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9月 5, 2010の投稿を表示しています

日本共産党地方議員研修会

いっせい地方選挙勝利 国政選挙での捲土重来へ


日本共産党兵庫県委員会は八月二十七―二十八の両日、たつの市志んぐ荘で「兵庫県地方議員研修会」を開催。県下の地方議員と候補者、地区委員長などが参加し、来年のいっせい地方選挙勝利と国政選挙での捲土重来をめざし、学習・議論、交流を深めあいました。一日目の全体会では、最初に岡正信県委員長の「基調報告」を受けて、五名の議員が発言。そのあと、金子邦彦中央自治体局次長が「記念講演」を行いました。

基調報告:綱領を手に展望語り 未来を語りあおう

岡県委員長は、前回の研修会時(二〇〇六年八月)の兵庫県下の議席占有率と現在を比べたとき、全体では、若干のびているものの、県議・神戸市議で見ると10.9%から8.7%。一般市では、10.0から10.4%、町議は8.7から9.7%と推移していることにふれ、来年のいっせい地方選挙で、特に県会議員、神戸市議で議席を伸ばす重要性について指摘しました。

また岡県委員長は、〇七年の党創立八十五周年記念講演で不破哲三議長(当時)が―

「国民の考え方の変化発展にはジグザグがあります。しかし、長い視野で見れば、国民の認識、政治的意識、これは国民自らの経験を通じて、必ず前向きに発展する」

「困難なときも未来を広い視野で見定める革命的な大局観を自分のものとし、日本世界の新しい未来のためにがんばり抜こうではありませんか」

―と呼びかけたことにふれ、今年の八十八周年記念講演から深く学び、参院選総括の一つの指針にしながら、綱領的確信をつかむ重要性を強調しました。


記念講演:情勢の特徴つかみ具体的な計画もって

民主党政権も構造改革路線強める

金子氏は、民主党政権になっても、小泉自公政権時代の「構造改革」路線は、方針上も政策上も変わらず、「地方分権改革」もそのまま残っていると指摘。その例として、保育制度を含めて子育て関係をすべて一本化にするという民主党案をあげました。

自民党時代にはまだ「保育に欠ける子どもを保育しなくてはならない」という自治体の責任が明記されていたが、民主党政権はそれを削除。介護保険、障害者福祉のように、自治体の役割を「あなたはこんなサービスを受けられる」と示すことにとどめ、また、保育所が提供した「サービス」を、医療でのレセプトのように、月々、申請させる仕組みに変えようとしている、と批判しました。

要求実現に必要な財…

丹波地区委員会の綱領学習会に60人

綱領に立ち返り前進めざそう

日本共産党丹波地区委員会は八月二十九日、丹波市内で綱領の学習会を開催。党中央委員会学習教育局の満瀬英樹氏を講師に招き、約六十人が学びました。


西本嘉宏地区委員長は、冒頭のあいさつで、綱領学習会を開いた経過やねらいに触れ、「多くの有権者に党を丸ごと知ってもらう『つどい』の開催など強調されているが、多くの党員が、確信を持ち、条件を生かして活動に参加できるように、いま『探求の時代』にあらためて党綱領に立ち返ることが大切である」ことを強調しました。

満瀬氏は、参議院選挙後、党内外から中央委員会に寄せられた意見や質問は増え続け、五千件を超えていることを紹介しました。また、今年の党創立八十八周年記念講演にもふれながら、党綱領の各章で「ホットな党の魅力となる話、語りたくなる話」を紹介しつつ、多くの資料を駆使して、質問時間を含め、二時間三十分の講演を行いました。

参加した党員の一人は、「選挙結果はショックだったが、あらためて綱領にふれ、原点に返り、元気をもらいました」と感想を寄せています。

党丹波地区委員会は、引続き、選挙総括をすすめつつ、党創立八十八周年記念講演やこれから開かれる第二回中央委員会総会に学びながら、地区党の前進をめざし奮闘していく決意をしています。

