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6月 2, 2013の投稿を表示しています

「1215(センキョニイコウ)」大学門前宣伝を全県で

日本共産党兵庫県委員会は、参院選勝利にむけ、五月中にすべての地区で大学門前宣伝にとりくもうとよびかけており、提起にこたえ味口俊之神戸市議とかえるネット兵庫が五月二十三日、阪急六甲駅前で学生向け宣伝をおこないました。

宣伝では、シールアンケートとかえるネット兵庫が六月二十三日に予定している青年のつどい(弁士は宮本たけし衆院議員)に向けとりくんでいる「要求カード1215(選挙に行こう)」を集めました。


シールボードで、アベノミクスについて「暮らしよくなっていますか?」と聞くと、よくなっているに貼る人はなく、みんな「よくなっていない」「わからない」。

ある学生は、「一部はもうかっているのかもしれないけど、自分には、まったく実感はない。バイトの時給もかわらない」と語ります。憲法九条をかえ、「国防軍」にすることに関しては、反対が圧倒的。「なんか危ない気がしますよね」という声も寄せられました。日本共産党が憲法を守ろうとしていることを話すと、「改憲ムードの歯止めの存在であってほしいです」とカードに記入する学生もいました。

阪急六甲駅前では、参議院選挙勝利に向け、六月にも三回の学生向け宣伝を予定しています。

(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

山下よしき:新しい道を刻む(10)

正論は政治動かす
若者を大量に雇い、過大な業務を押し付けて長時間労働やパワハラなどで選別し、あとは病気で大量に退職に追い込む、「ブラック企業」の問題を国会で取り上げました。

大手衣料品販売店「ユニクロ」の実態を、企業名も出して告発。「新卒社員が入社後 三年以内に退社する割合が五〇%を超え、休職している人のうち四二%がうつ病などの精神疾患」「二十歳代の社員が入社半年で店長となって売り上げ目標達成からアルバイトの管理まで全責任を負う過酷な労働を強いられ、三カ月でうつ病になり、退職に追い込まれている」。若者の能力を活かすのでなく使いつぶす、若者を育てるのでなくて人間を壊す。こんなやり方が通用する社会を許してはなりません。

安倍総理もさすがに、「企業として採用した責任がある。ちゃんと育てて欲しい」と言いました。そこで私は、「ブラック企業」根絶への二つの提案(①離職率の調査と公表、②採用募集時の離職率の明示)を行いましたが、委員会室でも大きな共感の拍手が起こり、安倍総理も「研究したい」と悪い答弁はできませんでした。

正論は現実政治を動かします。この議席の力をもっと大きくしようではありませんか。そのチャンスが参議院選挙です。“使いつぶされた”若者と家族の無念と願いを体に詰め込んで頑張ります。
(参議院議員)

(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

兵庫県漁業者決起大会に山下書記局長代行がメッセージ

兵庫県漁連など漁業関係者は五月二十五日、漁業の存続を図るための緊急政策実現を訴える兵庫県漁業者決起大会を開催しました。

この大会に向けて、以下の山下よしき書記局長代行がメッセージを送りました。

県漁連からは「国会で私たちの立場で質問していただいているのはよくわかっています。送ってもらった山下議員の国会質問のDVDや議事録も見ています。大会でメッセージは読みあげます」との返事がありました。

漁業の存続を図るための緊急政策実現を
「漁業の存続を図るための緊急政策実現を訴える兵庫県漁業者決起大会」のご盛会をお祝いするとともに、やむにやまれぬ思いで参加された漁業者の皆様に心から敬意を申し上げます。

燃油は皆様ご承知の通り一㌔㍑あたり十万円に迫り、四年前より三万七千円も高騰しています。出漁断念のみならず、廃業にまで追い込まれる事態になっているのはきわめて重大です。

今回の燃油高騰は安倍政権の経済政策=アベノミクスによる急激な円安が原因です。
私は四月二十六日の参議院予算委員会で「原因は国がつくっていることを自覚する必要がある」と指摘しました。皆さんが「国が責任をもって対策を行うことが不可欠である」と、訴えておられることは当然です。

