スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

4月 10, 2011の投稿を表示しています

命と暮らし守る自治体へ

日本共産党議員団の実績と政策

日本共産党は、東日本大震災の被災者救援と原発事故の危機回避という二つの緊急課題、戦後未曽有の災害からの復興へ国の総力をあげての取り組み、原子力行政・エネルギー政策の抜本的転換へ力を尽くしています。地方政治では、住民の福祉を守る自治体本来の役割が日常に発揮されてこそ災害にも強い自治体となります。住民の命と暮らしを守る「福祉・防災のまちづくり」への転換めざし全力で奮闘している日本共産党議員団の実績と活動を紹介します。

(2011年4月3日付・10日付「兵庫民報」掲載)

伊丹市宝塚市
西宮市芦屋市
明石市三木市小野市播磨町
姫路市相生市太子町



宝塚市:借上復興住宅の入居継続、武庫川ダム中止など実現

日本共産党宝塚市議団は、この四年間、市民とともに運動を広げ、武庫川ダムの中止、市民病院の再生などを実現。また、開発業者やパチンコ業者との癒着など不公正な市政を厳しく追及、清潔な市政を求め、中川智子現市政の誕生に貢献しました。

〇九年六月議会では日本非核宣言自治体協議会、平和市長会議への加入を要望、実現。借上復興住宅については昨年十二月議会で質問し、中川市長が入居継続で交渉することを決断しました。

その一方で市立看護専門学校授業料値上げなど市民いじめの提案には反対。市民の代表として市政をしっかりチェックしています。また、議員報酬削減など議会改革にもとりくんでいます。

今回の市議選に向けては、中学校卒業までの医療費無料化、介護保険保険料・利用料軽減、高齢者の医療費助成制度の充実、国保税引き下げ、保育所増設・保育料値下げ、住宅リフォーム助成制度実施などを公約に掲げています。



宝塚市議選(定数26)で日本共産党は現職四人をたて現有議席確保をめざします。

草野 義雄 (58)現
たぶち 静子(55)現
となき 正勝(35)現
田中 こう (41)現

プロフィールは県委員会HPをごらんください。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

明石市:住宅リフォーム助成復活、11倍の経済効果実証させる

日本共産党明石市議団はこの四年間で、中学校卒業まで所得制限なしで入院無料化、耐震化のための住宅改修への助成など数々の市民要求を実現してきました。

住宅リフォーム助成制度は、制度を復活させるとともに経済効果(十一倍)を市に検証させ、他自治体での実施に大きな影響を与えました。

中学校給食についてもねばりづよく実施を迫り、今年度、外部検討委員会の設置の予定となりました。新型インフルエンザ、子宮頸がんなど予防接種の助成制度も拡充させました。

また、「保育制度改革」の見直しを求める意見書を提案し、全会一致で可決し、市民の声を国政にも届けました。

淡路・明石間の「たこフェリー」をめぐっては、運行再開と離職者の雇用対策を国に求める意見書採択に尽力するとともに、市長の政治責任を追及しました。

今回の市議選に向けては、国保料一世帯一万円引き下げ、中学三年生まで医療費完全無料化、住宅リフォーム制度拡充、中学校給食実施などを訴えています。



明石市議選(定数31)で日本共産党は現職一人と新人三人で一議席増の四議席回復をめざします。

辻本 たつや(38)現
くすもと美紀(55)新
西川 あゆみ(39)新
おりがさ隆志(31)新

プロフィールは県委員会HPをごらんください。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

三木市:75歳以上の人間ドック、幼稚園・中学校の給食も

プロフィールは県委員会HPをごらんください。日本共産党三木市議団は、この間、七十五歳以上の高齢者への人間ドック補助、国保窓口負担減免、幼稚園・中学校での給食、子ども医療費助成拡充(入院は中三まで)、有害鳥獣侵入防止柵設置への補助などを実現。三月議会ではTPP参加反対の意見書の全会一致での採択に尽力しました。

議会外でも、神戸電鉄粟生線問題ついて国、県、神鉄と懇談・要望を行い、市民の足を守る取り組みを強めています。

また、市民アンケートなどで市民の意見・要望を聞き、国保税引き下げ、新病院を核とした地域医療体制充実、中学生までの医療費の完全無料化、幼稚園二年保育・アフタースクール充実、農業担い手支援、住宅リフォーム助成制度実施、人権・同和の名による特別対策・教育をなくす―などを市議選に向けての政策に掲げています。

