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11月 28, 2010の投稿を表示しています

一コマまんが

米を作っても飯が食えん

宮崎潤二


(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

日本共産党丹波地区委員会が市長・農協組合長らに申し入れ・激励

民主党政府が参加を前提に「関係国との協議を開始する」としているTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の問題について、日本共産党丹波地区委員会が十一月十八日、丹波市長への申し入れ、篠山市長、JR丹波ひかみ農協との懇談などを行いました。

「市農業施策への影響も大」―丹波市長が懸念
【写真】辻丹波市長(中央)に申し入れる、(左から)前川農業委員と西本地区委員長、(右から)金田党県農林漁民部長代理と広瀬市議団長ら


辻重五郎丹波市長への申し入れは、「TPPは、関税を原則撤廃し、農産物の輸入自由化をすすめるもので、日本の農業と地域経済に深刻な打撃となる」と指摘し、市長として丹波市の農業と地域経済を守るため、政府のTPP参加に反対であることを表明し、それを政府に伝えるよう申し入れました。
※ 丹波市の販売農家は四千七百七十戸。その八四%が稲作農家中心で、米価暴落などによる収入減や後継者問題など厳しい状況が続いています。

その中で、市は「丹波市農業・農村振興基本計画」を二〇〇六年に策定し、認定農業者、集落営農組織など担い手を育成し、集落としての機能と農地を維持するための持続可能な農業を推進しています。

また、特別栽培米の「夢たんば」や「丹波大納言小豆」「丹波栗」など安心安全の“丹波ブランド”の確立に向けたとりくみも推進しています。

申し入れでは、こうした市のとりくみに触れた上で、「農業を基幹産業と位置づける丹波市においてもその(TPP参加の)影響は多大なものがある」と強調しています。
※ 辻市長は申し入れに対し、「市長会の代表として参加している県農業会議でもTPPの問題は、慎重な取り扱いをするよう政府に申し入れることになっている」「市の農業施策にとっても大きく影響する問題でそういう方向で考えていきたい」と答えました。

この申し入れには、西本嘉宏丹波地区委員長(丹波市議)、党県委員会の金田峰生農林漁民部長代理、広瀬憲一丹波市議団長、前川昌藏・西田幸男両農業委員が参加しました。
※ また、これに先立ち、西本、金田、前川の三氏は、丹波ひかみ農協本店で、開田和組合長や荻野友喜専務理事と政府のTPP参加問題や米価暴落の問題、ミニマムアクセス米などについて懇談し、十二月十二日の「食と農業を守る兵庫集会」の案内も行いました。


「食料は自国で、が基本」―「反対」表明の篠山市長

【写真】酒井篠山市長(左)と懇談す…

食と農業を守る兵庫県集会

米価暴落ストップ・TPP阻止—生産者と消費者が手をつなごう
日時:12月12日(日)午後2時
会場:明石市立産業交流センター(JR大久保駅南徒歩5分

基調報告:有坂哲夫(日本共産党中央委員会農漁民局次長)
パネラー:中島努(明石市農業委員長代行)、柳澤尚(兵庫食健連事務局長)、桜井文子(新婦人県本部事務局長)

参加費:無料
主催:日本共産党兵庫県委員会

(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

日本共産党が青年学生問題で県活動者会議

自力の弱点克服へ青年の中に党をどう築こう

日本共産党兵庫県委員会は十一月三日、神戸市内で青年学生問題県活動者会議を開催しました。会議では、党中央委員会・青年学生委員会の坂井希事務局長が、第二回中央委員会総会決定での青年学生分野の提起について報告したのを受け、全体討論で、青年や学生がみずからの実態を語るなど、各地の青年学生分野のとりくみを交流しました。


坂井氏はまず、二中総の青年学生分野の位置づけについて―
「二中総では、『なぜ大きく後退したのか』の分析として、政治論戦、選挙活動、情勢の客観的困難さを明らかにしました。そのうえで、党の自力の問題にこそ、最大の弱点、教訓があることを指摘しています」
「論戦や活動上の弱点は、弱点がわかれば正していけるけれども、自力の問題は、弱点がわかっただけでは進みません」
「その自力をつけるために具体的に何をするのかを示したのが、『五つの挑戦』であり、とりわけ党の自力の弱点を乗り越えるうえで、職場とならんで青年学生のなかに党をつくる努力が絶対に欠かせないということで、第五の挑戦として青年学生分野が掲げられたのです」―と解説しました。

