スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

3月 17, 2013の投稿を表示しています

小野市福祉給付制度適正化条例(案)に懸念広がる

市民どうし監視させ人間らしい生活奪うおそれ 小野市長は三月市議会に「小野市福祉給付制度適正化条例」(案)を提案、成立を図っています。

同条例(案)は、生活保護、児童手当をはじめとする福祉制度に基づく金銭給付を現在受けている受給者とこれから受給しようとしている者が、給付された金銭をパチンコ、競輪、競馬、その他の「遊技、遊興、賭博等に費消してしまい、生活の維持、安定向上に努める義務に違反する行為を防止すること」を目的としています(第一条)。

さらに、同条例(案)は「福祉制度が適正に運営されるよう、市及び関係機関の調査、指導等の業務に積極的に協力」「情報を提供する」義務を市民に負わせています(第五条)。

こうした条例(案)は人権侵害の懸念があるとして、兵庫県弁護士会、自由法曹団兵庫県支部、兵庫県保険医協会、はりま中央民主商工会、全日本年金者組合小野支部などが反対の声明を発表しています。市議会では日本共産党の藤原あきら議員らが反対の論陣を張っていますが、可決のおそれが高まっています。

生存権・幸福追求権損なう
福祉制度は、憲法二十五条の規定により、基本的人権として保障される「生存権」に基づくものです。福祉制度によって給付される金銭は、貧者への恩恵ではなく、すべての人が自立して人間らしい生活を営むための社会的再配分であり、その使途は受給者がみずから自立的に決定すべきものです。

家計について他からの監視・干渉を受けない自由は憲法十三条で保障される「幸福追求権」とその一環としてのプライバシー権で保護されています。それを前提に生活保護法も、生活の維持・向上などに必要な指導・指示について「被保護者の自由を尊重」「意に反して…強制し得るものと解釈してはならない」(二十七条)と規定しています。

県弁護士会会長声明はこれらをあげ、条例案は憲法十三条・二十五条、生活保護法などの趣旨に反していると指摘しています。

差別や偏見を助長
市民に協力・情報提供義務を負わせることは、市民を監視態勢に巻き込み、社会的・経済的弱者や福祉制度そのものへの差別・偏見を助長させる懸念が強く、監視の名の下に受給者や家族のプライバシーをいたずらに暴き出す風潮が作られかねず極めて危険、また、これから給付を受けようとする人に申請を躊躇させかねない、と県弁護士会会長声明は警告を発しています。

行政の責任放棄
受給者のお金の使い…

あれから2年集会に1000人:神戸・東遊園地

原発ゼロ・再稼働反対、生活復興を
「原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」と「阪神・淡路大震災救援・復興兵庫県民会議」は十日、関西電力神戸支店に隣接する東遊園地で「震災復興・原発ゼロの社会へ、あれから二年集会」を開き、千人が参加しました。

原発をなくす兵庫の会の共同代表で神戸大学名誉教授の金持徹さんが主催者挨拶。「原発は運転を再稼働する条件などまったくない。再生可能エネルギーで、新しい社会をつくっていこう」と訴えました。

憲法県政の会・代表幹事の田中耕太郎さんは、「消費税が一〇%になれば、三千万円で家を再建すると支援金三百万円が丸々持っていかれる」と告発。原発の再稼働、消費税増税の旗を振る県政の転換を訴えました。

日本共産党の穀田恵二衆院議員は「阪神・淡路大震災の被災地から、被災者を救え、原発ゼロの声をあげよう」と挨拶しました。

福島県郡山市から兵庫県に避難してきた橋本洋一さん(49)は「福島原発事故は収束どころか、いまも放射能が漏れ続けている。安心して暮らせる福島をとりもどしたい。子どもたちを助けたい」と訴えました。

共同代表で兵庫労連議長の津川知久さんが閉会挨拶。世論調査でも復興がすすんでいないと答える人が多数にのぼる現実を紹介。「人間を大事にする政治をつくろう」と訴えました。

集会は、「何より大事なのは住民の生活復興、大震災を経験した私たちだからこそ痛いほど思う」「いのちとくらしを守るためにたたかおう」と訴えたアピールを採択しました。

集会に先立ち、参加者は「NO NUKES」の人文字でアピール。集会後、三宮をパレードしました。(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

県議会予算特別委員会 きだ県議が質疑(1)

大企業優遇の破綻明らか 働く人の賃金増やす施策を
きだ結県議は、三月五日から行われた予算特別委員会で、質疑を行いました。

三宮への大手企業オフィス誘致に減税
きだ県議は、まだまだ「きびしい状況」と言われる雇用情勢のなか、県財政の改善のためにも、デフレ不況克服、働く人の賃金を増やす必要があることを強調。

