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11月 21, 2010の投稿を表示しています

おわび

11月28日付は担当者の体調不良のため、Web版の更新を休ませていただきます。
どうか、新聞本体をご購読ください。

県「第2次新行革プラン」(素案)

さらなる県民サービス削減

兵庫県は11月8日、「第2次新行革プラン」(素案)を発表しました。この素案は、「新行革プラン」の3年目の総点検を行い、「(国が6月に発表した)中期財政フレームで試算すると収支不足が膨らむ」として、さらなる県民への痛みを伴うサービス削減を盛り込んだものです(表参照)。

こども医療費助成5万人あまり対象外

とくに、乳幼児等医療費助成制度は、県民の世論と運動で拡充されてきましたが、従来、世帯の最高所得者で対象家庭が決まっていたものを、自立支援医療と同じ「世帯合算」方式に変え、現在41万の対象家庭を約13%(5万3千人)も削減します。来年7月改悪予定分の5千人と比較すると10倍以上の人数が助成対象から外される予定です。

重度障害者医療費も

同様に重度障害者医療費助成も、現在の4万5千人から約9百人削減します。

私学助成予算カット

また、私立高校・中学・小学・幼稚園への支援(経常費補助)についても、「段階的に縮減を図る」として8年で11億円の予算を削る見込みです。

これまでの「行革」で私学助成については、1999年の7万2,069円から、2010年には3万9,595円(高校の生徒一人あたり県分)となり、すでに10年で半分近くも削減されているのに、さらにカットしようというものです。

その他、事務費・団体補助等をカットして、8年間で350億円の削減、人件費で30億円、投資規模の見直しで120億円を減らすとしています。

財政再建の目途は?

さらに基金の取り崩しなどを行っても、収支不足は解決せず、「早期健全化団体に転落しないよう、国に財源拡充を要求する」としていますが、これまでの失政に反省なく、そのツケを県民や職員に押し付ける「県行革」の限界を露呈した形です。

2月に決定予定

今回の「第2次素案」は、市町意見や県議会の審議などを経て、正式の「案」となり、県民意見募集(パブリックコメント)をして、2月に現行プランの見直しとなる予定です。


主要な政策的経費の見直し 2010年度 削減額 削減率 予算額 8年間 1年換算 (億円) (億円) (百万円) (%) A 100B B/A 団体等への補助・委託 11.42 2.64 33 2.9 私立学校経常費補助 253.44 11.11 139 0.6 幼児教育相談等事業 0.73 5.82 73 99.7 乳幼児等・重度障害者医療費…

神戸市議選政策 (案)要旨

日本共産党兵庫県委員会と同神戸市議団が11月16日発表した「神戸市議会議員選挙にのぞむ日本共産党の政策案」の要旨(骨子)を紹介します。全文は、県委員会と市議団の各ウェブサイトに掲載しています。
神戸市議会議員選挙にのぞむ日本共産党の政策(案)要旨 市民不在の市政と対決し、 市民のくらし、福祉、営業を守る日本共産党の前進を
1 市民の声が届く議会にするチャンス
市議選は、市民のくらしと福祉、地域経済をどう立て直すのか、「住民の福祉を守る機関」としての自治体本来の役割をどう取り戻すのかが問われます。「市長提案に何でも賛成」の議会から、市民の声を届け、市民要求実現を前進させ、市当局を適切にチェックする議会に変えるきっかけとなる選挙です。

2 市民のくらしを守る神戸市政に
広がる貧困と格差
高すぎる国民健康保険料を滞納している世帯は2割に達します。病気になっても病院に行けない、お弁当を持っていくこともできない中学生も増えています。貧困と格差の是正は、待ったなしの課題です。

福祉削減やめ充実を
市民の生活や営業が苦しい時、そこに支援の手を差し伸べるのが自治体の仕事です。ところが、神戸市は、全く逆のことをしています。市職員も減らし続け、市民の福祉や安全に悪影響を及ぼしています。削った福祉を元に戻し、拡充する方向に変える必要があります。

市政をチェック、ムダづかいにメス
神戸市は、福祉はどんどん削る一方、神戸空港などムダづかいはそのまま。神戸市医師会も見直しを求める医療産業都市構想には、国費も含めて1400億円が投入されました。ムダづかいをすすめ、市民には冷たい市政にメスを入れる議会が求められています。

市民の声に耳を傾ける市政・議会に
神戸市は、市民の声に耳を貸すことなく空港を建設し、保育所民営化も敬老パス有料化・値上げも強行しました。これらを応援しているのが、民主、自民、公明など与党議員です。市民の視点で市政をチェックし、くらし、営業を守るために全力をあげる議員を選ぶのか、市民に冷たい市政を応援する議員を選ぶのかが問われます。

3 日本共産党議員団の役割と実績
市民の声を聞き、一緒に運動
神戸空港、国民健康保険料引き下げ、敬老パスの無料復活、保育所制度改悪中止、三菱重工神戸造船所の商船撤退中止など、党議員団は、市民とともに運動しています。

