも腹が立つと怒りを込めて話しました。

〝銃剣とブルドーザー〟で住民の土地を奪って基地が拡大されたこと、祖国復帰協議会を結成し初めての主席公選選挙で屋良朝苗さんを大勝利させたことも紹介しました。

最後に「72年の沖縄返還は〝核兵器も基地もない平和な沖縄〟というスローガンは達成されず返還は未完であり、復帰闘争は終わっていない。〝普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念〟を掲げた『建白書』をもってたたかう11月16日の沖縄県知事選は、必ず勝つ!」と強い決意を語り、学生一人ひとりと力強い握手を交わしました。

*

学生からは、「沖縄戦が侵略戦争の帰結だというのはわかりやすかった。歴史をしっかり学ばないといけないと思った」「普天間基地が住民から土地を奪ってつくられたことに衝撃を受けた」「集団自決なんていうことが起こっていいのか。こんなことが起こる戦争を二度と起こしたくないし、負の歴史を繰り返そうという流れが今でもある社会を変えたい」と感想が語られました。

新基地建設反対のたたかい――普天間・辺野古など訪問


2日目(17日)は平和祈念資料館で、古堅さんから学んだ沖縄戦や戦後のたたかいを豊富な資料や体験記録で3時間たっぷり学び、3日目(18日)は普天間と嘉手納の基地やガマを見学。最後に辺野古の新基地建設に反対するテント村を訪問しました。

辺野古新基地反対のテント村で話を聞く参加者

テント村では現地の人から、辺野古のたたかいの歴史やジュゴンやウミガメが住む辺野古への基地建設の道理のなさ、アメリカが戦後つくろうとした辺野古の基地をこんどは日本政府が肩代わりして基地を作ろうというアメリカいいなり政治の実態、基地をなくせば地元経済はもっと発展すること―などを学びました。

フィールドワークに参加した学生からは――

「たたかいがあったからこそ今の沖縄があるとわかった。来て良かったし、来たからこそリアリティを持てた。社会を変えるために頑張りたい」「知らなかったことも多くて、学習もかねて参加できて楽しかった」「学校で戦争について学んできたけど、現地でしか知ることのできないこともあった。足を運ばないと感じれないなと思った」

「沖縄の問題は沖縄だけじゃなくて日本全国同じ問題。これから自分にできることをやっていきたい」「辺野古で何年もたたかってきたことを知らなくて、初めて知った。基地があるから経済が発展するということをよく聞くけど、実際は違うということも分かった。今回学んだことを友だちにも話していきたい」

――と今後の意欲も語られました。

今回、学んだことを伝えていこうと10月25日には報告会を予定しています。

力重智之=党県委員会青年学生部)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

兵庫革新懇が「憲法を守り生かすシンポジウム」

兵庫革新懇主催の「憲法を守り生かすシンポジウム」が9月21日、神戸市中央区の「のじぎく会館」で開催され200人が参加しました。

安倍政権の集団的自衛権容認などの暴走を許さないたたかいをどう広めていくかを考える集会として準備され、はじめにドイツ文学者・児童文学者の池田香代子氏が「ウソとペテンと劣情と」という刺激的なテーマで講演を行いました。

講演する池田氏
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池田氏は、「平和の反対語は戦争ではなくペテンだ」といった詩人アーサービナード氏の言葉を紹介し、今の日本の政治にいかに「ウソとペテン」がはびこっているが、安倍内閣になってさらにひどくなってきていると現状を解明し、このウソを見抜き、だまされない国民になることが大切であると訴えました。

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続いてのシンポジウムは上脇博之神戸学院大学大学院教授の司会で進められました。


医師で兵庫県保険医協会副理事長の武村義人氏は、医療・社会保障が急激に破壊されて来ている現状を報告。兵庫労連議長の津川知久氏は、今の最低賃金制の下では労働者は生きていけない現状を紹介し、さらに労働法制を改悪しようとしている政治をきびしく批判しました。

元自衛官の泥憲和氏は「集団的自衛権」と国を護ることとは関係はない、これは海外の戦争に参加すること以外の何ものでもないと指摘しました。

弁護士で明日の自由を守る若手弁護士の会の濱本由氏は、現憲法は権力から国民を守り国民に生きる希望を与えるものであり、この憲法を破壊することは絶対許してはならない、と訴えました。

会場からは6人が発言。瀬戸内海の環境を守る会、垂水9条の会、原発再稼働を許さない活動に取り組んでいるゼロこねっと、新婦人などの取り組みの報告やヘイトスピーチ批判の発言などがありました。

結びを上脇教授が行い、アメリカや財界言いなりだけでなく、古い国粋的な日本の復興をも、もくろむ「二つの顔を持った」安倍政権の延命を許さないたたかいを、と呼びかけました。

また会場で訴えられた沖縄県知事選支援の募金には9万円余が寄せられました。参加者からは、「目からウロコが落ちる話が聞けて励まされた」などの感想が多く寄せられました。

堤隆二=兵庫革新懇事務局)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

消費税廃止兵庫県各界連絡会が総会:10%増税中止へ総力

消費税廃止兵庫県各界連絡会は9月19日、神戸勤労会館で2014年総会を開催し、各団体・地域の会から31人が参加しました。

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開会にあたり、磯谷吉夫代表幹事(兵商連会長)が、安倍右翼内閣のもとで10%の増税、円安による物価高騰により全国で苦しい生活になっている、集団的自衛権の行使で戦争をする国づくり、戦費調達をやろうとしている安倍内閣を退陣に追い込もうと、挨拶しました。

