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2010年6月20日日曜日

参院選公示目前

切実な要求実現、米国と財界にモノを言える
日本共産党の前進を

堀内氏を兵庫から国会へ

参議院選挙の公示が直前に迫りました。日本共産党は、各地・各分野で党支部が総決起し、後援会は全会員にニュースを届け、支持広げを呼びかけています。また「つどい」「小集会」「街角演説会」を草の根で開き、日本改革の展望や日本共産党そのものの姿を訴えて、比例での前進、兵庫から堀内氏を国会へと全力をあげています。

兵庫選挙区(定数二)は、日本共産党の堀内照文候補のほか、民主党二人、自民党、みんなの党、新党改革、幸福実現党各一人の、六党七人の大激戦となる見込みです。比例代表では、この六党が選挙区でのたたかいをテコに比例での前進をはかり、そこに、公明党をはじめ、兵庫県内の元地方議員や元衆院議員らを比例候補に擁立している社民党・国民新党・たちあがれ日本など、選挙区に候補者を擁立しない政党も加わり、しのぎを削るたたかいとなっています。

論戦では、普天間基地、「政治とカネ」、法人税減税と一体の消費税増税などが焦点になっていますが、▽「正社員が当たり前」の社会に▽後期高齢者医療制度をすぐ廃止▽子どももお年寄りも医療費無料に▽普天間基地は無条件撤去を―と国民の立場で堂々と大企業にも米国にもモノを言っているのは、兵庫選挙区では堀内候補だけです。
民主党は、普天間についても「政治とカネ」についてもダンマリで、「菅さん(総理交代による支持率回復)に助けられた」(現職)「また逆風になる可能性もあるけど…売り込み図る」(新人)と必死です。

自民党は、「『批判一辺倒で何やるかわからへん』と言われるが、野党はそんなもん」と言って平然としていますが、実際には国民に訴えるものがないのが現状です。
消費税増税については、「やむをえない」(自民)、「社会保障費の財源の第一の選択肢」(民主)と、民主も自民も違いがありません。

みんなの党は、「自民でも民主でもない」とアピールしていますが、政策の中心が「公務員改革」では、破綻した「構造改革」路線そのものです。たちあがれ日本も、元三田市議の比例候補は「戦後の教育が、愛国心や日本人としての倫理・道徳観を崩壊してきた」を持論としています。これら“新党”“第三局”を標榜している勢力も、政治の中身は、古い自民党政治です。

公明党は、これまで「予算に反対する野党には実績はない」と反共攻撃をしてきましたが、いまになって「野党時代、与党時代、立場が変わっても」「公明党だから」とごまかして、自分の「実績」宣伝をしています。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

写真:力をこめ訴える堀内照文兵庫選挙区予定候補

堀内氏第一声、市田氏第一声

日本共産党は、堀内照文兵庫選挙区候補の第一声を6月24日午前9時から元町駅東口で、市田忠義書記局長・比例候補の第一声を午後6時から神戸大丸前で行います。
また、27日にも堀内、市田両候補そろっての街頭演説を▽山陽電鉄姫路駅前/午後2時30分~3時20分▽阪神尼崎駅北/午後4時20分~5時15分―に行う計画です。 ←予定が変わりました。
いずれも予定ですので直近のビラなどでお確かめの上、ご参加を。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

写真:市田忠義書記局長・比例予定候補

加古川市議選 日本共産党3新人全員当選

加古川市議選は六月十三日、投開票が行われ、日本共産党の高木えり氏(35)が十三位、岸本たてき氏(55)が二十四位、井上つなお氏(41)が二十九位で当選しました。

三候補の得票合計は七千六百三十七票、得票率7・37%でした(投票率49・56%)。
これは、前回(定数三十三に立候補三十六人、投票率50・86%)に得票で千五百二十二票、得票率で1・38ポイント及ばず、昨年の総選挙比例票(投票率66・66%)にも千三百三十八票及びませんでした。

しかし、前回より二減の定数三十一に対し、前回より三人多い三十九人が立候補した多数激戦の中で、日本共産党が現有全議席の新旧交代に挑戦し、全員当選を果たしたのは画期的です。

当選した高木、岸本、井上の三氏は、国保料一世帯一万円引き下げ、中学校給食全校実施、中学校卒業まで医療費無料化、医師を確保し市民病院存続、住宅リフォーム制度復活、西部・北部地域での「かこバス」運行、神鋼のばいじん対策強化、など、選挙戦で掲げた公約を、議案提案権も活用し、市民と力を合わせて実現しようと決意を新たにしています。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)


