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2014年12月28日日曜日

県議会:費用弁償の実費支給へ

兵庫県議会で、9月に政務活動費を改善する条例改正がされたのに続き、現在、費用弁償(議員の公務にかかる旅費等)の条例改正にむけた議論がすすんでいます。

現在、費用弁償は、県内12地域ごとに交通費を決めるやり方で、実費との差額が問題点として指摘されていました。

日本共産党県議団は、9月22日の本会議討論でも、「県議会が、県民からの信頼を回復する上で、必要不可欠」のこととして、「費用弁償を定額から実費支給方式にすること」を訴え、去る11月5日には、議長や全会派にたいし、議員報酬の引き下げと費用弁償の実費支給の条例改正の実現を呼びかけました。これをきっかけに、他党も議長への申し入れを行い、各会派代表者会議で議題となりました。

12月16日の各会派代表者会議で、ねりき恵子団長は、これまで一貫して費用弁償の実費支給への改善を求める立場から、「2月議会に、提出できるように議論を早急にすすめるべきだ」と強く主張。自民党は、「4月の選挙以後に検討すべき」と主張しましたが、会議では、8つの道府県で実費方式が広がっていることなどが報告され、自民党以外の与党会派も、2月議会に提出するべきだと意見を表明。新年はじめから議論をつづけることが合意されました。

(2015年1月4日付「兵庫民報」掲載)

「あさぎ」12月詠草 姫路年金者組合

霜月のしとしと雨に濡れながら白い山茶花ひらひら舞いぬ
山茶花の薄き花びらいつしかに庭一面を白くうずめる
藤原信子

干涸びし蛇殻残る草紅葉吉備の古墳はまるで里山
考古学を学びて深く思い知る日中韓の長き絆を
衣川有賀子

ナツメロが流れて恋し古きよき昔の唄には味わいがある
味のある古賀メロディーが流れれば心はずみて胸あつくいる
江藤雅江

夏間ジャングルだねと言われしが庭一面に菊花の香る
十月にやっとおこした小さき畑菊菜撒きつつ芽生えを願う
常田洋子

一票の格差の是正なさぬまま憲法違反の選挙する安倍
アベノミクスを国民にとう選挙と言い貴重な税金無駄遣いする
田渕茂美

(2015年1月4日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

近親がアルツハイマー型認知症初期と診断され、治療薬ガランタミン(商品名は別)を投与された。ガランタミンは2011年認知症治療新薬として承認された。「はて、この薬はポリオ治療薬だったのではないか」と記憶がよびさまされた▼ガランタミンは1961年ポリオ麻痺治療薬として当時のソ連から贈られ、代々木病院が初めて子どもに投与し劇的効果を上げた。ポリオの危機的大流行に「子どもたちを守れ」と、ソ連の生ワクチン1千万人分とガランタミンの緊急輸入を政府に迫る母親たちの大運動が全国に巻き起こった▼世界保健機構は2000年ポリオ根絶宣言を行った。生ワクチン・不活性化ワクチン接種の絶大な効果だった。このため、ポリオ治療薬のガランタミンの出番もなくなっていたが、半世紀後に「劇的」に認知症新薬としてよみがえったのだ▼ガランタミンはコーカサス地方のマツユキソウから分離され、1951年にソ連で初めて医薬適用された。マルシャークのスラブ民話劇『森は生きている』のあのマツユキソウから。「労農のソ連邦」はあえなくなったが、青春が夢と命を懸けた社会主義の大義は分離再生させなくてはならない。(A)

(2015年1月4日付「兵庫民報」掲載)

2014年12月25日木曜日

新年号のWeb版公開予定ほか

第2508号は12月28日付、1月4日付合併号として8面建で発行する予定でしたが、配送の都合により工程が2日縮まったため、4面建としました。それに伴い「新年名刺広告」も本号と1月11日付に分けての掲載といたしました。

Web版では、堀内照文さんはじめ近畿ブロックの衆参6人の議員と福崎町の嶋田正義町長の年頭の挨拶、阪神・淡路大震災20年特集、マンガを元旦に公開します。そのほかの記事については12月28日朝に公開します。

(2015年1月4日付「兵庫民報」掲載)

2014年12月21日日曜日

兵庫から10年ぶりの日本共産党国会議席

12月14日投開票で行われた衆議院選挙(定数:小選挙区295、比例代表180)で日本共産党は、全国で改選8議席から21議席に大躍進し、議案提案権も獲得しました。

深夜駆けつけた支持者らとともに当選を喜ぶ堀内氏(中央)
(右端は小選挙区第1区で健闘した筒井哲二朗氏、堀内氏の左は松田隆彦県委員長)

比例近畿ブロック(定数29)では、前回2012年の得票73万票から35万票伸ばし108万票を獲得。穀田恵二氏、宮本岳志氏に加え、清水忠史氏と堀内照文氏が当選。2倍の4議席となりました。兵庫では、前回の16万票から10万票伸ばし26万票を獲得。近畿4議席獲得に大きく貢献しました。

県内すべての選挙区に候補者を立てた小選挙区でも9選挙区で得票率が10%を超えました。特に、公明党前職との一騎打ちとなった第8区(尼崎)では庄本えつこ氏が6万票・得票率39%と大接戦。自民党前職との文字通り自共対決となった第9区(明石市と淡路3市)では新町みちよ氏が4万票・得票率25%と大健闘しました。

