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5月 1, 2011の投稿を表示しています

県内の東日本大震災被災者に生活用具と一時金を

日本共産党が県に第二次申し入れ

日本共産党兵庫県委員会救援本部(本部長=堀内照文)と兵庫県議団(団長=練木恵子)は四月二十日、兵庫県に対し、県内の県営・市営住宅に受け入れている百四十一世帯・四百六十人(四月十五日現在)の東日本大震災被災者への支援について要請しました。

要請内容は―①県内の県営・市営住宅に入居している被災者に、必要な生活用具を支給すること②被災者へ生活支援一時金を支給すること―の二点です。

県は、県営住宅に受け入れた被災者に「照明器具、ガスコンロ、毛布」のみを支給し、あとはNPO団体等の支援に頼っている状態です。日本共産党は、「受け入れた行政として被災者が安心して避難生活をおくれるよう最後までお世話をするべき」とし、県として被災者の実態と要望を早急に把握し、希望する必要な生活用具を支給すること、そのための体制と制度を設けることを求めました。

また、岡山県や徳島県などが被災者に生活支援の一時金として十万~三十万円を支給しており、兵庫県でも実施するよう求めました。

要請を受け取った藤原雅人県防災監は「被災者が兵庫県に避難してきてよかったと、第二の故郷のように思ってもらえるようがんばりたい」としつつ、「色々難しいが検討する」と述べました。

県議団は、「知恵と工夫、そして決断があればできること。宝塚市などではすでにできている」などと指摘し、実現を重ねて求めました。
◇ 要請は、ねりき恵子、杉本ちさと県議と尼崎で議席回復を果たした宮田しずのり氏が行い、県委員会から金田峰生救援本部事務局長が同席しました。


写真:藤原防災監(右)に申し入れる日本共産党の(左から)宮田、杉本、ねりきの各氏

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

県立淡路病院移転先は海抜1.3m

防災対策の見直しを—日本共産党が県民局に要望

日本共産党淡路地区委員会と片岡格、小坂雅計両洲本市議、佐藤裕子、鎌塚聡両淡路市議、蛭子智彦南あわじ市議は四月二十日、藤原道生淡路県民局長に対して、防災計画の早期見直しと、県立淡路病院の工事中止を求める要望書を手渡し、懇談を行ないました。

防災計画について日本共産党側が、東日本大震災を受けて、少なくともM9を想定した対策に見直すよう求めたのに対して、藤原県民局長は「分析やシミュレーションをやって早急に防災計画をつくりたい」と答えました。

県立淡路病院は現在、洲本市下加茂一丁目にありますが、二〇一三年開院予定で洲本川河口の同市塩屋一丁目・旧カネボウ電子跡への建て替え建設工事が始まっています。しかし、新病院の敷地が海抜一・三mであることから、日本共産党は、いったん工事を中止し、万全な防災対策をとるよう主張しています。

今回の要望に対し、藤原局長は、「一m高く土を盛った状況で建設をはかる」と述べ、工事を中止することには言及しませんでした。

一方、南あわじ市福良港近くに建設予定の人形会館について藤原局長は、「避難場所として整備する」として県防災計画の位置づけの中で検討し、南あわじ市と情報交換していきたいと述べました。


写真:淡路県民局(左)に要望する日本共産党議員ら(右)

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

仙台へボランティアに行こう

学生新歓実行委員会が呼びかけ

兵庫学生新入生歓迎実行委員会では、新入生のボランティアに行きたいという声にこたえ、ゴールデンウイークの四月二十九日~五月五日に宮城県仙台市にボランティアに行くことを決め、準備をすすめています。四月二十一日には、さっそく現地に行った介護福祉士を迎え、現地報告会を行いました。ツアーには現在八人が参加予定です。

問い合わせは☎078・371・1971(民青兵庫県委員会内・ボランティアツアー実行委員会)まで。

連続学問講座も開催

同実行委員会は、日本科学者会議の後援を受けて、連続学問講座も開催。次回は、五月二十日(金)、神戸大学発達科学部の中川和道氏を迎え、「福島原発事故とは、何だったのか?」と題して行います。会場は神戸学生青年センター。問い合わせは☎080・4244・3074(上園)まで

