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2013年12月22日日曜日

NO NUKES 77th 2013-12-20


12月20日、第77回目の関電神戸支店前抗議行動がおこなわれました。

通りかかった女子高生も思わず立ち止まりいっしょにコールする姿もありました。また、通りがかったスケボー青年は「自分もいずれ子どもをもつし、その時に原発をそのままにしておいては子どもに悪い」と話していました。

終了後はルミナリエでできなかったパレードをおこないました。


☆年末年始12月27日1月3日も18時から関電神戸支店前での行動はおこなわれます。

(Web版のみ)

内容では完全勝利―レッド・パージ訴訟報告集会

道理と真理手に憲法輝かそう


元気に挨拶する(左から)川崎義啓さん、安原清次郎さん、大橋豊さん

レッド・パージ国家賠償請求訴訟の報告集会が十二月十四日、神戸市勤労会館でひらかれました。

この訴訟は、一九五〇年、官庁、大企業からレッド・パージによって免職、解雇され、収入を絶たれたのみならず、「企業破壊者」「暴力分子」などいわれのない烙印を押され社会的に排除、再就職もままならないなど苦難の人生を強いられた神戸市在住の川崎義啓さん(97)、安原清次郎さん(92)、大橋豊さん(83)の三人が、「生きているうちに名誉回復を」と二〇〇九年に提訴した裁判です。二〇一一年五月、神戸地裁で原告敗訴、二〇一二年十月、大阪高裁は控訴棄却、そして二〇一三年四月二十五日、最高裁は上告棄却・上告不受理を決定。三原告は十月十五日に再審を申し立てましたが、最高裁は十二月二日、再審棄却決定を出しました。

報告集会はこの訴訟の意義を学ぼうと兵庫労連、兵商連、兵庫民医連、新婦人兵庫県本部、自由法曹団兵庫県支部、国民救援会兵庫県本部、治維法国賠同盟兵庫県本部、日本共産党兵庫県委員会でつくる実行委員会が開いたもの。当日は百十二人が参加しました。

3原告の熱意と信念がきりひらいた到達


弁護団からの報告で松山秀樹弁護士は、レッド・パージ被害者の救済を否定した過去二回の最高裁大法廷決定があるにもかかわらず、訴訟を起こしたこと自体が第一の成果だと三原告をねぎらった上で、この訴訟の到達点として―

①三原告の弁論などでレッド・パージの被害実態が解明され、裁判記録として残せたこと

②レッド・パージが連合軍(GHQ)最高司令官の指示、命令によるものでないことが史料に基づき立証され、過去の大法廷決定が見直さなければ正義に反することが明らかとなったこと

③大阪高裁判決で、講和条約発効後に日本政府がレッド・パージ被害者を救済すべき作為義務が一定の場合に肯定されることを認めさせ、名誉回復と救済を求める足がかりができたこと

④大阪高裁が内閣と衆参両院に被害者の名誉回復と救済措置についての検討状況を調査委嘱し、その結果、歴代政府が何らの救済策の検討すら行ってこなかったこと、衆参両院も合わせて三十一回、百七十三件もの名誉回復・救済を求める請願を審査未了のまま葬ってきたなど立法府の不作為の違法性も明らかにしたこと―をあげました。

レ・パとのたたかいは憲法27条の重要性も示す


講演する明神勲名誉教授
②の立証を行った明神勲北海道教育大学名誉教授が続いて「レッド・パージを問うことの今日的意味」と題して記念講演を行いました。

明神氏は、名誉回復・救済を否定した二度の最高裁決定が虚偽・虚構によるものであり、それを主導した田中耕太郎最高裁長官(当時)の「司法犯罪」を、砂川裁判で当事者である米国側に判決時期を漏洩するなど最近明らかになった事実も含め、史料を示し、改めて告発しました。

民間産業、官公庁のレッド・パージについては、日本側から新たなマッカーサー書簡の発出を提案したものの、米国側が同意を与えなかったことを一九五〇年八月七日の田中・ホイットニー会談の記録で立証。「解釈指示」が実在しないにもかかわらず、田中長官はそれを証明を要しない「顕著な事実」として隠蔽し、共同通信社事件大法廷決定(五二年)、中外製薬事件大法廷決定(六〇年)を下したことを明らかにし、田中長官は「司法犯罪者」として裁かれるべきだと告発しました。