一方で、県の新年度予算は、経済対策として公共事業の積み増しはあるものの、高速道路など不要不急の事業も含まれ、三宮に大手企業のオフィスを誘致するための減税、パナソニックなどへの工場立地支援等、従来型の対策ばかりであり、「大企業を優遇して、そのおこぼれで県民所得を増やそうというやり方は、破綻済み」と批判し、抜本的な見直しを求めました。

消費税増税を容認する兵庫県
きだ県議は、「景気回復に逆行するのが消費税の増税」と指摘。

県は、消費税が八%(二〇一四年度)に引き上げられることで、七百六十億円の増収を見込み、一〇%(二〇一五年度)には九百八十億円も県への増収を見込んでいますが、県民への増税による、消費の落ち込みが計算されていません。

きだ県議は「消費税一〇%は、サラリーマンの一月分の給料が消える額。消費が凍りつき、経済成長率が計算通りにならず、県税収入の落ち込みをまねく」として、増税中止を求めましたが、県当局は、「社会保障の財源確保のため」と消費税増税を容認しました。

高校奨学金の回収まで民間委託
現在、県営住宅家賃や母子寡婦福祉資金の滞納金の回収を、民間の債権回収会社に委託していますが、来年度は高校奨学金を新たに委託するとしています。

きだ県議は、「これらの貸付金は県民の福祉向上のための事業であり、単なる金貸しではない。回収にあたり、一人ひとりの暮らしの状況をつかんで、相談にのる必要がある」と返済だけを迫る県の姿勢を批判しました。

こども病院ポーアイ移転メリットなし
きだ県議は「海をへだてた人工島のライフラインの確保がいかに難しいか」を訴えました。

アクセスの途絶など阪神・淡路大震災の教訓をみない県の姿勢を批判し、病院に不可欠な水の確保についても、「人工島への水道の配水場は、五㌔㍍先にあり、配水管などが地震でトラブルになる可能性が非常に高い」と具体的に指摘。

「隣接するメリット」を強調する県に対しては、「移転先から神戸中央市民病院は五百㍍以上離れ、国への計画申請時に説明していた…

国民に溶け込み結び付く力を:尼崎地区・難波南支部

後援会ニュースで「赤旗」元読者とも結びつき
尼崎地区委員会の難波南支部は、「国民に溶け込み、結びつく活動」のとりくみで「しんぶん赤旗」読者、後援会員とのむすびつきを強める努力をしています。

支部では、①「赤旗」読者とどう深くむすびつくか②「赤旗」購読をやめた読者ともどうつながりを強めるか―の二つのとりくみに力を注いでいます。「目立った増やし方ではなく、コツコツと増やしながら、一度読者になってもらったら長く読んでもらう」よう努力をしています。ポツリポツリですが、購読をしてもらった時の喜びは同じです。

一つ目のとりくみでは、購読をしてもらった喜びを、読んでもらう喜びにすることに努力しています。読者から「いつも読んでいますよ」と声をかけられると、とてもうれしくなります。

そのためにも支部では、配達・集金時にはできるだけ、話を聞き、対話し、巨大メディアの中での「赤旗」の魅力・値打ちを「チラリ」と触れながら、「しんぶん赤旗」を長く読んでもらうように努力しています。

こんなエピソードもありました。松村ヤス子市議が、以前に生活相談をきっかけに「赤旗日曜版」読者になってもらった方に「日刊紙を取ってもらえないか」と話をしたところ二つ返事でOKになりました。家計の事情から併読は気の毒だと思った松村議員が日曜版からの切り替えを伺ったところ、「日曜版も引き続き購読するよ」と併読をしてくれました。配達や集金をしている支部の党員との日常的なつながりが土台にあったのだと思います。

二つ目のとりくみで特に重視したのは、「後援会ニュース」を届けることです。

そのため、「後援会ニュース」の内容を工夫しました。「赤旗」を読んでいる後援会員の交流の場にするか、それとも「赤旗」からの情報が途絶えている人を対象にするかで、編集の内容は違ってきます。支部では後者の方針をとりました。

「しんぶん赤旗」からの情報が途絶えた人を対象にするわけですから、ビラのように党の主張や活動を紹介しつつ、届けた時に必ず一声かけ、返ってきた声を載せて返すという編集方針をとりました。「結構読んでいます」という人もいて励まされ、定期発行に努力しています。