「あきらめ」と「変えたい」がせめぎあう

さらに、青年・学生をどうとらえ、働きかけるのか?という点ついて、「切実な願いの実現をめざすたたかいの発展は『日本の大きな希望』」とした第二十五回党大会決定をひきながら、今年の全国青年大集会やNPT再検討会議でのニューヨーク行動など、青年・学生の運動を紹介。
「あきらめ」と「変えたい」がせめぎあっている青年・学生の新しい政治への模索・探求に対して、マルクスや『資本論』への関心が広がっていることも紹介しました。

二中総全体を具体化する視点で

最後に、二中総の具体化・討議にかかわって、坂井氏は、「青年・学生分野をすすめるうえで、その該当部分だけでなく、二中総全体を具体化する視点が大事」と指摘。

党と国民との結びつきに光をあてる活動について、民青同盟の第三回中央委員会にヒントがあるとしながら、「私も、選挙のたびに、保育園のママ友だちなど初めて共産党のことを話す人をつくる努力を続けていますが、単に顔見知りなだけで、どんな仕事をしているのかも知らない人に対しては、やはり訴えにくいものです」と率直に述べ、「結びつきを議論するときには、家族や親戚、ゼミやサークルの知り合いなど、いろいろ…

借上げ復興住宅:転居迫られる被災者

日本共産党 山下参院議員ら調査



阪神・淡路大震災の被災者向けに兵庫県や神戸市などがUR(都市再生機構)や民間から借上げた復興住宅約六千七百戸が、二十年間の借上げ満了期間を迎える問題で、日本共産党の山下芳生参院議員が十一月二十日、神戸市内の被災者宅を訪問して生活状況や要望を聞きました。この調査には、北岡ひろし元県議、森本真神戸市議、復興県民会議の岩田伸彦事務局長らも参加しました。

兵庫県(対象約二千三百世帯)や神戸市(同三千八百世帯)は、現在、「返還時期までに他の市営住宅等への住み替えをお願いする」「借上期間完了日までに住み替えていただく必要があります」と書いたビラを配布したり、アンケート調査をすすめているため、「高齢で引越しできない」「住み続けたい」と入居者から不安の声が上がっています。
◇ 山下議員の「みなさんの不安や思いを聞かせてください。国会でも取り上げたい」との問いかけに、中央区ポートアイランドの尾通良次さん(66)は、「いつまでも住み続けられると思っていたのに。通知がきて初めて知りました。まさか二十年間の期限があるなんて。十年以上ここに住んでいるから、引き続き住み続けたい」と話しました。

兵庫区の借上げ復興住宅に住む被災者ネットワーク代表の安田秋成さん(85)も「二十年たったら出ていかなくてはいけないと聞き、驚いている。多くの人は、住み続けられるものと思っていました。明け渡しが現実的になってあわてています。県や神戸市は、入居者の実態をもっとつかみ、目をむけることが必要」と語りました。

「住み続けたい」の声にこたえ契約延長を
県議会、市議会でも要求

借上げ復興住宅の「返還期限」問題では、党神戸市議団がとりくんでいる市政アンケートにも「住み替える必要があるとお知らせが届きましたが、住民は高齢者が多く、私も八十歳で引越しはできず、現在の住宅に入居させていただきたい。どうすれば住み続けることができるのでしょうか」(須磨区・男性)、「最近、アンケート調査と称して、八年後、契約期間切れのため転居してくれと調査票がきたが、後期高齢の年金者には経済的に転居できない。がんばって我われを守っていただきたい」(中央区・男性)などの回答が次つぎと寄せられています。

日本共産党県議団、神戸市議団は、ことしの三月議会や九月議会でくりかえしこの問題をとりあげ、希望者が引き続き住み続けられ…

尼崎市長選・県議補選の結果

尼崎市長選と県議補選(尼崎市区・欠員二)は十一月二十一日、投開票が行われました。

新人四人が立候補した市長選では、尼崎民主市政をつくる会の徳田みのる氏(63)=無所属・新・日本共産党推薦=は一万七千五十三票(得票率15.71%)を獲得しましたが、及びませんでした。当選は稲村和美氏(38)=前県議。投票率29.35%。