さらに明神氏は、今回の訴訟の二つの判決が法と事実に背を向けた不当なものだと強く批判。「判決では負けたが、内容では完全勝利」「道理と真理を手にしたのは我われである」と述べました。

地動説をめぐるガリレオのたたかいと一九九二年になっての名誉回復を紹介し、「正義と真理を求める運動は勝利する。たたかいの旗を降ろさない限り、勝利への道を歩んでいる」と原告や参加者を励ましました。

さらに明神氏は、レッド・パージが勤労とそれがもたらす生活の手段と人間の尊厳を奪ったことが、被害者の苦難の最大要因ではなかったかと指摘し、勤労の権利をうたう憲法二十七条に着目。

現在の労働をめぐる状況のなかでディーセントワークの視点から憲法二十七条の解釈をより豊かにすることの重要性を強調し、「ねばりづよい努力で日本国憲法の精神が花開く日本の未来をきりひらこう」と呼びかけました。

三原告も紹介され、それぞれ元気な声でユーモアも交え挨拶し、大きな拍手に包まれました。

満員となった会場

また、名誉回復と救済を求めるアピールを参加者全員で採択しました。
(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

市民の声を聞く政治姿勢を:久元新神戸市長に迫る

日本共産党の金沢・味口議員が一般質問十二月十日の神戸市議会第二回定例市会の最終本会議に、日本共産党の金沢はるみ議員と味口としゆき議員が一般質問に立ち、十月に就任した久元喜造新市長の政治姿勢をただしました。


借上げ住宅など「矢田市長の出した結論変えるつもりない」―久元市長

久元市長は就任直後に発表した施政方針で「何よりも市民の声を敏感に受け止め、考え抜かれた政策を練り上げ、迅速に実施に移すことが大切」と語っています。また、広報こうべのインタビューでは「今後は、私はもちろん、職員一人ひとりが市民の皆さんの中に入って、対話をすることを心掛けたい。異なる意見を持っていたとしても、対話を重ねることで理解を深めることはできます」とも述べています。

金沢議員は、これまでの神戸市政が、どんなに多数の声であっても反対意見に聞く耳を持ない態度ですすめられてきたと批判しました。

その例として、神戸空港推進や借上げ住宅からの被災者追い出しなどをあげ、「市の方針に反対や批判の声が多い時は、施策を撤回や修正することも必要」と市長の見解をただしました。

これに対し、久元市長は、「幅広い市民の皆さんの意見に耳を傾ける。しかし、空港や敬老パス、借上げ住宅の問題は、初めから結論を出したわけでなく、様々な議論が積み上げられ、市会の議論も重ねられて結論に至った」などと答弁。借上げ住宅への対応について「矢田市長が出した結論を変えるつもりはない」としました。

さらに金沢議員は、久元市長が重点施策にかかげている「三宮巨大再開発=神戸未来都市創造プロジェクト」について質問。同計画は、三宮周辺地区の再整備とターミナル機能の強化、ウォーターフロント地区の魅力向上などを掲げながら、新神戸駅からハーバーランドにいたる広大な地域を対象とし、「事業費は数千億円」としています。

金沢議員はこうしたことを指摘し「この先どれだけ神戸市がお金をつぎ込むのか不安だ」とし、中小企業振興基本条例を制定して、これまで神戸経済を下支えしてきた中小企業・業者への支援に重点を置くべきと主張しました。

金沢議員は、このほか神鉄の値下げ支援について質問しました。

子ども医療費無料化:市長選ビラ―「速やかにゼロ」⇔「財源が必要だ」―今議会答弁

味口としゆき議員は、子どもの医療費無料化とブラック企業対策、借上げ住宅問題、がけ崩れ対策について質問しました。

久元市長は、施政方針で中学卒業までの子どもの医療費無料化を「段階的かつ速やかに実施する」と表明しました。味口議員は、市長選の法定ビラでは「子どもの医療費を速やかにゼロにする」としていたことを指摘し、子育て世代・市民の強い願いでもあり、公約を守り、直ちに子どもの医療費を中学三年生まで無料にすることが求められると、市長の見解をただしました。

