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12月 4, 2011の投稿を表示しています

衆議院選予定候補発表:比例(第2次)と兵庫8区

日本共産党中央委員会は11月28日、衆議院比例代表選挙の予定候補者第2次分を発表しました。兵庫県からは堀内照文氏が近畿ブロックの予定候補に加わります。また同日、党兵庫県委員会は衆議院選挙兵庫8区の予定候補者を発表しました。

◎比例近畿ブロック
堀内照文(39)=新=95年神戸大学文学部を卒業後、党県委員会勤務。現在、党兵庫県副委員長、党准中央委員、兵庫国政委員長。

◎兵庫8区
庄本悦子(57)=新=法政大学第2文学部卒、ツール・フランス語学校修了。91年から党尼崎地区委員会勤務。現在、党尼崎地区副委員長、兵庫8区国政対策責任者。










(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

高校学区拡大反対へ日本共産党が学習会

教育の機会均等と地域守ろう

日本共産党兵庫県委員会は11月26日、兵庫県中央労働センターで「高校学区拡大」を考える学習会を開きました。

県は、公立高校の学区(通学区域)を現行の16から5に合併・拡大する素案を6月に公表。県民・識者・市町長など各地で反対の声があがっています。

今回の学習会はこうした声に応え、世論と運動を広げていくためにと、元大阪教育大学助教授で前日本共産党衆院議員の石井いく子氏を講師に招き開いたものです。

石井氏は、まず、たたかう視点として、高校進学率は97%、準義務教育となっており、不登校や中退などの問題も含め、すべての子どもたちに教育を受ける機会を保障する責任を果たすよう迫ることが必要であり、学区は教育の機会均等をあたえるために設けられていると、その重要性を指摘しました。

また、すでに全県1学区となった滋賀で高校の統廃合がすすめられようとしていることも紹介し、学区拡大が地域から学校をなくし、地域と若者の結びつきを弱めると指摘。東日本大震災でも地域の自治と学校の役割がいっそう重要になっていると強調しました。

学区拡大が「選択肢を広げること」を目玉にしていることについて石井氏は、選べるのは経済的余裕・能力のある層に限られ、貧困層には選べる自由がないと批判しました。

運動のすすめ方については、洲本高校の統廃合計画に対して青年会議所会員の洲本神社の神主が運動の先頭に立つなど保守層との共同や、兵庫高校生フェスティバルなど生徒たちの自主的な活動を紹介。日本国憲法と子どもの権利条約をいかした運動を―と提起しました。

日本共産党県会議団からは、ねりき恵子団長が、通学区域検討委員会が非公開で審議をすすめてきたこと、各地のPTA主催の説明会でも競争激化などへの危ぐの声が多数あがっていることなどを報告しました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

関電・原電の「安全」強弁を追及:近畿・福井の日本共産党

原発再稼働するな


日本共産党の近畿6府県委員会と福井県委員会、国会議員団近畿ブロック事務所は、福井県若狭湾の原発群撤退と抜本的な安全対策を求め、11月28日に関西電力本店(大阪市北区)と、29日に日本原電敦賀地区本部(福井県敦賀市)と交渉しました。22日に行った政府交渉に続くものです。関電には清水忠史・堀内照文の両衆院近畿ブロック比例候補、藤野保史・同北陸信越ブロック比例候補らが参加し、吉井英勝衆院議員が同席しました。

両社は全国の電力会社の中でも突出して原発撤退、安全の願いに逆らう動きをしています。関電は、美浜原発1、2号機を40年以上酷使運転するための許可を申請、原発再稼働に向けても福島事故後最初に大飯3号機のストレス・テスト結果を報告しました。原電は敦賀3、4号機の増設計画を進めています。

関電には12項目、原電には7項目を要請しました。▽再稼働反対▽特に危険な原発の廃炉▽福井県に隣接する自治体との安全協定の締結▽「事故時運転操作手順書」の公開▽福井県や立地自治体に行っている巨額の匿名寄付の実態公表と寄付の中止などを求めました。節電要請にかかわって、関電がオール電化の顧客などに対し「電気を使ってポイントがたまる」とホームページなどで宣伝していることについて、「節電を求める側の姿勢が問われる」と厳しく批判しました。