議会改革については、議会報告会・意見交流会など市民に身近な議会にすること、十八の議員定数を維持し、市民の声が届く市政と議会をつくろうと主張しています。



三木市議選(定数18)で日本共産党は現職・新人二人を立て、現有二議席確保をめざします。

大まゆ 均 (61)現
板東しょうご(37)新

プロフィールは県委員会HPをごらんください。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

播磨町:中学校給食が実現、特別養護老人ホームも

播磨町議会で日本共産党議員団は、いつも「住民こそ主人公」の立場で住民の願いを市政に届け、市民の運動とも共同し、その実現に力をつくしてきました。

今年一月には中学校給食が実現したほか、子ども医療費無料化の拡大、高齢者の特定健診無料化・インフルエンザ予防接種補助、介護手当て・障害福祉年金の継続、子育て支援センターと特別養護老人ホームの建設などを実現してきました。

また、同議員団は町民アンケートを実施。寄せられた要望にこたえ、▽神戸製鋼などによる大気汚染を許さず、環境調査充実▽ごみ処理「広域化」「有料化」に反対▽中学三年生まで医療費完全無料化▽小学校給食の自校方式を守り地産地消推進▽小中学校へのエアコン設置▽国保税・介護保険料引き下げ▽住宅リフォーム助成制度創設▽平和宣言を生かし、東播磨港を平和な港になどの政策をまとめ、町議選に向け訴えています。



播磨町議選(定数14)で日本共産党は一人新旧交代で現有二議席確保をめざします。

田中 久子(67)現
松岡 光子 (63)新

プロフィールは県委員会HPをごらんください。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

小野市:地域おこしで元気のでる小野へ

小野市議会で日本共産党は現在一議席ですが、高齢者・小学生・障がい者無料の「らんらんバス」運行や通学児童バス・電車代半額補助、中学校三年生までの医療費無料化、学校給食への地元農産物利用促進、TPP反対意見書提出などを市民と力を合わせて実現してきました。

今回、鈴垣元氏の議席引き継ぎをめざす藤原あきら氏は、市民の仕事と暮らしを守り、「地域おこし」もみんなで考え、弱者も安心して暮らせ、元気で文化の香る小野市にしたいと決意。国保税と介護保険料・利用料引き下げ、住宅リフォーム助成制度制定、神鉄粟生線存続、学校給食無料化、公契約条例制定、夜間医療体制充実、病院への交通網充実、TPP反対などを訴えています。



小野市議選(定数16)で日本共産党は新旧交代で現有一議席確保をめざします。

藤原 あきら(62)新

プロフィールは県委員会HPをごらんください。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

姫路市:国保料1万4千円引き下げ、子どもの無保険も解消

日本共産党姫路市議団は、他会派に比べ抜群の回数の市議会本会議質問などで市民の声を市政に届け、その実現に力をつくしてきました。

国保料は二〇一〇年度に一人一万四千円引き下げ、高校卒業までの子どもの無保険解消、ラブホテル建設規制の条例制定などをその中で実現してきました。

エコパークあぼしについて、当初から土壌調査の必要性を指摘。事故後はその原因究明・安全対策の徹底と被害者への補償を強く求めています。

議会の政調費公開など議会改革でも先頭に立ってきました。

市議選に向けては、国保料をさらに一世帯一万円引き下げ▽介護保険料・利用料引き上げをやめ安心できる制度に▽中学三年生まで医療費無料化▽正規雇用募集ゼロのパナソニックへの市税八十億円投入をやめ、地元からの正規雇用を求める▽TPPに反対し農林漁業で生活できる支援制度をつくる▽播磨臨海道路網計画に反対▽中学校給食の完全実施などを公約に掲げています。



姫路市議選(定数47)で日本共産党は現職四に新人を加え、一議席増の五議席確保をめざします。

おおわき和代(64)現
谷川 まゆみ(57)現
森 ゆき子(44)現
入江 次郎 (37)現
ささの真由美(55)新

プロフィールは県委員会HPをごらんください。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

太子町:町民の願い通じる町をつくる

太子町議選(定数16)で日本共産党は新旧交代で現有一議席の確保をめざします。

今回、桜井公晴議員の議席引き継ぎをめざす平田たかよし氏は、町民の心と願いが通じる心豊かな「和」のまちをつくるため、議会で町民の声を届けたいと決意を新たにしています。