今回の異常な燃油高騰のもと、政府の漁業経営セーフティーネットの補填額一万四千円では到底間に合いません。私は質問で「特別な対策を急ぐ必要がある」と求めたところ、農林水産大臣より「制度の枠を超える対応を考える」という答弁をいただきました。さらに「対策は緊急にやるべきだ」と求め、大臣より「早急に検討する」とお答えいただきました。

私はこの間、漁業者の皆さんのお話をうかがってまいりました。ことは漁業者の皆様の経営を守るだけでなく、日本人の食料の問題、海域環境の保全や国境の監視にかかわる問題であると思います。

私たち日本共産党は、皆様の思いをしっかり受け止め、皆様の願い実現へ今後とも奮闘することをお誓いしてメッセージと致します。

ともに頑張りましょう。

二〇一三年五月二十五日
日本共産党書記局長代行・参議院議員 山下よしき
(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

韓国領事館が党女性議員連名の橋下暴言抗議声明を取り寄せ

兵庫県の女性日本共産党議員が全員の連名で旧日本軍「慰安婦」問題についての橋下徹大阪市長発言に対する「抗議声明」を四月十九日付けで橋下市長に送付。二十日に記者会見したところ、「朝日」「神戸」「読売」が翌日に報道しました。

反響は大きく、県議団のホームページに「激励のメッセージ」が届き、県委員会にも高齢の女性から電話がかかりました。

また、「神戸新聞」記事を見た韓国領事館から「抗議声明」を送ってほしいと依頼があり、届けました。

この問題についての関心、橋下氏への批判は鎮静するどころかますます広がっています。

(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

民青東播地区委員会なんでもフェスタ

一人ひとり主体的にとりくんで
民青東播地区委員会は五月二十五日、「東播なんでもフェスタ」を開催しました。
「一人ひとりの同盟員が主体的にとりくめるものにしよう」と企画・運営も全部自分たちでやりました。

午前中は、バドミントンと料理作り。ハヤシライスをみんなでつくりました。午後は、高校生が中心になり「民青をアニメのキャラクターで演じたら」というテーマで寸劇をおこないました。

その後、手作りの「民青―絆人生ゲーム―」をしました。民青の人生ゲームは、一人ひとりが各班会でやってきた活動を振り返って、マスの内容もみんなで考えました。とまったマスで書かれている絆ポイントを集めてゴールを目指します。一番のゴールには「最大多数の最大幸福を実現して三十ポイント」と書かれています。自分たちでつくった人生ゲームは、おおいに楽しめました。

学習では、地区委員が講師になって「人権」の学習をしました。スライドを使いながら、現行憲法と自民党改憲案を比較し、自民党の動向がいかに歴史を逆行させるような危険な内容なのかを学びました。「人権は人と人とを取り結ぶものであり、国家なくして人権を擁護されるのはおかしい」「国があっての人権であるが、国が何でもやっていい訳じゃない」などの意見がだされました。

企画全体については、「ニュースで気になっていた憲法改定のことが聞けて良かった。お互いの人権が尊重されるような社会になってほしい」(20代女性)、「バトミントンをもう一戦やりたかった。人権は長い時間かけて良い方向に進んだのに、自民党の改憲によって崩れてしまうのは嫌だと思った。それを変えるためにどうするのかを考えたい」(高校生)などの感想が寄せられました。
(民青東播地区委員長・so1ro)
(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

民青西播地区代表者会議

毎週の班会と要求実現活動で多彩なとりくみ
民青同盟西播地区委員会は五月十四日、第二回代表者会議を開きました。

これまでの活動を振り返って、班会を毎週開催することにこだわってきたことで、要求実現や学習など、班の活動が多彩にとりくまれたこと、また、要求実現の活動の中で十人の同盟員を迎えたことが報告されました。

討論では、普段、職場では自分のことが話せないという同盟員が、「班会での三分間スピーチが楽しい」と話したり、「震災ボランティアや、原発フィールドワークなど、民青だから出来る活動が魅力」など交流し、青年にとって民青が必要とされていることを確信にしました。

民青西播地区では、出された要求には必ず応えることをモットーに、風営法のダンス規制改正の運動や震災復興のためのチャリティーフリーマーケット・東北物産展、原発や労働の学習会など様々な活動をしてきました。