交渉で、関電は「安全」を繰り返し、要求を拒否。再稼働について「エネルギーのベストミックスの中で原発は重要。ストレス・テストの審査で安全が確認されれば再稼働する」と述べたのにたいし、「福島原発事故の原因も明らかになっていないのに再稼働はするべきでない」と追及しました。「安全対策」として津波対策しか挙げられなかったため、吉井議員が「福島事故では地震によって送電鉄塔が倒壊し外部電源が失われたではないか」と追及。参加者から「関電は福島事故から学んで謙虚になるべきだ」の声も出ました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

神戸:要求実現をめざす運動交流集会

要求実現の奔流へ


18の団体でつくる「神戸・市民要求を実現する会」は11月23日、神戸市の新長田勤労市民センターで「市民のいのちとくらしを守る神戸市政に――要求実現をめざす運動交流集会」を開催し、150人が参加しました。

開会あいさつで、同会代表の津川知久兵庫労連議長が、「神戸市内の各地域、職場、学園で続けられている活動を貫くのは、人間らしく生きたいということ。そうした運動が一堂に会して交流し合うのはかつてなかった。お互いの要求や取り組みを知り、交流しあうなか、小川が合流するようにエネルギーを高め、要求を妨げる壁を打ち破る奔流がほとばしるような集会にしよう」と呼びかけました(写真)。

また、兵商連神戸市協議会から大谷恭三垂水民商会長が冒頭報告。1984年に市内11民商で兵商連神戸市協議会を結成し、国保、商工業振興、融資、固定資産税などの問題で要求実現運動を展開。阪神・淡路大震災でも従来の震災を大きく上回る復旧資金融資制度を勝ち取り、東日本大震災での返済期限20年という制度改革につながったことなどを紹介しました。
◇ 続いて、各団体からそれぞれの要求と運動が報告されました。

神戸の中学校給食を実現する会=各区に会をつくりそれぞれ創意あるとりくみをした。請願は市議会で不採択となったが、市に検討委員会をつくらせるなど成果もあげた。運動を続け、必ず実現したい。神戸市保育運動連絡会=子どもたちが安心して保育を受けられるよう「新システム」中止を。保険医協会神戸支部=県立こども病院をポートアイランド2期へ移転し、中央市民病院と一体化する計画が、医師や患者・市民に知らされずにすすめられている。社保協神戸市協議会=家族の多い世帯などで急激に国保料が上がる旧但し書き方式導入の中止を。借上げ住宅入居者=長田区の明泉寺南住宅では6月末に住み替え説明会があった。2018年4月末が期限。いまの住宅に住み続けたいと「市長への手紙」を半数以上の入居者が出した。宝塚市のように市長が決断すれば借上げ延長はできる。20年で追い出されるのは許せない。居住者が頑張らなくては。乗って残そう粟生線北区連絡会=神戸電鉄粟生線の利用を増やすことと、弱者の足の確保、生活保護受給者の就職活動支援にもなる福祉パス・敬老パスを神鉄でも使えるようにすることを結びつけ、共感を広げている。神戸の造船を残そう連絡会=福島原発事故以…

民青全国大会に学んだ力発揮して

太陽のように輝く西播地区再建
民青同盟姫路地域班 竹國純一さん
11月18日から3日間、東京都内で開かれた民青同盟の第35回全国大会に参加しました。

ぼくは民青同盟に加盟してまだ2カ月ほどしか経っていなかったので役に立つのかと若干の不安はありました。しかし、大会で、民青の各都道府県委員会や地区委員会、班の経験や大会決議についての討論を聞くにつれて不安なんかどこかに飛び、今はやる気であふれています。

今回の全国大会の討論では、学生の発言がたくさんありました。今の学生たちもこの日本社会や政治に対して、やはりたくさんの願いや要求を抱えているんだなと思いました。東北にボランティアに行ったという報告も多数あり、同じボランティアに行った身として共感することがたくさんありました。命と絆の大切を改めて感じました。