記念講演する二宮氏

二宮厚美神戸大学名誉教授が「安倍政権に反撃する国民的包囲網の形成」と題して講演しました。安倍改憲政権が走る二つのレール、「世界の軍事大国化を志向するグローバル競争国家路線」と「古くさい右翼的国家主義路線」とは性格が異なり、暴走すると脱線が必至であることなどが解明されました。

松尾俊朗事務局長(税理士)から基調報告がありました。「8%の増税により営業や国民生活に深刻な影響が出ている」「第2次内閣改造後の世論調査でも再増税に7割が反対」「個人消費の落ち込みで4月~6月期のGDPが年率7.1%となり安倍内閣の増税の影響は想定内といい続けた主張が崩れた」「10%増税をやめて、企業から家計に軸足を移す転換が必要であり、富裕層と大企業に応分の負担を求める税制改革によって、財源を生み出すことができる」などを強調しました。

活動交流では――民医連から「増税の影響で経営は7割の法人で悪化し、事業収益でみれば増税負担は1.4%から4月から2.2%になり10%になればさらに深刻になる」。保険医協会からは「会内での調査で増税反対が上回っている、全国規模で増税反対署名に取り組む」。消費税をなくす会からは「須磨区の会が毎月3回の定例街頭行動を続け、宣伝の後はコーヒタイムで交流している」ことと会の生活実態調査の状況――がそれぞれ報告されました。「各界連出番の情勢のもと運動にふさわしい財政規模が必要ではないか」の意見も出されました。

津川和久代表幹事(兵庫労連議長)が閉会挨拶を行い、各界連絡会の草の根からの運動の前進を確認しました。

藤原紀嘉=各界連事務局次長)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

JAL争議支援兵庫連絡会などシンポジウム「交通の安全」:規制緩和・リストラがもたらす危険

声あげる労働組合の役割が重要
許せない解雇攻撃


シンポジウム「交通の安全―セウォル号・JALの整備不良・バス事故―規制緩和・リストラがもたらす危険」をJAL争議支援兵庫連絡会などが9月17日、神戸市内で開催しました。

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はじめに安部誠治関西大学教授が「規制緩和と運輸の安全を考える」のテーマで講演しました。


安部氏はこれまでの鉄道・航空など社会的原因によって起こる事故の原因解明がどうすすんでできたか実例をあげて概括し――事故の原因を個々の労働者の自覚の不足に求めるのではなく、労働条件などヒューマンエラーを防ぐ対策が世界でも当たり前になってきている――一方、日本では規制緩和がすすみ、予想を越えた大きな事故が起こるなど安全が脅かされている――安全対策をすすめる上で労働組合の果たす役割が大きい――と語りました。

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シンポは八木和也弁護士をコーディネイターに、観光分野での実態について労協国際ツーリストビューローの松岡武弘理事、JRの問題について武本由之国労兵庫地区本部委員長、バス業界の問題について濱田卓司建交労兵庫合同支部副執行委員長、JALの問題について宝地戸百合子JAL争議原告団から報告しました。


松岡氏は、1995年の政府答申以来の規制緩和による異常な「格安」競争の実態も示し、権利である旅行が「安いから仕方ない」ものに荒廃していると指摘。さらに政府が東京オリンピックまでに海外からの観光客の2.5倍化を掲げ、安全までコスト呼ばわりする事態を告発しました。

武本氏は、JR北海道の相次ぐ事故の問題について、分割・民営によって安全確保は民間企業まかせになり、ローカル線廃止と人員削減など利益至上の経営を、ものをいう労組の排除ですすめ、費用を減らすために保線データの改ざんなど安全に無関心な企業になってきたと指摘。JR西日本も福知山事故から7年を経て、経営効率優先に舵を切り直し、非正規化、国労差別もある、労働者の人間性を配慮した安心して働ける職場づくりが必要だと訴えました。

濱田氏は、規制緩和で非正規化が公営も含めて広がり、劣悪な労働条件、人員不足が慢性化し、在職死亡も相次いでいること、新たに組合を結成した阪急バスでも、路線バスの勤務表が初めから法律違反になって労基署から是正勧告を出される営業所もあることなどをあげ、労働条件の抜本的改善や規制が必要だと報告。

宝地戸氏は、LCCではいま着陸から20分で離陸するため客室乗務員が清掃やパイロットに機体点検までさせている、これで安全を守れるかと疑念を表明。また、JALは解雇を強行しつつ新人を採用、教えるベテランがおらずミスが多発し、退職者も多く、異常な労務管理、評価システムがミスを隠す温床になっていると告発。安全を確保するためには、ものをいう労組の役割は重要であり、その労組への異常な解雇攻撃は許せないと述べ、争議への支援を訴えました。

最後にコーディネイターの八木氏が、「現場の労働組合が声をあげることが交通の安全を守るためにかかせないことが明らかになった。今後もがんばりましょう」と締めくくりました。

参加者は「濃い内容だった。もっと時間かけて論議しかたかった」「びっくりするような話を聞けてよかった」と感想を語っていました。

JAL不当解雇撤回キャラバン始まる


キャラバン出発式で訴える争議団のメンバー

同日17日朝には、「JAL不当解雇撤回、近畿・東海キャラバン」がJR姫路駅前から始まり、JAL争議団、争議支援兵庫連絡会、国労や西播労連が宣伝。原告の訴え訴えを聞いて署名する人が相次ぎました。また、通りかかったパイロットから激励もありました。

宣伝後、出発式も行い、原告団を先頭に県内の国会議員要請などにとりくみました。



(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

イオン閉店問題で地域住民の声を集める:たまつ後援会(神戸市西区)