ブラック企業対策についても選挙直前の公開討論会で、ぬきなゆうな候補の提起に久元市長は「現実にブラック企業が存在し、苦しんでいる若者がたくさんいる」「個々の企業がブラック企業かどうか関係なく、不正義が存在しているということを市長は見過ごさない姿勢が当然」などの発言をしていました。

味口議員は、雇用問題についてのこれまでの国任せの姿勢を変え、離職率などの実態調査や対策に乗り出すべきと、市長の見解をただしました。

久元市長は、子どもの医療費無料化について「平成二十六年度にどこまで手をつけるかは、予算編成過程で検討する」「気持ちはできるだけ早くやりたいと思っているが、財源が必要だ。任期中には必ず実現したい」と答弁。ブラック企業対策では「市として、困っている若者に対して、就職の時の知識、困ったときにどこに相談すればいいかなど、情報提供や必要な調査をしていきたい」と答弁しました。


(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

赤穂市議会が産廃計画反対の請願採択

兵庫奥栄建設(株)が播磨灘に面した採石場跡地に二十五年間に二百四万立方㍍もの産廃を埋め立てる管理型産廃最終処分場計画が十月八日明らかになり、地元の住民有志や日本共産党の川本孝明市議が中心となり「赤穂の環境を守る会」を立ち上げ、反対運動にとりくんできました。

自然環境や健康被害、カキや鮮魚など水産業への被害のおそれ、風評被害、虚偽の計画書、断層の存在など次々と問題点が明らかになるにつれ、住民の反対運動が大きく広がりを見せています。

西播磨県民局に署名簿と意見書を手渡す「赤穂の環境を守る会」の川西康行世話人代表(11月25日)

十一月二十五日には赤穂の環境を守る会が兵庫県知事あて、産廃処分場計画を許可しないよう求める署名三千六百四十八筆と意見書二百三十八通とを提出。これに呼応するように、食品衛生協会、鮮魚組合、合同魚市場、自治会連合会、民商、ゴミ問題を考える会が議会陳情しています。「赤穂の環境を守る会」代表の川西康行さんは「さらに運動を大きく広げ、産廃計画ストップに向け全力を尽くしたい」と表明しています。

赤穂市議会は、十一月二十七日、議員協議会を開催し産廃最終処分場計画について協議、「海産物への影響は、風評被害にとどまらず、実害が出る」「わずか一時間の説明会で、質問に誠実に答えないなど住民に真摯に向かい合う業者とは思えない」など計画の安全性や事業者の姿勢を疑問視する意見が続出しました。議員十八名全員が「計画反対」の意思を表明。

赤穂の環境を守る会や自治会連合会など七団体から赤穂市議会あて提出された陳情を受け、十二月十二日の定例会最終日に議決。兵庫県知事あて意見書を提出しました。

(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

自衛隊長尾演習場の訓練日程を聞けなくなるおそれも

秘密保護法は市民の必要な情報を制限:宝塚市議会で田中議員が追及

宝塚市議会で日本共産党の田中こう市議が十二月十日、一般質問に立ち、生活保護問題やギャンブル依存症対策、子どもの貧困問題、保証人制度の改善などの問題や、強行採決された「秘密保護法」の同市への影響や中川智子市長の見解などをただしました。

「憲法に基づく、国民の権利をことごとく侵害する秘密保護法に対する市長の見解は」との田中議員の質問に対し、中川市長は、「国会で十分な審議が尽くされないまま、同法が成立したことについて、大変遺憾に思う」「同法は国民の知る権利や表現の自由、言論の自由が著しく制限される懸念がある」と懸念を述べました。

さらに田中議員は、「宝塚市には自衛隊長尾山演習場があり、年間約百六十日使用されている。現在は演習場での訓練内容や実施日等について国に情報請求できるが、法施行後も情報提出を求められるのか」と質問。