これからも、幅広い青年の要求実現の為に、民青を大きくしようと、空白地域や学園で民青班を結成することを展望し、五十人の拡大を目標にし、みんなで力を合わせ頑張っていこうと決意を固めあいました。

地区委員長には、竹國純一さんが再任されました。

(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

国民に溶け込み結びつく力を

ポスター張りだしと対話・支持拡大―一体で読者前進を 兵庫・長田・北地区委員会 運南支部
運南支部は、安倍政権の「暴走と破たん」「“自共対決”こそ、参議院選挙の真の対決軸」になっていることなど、七中総を討議してきました。

市田書記局長を迎えての5・11神戸演説会に参加した党員からも「安倍内閣の破たんぶりがわかりやすかった」「参院選挙は市田さんの話の内容で語っていけば、がんばれるね」と元気をもらった感想なども出されました。公示日までに「支持拡大目標」を突破しよう、新入党員を迎え、読者拡大の上げ潮でたたかおう、実践に踏み出そうと元気になり、選挙戦をとりくんでいく機運が出ています。

支部は、演説会を節に、読者や元読者、現在五百人いる後援会ニュース会員を訪問し対話・支持拡大をすすめ、参院選挙で五人の比例候補の当選のために、結び付きを強め、得票目標千三百と支持拡大は倍するとりくみ、読者拡大前回参院選挙時比回復をめざして、現につながりのある方への総訪問に踏み出しています。行動のためにワイワイ言いながら結びつき名簿の地図作り、行動の組み作りなどを決め、とりくみを進めています。

対話では、くらしや経済のこと、原発問題や憲法問題など、安倍内閣の“暴走と破たん”の特徴や安倍内閣の暴走に勇気を持って立ち向かい、国民とともにたたかう日本共産党の値打ちを訴えると、「安倍さんはいいことばかりいうけど、生活が苦しい庶民には関係がない。良い事はない」という反応が返ってきます。

「北朝鮮問題を“好機”と軍拡、改憲をけしかける『維新の会』は、自民党の補完勢力としての姿があらわになってきましたね」の訴えに、「第三極と言って登場した『維新の会』もダメやね」、「国政では共産党はまだ小さい、国会議員を増やさないといけない。応援しているからがんばってよ」など、さまざまな思いや激励などを受けました。

その中で、「他紙に書いていない記事が多く、知りたい事を丁寧に書いているから」と購読を呼び掛けると、「年金や介護など経済的に苦しいが、消費税大増税や憲法改悪、原発の再稼働などで暴走する安倍政権とたたかっているのが共産党だけということも分かり、頑張ってもらわないといけないからね」と、快く購読してくれる経験も生まれています。

行動した後は、「一回や二回だけの行動ではなく、結びつきのある人に繰り返し訪問して声をかけないといけ…

格差是正共闘実行委員会が学習・決起集会

安倍政権の暮らし・平和攻撃に全面的反撃を
格差社会を是正する共同闘争実行委員会は五月二十五日、神戸市内で、学習決起集会「新自由主義を許すな―安倍政権が生活保護を攻撃する理由(わけ)」を開催。百人を越える参加者が熱心に学習・討論しました。

兵庫県生活と健康を守る会連合会の夜久明事務局長の開会あいさつのあと、後藤道夫氏(都留文科大学名誉教授)が「生活保護大改悪と安倍政権―真の対抗軸を考える」と題して記念講演しました。

後藤氏は現在の高失業社会、高貧困社会で生活保護を大幅に縮小しようとする政府の意図として①生活を保障しない日本の社会保障制度の中で唯一最低生活を保障する制度である生活保護制度の受給率をなんとしても切り下げたい②消費税を引き上げるための環境づくり③アベノミクスによるばらまきの付けを解消するため―の三つをあげました。
その背景には安倍政権がアメリカと財界の圧力で①構造改革を本格的に再開②日米軍事同盟の再強化③新保守主義的社会統合―を進めようとしていることがあると分析。
これに対する最大の争点は、①巨大グローバル企業に集中し国内に投資されない富を国内経済にとりもどす財政政策・経済政策を実現すること②財政を福祉国家型に切り替えることが重要と指摘し、当面の攻撃は生活保護だが、安倍政権の暮らし・平和を壊す全面的攻撃に対するたたかいが必要だと呼びかけました。