また、党太子支部とともに政策を練り上げ、▽国保税月一万円引き下げ▽介護保険料減免制度創設▽空き家をリフォームし一人暮らし高齢者の憩いの場づくり▽商工業者・農家などの参加で生産・販売・製造・建設のための「町づくり」条例制定▽過密・過疎学校の解消へ地域住民と協力し校区見直し、三十人学級実現▽学校・公民館の耐震化など災害に強い町づくり―などを公約に掲げています。



平田たかよし(64)新

プロフィールは県委員会HPをごらんください。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

相生市:群を抜く発言数で子ども医療完全無料化など実現

相生市議会で日本共産党の岩崎修議員は、「市民の声を市政に届けることが議員の大切な仕事」と、毎議会欠かさず一般質問。暮らしと福祉を第一に市政をただし、積極的提案も行ってきました。質問回数は十五回で一位、項目数はのべ五十九で群を抜いてのトップです。

その中で、中学三年生まで医療費完全無料化、妊婦健診十四回・九万八千円助成、放課後児童保育冬・春休みの実施へ、小中学校の耐震化推進、地域医療の前進(矢野地域の訪問診療)を実現。安室ダムの市負担金の軽減、平和市長会議への加盟なども実現しました。

また、市長提案に他党派の議員のほとんどがだまって賛成しているのに対し、岩崎議員は積極的に質疑を行い、賛否を表明。下水道料金値上げ、公民館・学校施設の使用料有料化などに反対しました。「相生民報」を発行し、議会や市政を市民に報告しています。

今回の市議選に向けては、昨年行った「市民アンケート」をもとに、国保税引き下げ、安心できる介護保険制度、地域医療充実、コミュニティバス運行などの実現へ全力をあげる決意を表明しています。



相生市議選(定数16)で日本共産党は岩崎議員の再選をめざします。

岩崎 修 (52)現

プロフィールは県委員会HPをごらんください。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

阪神・淡路の教訓伝え東日本大震災被災地支援に全力を

憲法県政の会が兵庫県へ要請

「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」は三月三十一日、東日本大震災に関する第一次要請書を井戸敏三知事あてに提出しました。

石川康宏代表幹事、北川伸一事務局長ら四人が秘書課に要請書を届け、「阪神・淡路大震災を体験した県として、その教訓を国にきちんと伝えて下さい」と要請しました。

要請書は、二十六項目。被災者の暮らしや地域経済の再建までの長期の救援活動、兵庫県の全機構をあげた支援強化と県内市町と連携した支援、医療・介護・心のケアなどの支援、被災者の県内受け入れ体制の充実などを求めています。

被災者支援法の改正を含めた公的支援の抜本拡充、救援募金をただちに被災者の手もとに届けること、復興を口実にした消費税増税を行わないこと、原発事故への英知を結集した対処と正確・迅速で全面的な情報開示、全国の原発の安全点検などを国や関係機関に要望するよう求めています。

大震災の影響から県民の暮らし・営業・雇用を守ること、学校など耐震化促進、防災対策に反する土木事務所や保健所、病院の統廃合の中止などを求めています。

写真:秘書課担当者(中央奥)に要請を伝える(右から)石川代表幹事、北川事務局長ら

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

「もんじゅ」運転再開について国に意見書を提出する請願に対する態度―昨年3月県議会

昨年三月の兵庫県議会で、一九九五年にナトリウム漏出火災事故を起こした高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀半島)の運転を再開をしないよう国に意見書を提出することを求める請願の審査が行われました。

日本共産党は、直近に活断層があり安全が確保されていないこと、安全規制を行う原子力安全・保安院が原子力推進の通産省の内部組織となっていることなどの問題点をあげ、請願の採択を主張しました。

しかし、自民は「重層的な安全確認がされている」、民主は「国・県・市において今後とも慎重に審査される」、公明は「原子力安全・保安院が安全を確保できる体制となっていると総合的に判断」など主張。請願を不採択としました。

この議会の五カ月後の昨年八月、「もんじゅ」では、原子炉容器内で三㌧もの重さの中継装置を落下させる事故が起こっています。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