担当部長は、「特定秘密とされる範囲が明確ではないうえに、法解釈により『特定秘密』を漏洩する行為だけでなく、それを知ろうとする行為も『特定秘密の取得行為』として処罰の対象に含まれる可能性があり、市民の必要とする情報が制限される恐れがある」と答えました。

田中議員は「これまで知り得ていた情報を聞くだけで処罰の対象となる悪法であり、この事例一つ取っても市民の知る権利が奪われることが明らかとなった。言論、表現、報道の自由を奪う秘密保護法に断固反対し、強く廃止を求める」と主張しました。

(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

秘密保護法怖いよサイレントウォーク

ルミナリエで学生たちが静かにアピール



学生有志が秘密保護法についてアピールしたいと、秘密保護法反対のメッセージを込めたプラカードを持ってルミナリエを歩きました。ルミナリエ最終日で参加者もたくさん。すれ違う人も振り向き、注目を浴びました。


(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

民青北阪神地区が秘密保護法反対宣伝

「賛成」に投票した青年も内容知ってびっくり、「撤廃」に署名



民青同盟北阪神地区委員会は十二月十四日、秘密保護法反対の宣伝を川西能勢口駅前で行いました。「秘密保護法あなたは賛成?反対?」とシールアンケートでよびかけると続々と対話になりました。

「反対」にシールを貼った高校生は「自分の好きなアーティストが反対と言ってるんでこの問題は気になってます」と署名にも応じました。

「分からない」に貼った大学生二人組は「秘密保護法についてよく分からないんです」と話すので「赤旗」記事の切り抜きで構成したボードで説明。「これ本当に止められるんですか?」との質問に「施行までにまだ時間があります。それで何としても撤回させるために今署名集めているのでぜひ」と呼びかけると、署名に応じました。

また秘密保護法に「賛成」にシールを貼った高校生は、「テレビでは教えてくれないことが多いから、これでもっと知ることができるようになるのでは」と話しました。国会議員が処罰の対象になることや、むしろさらに知らされないことが多くなるんだと説明するとビックリという反応。署名も応じてくれました。そして最後に民青のことを紹介すると、「知っています!高校の先生が“マメ知識”として教えてくれました」と話しました。

宣伝に参加したメンバーは、「短時間だったけどたくさんの人が署名してくれた」「まだ知らないという人もいる。もっと知らせていきたい」と話しています。


(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

ノーモアヒバクシャ近畿訴訟・傍聴記:12/11-12

認定制度改悪を批判する法廷

副島圀義

十二月十一、十二両日の裁判。三人の方について審理が終結し、来年三月と五月の判決期日が確定しました。また別のグループについての審理では三人の方の原告証言と、お一人の冒頭陳述が行われました。

ちょうど厚生労働省が原爆症認定制度のあり方の「見直し」と称して、この間の機械的な切り捨てを後退・固定化しようとしていることが明らかになったばかり。原告や弁護団がそれを批判する法廷ともなりました。

以下、二日間の法廷メモから、そのごく一部を紹介します。

Tさんの陳述から

二歳で被爆。池に浮かんだ鯉、焼け跡につくった畑の野菜などを食べ、井戸水を飲んでいたから、ずいぶん内部被ばくしたことと思う。原因不明の発疹・発熱、中耳炎…。小学生の頃は毎年ABCCに連れて行かれた。三十歳ごろから、十二指腸潰瘍、甲状腺腫瘍、糖尿病、手足のしびれ、眼底出血、腎臓膿瘍、肝硬変、狭心症などと、全身が病気で、精神的な苦しみもずっと受けてきた。

それなのに、原爆症認定を申請してから四年余も経ってからの却下は、到底納得できない。「放射線被ばく起因とは判断できない」とは、まともに審査していないことだ。

弁護士の陳述から

お二人の原告は判決をまたずに亡くなった。高齢で病気の被爆者を二年も待たせたあげくに却下。そのことで落胆され体力が急速に低下した。

「積極的処置」がとれないが、いつ深刻な病状悪化になるかもわからない病状の被爆者によりそい、常に経過観察し対応しようとしていることを「医療とは認めない」とする国の態度は、医療従事者すべてに敵対するものだ。