写真:満瀬英樹氏の講演を聴く会場いっぱいの参加者

(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

観感楽学

猛暑が続いていますが、九月は台風シーズン。最近は八月から台風が来るようになり、昨年は台風九号が佐用に豪雨被害をもたらしました▼一九九八年から二〇〇九年の十年間はその前の十年間に比べ二十四時間で四百㍉㍍をこえる雨量の発生回数が七割強増え、大雨による土砂災害の年間発生件数が二割増えています▼近年注目されているのが山肌を深くえぐる「深層崩壊」で過去十年に比べ三割増えています。一方、岩盤を覆っていた風化した砂層が多量の雨のため崩壊して起きるのが「表層崩壊」です▼阪神間の背山六甲山は全体が風化したもろい花こう岩の山なので表層崩壊が起きやすい山です。その上、先年の大地震で斜面崩壊が五百七十一カ所あり、少しの雨でも土砂崩れを起す危険があります▼一九三八年の阪神大水害のあとに六甲山に築かれた数百の砂防ダムの多くは満砂状態で、発生した土石流を止められません▼山麓部を開発した住宅地の背面は危険がいっぱい。危険個所を公表、周知し、避難態勢を整備することは自治体の義務です。しかし住民の側にも自覚と備えがなければなりません。(Ts)

(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

憲法県政の会:学習会やアンケートなど呼びかけ

憲法が輝く兵庫県政をつくる会が
団体・地域の会代表者会議ひらく

憲法が輝く兵庫県政をつくる会は八月二十五日夜、兵商連会館で「団体・地域の会代表者会議」を開き、約三十人が参加。二〇〇九年兵庫県知事選挙の記録『ウィーラブ兵庫④』のミニ学習会を行うとともに、秋から年内にとりくむ「県民アンケート活動」について話し合いました。

ミニ学習会は、代表幹事の石川康宏氏が、『ウィーラブ兵庫④』の三つの座談会のポイントを紹介しながら、二〇一三年の知事選に向けた、地域の会をふくむ持続的なとりくみを強調しました。

活動交流では、「尼崎の会」からの参加者が、県立塚口病院の存続を求める運動の成果を確信に、県立塚口病院の充実と尼崎市および阪神地域の医療を考える運動へと発展していることを紹介。西区の会からは、『ウィーラブ兵庫④』の普及の経験と総会開催についての報告がありました。新町みちよ県議は、「新行革プラン」や「関西広域連合」の問題点などを報告しました。

最後に、代表幹事の田中耕太郎氏がまとめを兼ねて閉会あいさつ。出された意見をふまえて「県民アンケート」の内容を早急にまとめること、同時に地域の会でもアンケート活動などとりくみを議論してほしいと呼びかけました。

写真:まとめのあいさつをする田中耕太郎代表幹事

(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

言論・表現抑圧の「人権条例」許すな

篠山市と三田市で制定の動き
丹有人権連が学習会

丹有人権連は八月二十日、「篠山市『人権条例』制定阻止をめざす学習会」を篠山市民センターで開き、労組や民主団体の代表ら二十一人が参加しました。

開会あいさつで、人権連篠山支部の松本登喜雄支部長は、「つくられた条例によって市民が困ることになってはいけない。こうしたことから、学習会をもつに至った」と経過を説明しました。

日本共産党の前田えり子篠山市議は、市長提案の「人権条例」制定のための第一回委員会が八月十二日に開かれ、一般公募委員七人のなかには部落解放同盟(「解同」)前県連委員長など「解同」関係者が複数入っていると報告しました。

人権連兵庫県連の前田武事務局長は、「人権条例=『解同』条例の問題点」と題して報告しました。

その中で、十年前、各地で果敢に展開された「人権条例」制定反対運動の経過を紹介。現在、篠山市と三田市で、「人権条例」制定の動きがあるが、「人権条例」は、差別問題のみ特化し、憲法の人権規定を狭めゆがめるものであり、市民の言論・表現を抑圧する“人権窒息条例”となるおそれがある―と批判しました。

討論の中で、前篠山市議の岡前昌喜氏は、以前、議員が「人権条例」の試案を示したことがあるが、今回は、市長が提案したところに新たな問題がある。制定のための委員会を傍聴したが、「解同」の意向にそった議論になっていると報告しました。