ぼくも発言したのですが、目の前には全国から来た同盟員たちがいるし、横には日本共産党の市田忠義書記局長がいるし、正直かなり緊張しました。

12月18日の民青西播地区の再建を目標にして、班がよみがえり、活性化していること、十人十色、みんなそれぞれの色が輝く地区にしたいことを少し笑いの要素を織り交ぜつつ発言したので、参加者の印象に残っていればラッキーです。

この3日間で全国の民青のたくさんの経験と教訓を学べました。これからぼくは班のみんなと一致団結し、学んできたことを充分に発揮して、みんなが太陽みたいに輝く西播地区委員会を再建します。

今、西播地区では姫路革新懇も結成準備がすすむ(結成総会は12月11日)など大忙しで、ワクワクしています。

青年が太陽になって、日本の夜明けを西播からつくります!!

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

岡山県・吹屋へ後援会バスツアー

姫路・谷川市議地域

11月23日、姫路市議谷川まゆみ地域の日本共産党後援会主催で、45名の仲間と岡山県高梁市吹屋を訪れた。ベンガラで栄えた吹屋の町並みは江戸時代の姿をよく残し保存された素晴らしい町だった。中でも明治時代の建築の吹屋小学校は来年春廃校となるらしいが木造のデザインは保存してほしい凄い校舎だ。鉱山で栄えた広兼邸は城の石垣以上に巨大で大資産家の家屋に唖然とした。

往復のバスの中は支持者の一大交流会とすることができた。中でも参加者の藤原博晶さん作詞作曲で、杉本ちさと県議が歌う「わたしの命」のCDが流され参加者と谷川まゆみ市議も歌い、CD披露の場となった。選挙戦をたたかう女性議員を励ます歌として広めていこうと一同で確認。

後援会員同士の親睦と交流の素晴らしい後援会バスハイクとなった。

(岸本守・日本共産党姫路西北支部)
(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

県立淡路病院は安全な場所に

淡路市、洲本市、南あわじ市の三つの民主団体が11月11日に開いた県立淡路病院の移転問題を考える懇談会に参加した。

運動の報告によると、3団体は高台への移転を要望していたが、県は今行われている工事をとめるのは費用が無駄になるとの論理だとのこと。住民説明会の開催を求める個人請願を県民局へ提出しようと提起があった。

安全な場所での建設を断固求めたい。

(滝原利彦・南あわじ市)
(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

ひとこまマンガ

アメリカいいなりの日本

段重喜
(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

日本トムソン・日本化薬派遣切り裁判:最高裁上告激励集会

正社員化求める労働者を支援

日本トムソンと日本化薬に対し、違法な雇い止めの撤回と正社員化を求めて裁判を闘う労働者の激励集会が11月25日、姫路労働会館でひらかれました。西播労連、JMIU日本トムソン支部、西播地域ユニオンが主催し約50人が参加しました。

日本トムソン正社員化裁判は、神戸地裁姫路支部がことし2月、判決で原告9人全員への慰謝料を認めましたが、雇用責任は否定。9月の高裁判決は慰謝料支払いを取り消しました。

日本化薬裁判は、偽装請負で1年5カ月、派遣労働で3年7カ月働き、直接雇用を求めるAさんを解雇した問題です。地裁、高裁ともAさんの訴えを退けました。

両裁判とも最高裁に上告、審理中です。

西播労連の谷口善弘議長は「まともな働きまともな生活を求め、全国的な運動を展開していく」と挨拶。

連帯挨拶で兵庫労連の津川知久議長は、非正規雇用をめぐり、労働者の運動と押し戻そうとする政府財界とのせめぎ合いのなか、労働者派遣法の製造業原則禁止を骨抜きにする民自公3党合意を厳しく批判しました。

両裁判の原告代理人の吉田竜一弁護士が報告。「製造業派遣は即時禁止させる必要がある。裁判と法改正を車の両輪にして闘おう」と訴えました。

原告たちが決意表明し「正社員化を求め最高裁でも精いっぱい闘う」(日本トムソン川井雅広さん)、「おかしな働き方をなくしたい」(日本化薬Aさん)と支援を呼びかけました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