このようなとりくみが、「国民に溶け込み、結びつく活動」を強くし、「減らさず前進する」とりくみにつながっています。

尼崎市は、六月に参院選に先駆けて市議選があります。全員当選を目指して…

市民要求実現! 尼崎市民怒りの大集会

尼崎労連、尼崎教職員組合や尼崎生活と健康を守る会、尼崎民商など労組や市民団体など十四団体が実行委員会となって「市民要求実現!・尼崎市民怒りの大集会」が三月六日夕刻、尼崎市役所に隣接する橘公園で開かれました。約二百人が参加して、尼崎市役所に向けてみんなの要求をシュプレヒコールしました。

この集会で市民が抱えている切実な要求を解決するため、市民が共同して要求実現に奮闘することを誓い合いました。

尼崎保育運動連絡会は「三百六十五歩のマーチ」の曲にあわせて参加者全員でできる簡単体操を披露。発言タイムでは、「尼崎の保育料、高すぎるのなんて」「ありえへーん!」「公立保育所、九カ所だけにするの、市役所の中だけで決めてしまうなんて」「ありえへーん!」と元気いっぱいにアピールしました。

続いて

生活保護の基準切り下げに反対(生健会)中学校給食の早期実現を(新婦人)移動支援事業で必要な時間数の確保を(障連協)市バス民営化するな。敬老パス無料化復活(年金者組合)地域経済を守る“地域経済振興条例”創設を(民商)公契約条例制定を(尼労連)尼崎養護学校を市内中央部に(尼教組)尼崎病院と塚口病院の跡地に一般病院を(県立塚口病院の充実と尼崎市及び阪神地域の医療を考える会)高校学区拡大・入試制度の改悪凍結を県教委に要請せよ(高教組)公立保育所の廃止・民営化の基本方針を見直せ(大島・立花南保育所民営化反対裁判を支援する会)自己負担の減免へ国保法四十四条の適用条件緩和を(尼崎医生協)尼崎市の責任でアスベスト被害の全容解明を(アスベスト被害から命と健康を守る尼崎の会)
―と各団体からアピール。現在の尼崎の抱えている課題を網羅した集会となりました。

(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

こども病院「なんで埋め立て地に?」観光客もびっくり

ポーアイ移転撤回求め署名宣伝

医療・民主団体や患者らでつくる「県立こども病院のポーアイ移転を撤回させ、周産期医療の充実を求める会」(略称こども病院連絡会)が三月六日、神戸元町大丸前で署名・宣伝を二十人で行いました。

「兵庫県が、子ども医療の最後の砦、県立こども病院を、須磨の高台から、地震で津波の危険のある埋め立て地のポートアイランドに移転しようとしています。お医者さんも患者も猛反対です。やめさせましょう」との訴えに、買い物客らの足が止まり、どんどんと署名が集まります。

「集めるからちょうだい」と署名用紙を持って帰る人もありました。「孫が世話になってる」「僕はここで生まれたのに」など、こども病院との接点をもつ人も相次ぎました。

観光客も「東北で海岸の病院は被害にあったのに、なんで兵庫県が」と阪神・淡路大震災被災地の兵庫県の態度にビックリ。県内の人からも「本当ですか?」「なんで?」の声が次々とあがります。

署名行動参加者は、ペンギンの着ぐるみやプラカードでアピール。妊婦の姿もありました。日本共産党の練木恵子県議団長も訴えました。署名に応じた人には、連絡会が作成した昨年十一月に開いた「こども病院シンポ」の報告集を渡しました。この日の宣伝では一時間足らずで百十一人が署名に応じました。

連絡会は三月中に兵庫県に署名を再度提出する予定です。しかし、まだこの問題が知られてないだけに「報告集」で気軽に学習、対話をと呼びかけています。

(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

伊丹革新懇結成へ準備会が学習会

三月二日、伊丹ホールで「伊丹革新懇準備会」が開かれ、四十人が参加しました。

同日は、講師として「全国革新懇ニュース」編集長の阿部悦子氏が招かれ、「革新懇とは」をテーマに講演しました。

阿部氏は「今は政治の大変革が求められる情勢です。壁を作らず、ねばり強く広く働きかけること、自分たちの考えを伝えるだけでなく相手の意見をよく聞き、対話、懇談を大切にすること―が重要だと思う」と自身の体験に加え、各地の多くの豊かな実践例を語りました。

参加者からは「阿部さんのお話は感動的でした。政治を変えるのは国民全員の仕事なのですね」などの感想が寄せられました。

講演の後、会則案などの提案があり、活発な意見交換が行われ、終了後にはほとんどの参加者が入会を申し込みました。

結成総会は、四月二十七日、伊丹商工プラザで開催する予定です。

(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

山下よしき:新しい道を刻む(5)