堀内照文氏は、14日深夜、当選確実の報を受け、神戸市新開地の選挙事務所で挨拶。選挙の中では自民党員や保守の方からも、「安倍首相は怖い。それを食い止めることができるのは共産党だ」という声も多く寄せられたことなど紹介し、消費税、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄基地―どの問題でも多くの国民の反対の声を押し切って進める安倍政権に多くの国民が危機感を覚えていると指摘。日本共産党は、安倍政権と正面から対決するとともに対案をしっかり示し、国民のみなさんと共同を広げ、一点共闘、国民との共同で、原発再稼働反対、集団的自衛権許すな、などの運動に力をつくしてきた――選挙結果はそうした共同の広がりを反映していると述べました。その上で、
「これからがスタートです。国民の皆さんの願いを国会にしっかり届けます。初めての国会議席、プレッシャーも感じますが、国民の声を力に、国会で与えられた役割を果たしたい」
と決意を表明しています。

近畿ブロックで議席倍増を果たした(左2人目から)堀内、清水、穀田、宮本の各氏と
辰巳幸太郎参院議員(左)、山口勝利近畿ブロック責任者(右)

比例近畿ブロックで当選した4氏は午前1時50分ころ、神戸市から駆け付けた堀内照文氏の到着を待って当選バンザイを行いました。その後、各氏は―

  • 穀田恵二氏「ご奮闘に心から敬意。3議席回復、4議席以上を目指し、4議席を獲得。現有議席を倍増した。安倍暴走への怒りの受け皿として、国民の声が生きる政治を訴えた。全国で21議席、議案提案権を獲得した。国民の声にこたえる奮闘をしたい。いっせい地方選勝利を」
  • 宮本岳志氏「選挙戦、手ごたえは大きかった。自公は3分の2を取ったが、国民の中では盤石でない」
  • 清水忠史氏「初当選させていただいた。暴走政治に対し〝即戦力〟で立ち向かう」
  • 堀内照文氏「初めて国政に出ることができた。兵庫出身の国会議員は10年ぶり、国政選挙は16年ぶりの勝利。阪神淡路大震災20年を前にした勝利だった」

―とそれぞれ語りました。


それぞれの各政党・候補者の開票区ごとの得票数・得票率の一覧を掲載した紙面をPDFで公開します。https://drive.google.com/file/d/0B8QHOfLD3lg4V1hfSzl1OHNTWEk/view?usp=sharing

(2014年12月21日付「兵庫民報」掲載)

2014年12月14日日曜日

秘密保護法施行反対

特定秘密保護法は12月10日施行。各地で「施行反対」「秘密保護法撤廃を」と抗議の行動が取り組まれています。

はりま共同センター:安倍総裁の間近で宣伝


「秘密保護法は廃止!」の横断幕に背を向け姫路駅に向かう安倍総裁(右手の白いコート)

特定秘密保護法が安倍自公政権で強行採決されてから1年を迎えた12月6日、秘密保護法廃止姫路共同行動と戦争する国づくりストップはりま共同センターが、JR姫路駅前で定例の宣伝行動を行いました。

JR姫路駅前ではこの日、正午から日本共産党・市田忠義副委員長の街頭演説が、午後1時半からは自民党・安倍晋三総裁(首相)の街頭演説が行われました。

秘密保護法廃止姫路共同行動は午後2時から。安倍総裁の街頭演説の真横の場所で、「秘密保護法は廃止」「ストップ!戦争する国づくり」の横断幕を掲げて始めました。

安倍総裁の演説は、秘密保護法も集団的自衛権も沖縄の米軍基地問題も原発問題についても一言も触れませんでしたが、皮肉にも安倍総裁は演説後、聴衆が見守る中、私たちが掲げる横断幕と「戦争する国づくり許すな」のコールを背にしながらJR姫路駅へと向かうこととなりました。(写真上)。


その後、私たちはハンドマイクで、「戦争する国になってはいけない」の声を大きくあげました。

戦争を体験してきた、菅原文太さん、宝田明さん、大橋巨泉さんをはじめとする多くの著名人が、「いま日本は危険な曲がり角に来ている」「再び戦争する国になってはいけない」と満身の訴えをされていることを紹介。「力を合わせて、戦争する国づくりにストップをかけましょう」と訴えました。

はりま共同センターは「秘密保護法施行は認めない」の行動を10日にも午後6時からJR姫路駅前で行います。
谷口義弘=西播労連議長)



宝塚市民集会:26団体で集会・パレード


宝塚の市民集会(右は連帯挨拶する佐々木基文氏)

12月7日には、宝塚市で、「特定秘密保護法・集団的自衛権に反対する市民集会」が行われました。10月から計画され、参加団体は幅広く26団体に広がっています。

市役所横の武庫川河川敷での集会には105人が集まりました。

実行委員長の中嶋知洋弁護士は「今日の集会が戦争への道を止めるための大きな第一歩」と開会の挨拶。集会スピーチでは原爆被害者の会の岡邊好子さん、日本軍「慰安婦」被害女性と共に歩む大阪・神戸・阪神連絡会の田中ひろこさんが「戦争も核兵器もない世界を」「歴史を歪めることは許せない」と訴えました。

明日の自由を守る若手弁護士の会兵庫県支部長の八木和也弁護士、宝塚宗教者・市民平和会議の佐々木基文氏が連帯挨拶し、中川智子市長からもメッセージが寄せられました。

集会終了後は、河川敷から逆瀬川駅を通り宝塚南口駅までパレード。手作りの横断幕、プラカードを掲げたり、安倍首相の面などをかぶって、「秘密保護法施行反対!」「集団的自衛権の閣議決定を許さないぞ」「表現の自由と知る権利を守ろう!」「子どもたちに平和で豊かな日本を残そう!」「アベノミクスの生活破壊は許さないぞ」とコールしながら、市民に訴えました。