いままでの確定判決は、個々の被爆者についての個別判断にとどまらない。認定審査の在り方を批判したうえで下されたものだ。その司法判断に背き、さらに後退した「基準」で審査しようとすることは許されない。国の不法行為としてきびしく処断されるべきだ。



報告集会で藤原弁護団長が「権力による『秘密』の最大の犠牲者は被爆者だ。占領軍の命令に従って原爆被害の実相を秘密にし、ビキニの被害を秘密にし、いままたフクシマを秘密にしている。被爆者の問題を、日本の政治社会の根本をかえていくたたかいにつなげていきたい」と発言されたことも強く印象に残ったことでした。


(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

原爆症裁判支援ネットが総会

被爆者の平均年齢80歳近く:実情反映した認定制度を


特別報告をする藤原弁護団長
「原爆症裁判支援ネット・兵庫」は十二月十四日、二〇一三年度の総会を開催し、被爆者など三十人が出席しました。

冒頭、共同代表の古石忠臣・兵庫県被爆者団体協議会理事長が開会の挨拶で、「被爆から六十八年たち平均年齢が八十歳に近くなった被爆者の実情を反映した原爆症認定制度を実現してほしい」と訴えました。

同じ共同代表の藤原精吾・近畿弁護団長は特別報告で、三十回以上勝訴を続けている原爆症却下取消し裁判の結果を国が無視していることを厳しく批判しました。

「司法と制度のかい離」を解決するとして始まった厚生労働省の「検討会」の報告書でも、司法の判断を反映しないものになったことを批判し、「個々の裁判に勝利し続けるとともに、その大元にある日米両国政府の国民いじめの政治とたたかうことが重要だ」と強調しました。

梶本修史事務局長(兵庫県原水協事務局長)が、裁判傍聴、原爆症認定申請の支援、国への上京要請行動など支援ネットの活動経過を報告。支援ネット会員の拡大をすすめ、裁判傍聴や裁判所への署名を広げるなどの活動方針を提案しました。

参加した兵庫県被団協、神戸市被爆者の会関係者などが、「被爆の実相、被爆者の困難を被爆者自身が国民に伝える努力が必要ではないか」など発言しました。

閉会の挨拶を行った共同代表の郷地秀夫・東神戸診療所長は、「国は原爆症認定で抵抗しているのは、原発事故で内部被曝の影響を認めたくないから」と告発し、「被爆者(被曝者)の原点である広島・長崎の被爆実態を重視してたたかいましょう」と訴えました。

総会では、原爆症集団訴訟の記録映画『おりづる』を鑑賞しました。
梶本修史


(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

秘密保護法「抗議」「撤廃を」:各団体が声明、決議

▼兵庫県保険医協会「自民、公明両党の賛成多数で可決・成立したことに怒りをこめて抗議する」(7日・理事長声明)

▼「兵庫の『語り継ごう戦争』展」実行委員会「強行採決に重ねて厳重抗議し、撤廃を求めるとともに、あの暗黒の時代へと歴史の流れを逆戻りさせる一連の法案を廃案とするよう、あわせて強く求めていく」(10日・声明)


(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

NO NUKES 76th 2013-12-13


第76回目の関電神戸支店前抗議行動はルミナリエ参加者がにぎわう中、60人の参加でアピールしました。今回初めてこの場に参加したという子ども連れの参加者の姿もありました。聞いてみると、福島県郡山市から西明石へ避難してこられたということ。「みなさんが76回もこうして声を上げ続けてこられたことにとても励まされます」と話しました(写真)。鹿児島から観光で来たというルミナリエ参加者も飛び入り参加。「鹿児島でも原発いらないの声をあげています。ごいっしょに頑張りましょう!」とエール交換しました。