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

郵政再雇用裁判勝利めざして決起集会

6月に証人尋問はじまる

明確な理由のない継続雇用拒否は組合差別を目的としたもの―郵政事業会社を相手どり、郵政産業労組の組合員4人が地位確認を求め、神戸地裁へ提訴し1年5カ月。裁判勝利をめざす決起集会が4月22日、神戸市婦人会館でひらかれました。

郵政再雇用裁判を支援する兵庫の会(代表委員=津川知久兵庫労連議長ほか)が主催し、約80人が参加しました。

原告は古跡和夫さん(神戸支店)、戎原昭治さん(姫路)、相楽寛さん(尼崎)、中田健二さん(新大阪)です。4人は08年60歳になりました。継続雇用を求め、選考試験を受験しましたが09年3月、不合格通知が届きました。郵産労組合員15人中13人が不合格。組合の追及に人事担当者は「総合的判断」「面接の結果」と答えました。

近畿労働局へ斡旋申請や厚労省要請を経て09年11月、神戸地裁へ提訴しました。6月9日、30日には証人尋問がおこなわれます。

昨年とことし、不合格者はいません。4人の提訴が会社への圧力になっています。

集会主催者挨拶で津川議長は「郵政事業会社は、多くの非正規雇用者を使用する国内最大のワーキングプアメーカー。そのうえ職場つぶし、組合差別も辞さない。すべての攻撃に屈せず声を上げてきた郵産労と原告らの闘いに確信をもとう」と呼びかけました。

経過報告で増田正幸弁護士は「高年齢者雇用安定法に司法的効力を求める裁判。年金支給開始引き延ばしで路頭に迷う労働者を放置していいのか。郵政会社の人事評価基準も恣意的。ぜひ傍聴席を埋めてほしい」と強調しました。支援の会事務局は地裁あて要請署名への協力と、カンパを訴えました。

原告が挨拶。「このまま頭を垂れることはできない」「闘いで道が切りひらかれる。裁判できっちり決着をつけたい」と述べました。

写真:裁判支援を訴える原告の(左から)古跡和夫さん、戎原昭治さ、中田健二さん

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

近畿生活保護支援法律家ネット

相談は増加の一途

仕事を失った人や生活に困る人たちの相談に、弁護士や司法書士ら約280人が無料で応じる、近畿生活保護支援法律家ネットワークが4月、相談開始3年半をむかえました。

神戸合同法律事務所内に専用電話をおき、相談員が週日常駐しています。相談総数は約2600件。最近は1日平均8件と増えています。

年齢層は30、40代が中心です。19歳の青年からは「国保滞納で健康保険証がない。母の心臓病手術費用が出せない。助けてほしい」と電話がありました。

相談員の泊満春さんがすぐに手配し、生活保護を受け、手術できるようになりました。

最近の相談で「失業保険給付月14万円が昨年12月終了。求職の宿泊代に消えた。手持ち1千円。福祉事務所へに『住居を構えてから来い』と言われた」(60歳男性)、「鬱病治療中で働けない。長女は求職中。次女は糖尿病治療しながらアルバイト。手持ち7千円。福祉事務所に『娘に頑張ってもらえ』と断られた」(47歳・母子家庭)は受給決定しました。

被災地からも電話

東日本の被災地からも電話がかかってきます。「生活保護を受けたい」「パニック障害で避難所生活が苦しい」などさまざまです。

泊さんは「生活困窮の根本は政治の責任。生保受給を2年で打ち切る有限化の動きを、見過ごすことはできない」と言います。

写真:次つぎ寄せられる相談に応える泊満春さん

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

不屈の人々―治安維持法による弾圧犠牲者(II-3)

宗教弾圧

「目的遂行罪」で適用範囲拡大

一九二五年成立の治安維持法は、二八年に緊急勅令で「目的遂行罪」が挿入され、その運用として外郭団体が規制され、三〇年代前半には全協、全農全会派、日本プロレタリア文化連盟とその傘下団体への治安維持法の発動を可能にした。三五年までには最大の目的であった日本共産党と民主団体の組織的動きを封じ込めることになった。