県議補選は、日本共産党元県議の宮田しずのり氏(67)と、自民党、民主党の各新人とのたたかいとなりました。

宮田氏は二万八千五百九十三票(得票率26.68%)を獲得しましたが、尼崎市での党議席回復はなりませんでした。投票率29.34%。


(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

中学校給食実現のために 兵長北地区委員会が学習会

日本共産党兵庫・長田・北地区委員会は十一月二十日、長田区のピフレホールで中学校完全給食の実施をめざす学習会を開き、約五十人が参加しました。

党神戸市議団のアンケートでも回答を寄せた子育て世代の七〇%が中学校給食を求めています。

今回は、大かわら鈴子神戸市議が神戸市の現状を、森ゆき子姫路市議が、「選択制」の問題点を報告。田中久子播磨町議は、来年一月からの実施をかちとった住民の運動と町議会でのとりくみを報告しました。


写真:神戸市議会でのとりくみなどについて報告する大かわら鈴子市議
(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

中央区革新懇が結成25周年のつどい

神戸・中央区革新懇は十一月二十日、結成二十五周年を記念してつどいを開き、四十人が参加して二十五年の歴史に思いをはせ、大いに語り合いました。

同革新懇は一九八五年十一月に発足。現在、会員数は七千三百人(団体会員は十九)となっています。

つどいには、結成時の呼びかけ人のうち三人も出席し、懐かしく交流。各界から二十四通のメッセージも寄せられました。

また、今回のつどいの他、記念事業として、映画「いのちの山河」上映会、バスツアー「まっこと、高知は面白いぜよ」、記念誌発行を行いました。

つどいでは参加者らは、今後も「三つの共同目標」に基づき、無党派層との連携を探求し、幅広く活動をしていこうと決意を新たにしました。(漁島国弘=神戸・中央区革新懇事務局長)


(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

兵障協結成40周年のつどい 障害者の尊厳回復求め

兵庫障害者連絡協議会(津田充幸会長)の結成40周年のつどいが11月20日、兵庫県民会館でひらかれ、約60人が参加しました。

主催者挨拶で津田会長は40年前、堀木文子さんが「障害者福祉年金と児童扶養手当の併給禁止は憲法違反」と兵庫県知事を提訴した裁判支援を母体として出発した、兵障協の歴史を紹介。障害者が安心して生きられる社会をめざし、自立支援法など国の福祉切り捨て施策とのたたかい経過を述べ「兵障協の40年は、障害者の尊厳回復の40年」と語りました。

井上義治事務局長が40年の歩みをスライドで紹介しました。義務教育だけでなく高等部への希望者全入運動、「働きたい」の願いから始まった作業所づくりや社会福祉法人化のとりくみなどを報告しました。

吉本哲夫障全協会長が「権利を紡ぐ障害者運動」と題して講演。自立支援法廃止を約束しながら、法延長をはかる民主党政権を厳しく批判し「障害者の問題は障害者抜きに決めてはならない。それが世界の流れ」と強調しました。

写真:「自立支援法反対運動は、介護保険や高齢者医療制度改悪反対と共闘しよう」と呼びかける吉本障全協会長
(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

レッドパージ60周年記念集会

共産党員追放は違憲違法

川崎義啓さん(93)、安原清治郎さん(89)、大橋豊さん(80)の3人が、共産党員を理由とした職場追放の無効と名誉回復を求めている裁判の第8回弁論の報告集会と、レッドパージ60周年記念集会が11月16日、神戸市婦人会館でひらかれました。県内外から約80人が参加しました。

明神勲北海道教育大学名誉教授が原告側証人として陳述。50年当時、連合軍総司令部が共産主義者とその同調者の解雇を「指示」ではなく「示唆」だった事実を、新資料をもとに証言しました。明神教授は「GHQがレパを違憲違法と明確に認識していた証し。国民の反米感情の高まりをおそれたGHQの、巧妙な常套手段。日本政府は示唆を事実上指示であるかのように利用し、GHQに責任を転嫁した」と述べました。

記念集会で川崎さんは「毎日歩き自分の健康を守っている。3人ともども、これからもたたかいつづける」と挨拶しました。

明神教授は「3人のたたかいは大きな光。3人の名誉回復にとどまらず、人間の尊厳を守るたたかいへの大きな励まし」と語りました。松山秀樹弁護士は「今日の裁判でレパの真相が明らかになった。誰かが声を上げることが次のたたかいに繋がる」と述べました。

写真:レッドパージ60周年の集会で挨拶する明神勲教授
(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

平和憲法を守る垂水区ネットワーク6周年

記念講演と文化のつどい:草の根で運動広げよう

平和憲法を守る垂水区ネットワーク6周年記念・講演と文化のつどいが、11月20日、垂水勤労会館でひらかれ100人が参加しました。

各団体から活動報告の後、和田進神戸大学教授が「沖縄と日米安保」と題して講演しました。和田教授は、沖縄戦後、米軍基地がどのように形成されてきたか、島ぐるみの闘争が、意識の地殻変動ともいえる熱いたたかいに、どのようにして高まってきたかを明快に説き「28日投票の沖縄県知事選挙は、安保と憲法を正面から問う選挙だ」と結びました。