神戸市西区の、たまつ日本共産党後援会はいま、「私の要求アンケート」の中でイオン閉店問題についての地域の人々の要求を集めています。

たまつ後援会は2009年に1回目の地域要求アンケートをとりくみました。今年もう一度、地域要求アンケートをとりくもうと、世話人会で検討しているところに、王塚台のイオン西神戸店が年内に閉店になるという情報が入りました。

急ぎ、アンケートにイオン閉店になることに対する「要望、意見」の項目を入れて実施することにしました。アンケートは、後援会ニュース読者510人に配布し、後日訪問により回収する、という形で取り組み、9月19日現在、110部ほどの回答が寄せられています。

イオン閉店についての回答で、一番多いのが「食料品や日常用品の買い物で困る。イオンに代わる店がほしい」という意見です。「イオンの中にゆうちょ銀行、みなと銀行などのATMが入っており、なくなると困る」「パチンコやゲームセンターはだめ」「バリアフリーの作りにしてほしい」などの意見が出ています。

ここは高齢者が大変多い地域です。また、西区の福祉ゾーンでもあり、障害者も多い地域です。「まさかイオンがなくなるとは思っていなかった」という声が沢山あり、切実な問題だとあらためて認識しました。

たまつ後援会としては、出された切実な要求が少しでも実現するように、地域の諸団体と協力しながら取り組んでいきたいと考えています。

永藤定海=たまつ後援会)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

100人でバーベキュー:県議・市議議席確保へ英気:姫路市第5ブロック後援会

日本共産党姫路市第5ブロック後援会は9月14日、「バーベキューの集い」を開催しました。

和気あいあいとバーベキュー

好天のもと、大型バス2台でお年寄りから子どもまで102人が自然豊かな宍粟市波賀町へ向い、海抜700メートルの紅葉の始まる東山コテージ村で、楽しいひとときを過ごしました。

バーベキューでは持参のいろいろの肉やイカ、エビのほか地元で獲れた鹿肉もあり、とても美味しくいただきました。

大脇和代姫路市議や入江じろう県議予定候補(現姫路市議)、苦瓜(にがうり)かずしげ市議予定候補が、九つのグリルを次つぎとまわり、挨拶や懇親を深めました。

余興では、創作寸劇「清ちやん(裸の大将・山下清)姫路にやって来る」に、入江じろう、苦瓜かずしげ両氏も出演し、参加者を笑いの渦に巻き込みました。

入江、苦瓜両氏も出演した寸劇

フォークダンスには多くの小学生が入り平均年齢を大幅に下げて踊りました。最後に、会員によるプロ顔負けの落語を披露していただきました。

自由時間は、東山温泉メイプルプラザでラドン温泉に入浴する人や、小さな秋を求めて遊歩道を散策する人たちに分かれました。

そのほか、障がい者施設「みんなのいえ」で、障がい児が職員や父兄と一緒に作ったブレスレットやクッキーの販売もありました。 

往路のバスの中では大脇、入江、苦瓜の3氏から報告や訴えがありました。とくに、共産党の県議・市議と市民の連携で、念願の中学3年までの医療費無料化や夢前町の産業廃棄物の最終処分場問題などで大きく前進した話が印象に残りました。

私たちの願いをかなえるには、日本共産党の議席が必要です。後援会としても県議会に入江じろうさんを、姫路市議会に苦瓜かずしげさんを必ず送り出せるようにと、英気を養いました。

竹國和美=同集い実行委員)


(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

原発をなくす尼崎の会が各駅巡回で毎週金曜宣伝

国会請願署名を訴える

2012年10月5日から雨の日以外、毎週金曜日に行ってきた「原発をなくす尼崎の会」の宣伝が9月19日、81回目となりました。

「会」は、2012年9月15日に発足。そこで毎週金曜日に首都圏反原発連合と全国で展開されている電力会社本店、支店、営業所への「原発なくせ、今すぐ廃炉」と唱和する抗議行動に連帯して、尼崎の市内でも宣伝をやっていこうと、決めました。

最初は阪神尼崎駅北側でのみ行っていましたが、七つのほかのターミナルにも順次移動して、「原発ゼロの日本へ 自然エネルギーの普及を」という実現目標を全市内に浸透させよう、と巡回方式に切り替えて取り組んでいます。

毎回各々のターミナルで――

①被災地福島第1原発の現状②安倍自公政権・電力会社の再稼働推進への反論③原発と人類は共存できないこと④2度と福島原発のような過酷事故を起こさないという保証は絶対にありえず、今年7月から施行された「新規制基準」は新たな「安全神話」にすぎないこと

――などをハンドマイクで訴え、手作りのチラシを配布しながら、国会への請願署名を呼びかけてきました。

この宣伝は、各ターミナル担当の市議と地域の会員さんの参加協力を得て続けられています。

川内原発をはじめとして再稼働が強行されようとしている動きを止めるためにもこの宣伝はより元気に訴えていく必要があります。
林徹二=原発をなくす尼崎の会事務局長)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

丹波市へ義援金:日本共産党兵庫県委員会

日本共産党兵庫県委員会は9月17日、8月の豪雨災害で大きな被害を受けた丹波市に、この間、党のよびかけにこたえて寄せられた救援募金の中から、義援金として50万円を届けました。

辻丹波市長(右)に義援金を手渡す
松田党県委員長(中央)と西本市議(左)