姫路市ゴミ処理施設爆発事故:負傷者3人が提訴

「被害者支援の会」結成へ

姫路市ゴミ処理施設エコパークあぼし内の建設現場で昨年3月、地中のメタンガスが爆発、作業員10人が負傷した問題で、症状の固定した3人の被害者が発注元の姫路市と請け負った神崎組の双方に損害賠償を求め10月7日、神戸地裁姫路支部へ提訴しました。

原告たちの闘いを支援し、爆発事故の真相究明と行政責任を追及するため、住民や諸団体が「エコパークあぼし事故被害者を支援する会(仮称)」の準備会を重ね、結成総会を12月27日、姫路労働会館でひらきます。

この事故で、姫路市は業者が安全確認を怠ったことが原因とし、一方の神崎組は市が03年おこなった土壌調査でメタンガス発生の可能性を把握していたはずとし、ともに責任を認めていません。3次4次の下請け会社に雇われ相互に繋がりのない作業員ばかりです。

この間、大脇和代共産党市議が議会で市の責任を追及。負傷者1人ひとりを県外まで訪ね、症状と生活状況、要望を聞いています。「東京夢の島で75年に同じような事故が起きていながら、非常にずさんな埋立工事がおこなわれた。被害者を放置せず、市民の不安の声にきちんと対応すべき」と語ります。

準備会事務局の河盛史郎さんは「事故原因は明白。市と業者は被害者に誠意をもち賠償を」と求めています。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

兵庫食健連グリーンウエーブ学習会

TPPは震災復興と無縁

農業・食料・健康を守る兵庫県連絡会(兵庫食健連)グリーンウエーブ学習会「TPP(環太平洋連携協定)も原発もごめん」が11月26日、たちばな職員研修センターでひらかれ約50人が参加しました。講師は真嶋良孝全国農民連副会長です。

真嶋さんは「震災に便乗した資本の儲け追求と、真の被災者復興とは無縁。TPPは復興の邪魔」と説明。自由貿易で輸入品が安くなるという宣伝の一方で、食の安全、雇用など失うものがあまりに多いと述べました。

そして、47都道府県のうち44道府県と、全国市町村の83%が、TPP反対の意見書を採択した状況を示し「世論は広がってる。野田政権を追い込んでいこう」と語りました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

DCI兵庫 第7回総会:子どもの権利保障めざし

DCI兵庫(子どもの権利条約をすすめる国連NGO日本支部兵庫セクション、代表委員=杉島寿美子ほか)の第7回総会が11月27日、兵庫区勤労市民センターでひらかれ、約20人が参加しました。

経過報告と活動方針提案で井山和重事務局長は、国連子どもの権利委員会第3回最終所見(勧告)の内容を広く伝え理解を深めるため学習会の継続と、兵庫の学区拡大問題も入れた第4回勧告の具体的検討のとりくみを説明しました。

東神戸病院小児科医の森岡芳雄さんが「子どもたちは今、アレルギーから見えてくるもの」と題し講演。食物アレルギーの広がり、大気汚染や放射能汚染から子どもたちを守ろうと語りました(写真)。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

日中友好協会加古川支部:小学校で交流授業

日中友好協会加古川支部(前田清支部長)は11月24日、加古川市立鳩里小学校で6年生214人に「国際理解・中国と日本」の授業をおこないました。

前田さんが、まず写真や地図を使い「近くて大きい国」を説明。中国から食物や漢字、仏教などの文化が日本に伝来し、漢字から、ひらかなやカタカナを作り出した歴史を復習しました。

次に加古川在住の王秋雲さんが中国語を指導。「日本、加古川市、鳩里小学校」の中国語読みを紹介しました。児童から「自分の名前を中国語で発音してみたい」の声も出ました。