参加者は、早期に「『人権条例』阻止する会」を立ち上げることを確認し、「人権条例」の危険性を市民に知らせる宣伝などにとりくむことを申し合わせました。

写真:丹有人権連の学習会

(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

学校と教育を考える学習会

深刻な実態・要求にねざし運動強めよう

日本共産党県委員会は、藤森毅党中央・文教委員会責任者を講師に招き、学校と教育を考える学習会を八月二十九日、神戸市内で開催しました。
藤森氏は、日本の学校や教育の異常について、夕食時に家族全員そろうことが当然となっている北欧と対比し、財界いいなりの社会構造に原因があると指摘。「この政治を変えたいとの国民の模索が過渡的情勢をつくって高校無償化も進み出したが、民主党には政治を変える明確な展望がない」「子ども、教師、親の深刻な実態と要求に依拠した運動を今こそ強め政治を動かし、憲法が求める教育の使命を果たすために助け合い、つながって、新しい教育と社会をつくる陣地を広げよう」と呼びかけました。
日本共産党県議団からは、県教委が高校現十六学区を全県一区とすることも含め検討をすすめ、さらに競争と格差を激化しようとしていることなど、兵庫の教育の現状が報告されました。
また、「西欧の教育が変わった転機は」「三十人学級や定時制統合をどう考えるか」「私立学校の役割は」「教員免許更新制は」などについて質疑応答が行われました。
参加者からは「世界との対比で私学の役割がわかった」「運動に展望が見えた」などの感想が出されました。
写真:講演する藤森毅氏
(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

青年学生「夏休み連続講座」

“学び”への意欲たっぷり

日本共産党兵庫県委員会が、青年学生向け「夏休み連続講座」を八月から九月にかけ五回にわたり開講中。石川康宏神戸女学院大学教授、鯵坂真関西大学名誉教授、林直道大阪市立大学名誉教授ほかを講師に科学的社会主義と日本共産党綱領を学んでいます。

八月二十五日の第一講は、石川氏を講師に「大学での学びと学生時代にマルクスを学ぶ意味」を学びました。

石川氏は、大学時代を「大人への飛躍の最終段階」であり、大人として生きることへの自信と展望を培うための自由な学びが保障された期間と位置づけ、①自分が生きる社会を知る②社会とのかかわり方を考える③より成熟した大人への見通しをもつ―の三つが大事だと指摘しました。

その点でマルクスは格好の題材だとして、マルクスを学ぶ意味を強調。そして、マルクスの青年期の時代背景や、その中でのマルクスの成長過程について縦横に語り、最後は、マルクスの理論の到達をかいつまんで解説しました。

講演を受けての討論では、「マルクス主義者って、結局、どういう人?」「宗教の問題をマルクスはどう考えていたのか」などの質問に、石川氏は、「マルクスをただ教条的に覚えるのではなく、現代を見る視点として役立たせることにより、その真価が発揮できる」と述べ、マルクスの探求の姿勢を学びとることの大切さをあらためて強調しました。

参加者からは「力強い講義で影響を受けました。もっと学ぼうと思います」「高校までの暗記の勉強ができていなくても気に病むことはないとの話に励まされました。自分はまだ◦◦だから…。とかで知らずうちに制限をかけてしまうことは、思い当ることがたくさんあるので、甘えていられないなと感じました」など、“学び”への意欲的な感想が寄せられました。

写真:第1講で講義する石川康宏教授

(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

無年金障害者「年金110番」開設

いまもつづく制度の不備

障害を負った人が、年金制度の不備が原因で障害基礎年金を受けられない問題を対象に「年金110番」が8月28日、大阪市北区の弁護士事務所に設けられました。開設直後から電話が鳴りつづけました。

ことし3月につづく2回目の「無年金障害者110番」は、無年金障害者の会(原静子代表)の呼びかけで、弁護士や社会保険労務士らが協力。約20人が10時から5時間以上、次つぎ寄せられる相談に対応しました。

原さん(65)は大学卒業直前、横断歩道で信号無視の車にはねられ下半身が麻痺。車椅子生活になりました。決まっていた教師の職も失いました。大学生の年金は当時任意加入。なにも知らされていなかった原さんは、年金未加入で、障害年金は支給されません。国に救済を求めて89年、無年金障害者の会を立ちあげました。10人の原告団を結成し、国を相手に損害賠償を求め裁判も起こしました。

同じように無年金で苦しむ人たちの相談にのろうと企画したのが「110番」です。2回目のこの日は、事前連絡を含め相談は70件以上寄せられました。電話がつながらずあきらめた人も大勢いる模様です。第1回は54件でした。

相談の内容は「障害者手帳3級。障害者年金を申請しようとしたが、役所に、保険料支払期間がたりないのでダメだと言われた」(女性・70歳・大阪市住吉区)、「障害者年金を申請したが、1年間の保険料未納があると言われた。ほかに方法はないか」(男性・35歳・和歌山)などです。