ブラック企業問題参院代表質問で
先日行われた日本共産党第六回中央委員会総会で、私は書記局長代行として承認をいただきました。驚いた方も多いでしょう。私が一番驚きました。しかし腹をくくってやるしかありません。

これまでみなさんに育てていただいた私の持てる力をすべて発揮して、歴史ある党の新たな前進へ、ベストを尽くす決意です。よろしくお願いいたします。

国会では、六日に参院本会議で代表質問に立ちました。安倍首相に対して、復興、TPP、オスプレイと熱い焦点で追及したのですが、首相は正面から答えず残念でした。

それでも、非正規雇用の増大が低年金、少子化の一因となっていると認め、若者の能力を生かすのでなくすりつぶす「ブラック企業」の調査と指導に言及したことは今後に生かせます。

「ブラック企業」にかかわる首相とのやりとりを「朝日」で知った若い方から、「こういう政治家さんもいるんだ、ありがたいなと思いました」とメールが届きました。
(参議院議員)
(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

「国際女性デー」―神戸・西宮・姫路で集会

女性の地位 異常に低い日本
三月八日は百三年目の国際女性デーとして、世界の女性たちが生活向上・男女平等・平和のためにたちあがる日です。国連では一九七七年にこの日を「国連デー」として、「男女平等のために、女性たちの社会参加と社会変革を求める幾世紀にもわたるたたかいに根ざした」日と位置づけました。

この日、県下でも「三・八国際女性デー兵庫県集会」と「第三十九回国際女性デー西宮集会」が開かれ、十日には「」集会が開かれました。

兵庫県集会は神戸市勤労会館で開かれ百二十五人が参加。新婦人尼崎支部あかね班による「オカリナ演奏とマジックショー」のあと竹信三恵子氏(ジャーナリスト、和光大学教授)による記念講演が行われました。

竹信氏は、国連指標によると経済や政治分野での男女平等度がGEM(ジェンダー・エンパワーメント指標)で百九カ国中五十七位、GGI(ジェンダー・ギャップ指標)では百三十四カ国中百一位で先進資本主義国の中ではもっとも低いことを紹介。日本の労働者の賃金が低いのも女性の低賃金を放置してきた結果だと指摘。経済発展をしたのに女性の地位が向上しない「異常国家」であることを数々の資料をしめして紹介し、IMF、OECD、ILOが相次いで日本政府に女性活用の勧告をだしていることを紹介しました。

しかし、アベノミクスの「女性活用」は決して女性の地位向上につながるものではなく、規制緩和で労働条件全体を引き下げるもので、危険であり、女性のまともな「活用」のためには実態の情報公開とともに、均等法の改正や女性議員のクォーター制の導入・男女ともの労働時間規制・社員にとっての柔軟な労働時間と均等待遇などの制度づくりやまともな保育所の増設への予算のくみかえなどが必要であることを竹信氏は解明しました。

その後、運動交流では毎週金曜日の「原発なくせ関電神戸支店前抗議」のとりくみ(ゼロこねっと)、「高校学区拡大の反対」のとりくみ(西宮)、「県立こども病院移転反対」のとりくみ(同連絡会)などが報告されました。

西宮市役所東館で開かれた西宮集会は五十二人の参加。「空の旅は安全ですか―利益優先の会社に抗して」と題してJAL不当解雇撤回裁判原告団の神瀬麻里子氏が記念講演しました。オープニングには「さくらんぼ合唱団」「女性コーラス」の演奏がありました。

姫路市民会館で開かれた「国際女性デー in 姫路」は全教・民…

NO NUKES カンキン 2013-3-8

東日本大震災・福島原発事故から二年を前に、三十六回目の行動。五十人が参加。ずいぶん明るくなってきました。

(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

トラック53台で「なくせ原発!」

建交労兵庫県本部は三月十日、「春闘勝利」「なくせ原発」などを訴え、五十三台をつらねるトラックパレードを神戸市内で行いました。

(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

ノーモア・ヒバクシャ近畿訴訟:3/7

被爆者に「言いがかり」つけ、被ばく以外の「発症原因探し」副島圀義
大阪地裁三月七日の法廷は医師の証人調べ。西淀病院副院長・穐久英明先生は―

原告のNさん(当時六歳)が、被ばく直後から疲れやすくて外に遊びにもいかなくなったことは放射能による急性症状と考えられること。胃がん、前立腺がん、大腸ポリープ、白内障など次々といろいろな病気をしてきたことは、被ばくと無関係ではないと考えられること。