その後、天皇制政府は、日中全面戦争に向け、国民総動員体制づくりを急務とし、すすめた。

世界恐慌をへた三〇年代には、新興宗教団体が飛躍的に増大していた。これを、国家機構に組み込まれない組織の存在、「空虚」(全国特高課長会議報告)であるとした。こうして、国民全体を天皇制に完璧に組み込むために、新たに宗教団体へ弾圧の狙いを定めた。

日本共産党弾圧の経験生かし

ここには、三〇年代前半の党弾圧の経験が生きて適用された。まず内務省・特高が主導し、一年半の準備を経て三五年十二月、京都府綾部を本拠とする大本教が「国体を変革する」とされ、治安維持法を適用された。軍隊も動員し、神殿をダイナマイトで破壊。総計十数万になる外郭団体、新聞を一律結社禁止処分。

二十名以上が拷問死する「転向」政策も行った(兵庫一名検挙)。

三七年、公認神道教派「ひとのみち教団」、三八年、公認教団天理本道(公称七~八百万信者)への全国検挙(兵庫七名検挙)を行い、教義の「転向」政策が行われた。

反軍反戦言論の徹底的鎮圧

三七年七月の日中全面戦争開始後、国民総動員へ、徹底した反軍反戦言論の鎮圧をはかり、仏教、キリスト教を次の狙いとした。

憲兵司令部は、三八年三月大阪憲兵隊特高課長名で関西キリスト系宗教団体にキリスト教と「国体」の関係を追及する質問状を発した。ついには、全宗教団体・個人が、「国体」との関係を問われる事態となる。

治安維持法が神道以外の宗教団体へ発動される転機は、三九年、神戸市須磨区関守町を発祥とする明石順三らキリスト教一派灯台社の兵役拒否を端とした九十一名の検挙(兵庫六名)である。検挙後、四一年に治安維持法は、「国体の否定」「皇室の尊厳冒瀆」を対象に加え、灯台社事件に事後適用した。同時に、結社といえない集団、個人も適用対象にし、非転向者を刑期終了後も監獄に留める予防拘禁を導入。

こうして、国民全体を戦争動員へ有無も言わさず突き進む国家づくりを完成させる中、四一年十二月…

桜と郷土史を愛して

姫路市大津区吉美 安積 弘允さん

姫路市大津区吉美の安積弘允さん(70)の庭の桜が、ことしも4月上旬満開をむかえ、近所の人たちが花見を楽しみました。

樹齢約40年。みごとな枝振りです。見ごろの時期は毎年ライトアップし、夜桜も観賞しています。地域の、共産党後援会やまちづくりの会の花見会も恒例です。30人、20人と数度にわたって開催し、喜ばれています。

安積さんは、長年この地の庄屋を務めた旧家の17代目です。室町時代、播磨の守護大名赤松氏の家臣だった初代は、弟に家督を譲って出家。戦に明け暮れる世を嫌ったとみられています。明応元(1492)年、当時は「君浦」と呼ばれていたこの地を拓き、住み着きました。

その後代だい、安積家は、塩田や水田の開拓、農業用水路管理を担ってきました。林田藩主が参勤交代するとき、休憩所に使われました。

江戸末期、幕府の新田開発計画に異を唱えた曽祖父は、近隣村の庄屋とともに勘定奉行へ訴え出ました。明治にかけ80年に及ぶ訴訟は負け。田や屋敷は費用返済に消えました。

現在の家屋は昔の離れ。それでも200坪。池と桜を中心にした庭は手づくりです。俳句を愛した父の句碑も桜の下にあります。桜の虫を求め毎年、ムク鳥が軒下に巣作りします。

郷土史を記した祖先の古文書類を、安積さんは大切に受け継いでいます。「住むには不便も多い古家ですが、四季を通しての桜が心を癒してくれます。先祖の足跡も、調べれば調べるほど興味がつきません」と語ります。


写真:満開をむかえた桜を見上げる安積弘允さん(左端)と父の代からの句会同人=4月12日

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっこりりん(467)