レッドパージ:生きている間に名誉回復を(6)

模範国鉄職員が一転 免職に
中谷 勝次さん(83) 丹波市市島町
市島町東勅使の農家に長男として生まれました。2歳上の姉、6歳下の弟がいます。父親が病弱で、子どものころから私が家族を支えました。母親は私が17歳のとき、腎臓を悪くし死亡しました。39歳でした。

16歳で国鉄に就職。戦争まっただ中で、村の人が召集令状を受け戦地へ向かうのを、何度も見送りました。

運転から切符売りまで勉強。加古川線野村駅の信号係に配属されました。加古川線と鍛冶屋線の分岐駅で、一度に入ってくる4、5本の列車を2人1組になり通していきます。緊張する作業でした。国鉄に必要な人材として中部軍管区から兵役免除の通知を受けとりました。

西脇の工場から積み出す50㌔爆弾のほか、重油をしみこませた高野豆腐も貨物の中にありました。

村に被害はありませんでしたが、低空を飛ぶB29やグラマン機が増えるにつれ、日本にはもう制空権はないとわかりました。ラジオは「転進転進」を繰り返すだけでした。家に病人がいても、働き手がいなくなっても、赤紙だけで人を戦地へ送る、国家権力の強さに疑問をもちました。

45年8月15日は「重要な放送がある」と朝伝えられました。戦争が終わってホッとしました。

大阪国鉄労働組合姫路支部が結成されました。日本の国鉄初の労働組合です。私もすぐに加わりました。

終戦と同時に、共産党にも入党しました。友人の知り合いの神戸大学教授が西脇にいて、勉強を教えてもらいました。戦中でも信念を曲げなかった河上肇に心酔し、彼の書籍を読みました。

政治学も勉強し、マルクス経済学にある「資本主義は利潤追求。労働者、無産階級は奴隷」に強い衝撃を受けました。

組合の東播分会オルグ担当として、若い職員を仲間に大勢迎え入れました。

忘れもしません。50年11月13日、徹夜明けでしたが「明日は日勤で来い」と言われました。14日朝8時半ごろ出勤すると、駅舎を警官や公安10人くらいが取り囲んでいます。私と同僚の藤原修さんの2人に、駅長が2枚の辞令を手渡しました。「国鉄職員として不適格なので免職する」「願いによって退職する」の2枚です。どちらかを選べと言いました。

私が「不適格の理由は何か」と正すと「上からの命令」「それ以上はワシにもわからん」と言うのみ。数日前までは「君は模範的職員だ」と言っていたのです。

さらに追及すると言葉に窮し…

無権利シルバー雇用に抗議:全国一般労組藤原産業分会

金物類卸売り会社の藤原産業(本社・三木市)が、小野市匠台工業団地の商品センターの労働力補充に、08年4月から小野市シルバー人材センターの会員を使っている問題で、全労連全国一般労組兵庫県本部藤原産業分会(平山安信委員長)は、無権利状態の労働者を増やす違法行為として会社と兵庫県に、数度にわたり改善を求めています。

シルバー人材センターは高齢者雇用安定法に基づいた公益法人です。60歳以上を対象に「生きがい、健康づくり、地域社会への貢献」が目的です。

藤原産業は、正社員やパート社員と同じ業務、就労時間で雇用していますが、シルバーの会員たちには、配分金という名の時給750円のみ支払われます。

しかも労働基準法など労働者を守る法律は適用されません。

「シルバー人材センターを使った新たな貧困ビジネスに反対」、労働組合の抗議に会社は「違法性はない」を繰り返しました。

労組は兵庫労働局に10年9月、偽装請負として会社への指導を申告。労働局は翌月、会社と小野市シルバー人材センターを立入調査し、改善指導をおこないました。

会社はことし1月から、正社員やパート社員がおこなってきた業務の1部を分けシルバーの請負にし、分けられない作業はシルバーを派遣として雇っています。

平山さんたちは「より安い労働力としてシルバーを無権利状態で雇えば、労働者の最低条件が認められなくなる。国県の補助金を使った不安定雇用者づくりだ」と訴えています。(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