この日は松田隆彦党県委員長が、西本嘉宏市議(丹波地区委員長)、西脇秀隆市議とともに丹波市役所を訪問し、辻重五郎市長に義援金を手渡し、懇談しました。

また市長との懇談に先立って、奥村正行市議会議長とも懇談しました。

松田県委員長は、豪雨災害で被害を受けた市民にお見舞いを述べるとともに、党として災害後ただちに地元・丹波地区委員会と協力し、救援ボランティアと募金活動を呼びかけ、この間160人を超えるボランティアが被災家屋の泥出しなどに取り組んできたことや、県民から預かった募金を義援金として届けることにした経緯を紹介しました。

辻市長は党県委員会からの義援金に謝意をのべ、災害当時の状況や復旧の現状などについて懇談しました。

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

みなさん、ぜひご参加ください「八鹿高校事件から40年、養父不当捜査事件2年―いま、あらためて真実を問うつどい」

大沢たつみ(元参院議員)

もう40年が過ぎようとしている「八鹿高校事件」。

1960年代後半から「部落民以外はすべて差別者」とする部落排外主義と反共、利権追及に運動を変質させた部落解放同盟(「解同」)は、各地で暴力的な糾弾事件を起こし、南但馬も無法地帯となっていた。

当時、私は三田市議になって2年目、4歳の双子をつれ、父の看護で但馬に向かうことが多かった。「解同(部落解放同盟)はあかん」と叫ぶ父、社会をしっかりと見る目をもっていた父。その父が病に倒れていた。嫌だという点滴を抜いて、父の目をみる。胃がんでもうだめだと悟っている目、なぜ助けてくれないのかと言っている目。いまもその目が私を苦しめる。

父が亡くなり、49日の法要を終え、三田に帰った夜、第1次朝来事件とも呼ばれる元津事件が発生した(1974年9月8、9日)。そして、ついに、同年11月22日、やってはならない暴力で解同は「八鹿高校事件」を起こした。

暴力に対する先生・生徒・町民の方・多くの支援者のたたかいは、民主主義を守るたたかいへと力強く前進し、すべてのたたかい・裁判で勝利した。

先生方の勇気は40年を経ても、私たちの活動に生きつづけている。

*

ところが2年前、今度は警察が、八鹿高校事件被害者の元教師3人に養父市議選での「公職選挙法違反」の嫌疑をかけ、不当な捜査を開始。昨年4月には家宅捜査を強行。その後、押収物をすべて返還しながら、今も3カ月に1度、「聞きたいことがあるから警察署へ来い」と呼び出すなど人権侵害を続けている。

いま、この「養父不当捜査事件」は、たたかいの最中。政治的な反撃と多くの方々からの支援が求められている。

*

10月4日(土)午後5時30分から生田文化会館(神戸市中央区)にて「八鹿高校事件から40年、養父不当捜査事件2年――いま、あらためて真実を問うつどい」が開かれます。映画『八鹿高校事件』の上映や、養父不当捜査事件の報告、その渦中にある先生からの訴えなどが行われます。

「兵庫民報」読者の皆さんもぜひご参加ください。



八鹿高校事件から40年、養父不当捜査事件2年―いま、あらためて真実を問うつどい/10月4日(土)午後5時30分/生田文化会館大ホール/参加無料/兵庫労連、兵高教組、兵庫教組、兵庫人権連、兵庫人権問題研究所、国民救援会県本部共催 Tel. 078‐351‐0677(救援会)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

再稼働へ「ヘイセイ」でおれるか?―小渕経済産業相 


段 重喜

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

元気な若者が2次被爆者になった。「昭和20年7月姫路46部隊に徴兵、8月長崎に送られ9日から遺体収容にあたった」Y氏。「広島陸軍病院三滝分院の日赤看護婦、『動ける者はかかれ』の号令で無我夢中の被爆者看護。敗戦後1年間タロキナ、ラバウルまで復員船に勤務」T氏▼来年は日本原水協結成60年。原水爆禁止と被爆者救援の国民的運動は被爆10年後に全国化した。米軍は原爆の効果検証のため、被爆の実相を秘密とし被爆者の体験公表も禁止した。ビキニ水爆実験の漁船被爆を契機に国民的世論は堰を切った▼国民運動のねばりで核廃絶と被爆者救援はいまや国民的合意となった。広島・長崎への修学旅行、原爆の日式典と世界大会、平和行進、6・9行動、原爆症訴訟、『原爆詩集』『黒い雨』『父と暮らせば』など膨大な創作と映像作品、非核都市宣言、核兵器禁止条約要求署名、たゆまぬ努力は今日も続けられる▼湯村温泉に佇む夢千代像は創作上の被爆2世だが、国民的合意の独特の襞を現している。映画『夢千代日記』のテロップに流れた詩まで被爆者の絶唱に聞こえる。人のため流るる涕のこるかや/我もたふとし/尚いきてあらむ(前田純孝) (A)

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

2014年9月27日土曜日

Charge Up RADIO 9/28放送分

清水ただし氏がサウンドクルーをつとめる「チャージアップレディオ」28日放送分は、東北被災地の今を災害復興住宅の観点から語ります。東京オリンピック需要で人材や資材が不足し、復興住宅の建設が計画どおり進んでいない実態を報告します。

Kiss FM KOBE 毎週日曜8:00-8:30

⇒過去の放送の一部はhttp://charadi.com/で聴けます。「聴ける」だけではなく「観られます」。動画なのです。

(2014年9月28日付「兵庫民報」掲載)

2014年9月21日日曜日

中学校卒業までの子ども医療費無料化: 姫路市議会委員会で全会一致請願採択

「求める会」が約1万4千人の請願署名提出


13,758人分の署名を前にする
「無料化を求める会」の人々と日本共産党姫路市議団

中学校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願が9月11日の姫路市議会厚生常任委員会で全会一致採択されました。