特別発言として、小野市の藤原章市議が同市の「福祉制度給付適正化条例」をめぐるたたかいについて報告。年金者組合県本部の岡本毅一委員長、兵庫労連事務局次長の一之瀬達也氏、長田民商の樫原実副会長、尼崎医生協の多田安希子さん・兵庫区生健会の井村和彦氏がそれぞれ報告しました。また、憲法が輝く兵庫県政をつくる会の田中耕太郎氏が連帯挨拶をしました。

(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

清水ただしさんが日曜朝8時 Kiss FM から元気を発信!

「心にスタミナ、暮らしに栄養、あなたの未来にチャージアップ!」―清水ただしさんの「派遣村TV」がパワーアップして、こんどは神戸・中突堤のKiss FM KOBEから毎週日曜朝8時~8時30分、オンエアーされています。

Tadashi Shimizu Presents: Charge up RADIO 日本共産党の衆院近畿比例候補として奮闘した清水さんならではの政治や暮らしについてのするどく、かつ分かりやすい、定評ある語りとノリノリの音楽が流れます。多彩なゲストも隔週で出演予定です。

この時間帯、約10万人がKiss FMを聴いているとのこと。これにカーラジオや、Radikoなどインターネット放送で聴いている人を加えれば相当な人数に清水さんの元気な声が届いています。

番組ホームページは、http://charadi.com/
過去の放送や、収録時のビデオも視聴できます。

清水さんは、「リスナーの皆さんからの質問、悩みに答える双方向番組にしていきたいと思っています!」とリクエストやお便りを呼びかけています。受付ページは、http://www.kiss-fm.co.jp/requestmessage/select/762/

なお、スポンサーも募集中。あと数社あれば1時間番組にできるとか。問い合わせと申し込みは番組ホームページ右下のバナーから。

(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

オレンジアピールデー全県各地でいっせい宣伝

田中耕太郎さん駆ける:憲法県政の会

七月の知事選挙にむけて、憲法が輝く兵庫県政をつくる会は五月二十六日、県内三十の「地域の会」と連携をして、いっせい宣伝「オレンジアピールデー」に取り組みました。

田中耕太郎知事予定候補は、神戸・三宮、元町を皮切りに長田、垂水、西神中央、明石市などをかけめぐりました。「地域の会」は、駅前、商店街、繁華街などでオレンジのグッズなどを身につけ、「変えよう。兵庫県」「経済再建は地域から」「人にやさしい兵庫を」と訴え、ビラを配布しました。

神戸・元町の大丸前では、田中さんとともに、全日本民主医療機関連合会会長で医師の藤末衛さん、憲法県政の会代表幹事で弁護士の松山秀樹さん、兵庫労連副議長の小山尚一さん、ZEROこねっとの橋本銀河さんが、福祉や医療、雇用、平和など県民本位の県政への転換を訴えました。

田中さんは、先日、同じ場所で、橋下徹大阪市長の「慰安婦」暴言への緊急街頭宣伝をおこない大きな共感が寄せられたことも紹介。女性の人権の尊重をはじめ、憲法どおりの県政をつくる決意を表明しました。

「震災の教訓」を口にしながら、現知事が、高台にある県立こども病院をポートアイランドに移転しようとしていること、淡路地震の被災者にまともな公的支援の手を差し伸べようとしない姿勢を批判。「県民の安心と安全、公的支援をすすめる県政に」と訴えました。

消費税の五%への増税が、阪神・淡路大震災の復興に大きな打撃を与えたことも紹介。政府がすすめようとする消費税増税と社会保障の改悪が県民の暮らしを破壊するとのべ、「暮らしを守り、兵庫県から国の政治の流れをかえよう」と呼びかけました。

(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

こども病院連絡会が報告集会

ポーアイ移転撤回へ世論大きく
こども病院連絡会(県立こども病院のポーアイ移転計画を撤回させ周産期医療の充実を求める会の略称)が「県立こども病院のポーアイ移転問題の現状と今後の運動」と題して報告集会を五月二十一日、神戸市内で開きました。