アフガニスタン義肢装具支援の会監事の春木信韻さん

子どもたちに平和と希望を

反政府組織の攻撃や米軍の誤爆で手足を失った人たちに、現地へ出かけ、無償で義手義足を提供している「NGOアフガニスタン義肢装具支援の会」。姫路市に住む春木信韻さん(57)もその1人です。

春木さんはホームページなどのデザイン・企画会社の代表です。

高校1年生のとき広島へヒッチハイク。原爆資料館で衝撃を受けました。「原爆だけでなく、戦争そのものをなくさなければ」。

社会人になってからは、フォスターペアレントとしてアフリカやアジアの子どもたちを支援しました。有休をとりカンボジアやベトナム、ラオスを旅し地雷撤去作業のボランティアに参加しました。

病院で地雷被害者やポリオ患者と出会いました。「平和になれば義手や義足が必要になる」と気づきました。テレビ報道で知った義肢装具支援の会に04年からボランティアとして参加。工房がある奈良へ毎週末通い、製作を学びました。

会は、日本国内で不要になった装具を譲り受け、再利用可能な部品類を集めます。現地で型どりした手足に合わせ製作。再び現地へ行き、装着と歩行訓練を手伝います。

年2回、4、5人で現地へ行きます。すべて自費。到着を待ちわび、装具を受けとる人の笑顔が、なによりの喜びです。仕事につけない人、学校に行けない子どもたちが、装具を求め長い列になります。「結婚するから義手を」という青年もいました。

現地の言葉ダリ語も習得しました。子どもたちには「たくさんの日本人の力でできた義足をはき、サッカーボールを蹴り、遊び、勉強し、人の役に立つ人になってほしい」と話しかけます。地元の人による工房づくりも計画しています。

アフガニスタンは、かつてシルクロードの交差点として栄え、三蔵法師も仏教を学ぶため2回訪れています。平和だったころは観光地として世界の憧れの地でした。

アメリカが同時多発テロへの報復として空爆を開始して10年。7月から軍の一部撤退を予定していますが、治安は悪化する一途。外国人を標的にした誘拐殺害も頻発しています。会も活動日程を知らせる張り紙を出せなくなりました。

「アフガニスタンの子どもたちも平和を求めています。明日・希望の言葉の意味を初めて知ったという子もいます」、春木さんは新装具を持ち、5月再訪を予定しています。

(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

なまの舞台をごいっしょに:文学座「花咲くチェリー」

文学座はいま、財産演目を、伝統を引継ぎながらつくり変えています。「花咲くチェリー」もそのひとつで、主役チェリー役を故北村和夫から渡辺徹に渡しています。悲しみの中に笑いを含め、現代的な悲喜劇に仕立てあげ、成功しています。

イギリスの劇作家ロバート・ボルトが57年に発表した作品です。自伝的要素の強い作品と言われ、ロンドンでロングランを果たした当時から54年たった現代でも内容はあせていません。

保険会社に勤めるジム・チェリーはある日突然解雇を言い渡されます。家族に本当のことを告げられず、会社に行く振りを繰り返しながら、酒に溺れてゆきます。口を開けば昔日、果樹園で暮らした日のことばかり。子どもたちは、そんな彼を冷ややかに見つめ、妻イゾベルは、なんとかチェリーの夢を叶えようと思いますが…。

ホワイトカラー労働者の悲哀と家族の崩壊が展開しますが、暗くて、重い舞台ではありません。しかし終幕、曲げることのできない火かき棒を、曲げようとのたうちまわるチェリーの姿には、息をのみます。果樹園で育てるはずのリンゴ、秋乙女、紅玉、サンセットなどの名を叫びつづけるチェリーの声が、心の奥深くに残ります。

小谷博子

文学座「花咲くチェリー」
ロバート・ボルト作、坂口芳貞演出、渡辺徹・名越志保

神戸演劇鑑賞会
4月27日(水)・28日(木)18時30分、29日(金)13時30分/神戸文化中ホール/会員制(会費2カ月前納)、入会金1,000円、月会費3,500円、大学生2,000円、高校生以下1,000円/☎078・222・8651

姫路市民劇場
4月25日(月)18時30分、26日(火)13時30分/姫路市民会館/会員制、入会金1,200円、会費月(前納制)2,400円、中高生1,200円/☎079・285・0205


(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)

一コマまんが

正直で科学的な原子力行政を

段 重喜
(2011年4月10日付「兵庫民報」掲載)