秘密保護法に反対する三田市民の会



三田市では、特定秘密保護法に反対する三田市民の会が11月29日、憲法についての講演会を開き、「あすわか兵庫」の濱本由弁護士が講演しました。


(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

神戸市議会:金沢・山本議員が一般質問

市民・被災者によりそう市政求め


12月5日の神戸市定例市議会最終本会議で、日本共産党議員団から金沢はるみ、山本じゅんじ両議員が一般質問に立ち、久元喜造市長らの政治姿勢をただしました。

金沢議員は、消費税、指定管理者、神戸電鉄粟生線、借上住宅問題を取り上げました。

粟生線:行政レベルで話し合う場を

神戸電鉄粟生線の毎年の赤字は10億円にも上っています。沿線自治体による40億円の無利子貸し付けや、粟生線活性化協議会の取り組み、沿線自治体の努力なども行われていますが、目に見える成果は上がっていません。神戸電鉄幹部は「このままでは粟生線は存続できない。上下分離方式にして欲しい」などの発言を繰り返しています。

金沢議員は、今後の粟生線の在り方について、兵庫県や沿線市などによる行政レベルで話し合う場を再度つくるよう求めました。

鳥居聡副市長は「住民が乗って守る、というのが不可欠。活性化協議会が議論する場だ」と答弁。しかし、粟生線について行政側からの発信はないのが現実です。

金沢議員は「自治体側からももっと発信すべき。きちんと行例レベルの協議の場をつくっていないと、自治体の無利子融資40億円が一括返還となる27年度に新たな問題が出てくる可能性がある」として、あらためて設置を求めました。

借り上げ住宅:入居者追い出し止めよ

神戸市は、民間オーナーが返還を求めているとされている借上住宅入居者に「要介護3以上・重度障害・85歳以上いずれかに該当される方がおられる世帯も含めて、全入居世帯に満了日までに移転していただくことになります」などと退去を迫っています。

金沢議員は、市が決定した入居継続基準に合致する人も退去を迫られているとして「市長は、現実に起きている問題を直視して、高齢者、障がい者など、不安におびえ続けている入居者の声を聞き、方針を抜本的に転換・改善すべき」だと迫りました。

鳥居副市長は「今の方針は、訪問や調査、入居者の意見も聞いて決めたものだ。オーナーが返還を希望している住宅の入居者については、優先的にあっせんに取り組む」と答えました。

これに対し、金沢議員は「市民の健康と命を守るというのが自治体の首長の最大の役目だ。地域のコミュニティーを分断し、高齢者や障がい者を危険にさらすような借上住宅からの追い出し政策は絶対やめるべきだ」と強く求めました。



山本議員は、情報化統括責任者補佐官の任命責任、災害援護資金、中学校給食、ニュータウンの近隣センター問題などを取り上げました。

中学校給食申し込み:12月10ポイント超減

11月4日から市内33校の中学校で給食が始まりました。申し込み状況は11月は約58%だったのにたいし、12月は46%と激減。学校現場からは「ごはんはあたたかくても、おかずが冷たい、味が薄いなどの理由で残す子や、野菜を残す子もいる」などの声が出ています。さらに、給食を使った食育もすすめられていません。日本共産党議員団などが指摘してきたように「デリバリー方式の給食で食育をすすめることは困難」ということがあらわれています。

山本議員は「給食として実施しているにもかかわらず、なぜ具体的な食育が実施されないのか」と見解をただしました。

デリバリー方式の中学校給食は、各地で見直しが進められているのが現実です。質疑の中で、教育委員会が実際、どれくらいの食べ残しがあるのかなども調査していないことも明らかになりました。山本議員は「実際に見て食べてということからの食育が重要だ」と指摘しました。

雪村新之助教育長は、「今後、保護者にも試食してもらい、意見ももらいたい。生徒と保護者で意見も交わすことも大事」など答弁。山本議員は「子どもたちは小学校から給食を食べている。デリバリーではなく小学校と同じ給食に改善すべきだ」と求めました。

久元市長らは「始まったばかりで評価は難しい。教科学習などでも食育を進めている」と答えました。

援護資金―少額償還者も「無資力」扱いに

阪神・淡路大震災の当時、被災者への個人補償はまったくありませんでした。このため、多くの人が災害援護資金を借りて生活再建の一助にしました。20年経過した今もその返済が被災者に重くのしかかっています。今年3月、政府は「返済期限から10年過ぎても無資力状態の場合は返済を免除する」との方針を示しました。返還している人の中には、毎月1,000円程度の少額償還を続けていたり、保証人や相続人が返済を続けている事例もあります。

山本議員は、日々の暮らしが大変ななかで、このまま返済を続けていくのは困難だとして「保証人や相続人、少額償還している人も無資力状態として返還免除の対象とするよう国に強く求めるべき」だとただしました。

久元市長らは「20年にわたり少額返還を続けている人は可能な限り無資力状態とするよう求めている。すでに支払っている人との公平性という意見もあるが、明確な基準がない。市の主張で解決されるよう速やかにすすめる」と答えました。

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

2013年政治資金: 兵庫県の自民・民主・維新:政党助成金、企業団体献金ドップリ

兵庫県選挙管理委員会はこのほど、兵庫県内の政治団体の2013年政治資金収支報告書を公表しました。いくつかの特徴点をみてみました。

県内の政党は、新党日本が政党要件を満たさず対象外となり、8党(共産・自民・民主・公明・維新・社民・みんな・太陽)が報告書を提出しています。ただし、太陽の党は、収支ともにゼロ円の報告、みんなの党は、県内13支部のうち3支部が未提出です。