阪神・淡路大震災の経験に学ばず
開会あいさつで呼びかけ人の柳田洋兵庫障害者連絡会会長は、「政治家の過去の歴史から学ばない発言が憲法でも歴史問題でも大きな問題になっている。こども病院問題でも阪神淡路大震災や東日本大震災からも自治体が学ばず、わざわざ高台から津波の危険なところへ移転という道理にあわないことを強行しようとしている。移転撤回へどう運動を進めるか話し合いたい」と発言しました。

「移転ありき」で無謀な路線に
中川和彦事務局長が、県立こども病院の移転問題の経過と方向について提案。「当初兵庫県は現地建て替えを内部で検討していたが国の『地域医療再生計画』の補助金と神戸市からの誘致で移転に転換。国に申請しながら移転地を隠してパブリックコメントを実施、医師会などの猛反対も無視して移転を決定など県民の声を聞かない姿勢です。山下よしき参議院議員の質問が大きなインパクトを与え、県民的とりくみで連絡会も昨年八月に準備会を開き結成し、十一月には県医師会にも協力を得てシンポジウムを開催、シンポ報告集も作成し、短期間に五万筆の署名を集めた。県は反対の声を聞かず予算を強行し、今年中に着工へ動いている。さらに署名を六月めざし一万筆を集めよう。知事選挙もあるだけに県民的運動を広げよう」と訴えました。

「震災時、交通に支障がなかった」と強弁
きだ結日本共産党県会議員が議会の論戦を踏まえて報告。「移転のメリットとしてあげていた神戸市中央市民病院との連携も難しいことが明らかになった。防災上も神戸市が大丈夫と言っていると言い、前の震災時もポートアイランドの交通に大きな支障なかったという答弁までしている。総合周産期医療センターが大阪でも六カ所あるのに一カ所しかなくその砦を危険なところに移転するのは間違い」と批判しました。



発言では、赤ちゃんをつれた母親から、「この病院で命を救われた、友だちも『移転したら通う時間の長さも、大混雑の中を行くのも不安。お金も大変になる、やめて』と言ってと言われて参加した」「自分の娘が出産の時に危険な状態になって、運ばれて親子とも助かった、なくては…

新日本歌人協会兵庫支部「ひまわり」三号より

謎めきて夜空漂うオーロラに宇宙とは何と問いかけており
安武ひろ子


沖縄の祖国復帰は何だった何も変わらぬ基地押し付けは
西澤 愼


十歳にて母と死別をせし吾に残せし毛糸は宝となりぬ
田渕茂美


乗らなければ路線は廃止の広告をゆらせて電車は山間をゆく
古賀悦子


希望とはいつしかきみに会えること戦争知らない未来の子等よ
大中 肇



(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(515)

(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

六月五日は、神戸が三月十七日に続く大空襲を受けて六十八年目になります▼四百七十四機のB29爆撃機が、合計三千七十九㌧の破砕弾・焼夷弾を神戸に落とします。市街の二八%が被災、それ以前の空襲とあわせ五六%を潰滅させたと米軍資料にあります▼米軍の都市無差別爆撃は、日本を焦土化して国民の戦意を失わせる目的でした。米軍内にも非戦闘員を犠牲にする爆撃は国際条約違反だとの声もあったようですが、日本も重慶無差別爆撃をやっている、いまも米兵が死んでいると強行します▼第一次大戦後の国際会議でつくられた「空戦規則案」には「非戦闘員を損傷する空爆は禁止」とあります。この規則は条約化されなかったものの慣習国際法として定着していました▼これを破ったのがナチスのゲルニカ爆撃です。その後ドイツのロンドン爆撃に対抗するベルリン爆撃が行なわれ無差別爆撃は一般化します▼戦後、捕虜となったB29搭乗員を処刑したとして中部軍管区司令官が戦犯に問われます。弁護側は「空爆は国際法違反だ」と主張しましたが、認められませんでした。一方、戦争を起した国は国民に被害補償を考えたこともありません。(TS)(2013年6月2日付「兵庫民報」掲載)