この3年間、各種市民アンケートにとりくみ、3万人もの市…

安武ひろ子さん絵画展

愛と平和のためにたたかって50年…

12月3日(金)~5日(日)ハーバーランド神戸新聞ギャラリー

元参議院議員の安武ひろ子さんが、「愛と平和のためにたたかって50年…」をテーマに九回目となる平和絵画展を開きます。
十二月三日から三日間、午前十一時から午後七時(最終日は午後五時)。会場は神戸・ハーバーランドの神戸新聞ギャラリーです。なお、初日の三日は午後六時からオープニング・セレモニーを行います。 ◇ 安武さんは、一九七四年から八六年まで日本共産党参議院議員を務め、その後、日本共産党中央委員会勤務を経て神戸に帰りました。そのころから国際美術協会名誉会長であった故・浅野晋太郎画伯に師事し、油絵をはじめ、この間、神戸市長賞、兵庫県知事賞など五回の受賞を重ねています。
師の浅野画伯は、「安武ひろ子さんの、直裁簡明な作画態度のヒミツは、感動が作品の根底にあるからこそ、ときに具象、ときに抽象と、様式が万華鏡のごとく変化し、精神高揚はしばしば多作、多彩な美のオンパレードを演出する。その作品は、つねに感動の芸術を志向し、芸術の根源に関して本来的な意味を問いかける」と高く評価していました。 ◇ 今回は、日本共産党兵庫県委員会と兵庫県日本共産党後援会でつくる実行委員会による開催です。出展は百点を超える規模になりますが、希望される人には作品をお譲りし、その収益は安武さん本人の希望により、全額、平和を願う諸活動に役立てることになっています。

(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)

一コマまんが

中・露外交におびえる菅政権


段重喜

(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)


日本社会に民主主義が根付いていく道すじと、兵庫ゆかりの先人の生き方を重ね合わせて考えてきました▼九月にもとりあげた哲学者・三木清。敗戦後四十一日も経ってからの無惨な獄死を含めて、彼への弾圧に対して国家としての償いは、いまだに何もされていません。地元たつの市が名誉市民として遇し、顕彰しているからといって、権力犯罪が不問に付されるものではありません▼一方、民衆の側が主体的に考えるべきこととして「転向」の問題もあります。一九三〇年、最初の弾圧を受けたとき、尊敬する西田幾多郎に「臨危不変」との扁額をもらって大事にしていた三木が侵略戦争の泥沼化のもとで〝東亜解放の大義ある戦争〟というまでに陥ります▼三木清研究者のなかでは〝日本占領下のフィリピンでの彼の業績評価やいかに〟も、課題となっている由。もし、彼が生命を奪われずに戦後を迎えていたら、戦時中の自らの言動にどう向き合ったでしょうか▼韓国併合、治安維持法、レッドパージ、そして後をたたない冤罪事件…。人間の尊厳を破壊する権力犯罪へのたたかいは、屈服しない自由・崇高な心を生み出す―。幾度も実感したこの一年でした。(S)

(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)

兵庫革新懇世話人会・公開講座

米国政治の現状を知る

兵庫革新懇は十一月十三日、神戸市内で、世話人会と公開講座を開催しました。
公開講座では「現代のアメリカをどうみるか」をテーマに大塚秀之神戸外国語大学名誉教授が講演しました。
大塚氏は、一九二〇年から今日までの大統領選挙の結果を統計で示し、「共和・民主両党による二大政党政治が長年にわたって続き、国民の不満が高まると政権党が代わるということを繰り返してきた。オバマの当選もブッシュ共和党政権への批判であったが、オバマはこれを根本から変えることはできず、今回の下院選挙で民主党が大敗を喫している。だんだん議会や現職議員への不信が広がったことにあらわれている」と指摘しました。
一方で政治を変えてほしいとの国民の思いは少なからず選挙に反映したことや、日常的な国民の運動が生まれていることを強調。しかしその核となるべき革新政党がアメリカでは存在せず、民意を正確に反映しない小選挙区制の弊害もあり、確かな出口を求めるアメリカ国民の模索は続くだろう、と締めくくりました。
世話人会議では入山明事務局長が、先に山梨県で行われた全国革新懇交流会の報告を中心に、今日までの活動経過と来年二月にむけての活動計画を報告しました。
討論では、商船建造撤退に対する三菱神船革新懇の活動などが紹介され、革新懇活動の強化を確認しました。
(兵庫革新懇・下田和男)

写真:兵庫革新懇世話人会で講演する大塚氏
(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)

レッドパージ兵庫訴訟 明神勲名誉教授が証言

恥ずべき戦後史の汚点

川崎義啓さん(93)ら3人が、共産党員を理由に職場から追放されたレッドパージの名誉回復を求めている裁判で、明神勲北海道教育大学名誉教授が9月30日、裁判所に意見書を提出しました。

意見書は60ページ。マッカーサー書簡に端を発したレッドパージ事件を、連合軍最高司令部関係者の証言や、今回明らかになった文書などをもとに論証しています。

明神教授は「レッドパージは、GHQ・日本政府・裁判所・労働委員会・警察の機構と組織を総動員し、労働組合の協力・加担のもとに強行した不法・不当な恥ずべき戦後史における汚点」「積極的に推進した日本政府・裁判所・企業経営者はその責任を問われるべき」と述べています。