岸本たてき氏(55)=新
一九五五年生まれ。県立東播工業高校土木科卒業後、志方町役場、合併後は加古川市役所に勤務し、ことし三月に退職。現在、党市政対策部長。









井上つなお氏(41)=新
一九六八年生まれ。県立東播工業高校機械科、修成建設専門学校卒。井上建設・コウショウホームに勤務。全商連青年部協議会副議長など歴任。現在、加古川加古民主商工会副会長。党市生活・福祉対策部長。








高木えり氏(35)=新
一九七五年生まれ。県立農業高校園芸科卒業後、日本毛織で働きながら兵庫女子短大生活科学科を卒業。現在、党市女性・青年雇用対策部長。

観感楽学

いよいよ参議院選挙が始まります▼定数二の兵庫選挙区には堀内照文さんが挑戦します。三十七歳の若き誠実な素晴らしい候補者です▼神戸大学四年生の時、阪神・淡路大震災に遭遇。相次ぐ孤独死を目の当たりにして、「震災で助かったいのちが、なぜ…」と感じた怒りが、政治活動の原点。だからこそ、いのちを大切にする政治、憲法九条を守り、基地のない平和な日本を実現したい―この堀内さんの決意にこたえ、私たちも、日本共産党の躍進を、堀内さんを兵庫から国会へと頑張らなくては▼国民の強い批判を受け、わずか九カ月で辞任した鳩山氏、後継の菅首相は、何の反省もなく、普天間基地問題では、沖縄の人びとの願いより「日米合意」を優先、「海兵隊を含む在日米軍の抑止力は安全保障上の観点から極めて重要だ」と開き直っています。政治とカネの問題でも、何一つ国民への説明責任を果たそうとしていません▼総選挙公約を裏切り、国民の期待に背を向けた民主党に、参議院選挙では厳しい審判を下したい▼アメリカ合衆国政府にも、財界・大企業にもはっきりモノを言って、国民の暮らし、いのちを守る政治へ前進させましょう。(た)
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

民青地区再建 新地区委員長の熱い思い(2)

仲間たちの行動力に励まされ
西神戸地区委員長 山本哲也さん

三年前の春、学生班は仲間を増やし、地域班も班会を定例化するなど着実に前進し、地区再建もできるかなと思っていた時、仲間の一人が問題行動を起こしました。こういう青年を受け入れるのか、どう付き合えばいいのか、葛藤がありました。しかし、いろんな青年の居場所が必要、民青同盟がそんな困難を抱える青年の居場所、よりどころになりたい、との思いがみんなに広がりました。

学生班が班会を開けず悩んでいると聞いた地域班の仲間が、須磨から明石まで出かけて、班会に出られない学生を訪問して励ますなどの連帯が自然とできてきて、この仲間たちとなら地区委員会を再建できるとの思いを強くしました。

垂水区・西区の合同地域班「いかなGO班」が、地域の特産品に注目して「イカナゴバーガー」を実際につくってしまうなど、行動力のある青年が多い地域です。

今後の課題は、高校生班の再建です。ことし三月に最後の高校生同盟員が卒業して、高校生が一人もいない地区になってしまいました。

しかし、私も含め、再建した地区委員会の役員五人のうち四人が高校生の時から民青同盟で活動、そして今も元気に活動の中心を担っています。民青同盟の未来にとって高校生同盟員は宝です。

一方、第三学区は兵庫県の高校学区の中でももっとも競争が激しい学区です。制服で差別されてしまうような雰囲気の中、高校生自身にとっても、人生への展望を見つけていくために民青同盟が必要だと思います。

民青同盟は、高校生も働いている青年もいっしょに語り合え、お互いの状況や生き方を知り、また、社会の仕組みも学んで、この困難を乗り越え、社会を変えていく展望をつかめる、かけがえのない場だと思います。ひとりでも多くの青年を民青同盟に迎えていきたいと思います。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

民青地区再建 新地区委員長の熱い思い(1)