兵庫県で活動する共産党をのぞく各党の“税金頼み”“企業頼み”の状況が、この報告からもわかります。

日本共産党は、受け取っていませんが、県下の各政党の受け取った政党助成金の総額は、3億4327万円。この47%、1億6055万円は、自民党の収入です。

県内各党の収入のなかに占める政党助成金の割合は、日本維新の会が73.4%、民主党が55.2%にのぼるなど、まるで「国営政党」です。ちなみに、これら各党の党本部の政党助成金依存度は、自民党本部64.6%、民主党82.5%、日本維新の会72.1%にものぼります。

企業・団体献金の総額は、1億8477万円。事実上の企業団体献金といわれる政治資金パーテイの収入は、1億2855万円です。自民党の収入の約4割は、企業団体献金です。

県民に依拠した財政活動―清潔な日本共産党


日本共産党は、政党助成金の受け取りを拒否し、憲法違反の政党助成金の廃止の国民的運動をよびかけています。カネで政治をゆがめる企業・団体献金も、いっさい受け取っていませせん。

日本共産党の党費収入は、1億905万円。政党全体の党費収入は、1億6198万円。日本共産党の党費収入は、全体の67%を占めています。

日本共産党が2013年に集めた個人からの寄付は、3億387万円。この個人からの寄付は、他党の受け取る政党助成金総額の88%に匹敵します。政党全体への個人からの寄付6億1875万円の半分近く(49%)は、日本共産党への寄付です。

「しんぶん赤旗」の発行にかかわる収入は、2億2605万円となっており、党費・個人からの寄付・機関紙発行などの事業活動で財政をつくっています。

各団体の収支報告書の要旨は、県選管のホームページで公開され、原本も県選管で閲覧できます。

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

兵庫の「語りつごう戦争」展


第37回兵庫の「語りつごう戦争」展が12月6日から10日、神戸市兵庫区の妙法華院で開かれました。

今回のテーマは「戦争への道を見つめて」。『教育勅語』(写真下)や教科書などの実物で、国民を戦争へ動員していった戦前の教育を紹介。また、当時の新聞も展示して、マスコミも戦争に協力していたことを告発しています。


同時に、安倍内閣の秘密保護法強行、集団的自衛権行使容認閣議決定など最近の政治の動きも示して、「戦争への道を」が再び始まっていると警告しています。

子ども向けの展示もあり、灘区から小学校5、6年生180人が見学にきました。

「戦争体験を聞くつどい」では奄美祖国復帰運動の他、父や叔父の体験が語られ、世代の交代が表れています。8日の太平洋戦争開戦の日には立命館大学教授の倉石寛氏が講演しました。

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

新たな歴史つくる時(3)

日本民主青年同盟第38回全国大会:兵庫の青年の発言から

社会も青年も変わろうとしているなか、民青自身も成長し、魅力や役割を輝かせようと生き生き語りあった日本民主青年同盟第38回全国大会(11月18日~20日)では、兵庫の青年4人も発言しました。前号に続き2人ずつ紹介します。

民青同盟での学びが私を変えてくれた:仲間と力を合わせれば――

地域班班長 Oさん

私は、中学生のときから、去年民青に入るまで、人と関わるのがすごく苦手でした。

体をこわしてしまったことの影響で、家族とも学校の友だちともうまく人間関係が作れなかったからです。なんとか大学まで進学しましたが、卒業後の進路を決められず、自分の人生これからどうなるんだろうと思っていたときに、私は民青に出会いました。

民青での学びが私を変えてくれました。

日頃の班会でも、少しずつ自分が思っていることも言えるようになり、自分の居場所になっていきました。

「若者憲法集会」兵庫県からの参加者(6月22日・東京)

「若者憲法集会」では自分の価値観を変える言葉に出会えました。人権の根本でもある「あなたは、あなたらしく生きていいんだよ」という言葉です。

それまで「社会は競争社会だから、勉強をして自分で身を守らないと、どんどん落ちぶれてしまう。社会で生き残るには、競争に勝たないとだめなんだ」と思い込んでいました。そういう風に信じてしまったのは、私が自分の頭で考える際の指針を持っていなかったからです。

今の社会には、明らかにおかしな仕組みがあります。それが根底となって今、私やたくさんの人が苦しんでいる現状を見て、それを変えたいと思いました。

この社会の仕組みを変えたければ、なぜそうなったのか成り立ちを学ぶ必要があります。そのために、社会を見つめる指針となるものが、日本共産党綱領だと民青の人に教えてもらい、綱領の勉強会にも参加し始めました。最初は、半信半疑でしたが、すごく内容が緻密で、とても興味深いものでした。

今、私はこれまでと違って班長という役割にも挑戦しています。まだまだ失敗ばかりなのですが、この班長をやり遂げると絶対今までと違う景色が見えるんだという確信があります。だから頑張れます。

自分が力不足すぎて、くやしくて泣いてしまうときもあります。でも、世の中にはかつての私みたいに、自分1人で苦しんでいる人だっています。どんなに苦しい状況だって、誰かに助けてって言えたら、きっと事態は好転していくと思います。そのときに、助けを求めてもらえる存在に私はなりたいです。