そして犠牲者に言及「長期間、不当に背負わされてきた『解雇の重い十字架』からの解放が、人間の尊厳の尊重、正義の実現の観点から強く求められている」としています。

明神教授は11月16日、神戸地裁第8回弁論で証言しました。


(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)

ひなたぽっころりん:456

(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)

学区拡大反対! 地域交流集会

県教委へ意見書 各地で採択

兵庫県教育委員会が現行16学区を7学区などに見直そうとしている問題で「学区拡大反対!地域交流集会」が11月13日、県学校厚生会館で開かれました。兵庫の教育をよくする県民会議が主催し、約60人が参加しました。

明石と但馬が特別報告をしました。

兵高教組東播支部の須河内雅通さんは、明石・加印・東播の現行3学区を1つにまとめる計画に対し、ことし9月、明石市議会で3度目の意見書が採択された運動経過を紹介。東播各町の代表中学校長との懇談、校長やPTA会長への要請文と署名用紙配布、自治体キャラバンなど、地域と連携した旺盛なとりくみを報告しました。

県高教組但馬支部の小椋茂晴さんは、現行の北但・南但学区の一元化計画に「小中学校統廃合のうえ、高校も但馬地域からなくなってしまう」という地域住民の切実な声を元にスタートした署名運動を報告。集まった4千筆と陳情書を8月、豊岡市議会に提出し、全会一致で9月、意見書が採択された経緯を述べました。

参加者も意見交流。「学区が拡大されると子どもたちの進路が極端に狭められてしまう」(姫路)、「市教委と懇談したが、学区拡大問題に触れると黙りになった」(伊丹)などが出ました。

「子どもたちの健やかな成長にふさわしい学区へ」とするアピールを確認しました。



写真:学校間格差を拡大させる県教委計画に対し、意見を交わす参加者
(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)

「子どもの貧困」問題で教育フォーラム

国連勧告に基づく政策を

「お金の心配をしないで学校に行きたい」をテーマにした教育フォーラムの第3弾、「なくそう『子どもの貧困』、輝け子どもたちの笑顔」(実行委員会主催)が11月13日、県学校厚生会館でひらかれ、約80人が参加しました。
望月彰愛知県立大学教授が問題提起をし、すべての子どもに平等な子どもの権利政策を日本政府に求めた、3回目の国連勧告を「画期的」と評価。「いろんな局面で、この勧告を自治体・政府に突きつけ、活用しよう」と強調しました。

5人のパネラーが発言。「子どもの貧困は栄養・教育・文化の享受に大きく影響している」(元ケースワーカー正津房子さん)、「貧困の責任を子どもに問えないのに、養護施設の高校生に大学進学の門は閉ざされている」(元児童養護施設職員・河田浩二さん)、「外から見えない子どもの貧困が進んでいる。文化的な貧しさも気になる」(小学校教諭・中村治子さん)

2人の高校3年生も「経済的理由による進路決定に納得できず、私学助成をすすめる会の署名運動にとりくんでいる。社会に目を向けることが大事だと思っている」(戸﨑大貴さん)、「カンボジアの子どもたちを支援するボランティア活動をしている。貧困を国際的な問題としてとりくむ大切さを知った」(神田真実さん)と語りました。

写真:問題提起する望月彰教授と5人のパネラー
(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)

かじのりこモダンダンスリサイタル

自然体で踊る「私の日常」——23日・神戸新開地


藤田佳代舞踊研究所のダンサー、かじのりこさんが11月23日、モダンダンスリサイタルを神戸新開地のアートビレッジセンターでひらきます。6年ぶり3回目の創作発表で、日常のなかで感じた事柄がテーマです。

ソロ作品「どこへいくの」は、ここから目的地へ、異なる道筋や障害があっても、最後にはたどりつく姿を描きました。小学1年生の息子が初下校時、家と反対方向に駆け出し周囲を驚かせた経験から生まれた踊りです。

「ぼくたちのアジール」は被爆写真展で、死んだ弟を背負い直立不動で立つ少年の写真を見、衝撃を受け、世界中の子どもたちにアジール(避難所)があれば、と作舞しました。

「Grab it―つかまえろ」は、追っても追っても、手が届きそうで届かない、もどかしさを表現。サクソフォン奏者、西本淳さんの生演奏と共演です。

「昔の私はもっと高く脚を上げ、速く何度も回転したかった。子どもを育てるなかで、自然体で自由な踊りに行き着きました」とかじさんは語ります。

写真:ソロ「どこへいくの」を踊るかじのりこさん
(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)

短歌:姫路年金者組合短歌「あさぎの会」

コスモスの花たおれしもしなやかに風のまにまにいちめんに群れ
藤原 信子

夕されば神代の匂ひ夜の匂ひしのび寄り来る隠岐の海原
衣川有賀子

りっぱなる庭であったろうに廃屋の塀よりこぼれるあわだち草の黄
常田 洋子

わが歌集読みて自身の生きこしをふりかえりしと手紙とどきぬ
田渕 茂美


(2010年11月21日付「兵庫民報」掲載)