しんどい思いも笑顔キラリ☆へ
尼崎地区委員長 福島千尋さん

民青同盟の全国大会で地区再建の方針が出た時から「尼崎」の名前があがっていて、ちょうどそのころ私は県委員になりました。

しかし、なかなか班会が開けず、「班の体勢を立て直す方が先では」との意見も出、再建の話はだんだん出なくなってしまいました。

二年前、改めて地区再建の具体化を相談しようと地域協議会を開き、全国地区委員会活動交流会パンフを読み合わせて学習することから始め、「尼☆キラリ」という取り組みを月一回、行なうことにしました。「動物園に行ってみたい」「青年ユニオンのことを知りたい」「なべ会をしよう」などみんなの要求に沿って企画。青年大集会に向けて志位さんの国会質問DVDを見るなど学習も行いました。

その中で、それぞれの仕事の大変さなどを語り合えるようになりました。

尼崎の民青同盟は、働く青年、しかも、求職中の人、非正規の人が多くいます。「給料が三カ月遅れている」「仕事が見つからない」「子育ての不安を聞いてもらえる場がない」―民青ってそんなしんどい話を聞いてもらえる大切な場所なんだと分かってきました。「班会に来れない仲間も、きっと同じ思いのはず、そんな仲間こそ悩みを一人で抱えているのでは?」「班の活動を支える地区委員会を再建して、みんなが話せる場所をつくろう」との思いが広がりました。

日本共産党の尼崎地区委員会の人たちも、私たちの話に耳を傾け、青年の居場所としての民青同盟のかけがえのなさ、地区再建の大切さを私たちに気付かせ、背中を押してくれました。

私自身も仕事で壁にぶつかったり、しんどい思いを自分で抱え込んでいました。それが、この間の取り組みの中で話せるようになり、とても楽になりました。
疲れた顔でやってきた仲間が笑顔で帰れる、そんな場―「笑顔キラリ☆あまがさき」を仲間たちとつくっていきます。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

感覚でみる世界(1)

感覚はどこで作られる?
野村哲男

人は、脳で感覚を作っている。こう言えば、観念論かと、反発する人がいるかもしれない。しかし、唯物論で説明できることなのだ。

人は、光や音などの刺激を目や耳などの感覚器官で受け、脳でその情報を補正し、感覚として感じている。補正は、二つの無意識の作用によって行われる。

一つは、情報から特徴を抽出し、情報の要点だけを取捨選択する作用だ。例えば、図を見てほしい。左右の灰色は、違う明るさに見えるだろう。しかし灰色は、同じ明るさである。灰色の明るさの違いは、背景色との違いを際立って感じさせるために脳が補正し、作られたのだ。

補正のもう一つは、得た情報を意識や過去の経験と照合し、外界の情報を解釈して、感覚内容に新たな情報や制限を与えるという作用だ。梅干しを見るだけで、口の中が酸っぱくなったという体験はないだろうか? 「梅干し=酸っぱい」という経験が、酸味を感じさせたのだ。また、ストレスを感じながら食物を食べると味を感じない事があるが、ストレスに対応するために味覚に制限がかかったのである。

このように私たちの脳は、あえて物理的に正しく感じず、目や耳などの感覚器官からの情報を無意識に補正し、感覚を作ることで、外界をより的確に感じている。

感覚の補正は、生活環境や年齢によって大きく変わる。そのような感覚の違いを、客観的に示すことは難しく、自然科学的なアプローチは多くされてこなかった。

そのため感覚は、しばしば、事物の存在は心によって説明できるという、観念論のよりどころとされてきた。唯物論者は、脳の産物であると反論したが、当時の科学では証明は難しかった。現在、科学の進展により、感覚が脳で作られることが明らかとなり、どの部位が関与しているのかでさえ判明しつつある。まさに、唯物論者の断じた結果となっている。
そのような研究は、モノ作りなどに応用され、人々の生活を豊かで安全・安心に変える原動力となっている。

著者紹介:のむら・てつお=大学院において色覚特性に配慮した工業デザインの研究を行い、国際学会で発表。現在も医療法人で介護やシステム保守管理業務に従事しながら、研究を続けています。

写真:なんでもフェスタIVで発表する筆者(4月24日)




(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

三田市後援会:大津後援会に学び参院選勝利へ活動広げよう

参議院選挙が迫る六月八日、日本共産党三田市後援会は、西中孝男地区委員長と姫路市大津後援会の安積弘允事務局長を講師に、選挙戦での後援会の果たす役割と、日常的に楽しく、幅広い後援会活動を学びました。

西中委員長は、情勢の特徴とそれにこたえ政治を前へすすめる日本共産党と後援会の活動の重要性を訴えました。

安積氏は、①カラオケ喫茶、新年会、初日の出、花見、バーベキューなど楽しい行事②後援会ニュースを定期的に(毎月)発行する③地域や会員の要求を実現する―の三点の取り組みをすすめることで、担当地域の12%の世帯にニュースを読んでもらっている、大津後援会の活動を紹介しました。