この請願は、私たち「子どもの医療費無料化を求める会」が13,758人の個人署名、78の団体署名を添えて提出したもの。

提出にあたり各会派に紹介議員や賛同の要請に回り、議長との懇談も、一度は断られたものの粘り強くお願いを重ね「5分程度なら」と実現しました。紹介議員には日本共産党の大脇和代、森ゆきこ、入江じろう市議がなりました。

委員会当日は「会」共同代表の1人、山本かよさんが趣旨説明をし、「安心して子育てできる環境を」「子どもが病気の時くらいお金の心配をさせないでほしい」と訴えました。また、新婦人の役員さんに保育をお願いして、「会」からも7人が傍聴して審議を見守りました。

ほとんどの議員が発言するなど議論が尽くされ、いよいよ採決。議長が「それでは請願第32号に賛成の方挙手を」と求めると、挙手、挙手、挙手!…。

「えっ!?全会一致!?」「わぁー、採択された!」―委員会室を出て少ししたら、喜びがこみあげてきました。

「会」ではお礼と報告を兼ねた「ニュース」を発行して署名に協力していただいた方々や団体に届ける予定です。

6月に決起集会をひらいてから3カ月、子どもたちといっしょに駆け抜いた熱い熱い夏、市民の声がたしかに政治を動かしました。
(白髪みどり=同会会員)



子どもの医療費無料化について、日本共産党姫路市議団は繰り返し議会で質問し、実現を求めてきました。

この第3回定例会でも谷川まゆみ議員が8日の本会議で、「地方中枢拠点都市としての姫路が子ども医療費無料化になっていないのは、健康福祉局だけの問題でなく、まちづくり全体の問題です」と指摘し、市の姿勢をただしました。この本会議では谷川議員への答弁もふくめて、市長らが「子ども医療費助成拡大の検討」を表明しました。

10日の本会議では、入江じろう議員が「『姫路市でも子ども医療費無料化を』と1万4千筆の署名と請願書が若い子育て世代の父母らから提出されています。『拡大を検討する』と答弁した姫路市には、子育て世代の切実な願いに応える施策を期待する」と迫りました。

11日の厚生常任委員会では、谷川議員が、所得制限をしても市の予算が3億円しか変わらないことを指摘し、「署名を寄せてくださった市民の皆さんの期待を裏切らないような形での、無料化を行ってほしい」と採択を強く求めました。

なお、この請願は、10月2日の定例会最終日の本会議で採択される見込みです。



中学校卒業までの子どもの医療費無料化は、ことし7月から、宝塚、高砂、篠山、南あわじの4市で通院医療費無料化となり、県内41市町のうち24市町に広がっています。

芦屋市でも、「あたたかく民主的な市政をめざす芦屋市民の会」や新婦人芦屋支部などが「中学校卒業まですべての子どもの医療費を無料に」の署名2,339人分を8月29日に提出した際、山中健市長が来夏から実施する意向を述べています。

10月に市議選が行われる川西市では中学校卒業までの無料化がまだ行われていません。日本共産党は無料化実現を政策に掲げ、実現を訴えています。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

党後援会の土砂災害学習会に防災福祉コミュニティが協力


8月20日、広島市安佐南区は集中豪雨により甚大な土砂災害被害をうけました。神戸市兵庫区山ろく部に住む人々の間で「私たちの裏山は大丈夫だろうか」との不安が大きく広がっていました。

兵庫区北部の山は花崗岩・マサ土で構成されており、山ろく部の夢野・夢野団地・平野共産党後援会では「学習会」を計画していたところ、熊野地区防災福祉コミュニティの役員が「良いことをしている。私たちも同じ思いだ」とのことで、9月13日の役員会で「共産党と共催するわけにはいかないが、良い学習会があるから参加を」と後援会のチラシ(写真左)を全会員1千4百世帯に添付文書を付けて配布することを決定してもらいました。

後援会では「避難所が遠すぎる。もっと近くに強固な避難所を建設してほしい」「砂防ダムのさらなる整備と埋まっているダムの機能回復のためポケットの土砂を取り出してダムの再生を」などの要求を国や県、市に提出するとともに防災福祉コミュニティの活動にも協力したいと考えています。
亀井洋示=日本共産党兵庫区後援会長)

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

兵庫労連が第48回定期大会:安倍政権に退陣迫り、憲法が生きる日本社会を

「雇用改革」阻止、解釈改憲・戦争する国づくり反対!



兵庫県労働組合総連合(兵庫労連)は9月13日、神戸市勤労会館で第48回定期大会を開き、「国の形を変える安倍『雇用改革』阻止」「解釈改憲・戦争をする国づくり反対」「安倍自公政権に退陣を迫り、憲法が生きる日本社会を実現しよう」をスローガンに掲げた2014年度運動方針と秋期年末闘争の方針を決めました。

*

新年度運動方針の重点は――
  1. 憲法を軸に安倍暴走政治と対峙。「構造改革政治」を抑制し、東日本大震災からの住民本位の復興を実現する。
  2. ディーセントワークの実現で働くルールの確立、安定・良質の雇用・賃金を実現する。
  3. 憲法を守り職場・暮らしにいかす運動に全力でとりくむ。
  4. 「貧困と格差」をなくし、安心・安全の地域社会を実現する。
  5. 組織拡大は最大の要求闘争であり、あらゆるつながりをいかし拡大・強化に全力をあげる
――の5点です。