(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

「あさぎ」十二月詠草 姫路年金者組合

おみやげのオレンジ色のベレー帽白髪に似合ひ若く見られる
縄文の土器の欠片を耳に当て古人の言霊聴かむ
布川有賀子

びっしりと秋刀魚の腸に油のる少しのにがみは私の好み
落葉道にあふられ散りばえば通学の児が踏みしめてゆく
江藤雅江

ひつじ田にうすむらさきのヒメジオンそっと告げくる秋の終わりを
眉をひきショウトのウイッグぴったりと流行の上着友は選びぬ
藤原信子

山宣の墓碑の生垣山茶花は白く清しい一途な貴男
秋深し西海橋に佇みて帽子おさえつつ渦潮をみる
常田洋子

タクシー券四十八枚交付して一回一枚と使用規制す
エレベーターつけての願いの返答はエレベーターは遊んでいると
田渕茂美

(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

兵庫山河の会「山河」第37号より

山間の無人の駅舎を彩りてたわわに熟れて柿の実れる
古賀悦子

登校の三つの赤いランドセル道に座りておしゃべりしおり
塩谷凉子

海越えて冬の先ぶれ届けしは響もす声のジョウビタキなり
山下洋美

国民の目と耳口を閉じ込めて秘密で縛る戦争前夜
西澤 愼

知らされず知ることもなく戦地へと行きて還らず遺骨無き父
鵜尾和代

六十五年離島に暮らし友逝きぬ差別と闘ひ見事生き抜く
岸本 守

ユニクロで裾あげ頼みし店員にブラック企業のにおいをさがす
山下 勇

「誤字多し」返信ハガキの語気荒らしお湯割り焼酎飲みつつ再読
大中 肇

ノールウエイの森に出会いしトナカイよ今宵橇ひき我が家に来ずや
安武ひろ子


(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

神陵台後援会:紅葉の布引ハイキング


十二月七日、神陵台後援会は、七人で紅葉の布引渓谷をハイキングしました。

紅葉には遅いかと気になっていましたが、さいわいまだ真っ盛りで、赤や黄に染まった渓谷美を満喫しました。

名勝「布引の滝」周辺には、藤原定家をはじめとする名だたる歌人の滝を詠んだ歌碑が続いています。それらも鑑賞しながら歩きました。
横山晴朗

(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

丹南支部が「11日宣伝」3年目


十二月十一日午前六時三十分、うす暗い寒風の中、JR篠山口駅の駅前にハンドマイクを持つ井上洋一支部長(写真の左手前)の温かい声がひびきます。通勤・通学の人びとに語りかける今日の訴えは「秘密保護法を撤廃させよう!」です。五名の同志も「おはよう、行ってらっしゃい!」とはっきり声かけしながらビラを手渡します。一時間の行動で二百枚あまりを配布しました。

東日本大震災被災者のたたかいに呼応しようと始めた毎月十一日のこの活動は三年目、日本共産党丹南支部独自の取り組みとして定着しています。

ビラを受け取ってくださる方の中には、「ご苦労さん!」としっかり応答してくださる方もあり、支部員も励まされています。
野里花

(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(525)


(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

「秘密保護法」で大混乱、安倍政権の終わりを予測させる国会であったが一方で国連障害者権利条約の批准が全会一致で承認された。二十一世紀に入って最初の国際人権法に基づく条約であり、国際的な人権保障を求める大きな成果である▼しかし権利条約にうたわれていることと日本の現実はあまりにもかけ離れている。例えば、障害者が生きていく為に必要な支援を受けていた人が六十五歳になった日から強制的に介護保険の対象とされ、支援の内容や量が変わったり利用料を支払わなければならなくなり裁判沙汰になっている▼条約には障害の種類や程度・年齢に関係なく人間として生きていくために必要な支援を受ける権利が明記されている。条約は憲法と一般法の間に位置づけられるため、今後「障害者基本法」「障害者総合支援法」をはじめ障害者関連法は条約との整合性を持たせるための法改正が必ず必要になってくるだろう▼いま安倍政権は「戦争国家づくり」の危険な動きと合わせ、消費税増税と社会保障切り捨ての「改革」など障害者に限らず国民すべての生存権そのものへの攻撃をあらわにしている▼権利条約の批准はゴールではなくスタートである。(N)

(2013年12月22日付「兵庫民報」掲載)

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