私は、この1年ですごく変われたと思うし、私の後に加盟した人だって最初の時より、自分のことを出せるようになってくれてすごく嬉しいです。

今の私たちそれぞれは弱い存在かも知れません。でも、誰かの存在や優しさを感じることができたら、人は変われるし、仲間と力を合わせればどんなことにも挑戦できます――私は、この自分の経験を生かしてどんどん仲間を増やしたい。かつての私みたいな人に1人でも、自分の可能性に気付いて欲しい。だから、私はすごく頑張れるんだと思います。そして、ここまでの道のりを支えてくれたみんなに本当に感謝しています。ありがとうございました。

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

新たな歴史つくる時(4)

日本民主青年同盟第38回全国大会:兵庫の青年の発言から

社会も青年も変わろうとしているなか、民青自身も成長し、魅力や役割を輝かせようと生き生き語りあった日本民主青年同盟第38回全国大会(11月18日~20日)では、兵庫の青年4人も発言しました。前号に続き2人ずつ紹介します。

民主的な医療の理念を実現するためにも病院職場に民青同盟を

病院職員 S君

私には病院班で同盟員を増やさなければならない動機があります。

私の働く病院は、民医連に加盟しています。民医連は綱領に『無差別・平等の医療と福祉』を掲げています。お金のあるなしで、医療、福祉のサービス提供に差があってはならないという理念です。そして、しばしば、『民医連は闘う医療機関』といわれるように、社会保障制度の削減に反対し、その充実のために政治に働きかけるという特徴をもっています。

しかし今、私の働く病院でその理念が職員の中で薄れているのではないかと感じています。あたかも普通の病院になっているのではないかと思ってしまうことがあるのです。

こうした状況のもとで、科学的社会主義と日本共産党綱領を学び、科学の目で社会の問題を捉える民青の同盟員を増やすことは民医連にとって喫緊の課題と思うのです。

そんな中、今年の夏に地区委員会で『銀山と川遊び』企画を計画しました。

民青兵庫長田北地区の『銀山と川遊び』(8月24日)

病院班としては、病院の青年職員を中心に参加を呼びかけました。

いままで声をかけていなかった多くの青年職員にチラシを配り、案内するなかで、そこから1人の参加が得られました。

企画の終わりに、民青の紹介と加盟の訴えをしましたが、そこでは決められないと断られました。

しかし、今後その青年職員とのつながりが持てたことや、当日、参加に至らないまでも、また企画があれば誘ってほしいと、今後もつながりを期待する反応が意外と多かったことは、今回の成果だったと思います。

また、今回、重点的に参加を呼びかけた病院の部署は、若手職員が多数いるのですが、民青に偏見を持つ職員がおり、その影響で部署としても民青アレルギーがあるだろうと見ていたのですが、事実はそうではありませんでした。

今回の企画で、その部署とのつながりを作ることができたという手ごたえを感じたのも大きな成果でした。

参加した青年への加盟の働きかけについては、まだまだ力量不足を感じています。対象者の具体的なリストアップ、誰が働きかけるか、どのタイミングで働きかけるか、どの中身で働きかけるかなど、ある程度緻密な作戦も必要かと思いますし、そこは、全国の経験に大いに学びたいところです。

大会決議案4章(2)で述べられているように、「周りの青年の要求をつかみ、その実現を目指して真剣」に学ぶことと、「行動し、仲間を増やすこと」に全ての班がチャレンジできるよう、地区委員として援助していきたいと決意しています。

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

“今度は共産党”:高まる期待と注目

かえるネット兵庫は、12月4日、県下各地でで宣伝しました。

尼崎では「安倍さんのコレがもうムリ」シールアンケートで対話。「集団的自衛権」「消費税」「残業代ゼロ」に貼る人がたくさんいました。「私の職場にも遅くまで残らされている人がいる」という「ブラック」な実態も。

「集団的自衛権」にシールをはった男性は「平和が好きやから。戦争はあかんわ」と言います。日本共産党の北東アジア平和協力構想を説明すると「それはすごい。他に共産党のいいところ教えて」と対話が弾みました。

さらに話題は「政治とカネ」の問題にも。「他の党は政党助成金や企業団体献金を受け取ってお金にまみれている。共産党は1円も受け取っていないからこそ意見が言えるし信用できる」と話すと「すごいなあ。こんどは共産党やな」と盛り上がりました。

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

NO NUKES:11/28 Kobe 127th


12月5日金曜日「原発zero! 核兵器zero! ZEROこねっと」は、127回目の関西電力神戸支店前抗議行動を行い、50名が参加しました。

参加者から「福島農民連が伊達市に太陽光発電を立ち上げて順調に発電し、2号機も郡山市で建設中。福島県で発電した利益で地域経済を回していくのは、原発で苦しむ福島とっては必要です。このとりくみを全国にも広げていきたい」と発言があり、また、元電力会社で働いていた男性からは「福島原発で働く労働者の待遇はとてもひどい。7次下請けにまで分けられ、給料も安いところでは最賃以下。事故を完全に収束させるために原発労働者の役割はとても重要。もっと待遇を良くするべきだ」との訴えがありました。

最後には、原発による電気は使われていないことや、いのちよりコストを優先していること、選挙で原発を推進しない政党を伸ばそうなどを訴えたアピールが提案・確認されました。

(垣本聖)

【訂正】前号で11月28日の行動を「127回目」と記載しましたが、正しくは「126回目」でしたので訂正します。

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

作品展で対話も弾む:日本共産党文化後援会


日本共産党兵庫県文化後援会の第6回作品展が11月19日から24日まで、高速神戸駅地下街のギャラリーメトロで開催されました。

絵画や書、マンガ、写真など15人から、多様な分野と自由なテーマによる日頃の研けん鑽さんの作品として30点余が出品され、期間中に約200人の訪問者がありました。

鑑賞者からは「良くできた作品が多く感心した」「もっと広い会場でやってほしい」「選挙では共産党にぜひ勝ってもらいたい」などの感想が寄せられ、後援会ニュースの読者も拡大されました。