三田後援会は、今回の学習を活かして後援会を発展させ、必ず参議院選挙で勝利したいと決意を新たにしています。(同後援会・大沢行忠)
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

中央区革新懇:派遣労働者の実態とたたかいに学ぶ

神戸市の中央区革新懇は六月十一日、総会を開き、今秋の結成二十五周年に向けた記念事業や、敬老パス無料復活はじめ当面の要求運動など、今年度の方針を決めました。

総会に併せ、「労働者派遣法の抜本改正を」をテーマに講演会も開かれ、郵産労神戸中央支部の成山大志氏が職場の実態、非正規労働者の生活実態を詳しく報告。また、日本共産党の神戸市議選中央区予定候補の大前まさひろ氏も、神戸中央郵便局で期間雇用社員として働く中で、郵産労に出会い、非正規労働者の権利を守るためのたたかいに立ち上がった経験を報告し、参加者に感銘を与えました。(同革新懇事務局長・漁島国弘)
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

ひなたぽっころりん(447)


(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

宝塚医療生協 NPT参加報告と憲法学習会

「いっしょに政治を変えよう」渡辺治一橋大学教授が講演

宝塚医療生活協同組合が核不拡散条約(NPT)再検討会議参加報告と学習講演の集会を6月12日、宝塚市西公民館でひらきました。組合員や市民ら約80人が参加しました。

兵庫県代表団の1人としてニューヨーク国連本部へ署名を届けた宝塚医療生協職員の市居美帆さんが、核兵器廃絶を求めて集まった世界各国の人たちとの交流を報告しました。

そして「8月の原水爆禁止世界大会へむけて、より多くの核廃絶署名を集めたい」と述べました。

「九条の会」事務局の1人で、一橋大学教授の渡辺治さんが「憲法9条・25条が輝く社会を」と題して記念講演をおこないました。

渡辺教授は、民主党の07年と09年の選挙用マニュフェストや、沖縄県民向けに08年発表した「沖縄ビジョン」を示し、憲法をはじめ、沖縄普天間基地、医療、構造改革などの問題で、民主党が、世論動向をみながら選挙目当てに、政策を転換してきた経過を説明。

沖縄県民に「普天間基地の国外移転をめざす」と約束しながら、アメリカと財界の圧力で変質した鳩山前政権と、普天間基地問題に口を閉ざしたままの菅内閣の姿勢を指摘しました。

渡辺教授は「9条の会をもっと大きくし、憲法改悪を阻止しよう。25条は守るだけでは実現しない。貧困・非正規労働の問題は政治や法律を変えないと実現しない。私たちの代表を国会へ送ろう」と呼びかけました。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

写真:「平和と福祉の日本をつくろう」と語る渡辺治教授

NTT雇用継続裁判控訴審 第5回弁論

高年法違反は明らか

法律に基づき、希望する高齢者への雇用継続を求める、NTT西日本雇用継続裁判の第5回控訴審弁論が6月8日、大阪高裁第13民事部(紙浦健二裁判長)でひらかれました。

前回弁論で、裁判所は「慰謝料を請求するのかどうか。またその額について5月17日までに書面で提出するように」と指摘しました。

このため原告側は、準備書面5で、慰謝料500万円の請求と、キャリアスタッフ制度(最長65歳までの雇用継続)廃止経緯を明らかにしない被告NTTに対する調査嘱託を裁判所に申し立てました。

裁判所は6月1日の進行協議で双方の主張を整理。原告側は①キャリアスタッフ制度廃止無効の地位確認と賃金を請求②高齢者雇用制度のないNTTは高年法違反であり、地位確認と賃金を請求③地位確認が認められなくともNTTの制度は高年法に反しており、賃金相当の損害賠償請求を主張しています。

この日の弁論で、裁判所はNTTに、キャリアスタッフ制度はいつ、どのような手続きで廃止したのか、7月16日までに準備書面を提出するよう申し渡しました。原告主張の調査嘱託についてはNTTの書面提出を待って決めるとしています。

NTTは「雇用形態選択の自由は保障され多くの社員が自らの意思で退職再雇用を選んだ」との準備書面4を提出しました。

次回控訴審弁論は7月22日(木)14時、大阪高裁73号法廷でひらかれます。
(「兵庫民報」2010年6月20日付掲載)

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