また、2014年度役員として、議長に津川知久氏(高教組)=再=を選んだほか、副議長(定数9)に北川伸1氏(前事務局長・神戸中央区労協)と中竹誠一氏(医労連)を、事務局長に北島隆氏(前事務局次長・医労連)を、土井直樹氏(幹事会)を事務局次長に、新たに選ぶなど、新執行部体制を確立しました。

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大会では、津川議長が開会挨拶で、集団的自衛権具体化のための法案審議、消費税10%増税への閣議決定、辺野古新基地建設を問う沖縄知事選、いっせい地方選挙など、今秋以降、安倍政権にとっての山場を迎えるなか、この間、打って出れば響く情勢となっていることを強調し、労働者・国民の共同で安倍政権の野望を許さないたたかいをくり広げようと呼びかけました。

討論では、丹波豪雨災害での支援への感謝や、憲法宣伝・自治体キャラバン、公契約条例、私学非常勤教員の雇い止め、非正規労働者の組織化―などさまざまなとりくみが紹介・交流されました。

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日本共産党兵庫県委員会からは堀内照文副委員長と小林明男労働部長が来賓として出席し、堀内氏が連帯挨拶を行いました。JAL争議団、関西建設アスベスト訴訟原告団からの支援の訴えもありました。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

タワージャズ工場閉鎖:日本共産党が多可町、地域ユニオンと懇談

西脇市にある半導体製造のタワージャズジャパンが7月末で約900人全員を解雇、工場閉鎖した問題で、日本共産党は自治体や労働組合を訪問、現状を聞き懇談しました。


多可町との懇談(右奥が辻町議)

多可町へは、9月11日に日野徹子・山下芳生参院議員秘書、金田峰生党県国会議員団事務所長、小林明男党県労働部長が訪問。辻誠一多可町議も同席しました。

町側は笹倉康司副町長ら3人が応対。町は工場閉鎖を新聞で知り、すぐに対策会議を開き、西脇市、兵庫県と連携をとりつつ、働き盛りの世代が流出しないよう町内全企業に働きかけ求人要請するなどの努力について語られました。

町内に36人の解雇された労働者がいるが、現在11人しか再就職が決まっておらず、労働者は今後の生活設計もあり悩んでいるのではないかとの意見も出され、多可町で働き盛りの世代が定着できるための方策についての話し合いになりました。

国には長期的に展望できる農業・林業などの支援策が欲しいとの要望も出され、地域経済・住民を守る探究で響き合う懇談になりました。

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10日には、結成された地域ユニオン労組の長谷川英明委員長(播労連会長・連合)と懇談しました。

長谷川氏は、「労働者へ退職金は半分のみ支給、残りは工場の機械が売れれば半年以内に払うと言っている。この支払いについては、会社が強制して大半の労働者に書かせた合意書があると合法性を主張、イスラエルの本社は〝子会社に経営権はない〟とまで言っている」と厳しく批判しました。

「北陸でパナソニックの3工場を買い、新たに合弁会社つくるなど資金は10分あり、こんな無法を許せば、同じ無法がどこでも繰り返される。そこで、共産党から聞いた〝OECD多国籍企業行動指針〟で国に申し立て、西脇市でも会見し一般紙でも報道された」と党の情報提供に感謝も表明。

「まだ再就職は半分程度しか決まっておらず今後の課題、退職金も満額支払わせるために今後とも協力を」と訴えられました。

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また、この懇談に先だって、兵庫県の産業労働部とも懇談しました。この兵庫県との懇談には宮田静則県議が同席しました。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

戦争する国づくり許すな:各地でとりくみ

秘密保護法に反対する三田市民の会:戦争体験を聞く


海軍病院での体験を語る元看護婦

秘密保護法に反対する三田市民の会は9月14日、第6回のつどいとして「戦争体験を聞く市民のつどい」を開催し、75人が参加しました。

始めに日本中国友好協会制作のDVD『証言――中国人強制連行』を上映、そのあと戦時中の舞鶴で看護婦をされていた方と神戸空襲を体験された方のお話を聞きました。

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中国人強制連行のDVDは戦時中、働き手が足りない日本国内に中国、朝鮮から強制的に男性を連行し、自由を奪い、使い捨てにした歴史を、生き残った人々の証言と調査で明らかにしたもの。当時の映像に強制連行を閣議決定した大臣として岸信介が登場する場面があり、その孫の安倍首相と重なって見えました。

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看護婦をされていた方は、舞鶴の海軍病院での勤務という、戦場と隣り合わせの経験と、原因が謎に包まれた朝鮮帰還船浮島丸の爆破事件のことを生々しく語られました。

また神戸大空襲で「少年H」と同じ長田区で被災された方は、逃げる場所もないほど落とされた焼夷弾の恐ろしさと、焼夷弾の直撃で亡くなられたり、恐怖から精神を病まれ一生精神病院で過ごされた身内のお話をされ、そのような方がたくさんいたということを語られました。

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参加者からは「二度と戦争をしてはいけない」「貴重な話が聞けて勉強になりました」「中国人強制連行は、想像以上につらい話に悲しくなりました」「戦争は絶対にあってはならないことです」など沢山の感想が寄せられました。
松岡信枝=同会)


秘密保護法廃止を求める市民の会・宝塚:演劇で憲法学ぶ


演じる「あすわか」の弁護士

「秘密保護法廃止を求める市民の会・宝塚」主催の「劇団あすわか演劇のつどい」が9月13日、宝塚市立西公民館ホールで開かれました。

「あすわか」=「明日の自由を守る若手弁護士の会」は、自民党の「日本国憲法改正草案」の内容とその怖さを、広く知らせようと昨年1月、若手弁護士(弁護士登録期が51期以降=登録から15年以内)有志で結成。会で作成したパンフレットや紙芝居を使って、各地で講演、「憲法カフェ」「ランチで憲法」、演劇などユニークな活動を繰り広げています。