段野太一同後援会会長は「選挙直前の慌ただしい中での開催となりましたが、共産党後援会作品展の表示に興味を惹かれて入ってこられる人も多く、対話も弾み成果があった」と語っています。
堤隆二

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

中国書画を通じ交流:日中友好協会加古川支部

日中友好協会兵庫県連と加古川支部は、11月13日から15日、加古川「かこむ」会場で著名な2人の中国書・画家を招いて展示会を開催。15日午後には在日の著名な中国音楽家による「ふれあいコンサート」を開催。書画展とともに参加者の感銘を受けました。3日間でのべ260人以上が参加しました。

11日に黒竜江省ハルピンから来日した唐鳳寛氏(78)は近現代「中国芸術100年」の著名な書画家10人に選ばれている国宝級の書画家で、加古川支部の2年越しの招請で来日。また13日夜、上海から初来日の朱建国氏(57)は新進気鋭の書画家・詩人です。

唐鳳寛氏は12日には鶴林寺を訪問し、幹栄盛住職の案内で国宝の建築物、仏像、壁画など見学の後、書の実演を行い寄贈しました。午後は市内山手中学校を訪問し、講堂でのスピーチと実技指導に臨みました。

歓迎式で1年生代表の中国語での丁寧なあいさつを受け唐先生と通訳の王さんを驚かせました。3年生が歓迎のダンスを披露しました。唐鳳寛先生は「日中交流が世々代々続くよう、若い皆さんとの交流を大いに期待しています」と挨拶。


1年生全員が書道実技指導を受けました。題字は中学校校長から「日中友好」が提案。まず唐先生が墨痕あざやかにかに筆をおろし、「手本」がスクリーンに映されると、生徒・職員から「ホー」と感嘆の声が聞こえ、1年生全員が題字に取り組み、唐先生は生徒たちの間を巡視し、「好」と声をかけたり、筆の持ち方、筆の運びなど丁寧に優しく指導しました。お手本の「日中友好」はそのまま学校に寄贈されました。


17日には朱建国先生も同校を訪問し生徒代表と懇談、学校銘入りの記念の書を校長に寄贈しました。

今回の「書画を通じての文化交流」で、唐・朱両氏から「日中関係が一歩前進の中で来日でき、多くの日本の友人が出来た」「これからさらに民間交流、特に青少年交流が実現できるよう、お互いに努力しよう」と来日についての感謝とともに、決意を語り、22日に帰国しました。
前田清

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

大震災20年メモリアル集会:来年1月17日、神戸市勤労会館で

阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議は来年1月17日(土)、神戸市勤労会館大ホールで20年メモリアル集会を開きます。第1部は午後1時半、第2部が午後6時の開会。それぞれ開会に先立ち、松平晃さんのトランペット演奏が5分程度、予定されています。

第1部は、全国災対連や来賓あいさつのあと、福島原発避難者訴訟原告団長の早川篤雄さんが東日本大震災被災者報告をおこないます。愛知大学名誉教授の宮入興一さんが記念講演を行います。

第2部は、震災から20年のとりくみなどを振り返ったDVDを上映。震災20年の現状として借り上げ復興住宅からの追い出し、中小企業融資の返済、新長田再開発問題などの被災地報告をおこないます。このほか、「1・17をうたう記念合唱団」による演奏などが予定されています。

資料代1,000円。問い合わせ先☎078・335・3770

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

財源の探し方が間違っている


段 重喜

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

『税金を払わない巨大企業』(富岡幸雄著・文春新書)では、大企業がいかに税金の優遇をうけているかが書かれています。例えば、三井住友フィナンシャルグループは1479億8500万円の利益に対し、納税額は300万円です。驚くべきことに実効税負担率は0.002%です▼この税率を私たちに当てはめればどうなるでしょう。年収400万円であれば税額は年80円。月収が20万円ならば税額は月4円です。一方、消費税が10%になれば、年収400万円を消費すると税額は40万円となります▼日本共産党の政策では、富裕層や大企業への優遇を改め、「能力に応じた負担」の原則を貫く税制改革を進め、大企業の内部留保の一部を活用すれば「消費税に頼らない別の道」に進めることを提案しています。先に紹介した三井住友フィナンシャルグループの例をみれば、この提案こそ道理ある方向であることは明らかではないでしょうか▼いま、私たちの暮らしと平和、日本の命運がかかっています。日本共産党の大躍進で、消費税増税はキッパリ中止に、安倍政権の暴走ストップへ、私も微力ですがママ友に声をかけ、頑張りたいと思います。(A)

(2014年12月14日付「兵庫民報」掲載)

2014年12月7日日曜日

阪神・淡路大震災20年手記募集

阪神・淡路大震災から20年になるのにあたり、読者の皆さんの「手記」を募集します。

  • テーマ=阪神・淡路大震災にかかわることであれば自由
  • 文字数=800字以内
  • 締切り=12月27日(土)着
  • 送り先=氏名・年齢・住所・連絡先(電話やメール)を明記し、郵便、ファクス、メールで編集部(1面下参照)へ