「交流の歴史」では、奈良時代の鑑真和上の渡来、遣唐使による相互交流、明治以降の魯迅や周恩来ら留学生の来日を学習しました。

交流中断の原因を質問すると、子どもたちから「日中戦争」の答えが返ってきました。ここで南京事件生存者の証言を映像で紹介しました。

「中国のいま」では、北京オリンピックや上海万博の開催、中国と日本の交易交流が広がり、四川大地震や東日本大地震では、相互の支援がおこなわれた状況も示しました。

姫路在住の張雨均さんが「切り絵」を実演。見事なハサミ遣いと、でき映えに、子どもたちから驚嘆の声が上がりました。

王さんが、中国の小学6年生について「中国はひとりっ子で、中学受験を前に、学校の勉強や宿題が多く、塾もあり大変です」と説明しました。

前田さんたちは最後に「きょうの学習は中国を知る第一歩。地球は1つ。広く長い目で日本、中国、世界について学んでほしい」と呼びかけました。

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

なまの舞台をごいっしょに:「フレディ」

テアトル・エコー公演:神戸演劇鑑賞会12月例会

サーカス団の物語です。サーカス団員が演奏しながら客席に入ってくる趣向です。舞台に上がり、やがて登場人物が動き始めます。

かつて興隆を極めた天才クラウン、フレディの率いるサーカス団ですが、時代の変化に勝てず、客は減るばかり。いまでは運営資金にも困窮しています。

頼みの綱はベルグ男爵夫人。フレディは夫人のところへ金策に走ります。しかし、そこで彼が見たのは殺害された夫人の姿でした。あわて驚くフレディ。

ある考えがひらめきます。この事件を利用し、サーカス団をもう一度立て直そうと。自らが犯人になり、世間を騒がせば注目をあびるだろうと。しかし、事はそう簡単に運びません。

二転三転する犯人捜し。推理をすすめるなかで、複雑な人間関係が展開します。

フランスのヒッチコックと呼ばれているロベール・トマの巧みな作劇と深い人間洞察。合わせてサスペンスも味わえる舞台です。笑って一年を締め括ってはいかがでしょうか。

(小谷博子)

神戸演劇鑑賞会
テアトル・エコー公演「フレディ」ロベール・トマ作、上原一子・小川こういち演出、安原義人・川本克彦ほか/12月11日(日)15時、12日(月)18時30分、13日(火)13時30分/神戸文化中ホール/会員制(会費2カ月前納)、入会金1,000円、月会費3,500円、大学生2,000円、高校生以下1,000円/☎078・222・8651

姫路市民劇場
テアトル・エコー公演「フレディ」/12月9日(金)18時30分、10日(土)13時30分/姫路市民会館/会員制、入会金1,200円、会費月(前納制)2,400円、中高生1,200円/☎079・285・0205


(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっこりりん(481)

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

12月にNHK「坂の上の雲」第4部が放映されます。「旅順総攻撃」から「日本海海戦」まで戦争シーンの連続です。映像化を嫌った原作者司馬遼太郎の気持を逆なでするものです▼日露戦争までは間違っていなかったとする司馬史観には異議があります。日清・日露と日本が行なった戦争による彼の地の民衆の苦難を慮外に置くものだからです▼今年の12月8日は最後の侵略戦争「太平洋戦争」開始から70年目。勝算のない無謀な戦争でした。日本の国土も焼かれ国民は悲惨な状況に陥ります▼「坂の上の雲」のヒーロー秋山真之は大正3年4月に海軍省軍務局長に就任、海軍の大疑獄「シーメンス事件」の処理に当たるためです。粛清には薩摩出でないことが求められました▼第1次世界大戦を前に列国が巨艦建造に熱中、ドイツのシーメンス社は賄賂攻勢に出ます。日本も標的となり、シ社の東京支店長ヘルマンは住吉(現神戸市東灘区)に屋敷を構え毎夜のように宴会を開きます▼神戸の川崎・三菱の造船所で軍艦を造っており造船所幹部や海軍将官を接待したのです。この事件でヘルマン邸も捜索を受け、神戸市民は疑獄糾弾演説会を開いています。(TS)

(2011年12月4日付「兵庫民報」掲載)