―などを証言しました。

国側代理人は、ピロリ菌感染による胃がん発症率などをあげて“被ばくとは無関係に胃がんになったのだろう”と反対尋問。

穐久先生は、「いろいろな要因が重なって発症するということは、被ばくが寄与していることを否定しない。その人を全面的にみるべきだ」とたしなめました。

公判後の集会で、Nさん同様、爆心地近くに肉親を探し回ったHさんについて新事実が報告されました。国側は「三菱兵器工場(爆心地のすぐ近く)に行ったまま帰ってこない兄を探しにいったというが、その兄は自宅(三・五㌔㍍)で被爆したはずだ。爆心地近くに行ってはいないだろう」と言いがかりをつけていたのですが、兄の被爆場所が三菱兵器である書類が見つかったとのことでした。

原爆症認定をしたくない国側は①病気になるほどの被曝はしていないだろう②爆心地近くに行ったとは信用できない③別の原因で病気になったんだろう…という「論理」の繰り返し。ええかげんにせえ、と言いたくなります。

(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

日中友好協会加古川支部が中国歴史講座

「遣唐使と留学生」で日中の歴史を学ぶ
日中友好協会加古川支部は三月二日、古代日本と中国の交流の歴史を学ぶ「中国歴史講座」第十五回を東播磨生活創造センターかこむで開催、三十人が参加しました。

今回のテーマは「遣唐使と留学生」。来村多加史阪南大学教授が、六三〇年に犬上御田鍬を大使とする最初の遣唐使から、(二百六十五年間に二十回計画十六回実現)八九四年に菅原道真の建議で廃止となるまでの「遣唐使」を題材に、手作りのテキストをもとに説明しました。

講師は、「中国と日本の史料より解明する」として『日本書紀』と『旧唐書』をもとに当時の外交のようすや『続日本書紀』の記載や絵巻物などから遣唐使船の構造を紹介。一般に知られている遣唐使船のイメージが実際と大きく食い違っていることなども図で説明。また平安時代に編纂された『延喜式』などから遣唐使船に乗り込んだ百人から百五十人、役人とその手当などにも触れ、遣唐使の具体像を説明しました。

海路や船の実態からも遣唐使は命がけの任務であったことや、『菅家文草』の原文から、菅原道真が、すでに晩唐に入った中国の国情からもはや学ぶべきものなしの声を建議した状況を説明しました。

帰国後活躍した学問僧や留学生たちについて、最後に遣唐使に同行し幸運にも帰国できた旻、玄昉、空海、最澄、円仁などの僧や、政界で活躍した吉備真備、粟田真人、南淵請安、万葉歌人の山上憶良の他、キトラ古墳の壁画を手掛けたとみられる黄文連本実といった人たちもエピソードをまじえて紹介しました。

参加者からは「学生以来久しぶりに歴史に触れました」「テキストとともにお話が分かりやすく、帆柱など遣唐使船が改めて具体的に判りました」「国際交流の重要性、必要性がいろんな角度から理解できた」。また次回八月の「平城京、平安京のルーツと風水」の講座に期待が寄せられています。

(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん(511)

(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

非核「神戸方式」は三月十八日に三十八周年を迎える。「非核証明書」提出を義務づける非核「神戸方式」のすごいところは米軍艦の入港をゼロにしていること。同時期に神戸港以外の全国五十九港に七百六十六回も入港しているのにだ。核兵器の有無を明らかにしない米国は入港の手続きができないのだ▼米軍輸送機オスプレイの本土での低空飛行訓練が始まった。防衛省もオスプレイの訓練時間、コース、内容などわからないと言う。当初、九州地方で訓練実施と発表されたが前日に和歌山・四国ルートに変更された。九州での陸上自衛隊の射撃訓練計画のためという。危険な低空飛行訓練を勝手気ままに行うなどとは植民地でも許されない横暴ぶりだ▼飛行地の高知県は、同時期に高知~和歌山上空で陸上自衛隊中部方面航空隊のヘリによる災害訓練があり、「危険を伴う」と警告を発した。実際に高知県では米軍戦闘攻撃機の飛行が四回確認された。但馬地域ではドクターヘリが年間千二百回以上出動しており低空飛行訓練との重なりが心配されている▼非核「神戸方式」が米軍艦をゼロにしたように低空飛行訓練をきっぱり中止させる以外に万全の安全策はない(K)
(2013年3月17日付「兵庫民報」掲載)