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

観感楽学

今年は一九一一年の辛亥革命から数えて百年目。翌一二年元旦に孫文を臨時大総統とする中華民国臨時政府が成立し清朝滅亡に導きます。この後、中国の歴史は第一次世界大戦を背景に不安定で激動の時期を迎えます▼そこにつけこみ日本政府は山東半島の支配権など二十一カ条の要求を袁世凱政権につきつけたのでした。パリ講和会議で列強がこれを認める態度に出たことに中国の知識人・学生が憤激します▼一九一九年五月四日、天安門前で抗議集会が開かれ、その後、全国各地に抗日運動が広がります。日本は中国を侵す列強の象徴となり、この「五・四運動」が中国人民の「覚醒」を促す契機となります▼その年の秋に中国国民党が成立し、一年おいて一九二一年に中国共産党が結成されます。日本共産党の結成は、さらにその翌年一九二三年のことになりますが、当初から中国革命への干渉戦争すなわち侵略戦争反対の方針を掲げます▼孫文がいくどか来た神戸には孫中山記念館があり、辛亥革命百週年に向けた「神戸フォーラム」も昨秋催されました。正しい歴史認識の上に真の日中友好が築かれるのです。(Ts)

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

いっせい地方選後半戦 日本共産党の得票

順位が緑色になっているのが当選者/自治体名の横の数字は「前回当選数→今回当選数」です/按分票は四捨五入しているので他の新聞と1票前後異なることがあります/2007年姫路市議選は合併前の市町毎に選挙区を分けて行われれましたので、この表では「姫路選挙区」(定数42)の得票を掲載しました。なお、議席占有率は当時の総定数(49)に対するものです

投票率 得票数 得票率/ 斜体は順位 定数 議席 
占有率 西宮市6→5 37.15 11,363 8.37 42 11.90 上田さち子(63)現 2,969 13 佐藤みち子(53)現 2,748 23 野口あけみ(53)現 2,328 32 杉山たかのり(50)現 1,899 39 まつお正秀(56)現 1,751 42 庄本けんじ(53)新 1,419 48 2007年市議選 40.16 16,848 11.69 45 13.33 2011年県議選 38.05 16,652 11.98 2010年参院比例 53.30 13,721 6.96 芦屋市2→3 48.49 3,797 10.56 22 13.64 平野貞雄(55)前 1,512 10 森しずか(50)現 1,158 16 木野下あきら(59)現 1,127 18 2007年市議選 51.15 4,363 11.62 22 9.09 2010年参院比例 59.45 2,819 6.29 伊丹市4→3 44.10 5,407 7.99 28 10.71 ひさ村真知子(59)現 1,581 21 上原ひでき(55)現 1,535 23 かしば優美(59)現 1,277 27 こざわ真一(38)新 1,014 33 2007年市議選 46.74 7,220 10.24 28 14.29 2010年参院比例 54.71 5,411 6.43 宝塚市4→4 41.26 8,603<

新人議員紹介:神戸市 味口としゆき氏

4度の選挙で聞いた たくさんの願い実現したい

兵庫民報読者のみなさん、こんにちは。灘区から市議会へ送っていただきました、味口としゆきです。

投票日翌日の神戸新聞が「4度目の正直」と掲載したように、選挙は四度目ですが、議会で活動するのは初めてなので、かなり緊張しています。有権者のみなさん、支持して下さった方々、党員・後援会員の期待にこたえて、力いっぱい頑張ります。

六年間の候補者活動で、灘区をはじめ市民のみなさんの切実な声や要望を本当にたくさんお聞きしましたので、市議会に少しでも反映し、要求実現へ頑張りたいと思います。

住民にとって一番身近な行政である神戸市は、神戸空港に象徴されるムダ使いには熱心ですが、市民のみなさんの福祉や医療、雇用などには本当に冷淡であることを痛感してきました。当選した直後から、「市場の活性化に頑張ってほしい」「医療費が高すぎるのでどうにかしてほしい」「自分の息子をはじめ、働く場所がない現状を何とかしてほしい」など、具体的なご要望が寄せられています。

少しでも、市民の要求実現が前にすすむよう、また「市民が主人公」といえる市政の転換をもとめ、頑張ります。

(神戸市議の任期は6月11日から)
(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)

次号は5月15日付です

ご愛読ありがとうございます。

「しんぶん赤旗日曜版」が5月1日付と8日付を合併号として発行し、第1週は配送を行わないため、「兵庫民報」も8日付を発行・配送することができません。

そのため、「兵庫民報」では、通常は発行しない第5日曜である29日付を8日付の代替として発行することにしました。ご了承ください。

(2011年5月1日付「兵庫民報」掲載)