「つどい」では、昨年10月に結成された「あすわか兵庫県支部」の10人の弁護士が演劇「せんそうがおきるまで~ある国の『ケンポー』70年後の物語~」を〝本邦初公演〟しました。

〝70年前にみんなでつくった「ケンポー」を意図的に教育や国民意識の中から遠ざけ、国民の安全を守る(?)いろんな法律をつくろうとする政府の野望に立ち向かうミュージシャンやその仲間たちの奮闘〟を歌あり、笑いありで描き、観客に感動を与えました。

演劇終了後は観客と意見交換し、今後の運動について交流しました。

最後は参加者有志で西公民館から逆瀬川アピアまで「ピースパレード」を行い、「秘密保護法廃止を」「集団的自衛権閣議決定の撤回を」「憲法9条を守ろう」と訴えました。
田中こう=宝塚市議)


尼崎の地域9条の会など:市内各駅頭で宣伝


JR尼崎駅頭での宣伝

尼崎市内で9月8日・9日の両日、「集団的自衛権」行使容認の閣議決定の撤回を求め一斉宣伝が行われました。

憲法改悪ストップ尼崎の会、小田・難波・武庫川・東園田・富松・立花の各9条の会、本庁民主市政の会、新婦人尼崎支部、大庄地域の日本共産党支部ののべ77人が、阪神武庫川、阪神尼崎、阪急武庫之荘、阪急塚口、阪急園田、JR立花、JR尼崎の7駅で宣伝をしました。ビラ960枚を配布し、署名139筆、カンパ1,100円が集まりました。

どこの駅頭も反応は良く、行きかけて、あと戻りし署名してくれる人もあり、女性や若い人が多く協力してくれました。

阪急武庫川・旭橋では、机と椅子を出して署名にとりくみました。車から500円カンパを出して行く女性、広島災害カンパと600円差し出す人もいました。立ち止まって、話しかける人もみられ、阪神武庫川では70代の女性が「父は戦争に行った、帰ってから2年過ぎて亡くなりました。2年以上過ぎていたので恩給も貰えず、苦労をしました。二度と、戦争はごめんです」と言われ、「頑張って!」と激励も受けました。

19日には、退職教職員9条の会が宣伝をすることにしています。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

加東市議選:こせき健二氏、党議席回復めざす

10月19日告示・26日投票


加東市議選(定数16)は10月19日告示・26日投票で行われます。

日本共産党は、こせき健二氏(32)=新=をたて、前回選挙で失った党議席の回復を目指します。

こせき氏は、党加東市委員会が行った「市民アンケート」に寄せられた声をもとに「くらし・福祉優先の加東市に」と、国保税、介護保険料引き下げ・減免制度拡充、全地域でのコミュニティバス運行、バス増便、中小企業支援、子ども医療費助成の所得制限をなくす、TPPノー、農業の担い手確保―などをかかげ、特に、自らが派遣労働者として働いた経験からも、「若者に安定した雇用を」と非正規雇用をなくし、就労・雇用の支援を行うことを提案しています。

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こせき健二氏の略歴
神戸国際大学附属高校卒、大阪学院大学中退。飲食チェーン店勤務、パナソニック工場での派遣社員などを経て、2014年6月、日本共産党加東市政対策委員長に就任。父・兄は加東市内で古跡農園を経営。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

借上住宅協議会の公開質問状に神戸市が理不尽な回答

身体障害1級男性を市営住宅14階から、元の障害者用借り上げ住宅にもどすよう求めた「ひょうご震災復興借上住宅協議会」の公開質問状に、神戸市が拒否回答を寄せたことに、あらためて怒りが広がっています。

同協議会の公開質問状によると、身体障害1級、要介護5のこの男性は、長田区内の障害者用借り上げ住宅に住んでいましたが、借り上げ住宅の20年の「期限」が過ぎると家賃が3倍になり、いま転居すれば引っ越し代30万円がでるなどと言われ、長田区内の別の市営住宅の14階への転居をよぎなくされました。

ところが神戸市は、要介護3以上や重度障害者の継続入居の方針と、男性が住んでいた借り上げ住宅をURから買い取りる方針とを発表しました。

この方針であれば、男性は、どちらの条件からも、転居の必要がありませんでした。男性は、車いすでの移動に困難があるなど転居先の市営住宅での生活に困難があることもあり、元の借り上げ住宅にもどしてほしいと求めてきましたが、市は拒否してきました。

公開質問状は、「このまま放置するのは人道上の問題であり、最近とみに体力の衰えが進んでおり、生存権にもかかわる問題」と指摘し、「元の住宅に返すべき」と要求しています。これにたいし市の回答は、元の住宅にもどすことは、市営住宅の公募の原則に反する、公募外で認められる「特別な事由」の条件を満たしていない、などとする理不尽な理由で拒否しています。

同協議会などでは、「到底、納得できる回答ではない」として、さらに世論と運動を広げていくことにしています。

公開質問状では、このほか、灘区のウエルブ6甲道住宅の問題や、兵庫区のキャナルタウンに住む難病をもつ70歳の女性の継続入居の問題を取り上げ、理不尽な市の対応をただしています。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

「あさぎ」9月詠草 姫路年金者組合

「前事不忘、後事之師」のまっ先に目に迫りくる満蒙記念館
見学の時間短しあまりにも後ろ髪引く記憶の証言
恥ずかしや音痴なれども声低く「満州娘」マイクで唄う
衣川有賀子