講演後、9条の会青年兵庫の9条ファッションショーや、吉俣忍さんと垂水母親大会合唱団の歌を楽しみました。「草の根民主主義で憲法を守る運動を多様に広げよう」のアピールを採択しました。


写真:「沖縄と日米安保」と題し講演する和田進教授
(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

日本化薬地位確認請求裁判 来年2月2日に判決

日本化薬姫路工場に派遣され、3年7カ月間に14回も契約更新を重ねた末、解雇されたAさん(51)が「日本化薬は直接雇用の責務がある」と地位確認を求めている裁判の第9回弁論が11月17日、神戸地裁姫路支部(中村隆次裁判長)でひらかれました。西播労連の組合員ら約40人が傍聴しました。

原告代理人の吉田竜一弁護士が意見陳述をおこない「日本化薬による事前面接、作業上の指揮管理、懲戒権行使、賃金決定など偽装請負で始まり、派遣切りまで、二重三重の違法行為が問われている」と主張しました。

裁判は結審し、2月2日判決です。

Aさんは「裁判所は企業の違法行為を正す立場に立ってほしい」と語っています。


(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

手づくりおもちゃ(22):吹いて回す紙ゴマ

田中敏夫(神戸子どもを守る会)
【材料】厚紙(空き箱や使用済みの葉書など)、速乾性木工用ボンド、マジック、千枚通しか細いキリ。


【作り方】1、厚紙に図①を2枚書き、点線部分をボールペンで強く押さえ線を引きます(折り曲げやすくするため)。1マスの一辺の長さは1cmか1.5cmにしますが、マス目が正方形なら長さは自由です。

2、切り取り、十文字形にボンドで貼り合わせます(図②)。一辺5cmか7.5cmの正方形を書いて、中にマス目を書き入れ四隅を切り取ってもよい。

3、中心に千枚通しで小さな穴を開けます。大きな穴にならないよう注意します。小さな穴を開けると、裏側に小さなふくらみができます。このふくらみがコマの回転時、軸の代わりになります。

4、点線部分を45度ほど折り曲げます。十文字形のどの腕も、点線部分を折り曲げた同じ方向に、ほんのわずか根元から折り曲げます。コマが回転しているとき、腕が板に触れないようにするためです。


【回し方】1、コマを机の上か下敷など、滑りやすいものの上に置きます。軽く息を中心に吹きかけると勢いよく回転します(図③)。十文字の厚紙中心部分に息を吹きかけるのが、うまく回すコツです。

2、 腕に好きな色をぬると、回したとき、きれいな色が出ます。


【応用】図④のように一辺3cmの正方形に1cmのマス目を入れ、四隅のマス目を切り取れば、吹いて回す小さなコマができあがります(図⑤)。


(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)

劇団昴「クリスマス・キャロル」

なまの舞台をごいっしょに:神戸演劇鑑賞会12月例会

小谷博子

91年の初演以来、ロングランをつづけてきた舞台です。 12月になると、劇団昴の「クリスマス・キャロル」を観る。親子、友人、知人たちと。そんな楽しみがあったようです。

ですが、劇団の節目として、ことしで公演は終了です。惜しむ声が、たくさん聞こえてきます。

幕が開くと19世紀、ロンドンの街角です。クリスマスの準備で人びとは急がしい。ご馳走やプレゼントの用意、家族全員が顔を合わせる大切な日。そんな人たちを冷たい目で眺める老人がいます。けちと頑固で有名なスクルージ。彼は自分の心のなかに、ひとり住みつづけ、お金以外は信用しません。

しかし、その年のイブの夜。スクルージの前に、元同僚マーレイの亡霊が現れます。マーレイはスクルージの少年時代、青年時代に時空を越えて導きます。そこには、彼が忘れ去っていた温かな家族の営みや愛情がありました。

すべての時間が過ぎたとき、スクルージは…。

スピーデイな展開、踊りや歌をふんだんに折り込みながら、人物の心の襞(ひだ)を描きます。激しく変化する社会に溶けこめないでいたスクルージの姿は、今の私たちとも重なります。

心を優しく包んでくれる舞台です。


(2010年11月28日付「兵庫民報」掲載)


参考:神戸演劇鑑賞会:http://homepage2.nifty.com/kobeenkan/