「兵庫民報」編集委員会で審査の上、来年1月の紙面に掲載します。

(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

安倍内閣退陣を:神戸で緊急行動


「安倍内閣の暴走を許すな」「安倍内閣は退陣を」と各地でさまざまな行動が広がっています。

12月1日夕には、神戸で「緊急行動」が取り組まれ、メリケンパークでの集会と三宮までのパレードで市民にアピールしました。

集会では主催者を代表して上脇博之神戸学院大学大学院教授が「民意に反し、憲法破壊の悪政をすすめる安倍政権を一刻も早く退陣させよう」と訴え、リレートークでは、「衆院解散は消費税増税反対など国民の運動の結果。こんどこそ安倍内閣を政権から葬り去ろう」「福島では放射能について口にできず、苦しみを共有できない状況もある。1人ひとりの命を大切にする政治に変えよう」「社会保障改悪の出発点が民主・自民・公明の3党合意だったことを忘れてはならない」などの訴えがありました。

主催したのは国民大運動兵庫県実行委員会、原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会、消費税廃止兵庫県各界連、憲法改悪ストップ兵庫県共同センター、格差社会を是正する共同闘争実行委員会。

(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

姫路の街にひびく「やーめてんか 安倍総理!」の声


11月29日、「安倍やめろ!姫路行動」が、暴走政治ストップ!はりま共同センターの主催で行われました。

朝10時に国宝姫路城前の大手前公園を100人の参加で出発、「やーめてんか、やめてんか。やーめてんか、安倍総理」とコールしながらみゆき通りを通ってJR姫路駅までパレード、その後、ピオレ前で弁護士、中小業者、年金者、女性、子育てママ、労働者それぞれの立場から安倍暴走政治への批判のアピール行動を行いました。

「消費税増税の一方で大企業には減税。こういう中で選挙直前になって軽減税率を言い出しているが、信用できるか?」

「中学校までの子ども医療費無料化を求める署名を14,000筆、団体署名も70団体以上を集め、すべての市議の賛成で請願が採択され、冷淡だった姫路市の態度も変わった。あきらめずに訴えると変わることが実感できた」

「賃金が上がっているというがそれは一部の大企業のみ。周りで賃金が上がったとか、ボーナスが上がったということは聞いたことがない。大幅賃上げと正社員が当たり前の社会へ変えたい」―などの訴えがありました。

出田馨=西播労連事務局長)

(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

8議席以上の日本共産党県議団へ:ねりき恵子さん

いのちキラキラ輝く県政!:宝塚市(定数3)



来年1月17日、阪神・淡路大震災から20年となります。私は大震災の年に初当選、宝塚で初の女性県議。自民が独占していた定数3に風穴をあけて得た県会議席です。

被災者への公的支援の実現を求めてきました。「住宅再建に税金投入はできない」と拒んでいた国、県を被災者と力を合わせた運動で動かし、全壊家屋に300万円支給する「被災者生活再建支援法」がつくられました。

まだ課題もあります。今年8月の豪雨で宝塚も全壊1棟、157棟が床上・床下浸水しましたが、「被災者生活再建支援法」は、市内で全壊10棟以上でないと対象になりません。日本共産党県議団は、知事に県独自支援を求め、全壊150万円、大規模半壊75万円など実現しました。

自民、民主、公明、無所属のオール与党の県議会のなかで、私たち日本共産党県議団は、14年連続の予算組み換え提案など積極的に対案をしめし、35人学級の実現やこどもの医療費助成を中3までひろげ、宝塚市をはじめ24市町が中3まで医療費無料化となりました。また、武庫川ダム計画を中止に追いこみ総合治水対策が進められ、さらに、身勝手な撤退をしたパナソニックから34億円の補助金返還もさせることもできました。

県民の切実なくらしの願いを受けとめて、共同の運動をひろげ、具体的な対案で県政を動かしてきた日本共産党県議団。その1人として、子育て、教育、介護や医療など、1人ひとりのいのち輝く県政実現のため力をつくす決意をあらたにしています。

(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

8議席以上の日本共産党県議団へ:畠山かずおさん

伊丹から県会初議席を:伊丹市(定数3)



伊丹は定数3ですが、今まで日本共産党が県会の議席を獲得したことはありません。初議席をめざし、朝夕は駅頭に、昼は街頭に立ち、また訪問に、宣伝対話にと連日奮闘しております。

安倍政権が発足し2年たちますが、この間強権的な政治をすすめてきました。集団的自衛権行使容認、消費税増税、原発再稼働など国民の強い反対運動を押しのけて、強引に進めようとしています。基地問題では沖縄で翁長雄志さんが、現職の知事を破り見事勝利しました。この勝利を励みにして、総選挙での勝利をめざして奮闘します。そして総選挙での勝利を土台に来年の一斉総選挙につなげていきます。

訪問活動や街頭での訴えでは、「自民党安倍政権の医療改悪のおかげで実母が大変だった。別の政党もダメだ。ぜひ共産党に頑張ってほしい」と声もかけられ、励まされています。また、立ち止まって宣伝を聞いてくれた女性は「私は年金が減っていつも困っている。消費税も上がるので生活ができない。がんばって」と握手をしてくれました。こうした激励にこたえなくてはと毎日がんばっています。

兵庫県政は県民の福祉・暮らしの政策を大幅に削減する「県行革」をすすめています。老人、1人親家庭への医療費助成の削減をすすめました。

日本共産党県議団の奮闘で一定の見直しも実現しています。政務活動費は9月22日に条例が改正されました。「切手の大量購入」の禁止も実現されました。住民は関心を寄せています。

党県議団の議席を増やし、より一層の改善をめざします。

現在、日本共産党県議団は5名ですが県民要求実現のため大奮闘しています。しかし今の自民党安倍政権に追随する井戸県政に立ち向かい、県民の要求を実現するにはまだ議席が少ないのです。議案提案権獲得は8議席必要です。伊丹からの初当選を果たし、8議席以上の党議員団の実現へ奮闘する決意です。