照りつける真夏日の中逝きし妹62歳悪夢であれかし
「姉ちゃん、うそ嘘やったの」逝きし妹の声を待ちいて日を重ねおり
藤原信子

先生のゆるしもらいし退院日うきうきしている鏡の私
「帰ったら普通の生活できますか」部屋の人が気づかいくれる
江藤雅江

妹の身の調子悪しきを気づかいて訪うに友宅へお泊まりと言う
電話帳わからぬと言う義兄なり甥の嫁きて入院したと
病院を聞けども暑さに我が身体限界なりて見舞見合わす
田渕茂美

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)


「前事不忘、後事之師」:『戦国策』趙策-趙一-張孟談既固趙宗
満蒙記念館:満蒙開拓平和記念館



兵庫山河の会「山河」45号より

国のため捕虜になるなと守備隊長嬰児の命さえも奪いて(沖縄戦)
安武ひろ子

生まれ来て平和を知らず命止ず子等あまたあり同じ地上に(ガザ)
山下洋美

風雨にもめげず歩む青年のその先頭に立つ意気やよし(平和行進)
西澤 愼

モー娘に続いて此度はAKB自衛官募集に使役さるとは
古賀哲夫

スーパーのセルフのレジに迷いたる我に手を貸す日本の若者(アラスカ)
塩谷凉子

たわごとと聞きながしはせぬ現在いまを生きる戦争を知るひとりなり我は
古賀悦子

出征時近所の人に送られて父は戦地に行きて還らず
鵜尾和代

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(539)



(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

岩井直臣さんの「偲ぶ会」が行われた(9月14日)。昨年7月31日に亡くなった。享年88歳。中国で育ち終戦を迎え、引揚げ後、48年7月15日、日本共産党創立記念日に入党。神戸市議も4期務めた▼市東灘区と中央区で原水協を作り国際活動にも熱心に取り組まれた。ソ連の青年に核兵器署名を依頼したら、数1千の署名が在ソの日本大使館を経て日本外務省から日本原水協に届けられるという前代未聞の「大事件」を起こされた▼その青年をヨットで原水爆禁止世界大会に招請しようとビザ申請や新潟から長崎までの逗留地の手配など、とんでもないスケールの発想を持った人だった▼国際線の飛行機に乗るたび、乗務員に軒並み核兵器署名を訴えられた。400通にも及ぶクリスマス・カードを送り交流するなど国際活動のひとつの実践例を示してきた▼ニュージーランドの平和団体に招請された非核「神戸方式」の講演旅行が同国の非核法に結実した話は有名。神戸市の姉妹都市のシアトル市での毎年のヒロシマデーに招待され原水爆禁止運動の国際活動を広げ続けた▼港湾都市神戸を愛しつづけた岩井さんは、平和の神戸港に散骨を希望されて逝かれた。(K)

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

2014年9月20日土曜日

青年たちの「聞き取りプロジェクト」4回目:神戸空襲と広島での被爆

県内の学生や高校生、民医連の青年職員などでつくる兵庫聞き取りプロジェクト実行委員会は、9月15日、4回目となる被爆者への聞き取りを行い、8人が参加しました。


この日は、西宮市原爆被害者の会の水野喬司会長を鳴尾まで訪ね、近くの公民館で聞き取りをおこないました。水野さんは、初めに自分の生い立ちや居住されている鳴尾の特徴などを紹介したうえで、戦争体験、被爆体験を語りました。

水野さんは、現在の神戸市東灘区の出身で、1945年6月5日、母親と兄や姉と神戸での空襲にあいます。350機のB29が神戸の街を襲い、3千人が死亡、5千5百戸が被災した空襲で、水野さんも火傷を負いながら、大きい貯水池に逃げ込んだようすなどを、御影町(当時・現東灘区)での空襲が描かれている『火垂るの墓』のアニメの映像も引用しながら、リアルに紹介しました。

水野さんは、空襲を逃れるために、友だちも疎開していくなか、仕事で父親が行っていた広島に疎開することになりました。8月6日、早朝、広島の学校に行き8時から校長先生の訓示があって、教室に戻って服をぬぎかけたとき、「ピカー」「ドカーン」と爆風が吹き、水野さんは、足にガラスが突き刺さったそうです。ガラスが刺さるような怪我をした友だちが何人もいました。爆心地に約1キロ近づく自宅へ戻る途中、原爆資料館にあるろう人形のように焼きただれた人、目ん玉が飛び出ている人、肌がずるむけになった女性や赤ちゃんなど、すさまじい姿の人たちが、逃げ歩いてきていました。

水野さんは「いまの子どもたちには、耐えられない光景じゃないか」といいながら、「二度とこのようなことが起こらないように、みなさんに知ってほしい、放射能の影響を知ってほしい。福島でもたいへんな事態になっている。〝全世界から核兵器をなくしたい〟―そういう思いで語り部をしている。語り継げるのは、私らが最後の世代くらい。ぜひ、いろんな体験を聞いてほしい」と語りました。

参加した大学1年生のYさんは、「私自身、被爆者の話、広島の話は中学校の修学旅行ぶり。あらためて原爆の恐ろしさを、見たままのことを聞いて、やっぱり二度とあってはならないし、世界に原爆がまだまだあるというのが怖い。8月のニュースの報道などはわかるけど、こういうリアルな実態を多くの人ともっと聞いていきたい」と感想を話しました。また高校2年生のIさんは、「御影公会堂などがでてきて身近だった。思っていたよりも悲惨。もっと早く知っておけばよかった。多くの人に伝えていきたい」と語りました。

(2014年9月21日付「兵庫民報」掲載)

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