これについて「事故発生までの年金加入期間の3分の2以上、納付、免除、または猶予されていること」または「事故直前の1年間に保険料未納がないこと」を定めた年金制度の条項が問題だと原さんは指摘します。「数カ月の差で一生無年金にしていいのか。相談内容をまとめて、国に改善を働きかけていく」と話しています。

写真:次つぎ寄せられる相談にこたえる弁護士や社会保険労務士たち=8月28日

(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

兵庫県高齢者大会

兵庫県高齢者運動連絡会(西岡幸利会長)主催の兵庫県高齢者大会が8月27日、神戸市勤労会館でひらかれ、約110人が参加しました。

医療制度の抜本改正を
基調報告では、後期高齢者医療制度が、国民の求める廃止ではなく、根本問題を残したままの修正にとどまっている問題や、施行10周年をむかえた介護保険制度の利用者高負担問題などをあげ、高齢者の生活実態に即した制度への抜本改正が急務と指摘しました。

阪神・淡路大震災被災者ネットワーク代表の安田秋成さん(85)が「震災15年、高齢化する被災者の暮らし」と題して記念講演をしました。安田さんは、震災で助かった命が、栄養失調や孤独死で失われた無念さから「生きて仮設を出よう」と励ましあった自治会役員当時の苦労を紹介。

そして「地域の高齢者を、地域全体で守らない限り、高齢者は幸せに暮らせない。我われ高齢者が声をあげて運動しよう」と呼びかけました。

写真:高齢化した被災者の状況を語る安田秋成さん

(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

沖縄に連帯:阪神センター合唱団

第27回定期演奏会 9月18日

阪神センター合唱団(福島智俊団長)は、第27回定期演奏会を9月18日、尼崎ピッコロシアターでひらきます。

3部構成で、第3部では、米軍基地撤去を求める沖縄県民のたたかいに連帯し、島唄を市民公募「この地球と人間をうたう合唱団」とともに演奏します。

基地を囲む金網の内外で踏まれてもたくましく咲くタンポポに、島民の姿をダブらせた「タンポポ」(狩俣繁久作詞、小森香子編詞、大西進作曲)は、占領下、反戦運動のなかで生まれた作品です。大西さんが今回、同合唱団のために合唱用に編曲してくれました。

「島人ぬ宝」(BEGIN作詞・曲)、「童神」(古謝美佐子作詞、佐原一哉作曲)なども歌います。

第1部は、来年創立50周年をむかえる同合唱団の、数多いレパートリーから「母さんの手のひら」(林学作詞・曲)、「わが窮状」(沢田研二作詩)ほかを演奏。

第2部は、和太鼓で「武者太鼓」「宇治川太鼓」などを演奏。また特別ゲストに、尼崎在住の二胡奏者の王秀華さんが登場します。

福島団長は「平和な沖縄をつくろう!との熱い島民の思いと、私たちも演奏を通じて、ひとつになりたい」と語ります。

写真:中西幸さん(左)の指導で練習する合唱団員=8月28日

(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)

田中敏夫『書く意欲を育てる作文指導』

本紙「手作りおもちゃ」筆者で、神戸子どもを守る会会長代行の田中敏夫さん(79)=神戸市須磨区=が、「書く意欲を育てる作文指導」(副題=ありのままの思いや暮らしを書き綴らせることの大切さ)を出版しました。

約40年間、小学校教諭をつとめた田中さんが、子どもたちの発達に、作文指導こそ欠かせないものだと述べています。実例として、教え子たちの作文を数多く紹介。たった1行でも、長文でも、その作文にこめられた家族や友人への思い、嬉しいことや、悲しいことが、子どもの「生きる力」を育てる源だと言います。

そして現行学習指導要領は「最も肝要な子どもの思いを素直に綴らせる視点が抜け落ちている」と指摘します。

「子どもたちに、素直な自分の思いを書かせないのが一貫した政府の方針です。子どもが生き辛くなっているいまこそ、子どもの心に寄りそい、自分の思いを自由に綴ることが大切です。歴史ある生活綴り方教育運動を再興させたい」と語ります。

本の泉社発行、A5判、254ページ、1500円。

写真:「若い先生や保護者にも読んでほしい」と語る田中さん


(『兵庫民報』2010年9月5付掲載)