(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

【編注】公職選挙法の規定により総選挙中はそれにかかわる論評を「兵庫民報」に掲載することができないため、実際の紙面では原稿の一部を割愛しています。

 

災害援護資金「返済免除」で兵庫県と懇談:復興県民会議

阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議は11月28日、岩田伸彦事務局長らが災害援護資金の返済免除問題で兵庫県と懇談しました。

災害援護資金は、「支払期日到来から10年経過後において、なお無資力又はこれに近い状態にあり、かつ、償還金を支払うことができる見込みがない」場合は返済が免除となるという東日本大震災での措置が、阪神・淡路にも適用されますが、詳細は国が検討中です。

岩田事務局長らは、少額償還をつづけている人、連帯保証人として返済をよぎなくされている人たちの苦労を指摘し、新たな線引きをすることなく免除が適用されるよう、国に働きかけてほしいと訴えました。

県の担当者は、神戸市とも連携して国に要望しているとのべ、震災当時は被災者支援制度がなかったことや、20年にもわたり返済をつづけきた借受人の生活実態を踏まえて、広く免除を適用してほしいと国に要望していると説明しました。保証人への負担も大きいと認識しているとのべました。

(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

NO NUKES:11/28 Kobe 126th

11月28日金曜日「原発zero! 核兵器zero! ZEROこねっと」は、関西電力神戸支店前で126回目の原発反対の行動を行い、60名が参加しました。


参加者から「今度選挙がありますが、福島の原発事故で亡くなった人はいないといった議員の人がいましたが、そういう人が今度また選挙に出ようとしていることは許せない。そういう人を選んでる人たちも許せないと思います」との怒りの声や、イギリスに家族がいるという男性から「原発なくせの運動は、日本全国だけでなくイギリスの東電オフィス前でも行われています。私たちの運動の広がりをもっともっと広げて行きたい」と語られました。また「友人から、スイスではヨウ素剤が配られているが日本では、ほとんど配られていないのはなぜか?日本の安全神話が原因じゃないかと話になりました。そういう意味でも反対の声をしっかり出していくことが求められていると思います」と話しました。

その後の三宮マルイ前でのパレードでは、「原発が動いていなくてもルミナリエが行われるということは、電力が10分に足りでいるということではないですか!」「原発を推進する政府に審判を下しましょう!」など訴えながら歩きました。(垣本聖


(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

新たな歴史つくる時(1)

日本民主青年同盟第38回全国大会:兵庫の青年の発言から

社会も青年も変わろうとしているなか、民青自身も成長し、魅力や役割を輝かせようと生き生き語りあった日本民主青年同盟第38回全国大会(11月18日~20日)では、兵庫の青年4人も発言しました。今週と次週で2人ずつ紹介します。

神戸での「青年憲法集会」後のパレード(7月21日)

たくさんの学生が政治・社会に興味を持っているのではと気づいて――

大学1年生 S君

大学1年生です。ぼくは今、大学に班を作りたいと考えています。

今年大学に進学して、鳥取から兵庫に来ました。大学にはほかに同盟員はいなくて、班を作るのは難しいなと感じていました。僕は民青の誘い方も分からないし、3人の班にいたこともなく、班を作りたいと思っていたけど不安があり、行動に移せませんでした。

ある時、同じボランティアサークルのA君と仲良くなって、この人なら民青に誘えるかもと思って誘いました。初めは「話を聞くだけ」という感じでしたが、A君の関心のあるボランティアの話を中心に話をすすめると、加盟してくれました。でもその後A君はバイトで忙しかったり、家が遠くて、班会の開催にも苦労しています。この苦労を打開するためにももっと仲間を増やしたいと思うのですが、なかなかどうすればいいかと悩んでいました。

そのヒントが昨日の討論にありました。実は、自分の周りの学生は政治に興味がないのではないかと勝手に思っていました。A君を誘った時もボランティアに興味があるから誘えるという考えでした。しかし、昨日の宮城の学生班の発言を聞いて、自分が誤解しているのではないか、実は本当は政治や社会の問題で不安を持っていたりするんじゃないか、聞けばたくさんの人が興味を持っているのではないかと気付くことができ、積極的にかかわっていこうと思いました。

今振り返って思えば、「若者憲法集会」に参加したときの自分の気持ちが大事だったなと思います。「若者憲法集会」では、実際に戦地に行っている人の世界から見た日本の憲法の話を聞いて、憲法の大切さを知りました。デモは初めての参加で「社会へ直接働きかけていく」ことで自身の中で社会を変えられるかもしれないという実感があらためて確立したように思います。この経験は自身の成長、今後の活動の自信につながっていると感じます。そしてこのとき、憲法のことだけでなく、社会のかかえる問題をもっと周りの学生にも知ってもらいたい、いっぱい活動したいと思ったし、僕もいっしょに声をあげる仲間を増やしたいとあらためて思いました。

決議案の第1章(2)では「いま多くの青年が『戦争する国づくり』や『ブラック企業』の横行に不安と危機感を募らせています」とあり、中央委員会報告でも「いま青年がデモを主体的に企画したり、集会や宣伝に飛び入りで参加するなど、青年の間に『なんとかしたい』『安倍政権はゆるせない』というエネルギーがうまれています」とあり、このような視点で周りの学生をみていくことが大事だなと思いました。兵庫県に戻ったら、自分の大学の学生とアンケートで対話したり、友達を民青に誘いたいと思います。

(2014年12月7日付「兵庫民報」掲載)

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